亮一さん(最愛の旦那さん。心から好き。)がインドに旅に出て2週間が経つ。
私は1人の時間を自然に楽しむことに慣れてきて、亮一さんは毎日刺激のシャワーを浴びまくって生きている。
私は私のハナクソみたいなプライドをどれだけ捨てられるか?をここ数年やってきたように思えるのだけれど(後付けだよ。気づいたらそんな感じのことをやっていた、みたいな感じね。)、ほんとにそれは『ハナクソ』だったと痛いほど感じるのです。
『ハナクソみたい』じゃなくて『ハナクソ』だったのよ。笑
そんなちっぽけな『ハナクソ』のお陰で、美しいものが目に入らない時間がどれだけ長かったか。
目の前に“美しいもの”や“素敵なもの”がひっそりと音もなく、でも確実に大きく存在していたのに。
そんなちっぽけなハナクソなんてガンジス川に流してしまえ!と思う。けど怖いのよね。
『ハナクソ』を大事に大事にしていたのには訳がある。
『ハナクソ』を持っていない私なんて存在する理由がない!と思い込んでいるからだ。
思い込んでいる時には『ハナクソ』は大事な大事な『宝物』に観えるんだ。
これを手離したら死んでしまう!と思い込んでいるのです。
少し前に、摂食障害から抜け出せずにいる女性からこんな質問を受けました。
(自ら『抜け出さない』を選んでいるのかな。彼女は。)
摂食障害を克服した今、ゆっきぃさんが『得たもの』はもちろん知りたいのですが、逆に『無くしたもの』『失ったもの』も伺ってみたいです。
彼女は摂食障害というのは何かを守りたくてでてくるのかな?と思うことがあると綴っていた。
(物理的なものもそれ以外も。)
私は彼女の言葉を読んで「なるほどー」と思ったし、それ以降『無くしたもの』『失ったもの』についてぽつぽつと考えていた。
摂食障害を克服?して、私が『無くしたもの』『失ったもの』ってなんだと思いますか?
もうわかるか。
そう。
たくさんの『宝物だと思い込んでいたハナクソ』を失いました。
私は私が宝物だと思っていたもの、手離したら死んでしまう!と思い込んでいたものを無くしました。
私は『私』を形成していると思い込んでいた『プライド』や『自尊心』や『存在理由』を失いました。
「もうこんなのいらねぇー!」と、痛い痛いと言いながらちぎっては投げ捨てていったのです。
だってそんなのマヤカシですから。
でもね、痛いし怖いのよ。
マヤカシなのに痛いし怖い。
私は未だにその最中です。
どこまで無防備なまま立っていられるか。
どこまで裸のままで在れるか。
もちろん服を着たければ着ればいいし、こいつにはぜったい裸を見せてやんねぇ!と思う相手がいたらすぐにコートを羽織ればいい。(これは変態の姿だ!裸にコート。笑)
でもそれは自分で選びたい。
裸でいるのか服を着るのか。
私は私の『まやかしの宝物』をまだ見つけている最中で、それが『ハナクソ』だと気づくゲームの最中だ。
まずは気づかなきゃいけないからね。
見つけなきゃ捨てられないからね。
これにはとても勇気がいる。
自分が宝物だと信じていたものが『ハナクソ』だったと認めなきゃいけない勇気。
そして認めたらちぎって捨てなきゃいけない。
これはものすごく怖い。
私が『これが私だ』と心の底から信じていたものを手離さなければならないのだから。
私がいなくなってしまう!と恐怖にわななくのです。
でもそんなのはマヤカシだと自分に言い続けて、怖い怖いと言いながら投げ捨てる。
投げ捨てたきった『私』がどこにいるか知りたいから。
ちぎっては捨て、ちぎっては捨てを繰り返してきた私が言うよ。
大丈夫だよ。
そして
怖くないよ。
それから
ハナクソに気付いて捨てると見えていなかった美しくて素敵なものが観えるんだよ。
私は1人の時間を満喫しながらも、美しくて素敵なものに触れたくて動いています。
亮一さんもどういう心境かはわからないけれど動いています。
インドと日本間をLINEでやりとりしている最中、彼はこんなことを言いました。
「『動く』と動くんだねぇ。」
そうだね。
動くと動くんだよね。
今日も私は気づいてはおののき、そしてちぎっては投げ捨てる。
そして動くのです。
ハナクソに気付くの怖い?
だったら一緒に気付いて笑っちゃおうよ。
きっと楽しくなってくるよ。
そんなちっぽけなことに囚われて生きているなんてもったいない!!ってくらい美しくて素敵なものがたくさんあるんだから。
あなたはあなたが思い込んでいるような人ではないよ。
自分を限定しないでね。
一生『自分』なんて見つからないんだからさ。
最後まで読んでくれてありがとう。
ではまた。
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