こんにちは。
今回から私のもっとも苦手とする『宣伝』と『施術の説明』です。
が…。
最初は施術の説明をわかりやすく書こう!と思っていたのですが、私にはそれが無理らしく、どうやっても物語のような書き方になってしまいます。
何度も書き直そうとしたんですが、無理でした。
「物語もありだと思う。」なんていう意見も頂けたので、もうこのままいっちゃいます。
宣伝も説明も私にはこういうやり方しかできないからこれでいっか。と開き直っております。
これは私が施術者になった経緯と、今の施術にどうやって辿り着いたか?の軌跡をたどる物語です。
少し長くなりそうな予感ですが、よかったらお付き合いください。
施術ってとっても奥が深くて沼にハマると抜け出せないんですよ。笑
それだけ面白いってことなんですけれど。
では、何話かに渡ってお送りします。
どうぞ。
第1話『リフレクソロジーに出会う。』
私が施術者の道に進み始めたのは26歳の時。
当時私は雑誌の編集&記者の仕事をしていました。
21歳でソープ嬢→バーテンダー→クラブホステス→雑誌編集&記者、という流れです。
22歳ではれてソープ嬢から卒業して、殺されるかもしれないと思っていた恐怖からも解放された私はこんなことを決意していました。
「25歳までに一生続けていきたいと思える仕事に出会うんだ!だからそれまではやってみたい!と思っていた仕事をとにかくやってみよう!私が通用するのかどうかを実験してみよう!」
なぜ25歳まで!と決めたのかはまったくの謎です。
若いのぉ。笑
ですが、ずっと「殺されるかもしれない」と真剣に思っていた私は、実際に殺されずに生きていけることがわかったことで「どうせ死んでたかもしれないんだから本気で存分に実験してみよう。」と大真面目に思っていたのでした。
その辺のお話しはよかったらこちらでどうぞ。↓
決めた年齢から1年ほど経ってしまった26歳の時。
私は3日ほどほぼ徹夜で会社に泊まり込んだ後(締め切り終えた後)、ふらふらになりながら大阪の難波の街を歩いていました。
まっ昼間の難波の街。
意識が朦朧とするほど疲れ切っていた私の目の前に、それはそれは綺麗な緑色の看板が現れました。
そこにはこう書かかれていました。
『英国式リフレクソロジー』
綺麗なお店の前で、素敵なお姉さんがチラシを配っています。
首には青いスカーフを巻き、真っ白な清潔感溢れるシャツを着ています。
「お疲れですか?ゆったり寛げますよ。」
優しい笑顔でほほ笑むお姉さん。
疲れでふらふらの私は「あ…はい…」と吸い込まれるように店内に入りました。
「いらっしゃいませ。」
それはそれはにこやかな美しい優しそうなお姉さんが受付で笑っています。
店内にはアロマのいい香り。
薄暗い照明。
「いらっしゃいませ」と囁くような優しい声が私の疲れをすでに癒していました。
私は迷いもせず、そのサロンで一番長いコースを選びました。
ハンドリフレと足のリフレクソロジー、90分コース。
当時リフレクソロジーブーム、癒しブームが到来していた頃です。
テレビや雑誌で何度か見たことがあって、なんとなくその存在は知っていたのですが、お店に入ったのはこれが初めてでした。
リフレクソロジーがどんなものなのか、どんな効果があるのか、あまりよく知らないまま「こちらへどうぞ」の声にただただ素直に従うだけでした。
(リフレクソロジーが足裏を揉むものだということぐらいは知っていました。)
ちょうどいい温度のフットバス(足湯)が運ばれてきて、ひざ掛けを優しくかけられ、首の後ろにホットパックとよばれる温かい枕のようなものを挟んでくれる。
「このまま足を温めて少しお待ちください。」
にこやかなセラピストのお姉さんが優しくささやく。
あー…
私はもうこのままここで溶けてしまいたい…
最初から骨抜きにされた私は、目をつぶり、その時間を堪能しました。
(この時点でまだ何も施術をされていないことに驚くよね。)
「おまたせいたしました。それでは始めさせていただきます。」
「担当の○○です。力加減のお好みがありましたら遠慮なくお申し付けください。」
丁寧な対応、優しい言葉、スムーズな身のこなし。
ゆったりとした座り心地の良い椅子の背もたれをいつの間にか倒され、足をオットマンの上に乗せられ、『まな板の上の鯉』のような状態になっていました。
「どうぞごゆっくりおやすみください。」
はい。
ノックダウン。
心地良いイタ気持ちいい刺激、耳からはちょうどよい音量のヒーリング音楽、アロマの良い香りがずっとし続ける…
「…以上終了です。」
気付くと私はすやすやと(ガーガーかもしれませんが)眠っていました。
あっという間の90分。
「は…はひ…ありがとうごじゃいました…」
ヨダレがたれそうになっている口元をぬぐい、とろんとした目で答えた私。
「ゆっくりお休みになっていましたね。」
優しい口調で笑いかけるお姉さん。
私はほわわんとしたまま、身支度をなんとか整えてふらふらとサロンを後にしました。
「ありがとうございました。またお越しください。」
最後まで優しい笑顔を絶やさないセラピストの人たち。
私はサロンから出ると、振り返り、緑色の看板を見上げました。
「…こんなお仕事があったのか…」
足裏と腕と手を揉んでもらっただけなのに肩が軽いのはどうして?
足裏と腕と手を揉んでもらっただけなのに身体全体が楽になっているのはどうして?
徹夜続きで意識が朦朧としていたのに、こんなに視界がクリアなのはどうして?
ぼーっとしながらも衝撃を受けた私は、帰ってすぐに『リフレクソロジー 資格』と検索を始めました。
出会ってしまったかもしれない。
私がやりたい仕事に出会ってしまったかもしれない。
もしかしたらこれかもしれない。
そんな思いがおぼろげながら浮かんできていたけれど、「いやいや。そんなの気のせいだって。ちょっと気持ちよかったからその気になっているだけだって。」と何度もその思いを打ち消していました。
が…
毎日リフレクソロジーのスクール情報を見まくる私。
金額、期間、場所、スクールを出たらサロンで働けるのかどうか…。
「いやいや、そんなの気のせいだよ。これが私がやりたかった仕事だなんて気のせいだって。」
そう言い聞かせているのに調べることを止められない。
気付いたら私はリフレクソロジーのスクールに申し込み、お金もすぐに払い込んでいました。
入学することが決まると、私はとっとと雑誌の仕事を辞める準備を整えて辞表を提出していたのでした。
そりゃあ悩んだことは悩んだのです。
ですが、私の頭の中の悩みと行動は裏腹でした。
こうして私は気付いたらリフレクソロジストへの道を歩んでいたのです。
スクールでのお勉強は楽しかったのですが、私としては楽勝すぎるほどでした。
「こんなに楽でいいの?」「こんなに簡単なものなの?」「これならすぐにサロンで働けるじゃん!」
そんな余裕ぶっこきな内容に私はいい気になっておりました。はい。
スクールは3ヶ月で終了。
卒業試験もパスし、無事卒業しました。
その後、サロンで働く希望をもっている人だけ「サロン研修」というプロ養成研修に挑みます。
この研修は無料。
ただし系列のサロンで働くことが条件です。
私はもともとそれが目的だったのですぐに手をあげました。
「私、サロンで働きたいです!!」
すごい意気込み。
そして余裕ぶっこき。
私ならすぐにサロンで働けるだろう。
こんな楽勝な内容だったらすぐにプロになれるだろう。
そんな思いがありました。
ですが。
サロン研修が始まった途端、私のプライドはズタズタボロボロに打ちひしがれていったのです。。
私が働きたい!と思っていた会社はリフレクソロジーを流行らせた、まさにさきがけ。
当時全国にサロンをガンガン展開していた時です。
慢性人手不足で、サロン研修も毎回満員御礼。
私が参加したサロン研修は40名ほどの研修で、教えてくれるインストラクターはたった2人。
約3週間でプロになるための技術を習得し、接客マナーも学び、プロテストに合格しなければなりません。
プロテストは社長と常務?の足裏に施術を施し、合格しなければサロンで働くことができません。
私はサロン研修が始まってから毎日泣いていました。
ぜんぜんできないんです。
あんなに余裕だと思っていたのに、インストラクターにいわれたことがまるでできない。
毎日毎日できない。
プロテストまでもう時間がない。
焦る。
でもできない。
できる気がしない。
毎日毎日技術のことを考え続けました。
そして泣き続けました。
今思うとここで私は「技術習得の難しさ」や「技術の奥深さ」にハマっていったのかもしれません。
そしてやってきたプロテスト当日。
順番に名前を呼ばれて社長か常務の足裏の前に座り、施術を始めます。
私は一緒に研修を受けていた仲間が施術をしている姿をみながら応援しました。
「はい。この子合格。」
「んー…この子はもう一回ここだけ直してあげて。」
「この子ぜんぜんだめじゃない。」
「この子はいいわ。」
冷静な声で社長と常務がどんどん判定していきます。
すぐに合格をもらえなかった人たちが焦ります。
私はその姿を観て焦ります。
「はい、つぎ。」
とうとう私の番。
ドキドキしながら社長の足裏の前に座り、「よろしくお願いします」と言った後、施術を始めました。
肩に力が入る。
これはうまくいってない。
やりながらわかってしまうけれど、緊張しすぎて修正ができない。
「…力抜いて。」
社長が鋭い目で私を見る。
「は…はい…」
ますます入る力。
「…だから…力抜いて。」
「は…はい!」
もう抜けない。
力を抜くがわからない。
「…この子ダメね。」
社長はインストラクターに向かってそう言いました。
「はい。…こっちでもう一回練習しよう。」
私は無惨にも社長の足の前から連れ去られ、「ここでもう一回練習して」と不合格を言い渡された仲間の足裏の前に座らせられました。
ガーーーーーーーン…
落ちた…
テストに落ちた…
サロンで働けない…
ていうか何もできなかった…
技術のこと、なにもわからなかった…
私は余裕だと思ってたのに…
ショックでショックで仲間の足裏の前で目を見開いたまま泣きました。
技術の習得ってこんなに難しかったんだ…
その日のショックは未だに忘れられません。
足裏を揉むだけなのに。
なんでこんなこともできないんだろう。
でも確かにインストラクターさんがやる施術と生徒がやる施術は全然違うんです。
出来ている人がやる施術とできていない人がやる施術はまるで違う。
「…あきらめたくない…」
鼻水を垂らしながら私は歯を食いしばって仲間の足裏を揉み続けました。
これでもう試験の合格はもらえないかもしれないと思いながらも。
サロンで働くことはできないかもしれないと思いながらも。
長くなったので続きます!!
さてさてこの後どうなるか?!
お楽しみに!!
☝こんな過去のある私が「整う施術」やってます。
リフレクソロジーも出来ますが、今の私がやっているのは全身が整う施術です。
カテゴリーは「整体」になるんでしょうね。
私がいまやっている施術のことにたどり着くまで少し時間がかかりそうですが、宣伝だけしておきます。(ここで宣伝しても説得力ないよなぁ。)
《施術時間と料金》
90分 8000円
初回は120分 9000円
(初回はお話しを伺うお時間を頂きます。)
《場所》
横浜にある『藤山家』
ご予約後詳しい場所をお伝えいたします。
最寄り駅は横浜市営地下鉄『蒔田駅(まいたえき)』です。
ご希望があればめちゃくちゃ美味しいハーブティーを+200円でお付けいたします。
一緒に飲みましょう。
こちら、施術前と施術後の変化です。
(裕子さん、使わせていただきましたぁ。)
ウエストのラインが綺麗にでているのがわかるでしょうか?
こちらの方が変化がわかりやすいかな?
背中のスッキリ感、お尻の上り加減、メリハリのあるボディライン。
綺麗!
頭の位置、バストの上がり具合、立ち姿の美しさ、そんなことを感じていただけたら嬉しいです。
本来あるべき姿に戻していく。
本来の身体のポテンシャルを引き出す。
立つこと自体が楽になる。
関節の可動域が広がる。
視界がとにかく明るくなる。
身体が軽くなる。
ストンと立てる。
楽に動ける。
そんなことを実感していただける施術だと思います。
もちろん不調を感じている個所や痛みが出ている個所がありましたら遠慮なくおっしゃってください。
あらゆる方法で施術を試みます。
1月もまだまだ施術募集しています。
きっとご自分の身体が好きになりますよ。
お気軽にご質問・お問い合わせしてくださいね。
↓こちらからどうぞ。
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ご神木が埋まっている不思議なお部屋でお待ちしています!!
猫がふすまをボロボロにしてしまっているのはご勘弁ください…
この真ん中の四角い部分にご神木が埋まっています。
こちら。
もんのすごく気持ちよいお部屋です。
ぜひ体験してもらいたいなぁ。