こんにちはー!
去年の末くらいから急に「私!施術をもっとやる!!」と言い出した私。
今まで宣伝らしい宣伝もせず、それでも来てくださる方を全力で、細々とやっていたのですが、年末から「やる!」と決めてからご予約をたくさん頂けてほんとにほんとにありがたいです!!
問い合わせも頂いていて、ありがたくてありがたくてどうしよう…と感じております。
もともと宣伝や告知が苦手すぎて避けていたのですが、今年は私なりにいろいろやってみる!と決めているのでたくさんチャレンジしていきたいと思います。
ビビっている私を蹴散らして、なだめて、言い聞かせて、説得しながら進んでいきます。
その一つがこのお話し。
簡潔にわかりやすく自分の施術の説明ができなかったからこうなってしまっただけですが、どこかのインフルエンサーの方が「これからは自分の商品にはストーリーを付けたほうが売れる!」とおっしゃっていたので、まぁこれでいきましょうと開き直っています。笑
(ただたんに書きたくなってるというのが正直なところです…)
私は施術者になってから18年?経っているのですが、いろんなことをやってきました。
それのほとんどが七転八倒しながら苦悩していた思い出でございます。
(ドМなんだな。我ながら怖いわ。)
この物語を書くことで果たして宣伝になるのか、興味を持ってくださる方がいるのか、こんな施術なら受けたい!と思って頂けるか、まったくまったくわからないまま、物語を進めていきたいと思います。
ではいきましょう。
続きのスタートです。
(今までのお話しをまだ読んでいない方はこちらからどうぞ。☟)
第5話『ボディリフレクソロジーに出会い、さらに苦悩し、さらにハマる。』
「足裏だけじゃだめだ…身体全身のことを知りたいし、全身を施術できるようになりたい…」
そう思い始めた私の目の前に、こんな情報がやってきました。
『ボディリフレクソロジー研修開催決定。希望者募集!』
本社から送られてきたファックスに、そんな情報が書かれているではありませんか!!
それは足裏だけのサロン展開から、身体のリフレクソロジーのサロンを開くという告知でした。
それにともなってボディリフレクソロジーができるセラピストを育成するために研修を開くので、都内近郊のサロンから希望者を募るというファックスだったのです。
私はすぐに「はいはい!はーーい!!やるやる!!」と手を挙げました。
もうすぐにでも研修に参加したい!くらいの勢いでした。
それからどれくらい経った頃でしょう。
多分ファックスが来てから2週間後ぐらい経ったころだったかな。
私がかつて行くのが怖くてたまらなかった、銀座にある本社の研修ルームでボディリフレクソロジーの研修が始まったのです。
ボディリフレのインストラクターの先生は初めて会う新人のインストラクターさんでした。
(この時足裏のインストラクターの先生たちじゃなくてよかった…と胸をなでおろした記憶がある…なぁ…。相当怖かったんだな。)
都内近郊のいろんなサロンから集まったセラピストたち総勢20人ほど。
研修一期生の仲間との対面です。
ボディリフレクソロジーという名ですが、実際はこういう椅子に座って施術を施すやつで、今思うとクイックマッサージのようなものでした。
そうなのですが、さすがリフレクソロジーの元祖。
なかなかない技術を構築していて、私はまたもやその技術のバリエーション、鮮やかさ、心地よさに感動するのでした。
が!!
やはり私はここでも存分に苦悩します。
その私を苦悩させた技術がこちら。
『肩甲骨周りのコリをとらえ、つぶしながらほぐす』
先ほどのチェアに人が座ると背中が施術者の目の前にくるのですが、肩甲骨周りを親指でほぐそうとするとめちゃくちゃ腕や肩に力が入るんです。
「肩と腕に力を入れちゃダメだよ。」
「親指によりかかるような感じだよ。」
「力で押そうとしちゃダメだよ。」
インストラクターに何度も何度も言われる私。
理屈はわかる。
体勢もわかる。
でもいざ目の前に背中があり、肩甲骨周りのコリをとらえようとすると一瞬で肩と腕にグッと力が入ってしまう。
インストラクターの先生が施してくれる刺激はそれはそれは心地よく、コリをしっかりとらえながらゴリゴリゴリと気持ちよいほどの音を立てるのです。
そして全然痛くない。
一方肩と腕に力が入ったまま施す技術はただ痛いだけでまったくコリをとらえていないのです。(ほかの研修生にやってもらうと違いが歴然です。)
「むむむ…できない…わかっているのにできない…」
『肩甲骨周りのコリをとらえ、つぶしながらほぐす』の技術以外はすぐに習得できました。
他の研修生から「早っ!もうできるようになったの?!」と驚かれるほどのスピードで。
そりゃそうです。
だってインストラクターをやっていたのですから。
それなりに技術への理解は深まっていると自負していましたよ。
が…
が!!です。
ひとつだけ、たった一つだけがいつまでたってもできない。
しかもその技術がボディリフレの中で一番といっていいほど重要でありメインになる技術なのです。
「まただ…私はまたここで躓くんだ…」
他の研修生たちがどんどん理解して習得していく中、たった一つの技術ができずにおいていかれる私。
「インストラクターまでやった私が落ちこぼれるなんて…ありえない…」
ヘンなプライドまで働いてきてしまうほど焦る私。
励ましてくれる仲間。
「なんでこれだけができないの?」とケロッとした顔で聞くインストラクターの先生。
悔しくて泣く私。(よく泣くなぁ。私。)
そんな悩ましい日々を過ごしていたらとうとうやってきてしまったのです。
副社長の身体でチェックをするテストの日が!!!
当時の副社長は男性で、背中が少し大きな方でした。
肩も背中もほどよく張っています。
私は施術の最初にくる、そのメインの技術ができる気がしなくてひるみました。
「じゃ次ー!幸江さーん!」
「はい!よ、よろしくお願いします!!」
がちがちに緊張している私が挨拶をすると、副社長は私の顔を見てこう言いました。
「あれ?インストラクターやってた子だよね?ボディ受けたんだね。こりゃ楽しみだ。よろしくね。」
どわーーーーーん!!
まさかの「楽しみだ」発言。
一気に増すプレッシャー。
インストラクターをやっていたことを覚えてたなんて!!
「は、はひ。がんばります!」
震える手。
がちがちの肩。
こんなんじゃ絶対うまくできるわけないと確信しながらも副社長の背中に手を置きました。
肩甲骨の周りに親指を立てる。
肩が上がる。
腕ががちがちに張る。
…ダメだ…
まったくできていない…
それがわかっているのに修正ができない。
最後までやり続けるしかない。
一応最後まで施術をやり終えた私は「ありがとうございました。」と頭を下げました。
「…うーん…うまいんだけどねぇ…何が違うんだろ?何かが違うんだよね。あ、ちょっと君やってみて。」
私の施術を受けた後、副社長はインストラクターの先生を呼び寄せ、チェアベッドの顔を埋めました。
「はい。」
インストラクターのOさんはいとも簡単そうに肩甲骨の周りをコリコリっと小気味よい音を立てながらほぐしていく。
「うん。これだよ。これこれ。」
副社長は満面の笑みで振り返り、「これができるようになったらまた声かけて!」といいました。
私は悔しさと情けなさで打ちひしがれながら「はい…。」といいました。
インストラクターのOさんが小声で「あとこれだけだから。すぐできるようになるよ。がんばろう。」と私を励ましました。
私はすぐに他の研修生の身体を借りて練習を再開しました。
すでに合格をもらっている研修仲間にアドバイスをもらいながら。
鼻水を垂らしながら何度も何度も繰り返す技術。
なんどやっても力が入って抜けない。
肩が痛い。
指が痛い。
どうやったらコリに触れるかまったくわからない。
「ちょっと指の角度変えてみたら?」
「身体の位置が遠すぎるんじゃない?」
「もっと腕を水平にしてみて。」
一生懸命アドバイスをくれる仲間。
なんどもなんども背中を押し続けたその時。
「あ!そうそう!それそれ!!」
コリコリコリっ!!
小気味よい音がする。
肩が楽で腕も楽ちん。
それなのにコリの存在が親指につたわってくる。
「へ?!これ?!これ?!」
「そうそうそう!それだよ!!」
「え?こんなに楽なの?!これでいいの?」
「そうだよ!そう感じるでしょ?」
「うん!これだね!!」
2人で盛り上がっているとインストラクターのOさんがやってきて「幸江さんできた?そうそう!できてるじゃん!じゃあこのまま副社長のとこ行こう!」といいました。
「お?!!あー…はい!!」
緊張しながら再び副社長の背中の前に立つ。
「もう一度よろしくお願いいたします!!」
「お?できた?じゃやってみてー。」
にこやかに笑いかける副社長。
「ふうっ!」と息を吐いて背中に手を置く私。
コリコリコリッ!
何度も肩甲骨の周りのコリを捉えながら、リズミカルに小気味よい音を出しながらほぐす。
「おー!これこれ!はい、じゃあ幸江さん合格ーー!!」
副社長が顔をあげながらそう言いました。
「きゃーーー!!ありがとうございます!!やったぁーー!はぁーー…よかったぁーーー!!」
この後、私はまだ合格をもらっていない研修生のサポートに入り、無事全員合格で研修を終えることができたのです。
私はこの技術習得の過程でまたもやいろんな気付きを得、なんとなく「すべての技術はつながっている」ということ体験しました。
でもまだこの時点では『なんとなく』の感覚です。
「すべての技術はつながっている」が実感としてありありとしてくるのはまだ先の話し。
こうして私はボディリフレクソロジーの技術を習得し、新しくオープンするサロンのオープニングメンバーとして配属されたのでした。
場所は横浜の地下街。
サロンの立ち上げ作業はとても面白く、ワクワクするものでした。
配属されたメンバーも研修時に一緒だった人が多く、気心が知れている人達ばかり。
私は技術も接客もサロン運営もすべてに面白さを感じていました。
「うおー!やるぞー!」
心の中はいつだってそんな思いで溢れていました。
毎日が忙しくて疲れるけれど、やる気に満ち溢れている日々でした。
私はボディリフレと足のリフレクソロジーが両方できる喜びでいっぱいで、サロン内のいざこざなどに苦悩しながらも、技術の向上、接客の質の向上、どうやったらより喜んでもらえるか?、指名をしてもらうには?、次回の予約を入れてもらえる方法、などなど、今まで以上に真剣に考え、毎日取り組みました。
(これはソープ嬢時代もホステス時代もずーーっとやっていたことなので癖みたいなものだね。汗)
そんなことをやっていたら、いつの間にかまたサロン内での指名数も次回の予約を入れてもらえる確率も一番になっていました。
仲良くなったお客様も多数。
楽しかった日々です。
が…
そんなある日。
またもや私の中で変化が訪れます。
そのお話しはまた次回。
つづく。
ここからは宣伝だよ。
☝こんな過去のある私が「整う施術」やってます。
リフレクソロジーも出来ますが、今の私がやっているのは全身が整う施術です。
カテゴリーは「整体」になるんでしょうね。
私がいまやっている施術のことにたどり着くまで少し時間がかかりそうですが、宣伝だけしておきます。(ここで宣伝しても説得力ないとは思いますが…)
2月のご予約、まだまだ受け付けております!
《施術時間と料金》
90分 8000円
初回は120分 9000円
(初回はお話しを伺うお時間を頂きます。)
《場所》
横浜にある『藤山家』
ご予約後詳しい場所をお伝えいたします。
最寄り駅は横浜市営地下鉄『蒔田駅(まいたえき)』です。
ご希望があればめちゃくちゃ美味しいハーブティーを+200円でお付けいたします。
一緒に飲みましょう。
施術ビフォアアフターの写真です!(お客様に了承を得て掲載しています。)
上半身のスッキリ加減、腕の位置の変化、肩がストンと落ちている感じ(ゆったり感)がわかると嬉しいです!
身体の薄さ、お腹の引っ込みぐあい、胸のシルエットの綺麗さ、わかりますかね?
ウエストのキュッと感、お尻の上がり具合、肩甲骨の出方の美しさが伝わると嬉しいっす!
本来あるべき姿に戻していく。
本来の身体のポテンシャルを引き出す。
立つこと自体が楽になる。
関節の可動域が広がる。
視界がとにかく明るくなる。
身体が軽くなる。
ストンと立てる。
楽に動ける。
そんなことを実感していただける施術だと思います。
もちろん不調を感じている個所や痛みが出ている個所がありましたら遠慮なくおっしゃってください。
あらゆる方法で施術を試みます。
1月はありがたいことに枠が埋まりました。
2月はまだまだ空きがあります!
是非一度受けてみて下さい。
きっとご自分の身体が好きになりますよ。
そしてご自分のことが好きになりますよ。
お気軽にご質問・お問い合わせしてくださいね。
↓こちらからどうぞ。
お問い合せ・お申込み:メールフォーム
ご神木が埋まっている不思議なお部屋でお待ちしています!!
猫がふすまをボロボロにしてしまっているのはご勘弁ください…
この真ん中の四角い部分にご神木が埋まっています。
こちら。
もんのすごく気持ちよいお部屋です。
ぜひ体験してもらいたいなぁ。