いつぞやの試作カレー。絶品すぎた。
こんにちはゆっきぃです。
立春が過ぎましたねー。
みなさんどうお過ごしですか?
私は相変わらずバタバタしたりゆっくりしたり笑ったりふざけたりしながら生きてます。
前回書いた落ち込みというか、辟易とした感じからは抜け出し、「いっちょまえに落ち込んだりしてお前何様?」「は?落ち込むほどなんもやってねーし元々なんも知らんのやんけ。」「相変わらず太々しい女よのぉー」と開き直っております。
落ち込んでいたことがお恥ずかしい。(照
ちょっとー-!!
もうすぐバレンタインじゃないですか⁉
みなさんどうします??
というか、今巷(ちまた)ではバレンタインってどうなんですか?
結構なイベントなんですか?
それとももう誰もあんまり気にしてない?
どうにも世間のことに疎くてまったくわからないんですよぉー-
藤山家はぜんぜんイベント的なことをやらなくなりまして(亮一さんのお誕生日や私のお誕生日、ひな祭りなどなど)、やるのはそらさんのお誕生日やクリスマスくらいなんですが、バレンタインかぁー!なんかやろっかなー!みたいに気持ちになっています。
「バレンタインだから愛を伝えなきゃ!!ねー-!!」
と先日亮一さんに言ったら「いや、もう十分だよ…」とあきれた顔で言われたんだけど私はめげません。
私の気持ちをちゃんと伝えなければ!!
(亮一さんは「もうお腹いっぱいだよ…」とおっしゃってましたが。笑)
そうそう。
私たち夫婦は普段ほとんどテレビを観ないのですが、たまーにやることがなんもなくてだらりとテレビをつけることがあります。
それはバラエティだったりニュースだったり情報番組だったりいろいろなんだけど、寝そべりながらテレビを観て、2人であーだこーだ言い合う。
そんな時間がやってくると、私はケラケラ笑いながらだったり、テレビで流れてる内容に憤慨しながらだったり、亮一さんに意見をもとめたりしながら、頭の片隅でいつもこんな言葉を繰り返します。
「あーー。私の“夢”、叶ってるんだなぁー」
と。
どこかで書いたことがあると思うんですが、私と亮一さんは元々もんのすごく仲の良い飲み友達でした。(整体のお店の店長(亮一さん)とスタッフ(私)という関係性からスタートしています。)
それがいつしかお付き合いをするようになり、どんどん好きになり、そして結婚するのですが、私は亮一さんと出会うまで『人を好きになる』ということがわからない女でした。
“彼氏”とよばれる人はだいたいいつもいたし、同棲も2回ほどしていますが、「わー!私この人のことすごく好き!!」と思ったことは一度もなかったし、なんなら「この人いなくなっても私なんともないな。」と誰かとお付き合いする度に思っていました。(ひどいな。)
それが!!
それがですよ!!
亮一さんと一緒にいると「…ずっと一緒にいたい…」とか思ってるわけですよ!!
なんなら「この人といられないなんて悲しすぎる…」とかとか思っちゃってるわけ!!
驚愕!!
私も亮一さんも当時は実家暮らしで、お泊りするときはもっぱらラブホテルだったんですが、その時の快適さや楽しさったらなかったんです。
ラブホテルにいるわけですからもちろんSEXもしますし、いちゃいちゃもするんですが、ベッドで横になりながら2人でテレビをみたり映画をみたりする時間がびっくりするぐらい心地好くてね
テレビを観ながら2人であーだこーだ言う。
2人で笑う。
「ねー。これどう思う?」と質問すると「あー俺はね…」と帰ってくる答えの面白さに驚く。
どれもこれも私にとっては初めての心地よさと快適さと喜びでした。
(今までの男性たちのときは「あーそろそろ1人になりたい…」と必ず思っていました。。)
「あーあ…毎日一緒にテレビ見てあーだこーだ言い合ったりしたいなぁー…」
「ねー。お家で一緒にこうやって過ごせたら楽しいだろうねー。」
亮一さんから「そうだねー。」というお返事がもらえたのはとてもとてもうれしかったんだけど、それ以上に私の中にこんな気持ちが湧いていることにとても驚いて感動したんだよね。
それまでの私は「人を心から好きになれない」という病気だと思っていたし、どこかが大きく欠けているような感じでね。
「まじ?!私、男性とずっと一緒にいたいとか思ってる!!」
「早く帰りたいってぜんぜん思わん!!」
「ていうか帰りたくない!!とか思ってる!!」
「私この人のことすごく好きなんだ!!」
「好きってこれぇーーー!?」
「人のこと好きになるってこんなにいいもんだったんだぁぁぁぁーーー!!」
もう毎日驚愕。
心がほこほこして、亮一さんのこと考えるとニヤニヤして、一緒にいるとただただ楽しくて。
『毎日一緒に過ごして一緒にテレビ見ながらあーだこーだ言いたい。』
私の夢はいつの間にか↑これになりました。
そーれーがぁーー!!
今叶ってるってわけなんですよぉぉぉーー!!
すごくないですか?
なので未だに亮一さんと2人でテレビを観ながらあーだこーだ言い合う時間や一緒に笑ってる時間がやってくると心がほこほこして「はぁ…私の夢…叶ってる…」と噛みしめて喜んでいるってわけなのです。
結婚して16年目。
未だにその気持ちが変わってない、いや、変わっていどころかモコモコと増えていることに驚く。
亮一さんが大好きだ。
先日、西八王子のチベット料理屋さん『ウッチュム』さんをお借りして、亮一さんのカレーをみんなで食べる会をやったんですよ。
もうかれこれ3回目かな。
満席以上の方にいらして頂き、大盛況だったんですが(みなさんありがとうございます!!)まーこれの準備が大変なのよ。
鍋もフライパンも何個も持っていくし、食材、食器、調理器具、などなど亮一さんがこだわって自分が使いなれたもので作りたいから荷物がたっくさん!!
車から降ろすだけでも何往復もする感じなのです。
カレーの会が無事終わり、家に帰ってきてから荷物をまた車から家に降ろす作業を黙々と2人でやっていた時、私の脳内にこんな言葉が浮かびます。
「一生この人と遊んでいたいな」
7年くらい前までまったくと言っていいほど料理ができなかった亮一さんが、どうして西八王子で自分が作ったカレーをふるまっているのか。
しかもたくさんの人たちが「また食べたい!」と言ってくれている。
今2人でクタクタになりながら大量の荷物を運んでいる。
どれをとっても不思議すぎてならない光景で、思いもよらなかったことだらけ。
“全身”で“真剣”に遊んでんじゃん!
めちゃくちゃ面白いな!!
私はできることなら一生この人と遊んでいたい。
結婚当初、私は亮一さんと暮らせることが嬉しくて嬉しくて、“奥さん”になったことが嬉しくて嬉しくて『真面目』に暮らそうとしていた。
家計もしっかり管理して、家事も不安に感じながらもちゃんとやろうとしていた。
「“奥さん”ってこんな感じでしょ!?ちゃんとできてるでしょ!?」と。
今思うと健気で可愛いけど、力入りすぎててウザい。笑
そんな頃、同じ職場の友達が亮一さんと暮らし始めた新婚の家に遊びに来た。
彼女は私のうかれた話しを聞いた後、笑いながらこんなことを言った。
『なんかおままごとみたいだね』
私はその言葉を聞いて「えーー笑 そうかなぁー」と軽く返したけれど、心の中ではすごく憤慨していた。
「おままごと!?は!?『結婚して暮らしていく』って大変なことなの!!」
「独身のお前になにがわかる!?私は“奥さん”やってんだよ!!」
「こんなに真剣に一生懸命やってんのに『おままごと』!?は!?はぁーーー!?」
『結婚』して『生活』をしていく。
『奥さん』をちゃんとやる。
それはとっても『大変』で『難しい』ことで、私はそれを『ちゃんと』やろうとしてるんだ。
これからも『大変』なんだから、今から『しっかり』『大人として』やっていくんだよ。
なめんな。
そう思っていたんですね。当時の私は。
健気に「大人ってこんな感じですよね?」「結婚して夫婦になったらこうやるんですよね?」と頑張っていたわけです。
今年で結婚して16年目。
今の私はこう思っています。
「あーーずっとおままごとをやっていたいなぁーー」
「私ずーーっとおままごとやってるんだぁー!いーーでしょーー!?(*´▽`*)」
「おままごとでなにが悪いのぉーーー(*´Д`)」
当時彼女に「おままごとみたいだね笑」と言われて憤慨していた自分を思い出しては「ぷぷ」と笑ってる。
おま…ちょっと肩の力抜けよ…そんなにやろうとしたっておまえにはできないんだから…
早く気付け…
と声をかけている。
さて。
今日も楽しくおままごとやろうかな。
亮一さんが“旦那さん”で“お父さん”の役ねー
で、私が“奥さん”で“お母さん”の役ねー
あ、そうそう、1人お友達が増えたの!
“子ども”役のそらちゃんっていう子なんだよー
そんな感じ。
“結婚”も“生活”も軽やかで楽しいものだったんだね。
今日は亮一さんのカレーの会に6名の素敵な方がいらしてくれます。
“真剣”に“全身”で遊ぼう。
みんなで遊ぼう。
今日も楽しいね。
ではまたー。
また書くね。
読んでくださってありがとうございます!!