飯能のとある小道。ここ最高だったな。
みなさんこんにちは。
今日は雨で若干怠いです。
頭もボーッとしてますが、みなさまはどうでしょうか。
こういう時ってダラダラ過ごす方がいいのか、それとも動いちゃった方がいいのか、こうやってブログでも書いた方がいいのか、ごちゃごちゃダラダラ考えてしまい、結局動き出すのが遅くなって後悔する…ということをこの人生において何千回繰り返しているのでしょうか…人間って…いや、私ってほんとにバカなんだな。
学習能力がないんだな。
そんな学習能力のない私が日々なんとかかんとか目覚めては何かしらやって(仕事とか家事とかいろいろ)、ゴハンを食べて、おしっこしてうんちして、笑ったり泣いたり憤ったり喜んだりして、そしてまた眠りにつく、ということを繰り返しているわけです。
でさ、いろんな覚者とか聖者は言うわけです。
「“今”しかない」
「過去も未来もない」
「連続した“何か”なんて幻想だ」
この辺の話しは“しっかり”“細かく”確認していったら「ほんとにそうですね(真顔)」と誰もが言わざるをえないところなんですが、まぁウケが悪いのでそっとここに置いておこう。(あんまり誰も聞きたがらない話しなんだよねー。めちゃくちゃ面白いんだけどなー。)
ここまでは前置きね。
そんなことも踏まえてのお話し。
何度もこの話しを出してしまって申し訳ないんですが、コレを読んでくださった方たちからたくさん言われる言葉があります。
(コレってこれね☟☟)
『ここからどうやって今のゆっきぃさんになっていったの?』
このお話しは私の幼少期から21歳までのこと、主に20歳~21歳のときに体験した滋賀県の雄琴にあるソープランド街でソープ嬢として働いたときの体験を小説風に書いたものです。
ゆきえちゃんがソープ嬢になって『有里(あり)ちゃん』として生き、またゆきえちゃんに戻っていくところで話しが終わっています。(よかったら読んでみてください。)
いろんな葛藤があり、悩み、のたうちまわって、でも逃げずに立ち向かっていく様子が描かれています。
が、この時の“私”と今現在の“私”はまるで別人のようで、実際自分でも「あれって私の過去のことなのかな?」「ほんとにそういう子(有里ちゃん)が今も生きてるんじゃないのかな?」とさえ思っているぐらい。
私は小学3年生くらいの時からぶくぶくと太り始め、小学校5年生のときには見事な小児肥満児でした。
小5くらいまではとくにそれを悩んでいたわけでもなかったのですが(気にはしていたけどね)、小6の時に親戚のおばさんが私の太り具合をみかねてなのか、自分の商売のためだったのかはわからないけれど『ダイエット食品とダイエットサプリ』をすすめにきた時から地獄が始まります。
「太っている私の姿を見て母親が悲しんでいる」と思っていた少女ゆきえは親戚のおばさんのすすめるダイエット食品(プロテイン)&サプリに心惹かれてしまいます。
「お母さん…。私…これやりたい…」
金額が結構高かったのでしょう。
私のその言葉に母は眉間にシワを寄せながら「え?!ほんとに!?ほんとにやりたいの?!…まぁ…ゆきえがやりたいならいいわよ…」と言いながらおばさんが抱えて持ってきたそれを買ってくれました。
私の地獄の人生の幕開けです。
それは3食のうちの1食をプロテインに置き換え、それにプラスして一日3回サプリを飲む、というまぁよくあるダイエットプログラムでした。
たんぱく質もしっかりとれるし、サプリで足りないミネラルやビタミンも補えるから身体にいいよ!と謳っているあれです。
(アメリカのやつだったなー)
カロリーもなんも気にせず、ばくばく好きなもの好きなだけ食べていた少女ゆきえが1食食べずにガマンするわけです。(もちろんおやつも。)
もー辛くて辛くて。
でも「やりたい」「痩せたい」と言ってねだってしまった&「母親を悲しませたくない」ゆきえちゃんは一生懸命ガマンして美味しくもないココア味のプロテインを飲んで変な匂いのする錠剤を飲んで空腹を紛らわすのです。
3カ月ほど経ったある時、10歳年上の姉が私にこんなことを言いました。
「あれ?ゆきえ痩せたじゃん。背中が小さくなってる。」
私は「ええっ!!ほんと?!!!」と驚いて、そして大喜びしました。
痩せたんだ。
こうやると痩せるんだ。
やった!やったーー!!
少女ゆきえはその後ダイエットにのめり込んでいきます。
本屋に行ってはカロリー票を買って常に持ち歩き、○○式ダイエットと書いてある本をかたっぱしから読み漁り、食べるものをどんどん制限していきます。
0キロカロリーと書いてある飲み物をのみ、こんにゃく畑で空腹を紛らわし、主食はこんにゃくとしらたきとえのき。
きゅうり1本のカロリーが11キロカロリーだと知り、「え…11キロカロリーも摂っちゃった…ヤバい…」と“たった11キロカロリー”に恐れおののくようになっていきます。
毎日毎日考えることは食べ物のことと痩せることのみ。
それ以外のことをどんどん考えられなくなっていきます。
少しでも食べすぎると死にたくなる。
鏡に映る自分の姿を日に日に嫌悪するようになっていきました。
「ここの肉がどうしてもとれない…死んだ方がマシだ。」
「この太ももの肉が気持ち悪すぎる。どうやってもとれないならこれ(ナイフ)でそぎ落としてしまおう。」(何度も包丁やナイフを内ももにあてがいました。結局怖くてできなかったんだけど。)
「こんなに醜い女は生きてる価値がない。」
「こんな汚い人間はこの世界にいたら迷惑だ。」
「こんなに醜くて汚い子が子どもだなんて親がかわいそうだ。」
「こんな汚い人間がなんで生きてるんだろう。」
「早く消えてなくなってしまえばいいのに。」
少女ゆきえはいつしか高校生になり、気づいたときには毎日過食嘔吐を繰り返す重い摂食障害になっていました。
自分を嫌悪しすぎて、毎日消えてなくなりたくて、早く死んでしまいたいと強く思うようになっていました。
友達はそれなりにたくさん?ではないかもしれないけれどいましたし、友達といる時はゲラゲラ笑っていたし、周りからは「明るい女の子」として見られていたと思います。
コギャルみたいな恰好をしてキャーキャー言いながら街をあるいたり、カラオケで大騒ぎしたり、プリクラをみんなで撮ったり、彼氏ができたとかできないとか言い合ってたし、学校内のカーストは上位だったし、成績もそこそこよかったし、周りからみたら私がそんな闇を抱えているなんてまるでわからなかったと思います。
(摂食障害の方って傍目には結構明るい方が多いんですよ。)
どんどん酷くなっていく摂食障害。
ゆきえちゃんは過食嘔吐を一日に何度も繰り返すようになっていきました。
食べ吐きをすると頭がボーッとするんです。
大量に食べ物を口に詰め込み、一気に吐き出すとめちゃくちゃ疲れます。
脳みそが溶けてしまったんじゃないかと思うくらいドロドロになってまともに起きていられなくなるんです。
そりゃあ勉強もできなくなります。
成績は下がるは授業を聞いていられなくなるは学校にいる間は食べ吐きができないから辛いは、でも学校をさぼって家にいても食べ吐きが止まらなくて罪悪感と虚無感にまみれて死にたくなる。
どこにも逃げ場がない地獄。
高校卒業後、結局私は家出をして、長い長いこれまた地獄のような彷徨う旅にでるわけです。
自分のことが許せなくて大嫌いで早く消えてなくなってしまえばいいのにと思い続けて、痛めつけ続けていたゆきえちゃん。
この後もその『自分虐待』行為はずっとずーーっと続きます。
どんどん酷くなる食べ吐き行為。
朝起きたと同時に始まる地獄の毎日。
辛すぎる毎日の中、私はこれからどうやって生きて行いけばいいのかを模索します。
『たくさんの人に認められれば生きていてもいい証しになるかも』
『たくさんの人に求められる人になれば毎日辛くなくなるかも』
小娘ゆきえは☝こう考えていました。
なので仕事で結果をだそうとやっきになります。
ソープ嬢をやめてから、バーテンダー、高級クラブホステス、雑誌記者という職業を経るのですが、どこでも絶対一番になるか、この場所になくてはならない存在になろうと必死になります。
死活問題なのでそりゃもう必死です。
ただの生活のための仕事ではありません。
『私が生きていてもいいかどうか』の確認作業なわけですからがむしゃらです。
結果。
ゆきえちゃんはどこでも一番を獲るか、もしくは「辞めないで(´;ω;`)」と懇願されるような仕事をします。
『職場のみんなから認められる』立場になったわけです。
どの職場でも。
でもゆきえちゃんは一向に楽になりません。
それどころか地獄感は増していく一方です。
食べ吐き行為は酷くなり、生活は乱れ、彼氏という存在ができてもまったく幸せではありません。
こんな醜い汚い女は早く消えてなくなったほうが世のためだ。
朝起きると同時に始まるこの思い。
でも自分で死ぬ勇気はない。
どこまでもいつまでもこの地獄が続いていくのかと思うとただただ絶望するしかありませんでした。
さてーーー!!
今の私?
今の私はねー-
「あ、朝だー。眠いなー。あ、亮一さん起きた!!ひへー-(*´▽`*)大好き!!」
「今日はお仕事やってーその後なにしよっかなー!あ!亮一さんにとりあえず抱きつこーっと!ひへへへー(*´▽`*)」
「そらちゃん可愛すぎるー!ほっぺにちゅーしてこよーっと!」
「お腹空いたなー。何作って食べようかなー!うひひひー--!」
てな感じです。
何がどうしてこうなったのか。
あ、別にノウハウ教えようとか、『地獄の住人だった私がこんなに幸せになった秘訣なはね♡』とかが言いたいわけじゃないんです。
『みんなも幸せになれるよ♡』『私のノウハウを○○円で提供するよ♡』とかが言いたいわけじゃないんです。
そんなどこかの誰か達がこぞってやっているようなクソダサいことはしません。
(いつかどこかで急にやりはじめたらごめん。笑)
ただ「私はねーこんなだったんだよー。」「なんかあの時こう考えてさー。でこうやって動いたわけ。」「そしたらこうなったんだよー(*´Д`)」「これさ!私の中では大発見だったんだけどさ!!」
てことが書きたいだけです。
そんな話しでも読みたいと思ってくれる方がいるなら書いておきたいだけです。
ので!!
この先は有料版で♡(嘘だよ。)
ちょっと時間がなくなっちゃったので次回へつづきます!!
ではまた。
(なるべく早く書くね!)