藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

『旅』か『旅行』か。

6月27日木曜日に無事に台湾から帰国しました。

夫婦2人旅が8年ぶり?で興奮いたしました!

 

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台湾のどこかの街の朝市。どこだっけ?

 

今回は9泊10日、台湾を一周するような旅になりました。

台北から台中、台南のもう少し南の街の高雄、そして台東、最後にまた台北にもどるというルートで移動しました。

 

亮一さんは旅が好きです。

何も予定を決めずに、その時行きたくなった場所に移動していくような旅が好きです。

でもこれまで私やそらさんを気づかい、家族で行く旅行ではなかなかそういう訳にはいかず(そらさんもまだまだ小さかったからね)、今まで家族で行ったバリやハワイはかなり私たち(主にそらさん)に譲歩していたのでしょう。

子連れ海外で、現地での宿探しは私にはちょっとハードルが高く、今までの家族旅行ではその辺は合わせて頂いておりました。

(ほんとは亮一さんはどこに泊まるかも決めたくないのですよ。)

ですが今回は夫婦2人旅。

Airbnbやbooking.comなどの便利なものがあるご時世です。

地図もグーグル先生がいる。

台北で最初に泊まる場所だけ確保して、あとは現地での気分で決めよう!という亮一さんからの旅の提案が入りました。

私は「はい!喜んで!」と返事をしました。

 

が、、、

 

あまりに楽しみすぎて、行くまでにめっちゃ台湾旅のYOUTUBEを見まくっちゃったんですねぇ…。

いつの間にか台湾について詳しくなる私。

情報が頭に入りまくりの私。

食べたいものや行きたいお店の情報が頭の中パンパン。

 

蓋を開けてみたら「あ!あそこに行きたい!」「今日はここに絶対行きたい!」「これ!美味しいんだって!」「あの店だけは行っておいたほうがいいって○○さんが言ってたよ!」…

そんなことを言いまくる私。

とほほ。

 

台湾に到着して2日目。

亮一さんはこう呟きました。

 

「…なんかさ、情報を追いかけるのやめない?」

 

ハッ!と気づく私。

 

「う…うん…そ…そうだよね…うん…うん!!」

 

はっず!!

なんかはっずーー!!

 

亮一さんは私に気づかいながら、そして自分にも気づかいながらこう言いました。

 

「こんなこと言ったらゆっきぃが提案しづらくなっちゃうかもしれないんだけどさ…うーんと…目的地とか行きたい場所はあってもいいんだけど…なんていうかさ…『その目的地に行くことが目的』っていうのはなんか違うというか…うまくいえないなぁ…あ!でも行きたい場所の提案はしてくれていいんだよ!たださ…うーん…」

 

亮一さんは言葉を選んで私に伝えます。

私は「うんうん」とじっくり話しを聞きます。

亮一さんがどんな言葉を放つのか、楽しみだから。

そして亮一さんはこんな言葉を小さく口にしました。

 

 

「俺さ、“旅”と“旅行”って分けて考えてるんだけどさ…」

 

 

どかーーーーん…

 

…やられた。

 

もうこの言葉にやられた…

 

「うん!うん!!!」

 

私はこの亮一さんの言葉がわかりすぎるほどわかってしまったのです。

 

「わかる!目的地に次々行くのが『旅行』でしょ?観光地をただ巡るだけが目的のような…うんと…ツアーみたいなやつでしょ?」

 

「そうそう。だから、『目的地』は設定しないと動けないんだけど、そうしないと原動力がないからさ。でも『目的地』に行くことが『目的』じゃないんだよ。それが“旅”。っていうか…うーん…うまく伝わってるかなぁ…」

 

亮一さんは旅に出ると地図をあまり見ません。

わりと勘で動きます。

道に迷うのも“旅”。

何が起こるかわからない時が一番面白い。

そんな風に思っていることがわかる。

そしてそんな時、亮一さんの『生命力』のようなものが体中から匂い立つのです。

気になるお店にはグイグイ入っていき、拙い英語で躊躇なく質問したりします。

初めて列車の切符を買う時や初めてローカルバスに乗る時、移動する手段を現地の人に聞く時、想定外のことが起こった時、亮一さんの目が輝き生命力がぶわっと湧きたつ。

 

きっと今全身で生きてるんだろうな。

それがたまらなく楽しいんだろうな。

 

そう感じる瞬間がたくさんありました。

そしてそんな時の亮一さんのカッコよさったら!!

 

「目的地に行くことが目的じゃないんだよなぁ。」

 

この言葉、2人で何度も口にしました。

そうしたら、とても楽しい『旅』になりました。

 

 

「“旅行”もいいんだよね。それもいいんだよ。でも俺は“旅”が好きだなぁ。」

「うん。そうだね。“旅行”もいいよね。まぁ…でも…私も“旅”が好きだなぁ。」

「また2人でどこか行きたいね。」

「うん。またどこか行きたいね。」

 

これが私たち2人が台湾から帰って来て口にした言葉でした。

 

あー楽しかった。

 

台湾旅のこと、もっと詳しく書いていけたらいいなと思っております。

気が向いたら書きますね。

読んでくれてありがとうございます。

ではまた。

 

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↑言い切りやがったな…おい…ほんとだろうなぁ!…って、完璧なタピオカってなんだよぉぉぉ!!!

 

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テバンヤキ…どんな料理だろう…なぁー…

 

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↑絶対うそ!!はい絶対うそぉぉぉーー!!!

 

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↑はいまたうそ!!はいインチキ!!はい絶対かんけーないぃぃぃーー!!

 

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なにかがおかしい…楽しいのつきひ…

 

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あぁ…なにかがおかしい…自然のおいしい…

 

旅はおもしろい。

うん。

うっわーーい!!

 

明日から10日間(!!!)、夫婦2人でこちらにいってまいりまーーーす!!

やったーーーー!!!

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初台湾!!

 

楽しみすぎて鼻血が出そうだ!!

 

夫婦2人旅は何年ぶりだろう?

それもこれも、親切な人たちに囲まれているお陰だなぁ。

ほんとにありがたい。

 

台湾旅行の様子もアップしていけたらいいな。

 

私はただクズな毎日を送っていただけなのに、こんなことになるなんて。

なんて私はついてるんだろう。

 

やっぱり旅はいいよねぇ。

旅に出る前って最高にいいよねぇ。

 

では!

いってまいりまーーーす!!!

 

昨日も今日も何気ないやさしさに触れて、思わず声をあげてしまうのでした。

 

昨日私は大好きな、そして尊敬する女性とデートをしました。

その女性はとても聡明でかつチャーミングな女性。

たくさんの方から敬意をこめて『先生』と呼ばれる方です。

(『先生』と“呼ばれているだけ”の方もたくさんいらっしゃいますよねぇ。)

たくさんの経験と知識があり、そして結果も出している方なのに、謙虚でそしてずっと学び続けている方です。

仕事も学びも、そして遊びも盛りだくさんな毎日を送ってらっしゃるその素敵な女性を私は昨日数時間独り占めにしたのです。

なんという幸運!!

 

私は彼女にたくさん質問をしました。

大好きな尊敬する彼女のことをもっともっとたくさん知りたかったからです。

失礼かもしれないなぁ…と一瞬頭をよぎる時もあったけど、きっと彼女なら大丈夫だ!ととても図々しく(←図々しいのはいつものこと。)たくさん質問をしました。

彼女は真剣に、そして言葉を選んで答えてくれました。

そしてさりげなく私への質問に切り替えてくれたりもして、インテリジェンスとはこういうことなのかもしれない…と何度も感じておりました。

 

そんな素敵な、そしてチャーミングな彼女は駅に向かって歩いている時にこんなことを言いました。

 

「知り合ったみんなのことはずっと応援したいと思ってるんだ。何か私にできることがあれば手伝いたいといつも思ってるんだよ。」

 

毎日仕事に勉強に育児に家事に忙しい彼女が、控えめにぽつりとこんな言葉を口にしました。

(彼女は私より年上の企業家です。)

 

私はその言葉を聞いて、純粋に「すげっ!!」と思いました。

そして思わず口にした言葉はこれでした。

 

「やっさし!!Mさんやっさしーーーー!!!」

 

強く主張するわけでもなく、ぽつりと口にしたところが彼女らしくてなんだかとても感動したんだ。

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昨日彼女はこんな色のストールを巻いていたんだよ。とても美しかった。

 

そして今朝。

私は朝早く起きて、亮一さんのお弁当を作っていました。

「楽しいなー」と言いながら。

 

そしてお弁当を作り終え、亮一さんが買ってくれたよーく切れる包丁を洗っていた時。

 

「うぎゃっ!!!」

 

私は自分の小指を包丁の刃でスッと切ってしまいました。

めっちゃ切れる包丁なのでスッと刃が入ってしまい、見事にスパッと切れたのです。

どんどん血が出てくる自分の小指を左手でギュッと握り、私は静かに騒ぎました。

(静かに騒ぐって…わかる?)

 

「うっはー!指切ったぁー!いったー!いったいーー!!」

 

キッチンの向こうでは起きてきた亮一さんが着替えをしている最中です。

にわーし(庭師)のカッコイイ服に着替えている最中です。

めっちゃ似合う、見ると濡れるカッコイイ服装に着替えている最中です。(←うるさい)

そんな着替えの最中の亮一さんが、静かに騒いでいる私の様子を見て、すぐにこんな反応をしました。

 

「え?!!指切った?!どこ?どこどこ?見せて!え?!どこよ?!絆創膏は?!貼る?え?どれくらい切ったの?大丈夫?!」

 

上はTシャツ一枚、下はまだ脚絆を着けている最中だった亮一さんが、バタバタと私の方に寄って来てそんなことを言うのです。

 

「いったいよぉー!でも…そんなに切れてないかも。でもこんなに血が出たよぉー」

 

私は心配してくれるのが嬉しくて、多少大袈裟にそう言いました。

亮一さんは私の傷口を見て「うわ!痛そう!かわいそうにぃー」と言いました。

そして

 

「絆創膏は?貼る?貼ってあげるよ。」

 

と言いながら、すぐに絆創膏を持って来てくれて小指に貼ってくれました。

 

そして

 

「痛いねぇ。ゆっきぃ、あんまり水に濡らさない方がいいよ。体液が流れちゃうからね。濡らさないで。」

 

と、優しい言葉と優しいアドバイスまでくれました。

 

私はその亮一さんの一連の動きと言葉になんだかすごく感動したのです。

そして私の口からはこんな言葉が出てきました。

 

「やっさしい!!なに?どうして?なんでそんなに優しいの?!やっさしいーーーー!!」

 

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亮一さんは優しい。ヤバい。

 

 

Mさんのぽつりと言った言葉。

亮一さんのあの一瞬の動きと言葉。

あの優しい瞬間にどれだけのことが詰まっているのだろうか。

それは今まで培ってきた経験やら、思考やら、人との関わりで学んだことやら、過去に誰かに優しくしてもらった体験やら、過去に人から助けてもらった経験やら、そりゃもういろんなことが詰まっている瞬間だ。

私はその“優しい瞬間”に詰まっているであろうあれこれを感じて、泣きそうになった。

 

Mさんが優しいのはなんでだろう。

亮一さんがそんな優しい反応ができるのはなんでだろう。

 

おこがましいのは重々承知で、私はこんなことを思ってしまった。

 

Mさんと今まで関わった全ての人たちありがとうーー!!

亮一さんと今まで関わってくれた人たち、ほんとにありがとうーー!!

私は巡り巡って、Mさんと亮一さんから優しさを受けましたよーーー!!

 

と。

 

いや、おこがましいよね!!

わかってるよ!!

でもさ、いろんな人たちの優しさや厳しさや善意や悪意があって、今があるんだよなぁとかさ、つくづく感じちゃったんですよぉ。

 

優しい瞬間に敏感でいたいな。

そんなことを思った昨日今日でした。

 

Mさん。

亮一さん。

そんな瞬間を体験させてくれてありがとう。

 

いつもその一瞬にいろんなことが詰まっているね。

 

 

 

ランチ会の募集、まだしてますよ! 

どんな“一瞬”を体験できるかな。

気になってる方、ぜひ!


【日時】2019/7/7(日)
【場所】都内 山手線沿線
【会費】2000円(+飲食費)
【定員】6名 残席4

お申込みフォーム↓

https://ws.formzu.net/fgen/S11907267/?fbclid=IwAR2Fq2dVCeP-B9Y8xBI8O1bORsd3iq3A2LX5VnUOV0oWX4JY8p3lZjowzYY

 

どんな話が飛び出すか、どんな方たちが集まるのかわかりません!!

招致者の裕子さんに会いに来るだけでも価値があると思います!!

(あ、もちろん私もなんやかや話しますけどね。汗)

タブーなし!どんなお話しでも大丈夫!

どんな質問でも全力で答えます!

そしてどんなお話しでも安心してできる“場”を作ります♡

ぜひお会いしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

私は私をものすごくダサくてカッコ悪くて恥ずかしい存在だと思っています。~人をジャッジするということは自分をジャッジしているんだということだ~

 

クズ生活に飽きた私は、なんだか急にやる気がムクムクと湧いてきて、今“とあること”に再挑戦しようと重い腰を上げ始めた。

そしてしばらく書かずにいたブログもボチボチこうやって書き始めているわけです。

 

昨日も一日中あーだこーだ考えながら、その“とあること”に向き合ったわけですが、そうするとこんな思いがドロドロと湧いてくるのです。

 

ダッセーー!!私ダッセーーー!!

めっちゃかっこ悪い!!

私はなんてセンスがないんだ!!

こんなダッセーことやってるなんて死んだ方がいいんじゃないか?!!

こんなことやって一体何になるんだというんだ?!!

お前こんな無意味なことやってるヒマあったら働けやぁぁぁぁぁぁーー!!

 

(ダッセー!という言葉自体がそもそも『ダサい』のは置いといて。笑)

 

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いつぞやの海。暑かったなぁ。 

 

これね、こうやって今これを書いてる瞬間も湧いてるのよ。

「は?こんなこと書いてなんになるの?これ書いてる時点でダッセーやんか!!」と。

 

私は私が書くことをダサいと思っているわけですよ。

でもその反面、自分が書いた文章が好きだったりもするのです。

 

何かを表現したいし、私は私が思っていることや体験したことを言葉に綴りたいという衝動があるのですが、それをやっている最中は自分を罵倒する声が聞こえまくるのです。

 

これね、自叙伝を書いてる時は特にそうでした。

 

「うわ!ダッセ!なにこの文章?!!ダッセ!!カッコ悪っ!!うっひゃーーーー!!はっず!!はっずーーーー!!!こんなん誰が読むん?恥ずかしい思わんの?!!」

 

この声にやられてしまって何度キーボードを打つ手を止めたことだろう。

昨日のブログもそうでした。

これね。↓↓↓

yukiukix.hateblo.jp

 

「いっまっさっら!!どの口がそれを言ってるんじゃい!!はっずーーーー!!」

 

私はこの声に毎度毎度やられそうになってしまい、その戦いに疲れてしまうのが嫌で、ときたまボイコットをするのです。

『表現をする』ということを。

 

あぁ…またこんなカッコ悪いことを書いてしまった…

ダッセー文章を世にさらしてしまった…

あのカッコイイ人たちがもし私のこのダサい文章を読んだら「はっずー!よく生きてられんねー」と言うんだろう…

 

そんなことを思ったりするのです。

 

私はどこかに『私が生きててすいません』みたいに思ってるんだな。

『生きてるのが恥ずかしい』みたいな思いがあるんだな。

誰からもそんなこと言われたことないのに。

 

 

…え?

 

もう一回言ってみて。

ちょっと待って!

今サラッと大事なこと書いた!!

もう一回いこう!

 

 

 

誰からもそんなこと言われたことないのに。

 

 

 

…だ…誰からもそんなこと言われたこと…

 

…なかったーーーーー!!!

 

 

と、こんなことに毎回気付くのです。(←バカなの?バカなんだな。

 

そもそも『あのカッコイイ人たちって誰だよ?!』って話しなんですが、いつの間にか“どこかの誰かと比べる”ということをやってるんですね。

無意識に。呼吸をするように無意識に。

そして呼吸をするように無意識に、その起こってもいない出来事に翻弄されて手を止めるわけです。

これを『妄想』というんだよね。

 

私は誰からも言われたことがない言葉を自分で自分に言い、そしてその私からの声にやられて手を止めるわけです。

 

なんという茶番!!!

なんというコントっぷり!!

 

私を止められるのは私だけだ。

私を傷つけられるのは私だけだ。

そして私を進ませることができるのも、私だけ。

 

そしてね、そもそも『私は誰ですか?』と問うのです。

 

はっずーーー!!という声を聞きながら、ダッセーー!!という声を聞きながら、カッコ悪っ!!という声を聞きながら、私は動く。

たまに凹んでたまに手を止めたまにふてくされ、そして「うっは!また茶番を繰り返してしまったぁぁぁ!」と笑い飛ばしながら。

 

どこまでいってもダサくてちっさい私は、それを見ている。

そんな『私』を『私』は観ている。

 

さて、今日も右往左往しよう。

1人でジタバタしてみよう。

そして聞こう。

 

「で?あなたは誰ですか?」

 

 

(↓この曲貼りつけたら願いが叶うと出てきたので貼り付けとこうっと。)

 

youtu.be

 

これ、再びやってみたのです。みなさんもやってみてー!↓↓↓

note.mu

 

ではまた。

あなたは何者ですか?あなたは誰ですか?

十数年前に読んだ本に出てきたフレーズに私は釘付けになった。

そしてその物語の先を早く読みたくてソワソワとした。

文字を追う目が遅くてやきもきとした。

 

「あなたは誰ですか?」

 

閉まっているドアの向こうからそう問われるそのお話の主人公は、ある時は自分の名前を答え、ある時は職業を答えた。

そしてある時はやけになって「私は私です!」と答えた。

でもそのドアは一向に開かない。

 

そしてそのドアはこんなことを言いました。

 

「あなたは生まれたとき、名前はありませんでした。」と。

 

「あなたは誰ですか?」の答えが合っていないとそのドアは開かない。

そのお話の主人公は何度も追い返され、何度も考えた。

「私は誰だろう?」と。

どうしてもそのドアを開けたかったから。

 

 

 私はそのお話を読みながら、私も一緒に考えました。

 

私は誰だろう?と。

 

名前でもない、職業でもない、肩書きでもない。

『私』とは『誰』だろう。

 

その十数年前に読んだお話しのことをここ最近また思い出し、ぼんやりと考えている。

 

私は誰だろう。

私は何者なのだろう。

 

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私は誰でせう。精一杯かっこつけてる私。笑

 

ある時そのドアはヒントを求められ、こんなこと言いました。

 

「生まれたてのあなたは、360度の可能性がありました。」

 

そのヒントでこのお話の主人公は気付きます。

またもや追い返された主人公は、再びそのドアの前に立って質問をせびりました。

 

「あの質問をしてください。」

 

「またですか?あなたは誰ですか?」

 

そして主人公はこう答えます。

 

 

 

「私は…」

 

 

 

…なんて答えたと思います???(・´з`・)

 

知りたい?

知りたいですか???

 

あなたならなんて答えます??

 

 

 

あなたは誰ですか?

 

 

そんな話し(も)、しませんか?

何者かになろうとして疲れちゃってる人、いませんか?

今までに身に着けた鎧や防御服、もしくは着飾った綺麗なお洋服、ちょっと一旦脱いでみませんか?

 

あなたは何者だろう?

あなたは誰だろう?

もう一度、忘れちゃってる『私』を思い出しません?

笑いながら、無邪気に。

そうしたらさ、あなたの才能がキラキラと輝きだすと思うんだ。

私も今それをやっているんだよね。

 

 

これはランチ会に来てよぉ♡という告知文です!!笑

 

7月7日だよ。

 

【日時】2019/7/7(日)
【場所】都内 山手線沿線
【会費】2000円(+飲食費)
【定員】6名 残席4

お申込みフォーム↓

https://ws.formzu.net/fgen/S11907267/?fbclid=IwAR2Fq2dVCeP-B9Y8xBI8O1bORsd3iq3A2LX5VnUOV0oWX4JY8p3lZjowzYY

 

 

 招致者の本多裕子さんに会うだけでも面白いと思うよ!!↓ ↓ ↓
yukiukix.hateblo.jp

素直さは無敵だ!~本多裕子さんの話しとランチ会の告知~

 

今日はこの方のことを書こうと思います。

 

私の大切な友人。

本多裕子さん。

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 そらさんと一緒に。

 

↓本多裕子さんのブログ。

 

ameblo.jp

 

彼女からこんなお誘いがあったのはいつだったかな。

 

「ゆっきぃさん!私、ゆっきぃさんのお話し会をやりたいと思ってるんだけど、ゆっきぃさんはどう?やりたくないかなぁ?」

 

私は裕子さんのこの言葉を聞いて本気で驚いた。

 

「ほへ?私?ほんとに?」と。

でも同時にとっても嬉しくて「やるやる。私でよければやるよぉ。」とすぐに答えておりました。

 

こんな何も持たない私が、何のメッセージも持ち合わせていない私がお話し会?

「私はクズだ!!何もできねーんだよぉぉぉぉ!!」と全身で言っている私に、裕子さんはそんな話しを振ってくれました。

 

ランチ会と銘打って、スケジュールを決めた後の裕子さんの行動は早かったぁ。

フェイスブック上で何度も告知をして、いろんな文体で紹介をしてくれる。

私は裕子さんの紹介文のバリエーションの多さに驚いた。

 

例えばこうだ。↓

 

 

 

こうやってブログでも書いてくれる。↓

 

裕子さんはこういう投稿をランチ会当日まで何度も何度もやってくれたのです。

もしかしたらそれは招致者としては当たり前のことなのかもしれません。

現に裕子さんは「あんまり告知してなくてごめんねぇ」と言っていたし。

でもね、“何も持たない、何もウリがない”(と思っている)私のランチ会 の告知を何度も何度もしてくれたことにすっごく感動したのです。

ものすっごい感謝の思いが湧いたのです。

 

『自分が良いと思っているものや人を、自信を持って誰かに薦められる』ってものすごいことだと思うんだ。

そこには『素直に自分自身が好き』という根底の思いがないとできなんじゃないか、と。

 

裕子さんはものすごく素直だ。

そして正直だ。

 

これはとてつもない強さだと、私は思う。

 

裕子さんにとって、私がどんな存在なのかは未だによくわからないし、私の何がそんなに良いと思ってくれてるのかは未だにわからないんだけど、なんというか…その…

 

好きでいてくれてるみたいなのでめっちゃ嬉しいです!!!

 

本多裕子さんとはまだ知り合って一年ちょっとしか経っていない。

この一年ちょっとの間に裕子さんはどんどんと行動している。

裕子さんは気になる人にはすぐに会いに行き、気になる場所にはどんどん出かける。

文章なんてほとんど書いたことなかったのにブログを毎日更新している。

(文章の上達速度、はんぱねぇっす!!)

つい先日からYouTuberにまでなっちゃったんだから!!

 

私は彼女からかなりのことを教わっている気がしています。

そして勇気をもらっています。

そして彼女を見ていてこう思うのです。

 

素直さは無敵だっ!!!

 

と。

 

上手いか下手かなんて関係ない。

自分が好きで、やりたいと思っているならやっちゃえよ!と裕子さんは全身から発している。(ように私には見える。)

 

裕子さんのブログとYoutube、ぜひぜひ観てください!!

“自分が”楽しんでる様子がめっちゃわかるから!!

 

↓ブログだよ。

ブログ記事一覧|山形・庄内魅力発信ライター ほんたゆうこのブログ

 

↓チャンネル登録してねー!

www.youtube.com

 

 

そんな彼女がランチ会第2回目を企画してくれました!!

まだ参加者お一人だけのようですので、ぜひご一緒しませんか?

 


【日時】2019/7/7(日)
【場所】都内 山手線沿線
【会費】2000円(+飲食費)
【定員】6名 残席5

お申込みフォーム↓

https://ws.formzu.net/fgen/S11907267/?fbclid=IwAR2Fq2dVCeP-B9Y8xBI8O1bORsd3iq3A2LX5VnUOV0oWX4JY8p3lZjowzYY

 

どんな話が飛び出すか、どんな方たちが集まるのかわかりません!!

招致者の裕子さんに会いに来るだけでも価値があると思います!!

(あ、もちろん私もなんやかや話しますけどね。汗)

タブーなし!どんなお話しでも大丈夫!

どんな質問でも全力で答えます!

そしてどんなお話しでも安心してできる“場”を作ります♡

ぜひお会いしましょう!

 

 

裕子さーん!

 

いつもありがとぉぉぉぉ!!

大好きだよぉぉぉぉ!!

全てをやめてみたらどうなるんだろう?の実験をしていました。

 

みなさんお久しぶりです。

気付いたらパソコンの前に座ることが怖くなっていました。

そう。

タイトル通りのことをやっていたからです。

 

何もしない』を『する』。

そうしたら私は何を感じるのだろう?を体験しておりました。

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いつぞやの気持ちよすぎる公園。

 

毎日のようにどこかで文章を綴り、そして今後の事をあーだこーだ考え、どうやって行動にうつそうか?を試案する。

今持っている私の武器や強みをどうやって生かそうか?を考える。

いや、そもそも私の“強み”ってなんだ?を探ろうとする。

私の今まで培ってきて使える“武器”ってなんだ?と考える。

私の魅力ってどこなんだ?と思いめぐらす。

そんなことを地味ぃーにやっていた毎日。

 

少しずつ、少しずつ、私の内部で違和感が湧き始めました。

 

あれ?

そもそも『私』ってなんだったっけ?

 

いつの間にか、みんなに受け入れられそうなことはなんだろう?と今持っている武器の中からゴソゴソと探し始めている自分。

きっとこんな感じの人は好かれるよねぇーと自分ではない“誰か”になろうとしている私。

こういうことを言ったり書いたりしたら『すごい!!』って言われるかなぁーと思っていること。

そんな自分に気付いちゃったのです。

 

あれ?こんな感じでもし成功しても、絶対どんづまりになるじゃん!!と呆然としました。

これ嘘じゃん!!

(成功ってなんだ?はここではちょっと脇においといてね。)

 

こりゃまずい。

こりゃまずいぞ。

 

私は自分にいいました。

 

このままじゃまずい。

どこまでも正直に生きたいんじゃなかったっけ?

そもそも私の求めてることってなんだった?

 

そう。私は気付いてしまったのです。

 

 

私はクズに成りきっていなかった。

 

と。

 

私が『持っている』と(錯覚して)思っている武器を投げてしまおう。

すごい!と思われたい気持ちを窓から捨ててしまおう。

人から好かれたいからやる行動や、口から出る言葉を封印してしまおう。

何も発信しないし、何も動かない。

母であるとか嫁であるとか、なんなら“女”であるもなくしたら、ありとあらゆる肩書や役割を捨てたら何が残るんだろう?

 

私は無力で無意味でクズだという毎日を過ごそう。

 

そうしたら私に何が起こるだろう?

どんな気持ちになるんだろう?

で、結局のところどうなっていくんだろう?

 

そんな思いで私の何も持たない、何も出来ない、なんの役割もない、『クズ生活チャレンジ』が始まりました。

 

毎日何もしない。

ただただダラダラとする。

極力家事もやらない。(結局やってたけどね。)

ブログなんて絶対に書かないし書けない。

宣伝もしないし誰かと連絡もとらない。

本をダラダラ読んで、ドラマをダラダラ観て、映画をダラダラ観て、手抜き料理をときたま作る。

 

私は私が一番怖がっていることを能動的にやってみたのです。

そうしたらね、

 

きっとこんなことをしたら亮一さんは呆れるだろう。

もしかしたら愛想を尽かされるかもしれない。

私は誰からも相手にしてもらえないかもしれない。

誰からも愛されなくなるかもしれない。

きっとそらさんだってこんな母親は嫌だろう。

私は世界からいなくなった方がいいのかもしれない。

こんな私みたいな何の得にもならない、なんの役にも立たないヤツは存在する価値がないんじゃないか。

 

↑こんな思いが次々と湧いてくる。

虚無感と罪悪感と不安感。

 

もうすごいのよ。

もう十分こんな思いは味わった!と思っていたのに、まだまだ湧くわけ。

 

どれだけ湧くかな。

この思いはどこから湧くのかな。

そして私のこの不安に思う出来事はほんとに起こるのかな?と観察してました。

怖いよぉー怖いよぉーと思いながら。

 

そうしたら、何が起こったと思います?

 

あのね、衝撃の事実がわかったのよ。↓  ↓  ↓  ↓

 

 

 

 

 

結局ね、

 

怖がってたことは何も起こらなかった!!!

 

 

のです!!!(どどーーん!!!

 

亮一さんは相変わらず優しいし、そらさんは「どんなママでも大好きだよ」って言ってくれるし、なんなら『なんもしねーし!』と言ってる私の話しが聞きたい!なんて言ってくれる人がいたりして。

(その様子は次回書きますね。)

 

「ゆっきぃさんに会いたいです。」なんてメッセージくれる人がいたり、「そろそろお泊りに行きたいんですけどー」なんて連絡をくれる人がいたり、「ゆっきぃ大好き!」なんて言ってくれる人が何人もいたり…

 

えっっっ…?!

私…クズだし何にも強みなんて持ってないし魅力とかわかんないし特に利益になるようなことなんて提供できないんですけど…

それでもいーのっ?!!

 

な出来事しか起こりませんでした。

 

そして私はまた思い出すのです。

 

あぁ…

私は私でよかったんだなぁ…と。

結局私はまた1人コントをしていたんだなぁ…と。

 

人生は壮大な暇つぶしだ。

人生に意味なんてない。

もともと価値なんてないのに、いつの間にか価値あるものにしたがるのが人間なんだよなぁ。

 

いつだって丸腰で生きられる。

いつだって私さえいてくれたら大丈夫。

どんなことがあったって丸裸の私から生み出せる。

 

そう肚から思えたら、何も怖くなくなるのかもしれないね。

怖くても、怖くないかもしれないね。

 

きっとみんなが求めてることってこれなんじゃないかと思うんだ。

 

『安心感』と『満足感』。

 

それは一旦クズにならなきゃ、クズで在るということを受け入れなきゃ、得られないことなんじゃないかと思ったのでした。

 

いや、でもまた迷うしグダグダ言うんだと思うけどね。

なんせクズだからさ。笑

 

さて。

クズ生活もそろそろ飽きてきたのでまた動こうかな。

一旦丸裸になった私はどう動くんだろう。

何やってもいいんだよな。

“私”が“満足”ならね。

 

これからまたブログ更新していくと思うので、また読んで下さいね。

あなたに届きますように。

ではまた。