藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

『旅』か『旅行』か。

6月27日木曜日に無事に台湾から帰国しました。

夫婦2人旅が8年ぶり?で興奮いたしました!

 

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台湾のどこかの街の朝市。どこだっけ?

 

今回は9泊10日、台湾を一周するような旅になりました。

台北から台中、台南のもう少し南の街の高雄、そして台東、最後にまた台北にもどるというルートで移動しました。

 

亮一さんは旅が好きです。

何も予定を決めずに、その時行きたくなった場所に移動していくような旅が好きです。

でもこれまで私やそらさんを気づかい、家族で行く旅行ではなかなかそういう訳にはいかず(そらさんもまだまだ小さかったからね)、今まで家族で行ったバリやハワイはかなり私たち(主にそらさん)に譲歩していたのでしょう。

子連れ海外で、現地での宿探しは私にはちょっとハードルが高く、今までの家族旅行ではその辺は合わせて頂いておりました。

(ほんとは亮一さんはどこに泊まるかも決めたくないのですよ。)

ですが今回は夫婦2人旅。

Airbnbやbooking.comなどの便利なものがあるご時世です。

地図もグーグル先生がいる。

台北で最初に泊まる場所だけ確保して、あとは現地での気分で決めよう!という亮一さんからの旅の提案が入りました。

私は「はい!喜んで!」と返事をしました。

 

が、、、

 

あまりに楽しみすぎて、行くまでにめっちゃ台湾旅のYOUTUBEを見まくっちゃったんですねぇ…。

いつの間にか台湾について詳しくなる私。

情報が頭に入りまくりの私。

食べたいものや行きたいお店の情報が頭の中パンパン。

 

蓋を開けてみたら「あ!あそこに行きたい!」「今日はここに絶対行きたい!」「これ!美味しいんだって!」「あの店だけは行っておいたほうがいいって○○さんが言ってたよ!」…

そんなことを言いまくる私。

とほほ。

 

台湾に到着して2日目。

亮一さんはこう呟きました。

 

「…なんかさ、情報を追いかけるのやめない?」

 

ハッ!と気づく私。

 

「う…うん…そ…そうだよね…うん…うん!!」

 

はっず!!

なんかはっずーー!!

 

亮一さんは私に気づかいながら、そして自分にも気づかいながらこう言いました。

 

「こんなこと言ったらゆっきぃが提案しづらくなっちゃうかもしれないんだけどさ…うーんと…目的地とか行きたい場所はあってもいいんだけど…なんていうかさ…『その目的地に行くことが目的』っていうのはなんか違うというか…うまくいえないなぁ…あ!でも行きたい場所の提案はしてくれていいんだよ!たださ…うーん…」

 

亮一さんは言葉を選んで私に伝えます。

私は「うんうん」とじっくり話しを聞きます。

亮一さんがどんな言葉を放つのか、楽しみだから。

そして亮一さんはこんな言葉を小さく口にしました。

 

 

「俺さ、“旅”と“旅行”って分けて考えてるんだけどさ…」

 

 

どかーーーーん…

 

…やられた。

 

もうこの言葉にやられた…

 

「うん!うん!!!」

 

私はこの亮一さんの言葉がわかりすぎるほどわかってしまったのです。

 

「わかる!目的地に次々行くのが『旅行』でしょ?観光地をただ巡るだけが目的のような…うんと…ツアーみたいなやつでしょ?」

 

「そうそう。だから、『目的地』は設定しないと動けないんだけど、そうしないと原動力がないからさ。でも『目的地』に行くことが『目的』じゃないんだよ。それが“旅”。っていうか…うーん…うまく伝わってるかなぁ…」

 

亮一さんは旅に出ると地図をあまり見ません。

わりと勘で動きます。

道に迷うのも“旅”。

何が起こるかわからない時が一番面白い。

そんな風に思っていることがわかる。

そしてそんな時、亮一さんの『生命力』のようなものが体中から匂い立つのです。

気になるお店にはグイグイ入っていき、拙い英語で躊躇なく質問したりします。

初めて列車の切符を買う時や初めてローカルバスに乗る時、移動する手段を現地の人に聞く時、想定外のことが起こった時、亮一さんの目が輝き生命力がぶわっと湧きたつ。

 

きっと今全身で生きてるんだろうな。

それがたまらなく楽しいんだろうな。

 

そう感じる瞬間がたくさんありました。

そしてそんな時の亮一さんのカッコよさったら!!

 

「目的地に行くことが目的じゃないんだよなぁ。」

 

この言葉、2人で何度も口にしました。

そうしたら、とても楽しい『旅』になりました。

 

 

「“旅行”もいいんだよね。それもいいんだよ。でも俺は“旅”が好きだなぁ。」

「うん。そうだね。“旅行”もいいよね。まぁ…でも…私も“旅”が好きだなぁ。」

「また2人でどこか行きたいね。」

「うん。またどこか行きたいね。」

 

これが私たち2人が台湾から帰って来て口にした言葉でした。

 

あー楽しかった。

 

台湾旅のこと、もっと詳しく書いていけたらいいなと思っております。

気が向いたら書きますね。

読んでくれてありがとうございます。

ではまた。

 

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↑言い切りやがったな…おい…ほんとだろうなぁ!…って、完璧なタピオカってなんだよぉぉぉ!!!

 

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テバンヤキ…どんな料理だろう…なぁー…

 

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↑絶対うそ!!はい絶対うそぉぉぉーー!!!

 

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↑はいまたうそ!!はいインチキ!!はい絶対かんけーないぃぃぃーー!!

 

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なにかがおかしい…楽しいのつきひ…

 

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あぁ…なにかがおかしい…自然のおいしい…

 

旅はおもしろい。

うん。