藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

子ども村学校の春祭りで大きく頷いたこととやっぱりなぁと思ったこと。

 

先週の土曜日、そらさんの行っている南アルプス子どもの村学校の春祭りがありました。

 

そらさんは「春祭りの準備で毎日すんごく忙しいんだからー」と毎日のTELで若干泣きながら言っておりまりました。

(淋しいから泣いちゃうけど忙しい活動のことも言いたい、みたいな複雑なやつね。)

 

子どもの村学校の春祭りは、生徒が保護者を招いて各プロジェクトごとにいろん制作物の販売や食べ物の販売、活動報告をする文化祭みたいな感じ。

 

そらさんはクラフトセンターでキーホルダーの担当になったらしく、毎日たくさんのキーホルダーの作成に励んでいたそうです。

 

ゆ「キーホルダーってどうやって作るの?そらちゃんは何をやってるの?」

 

私は少しでもそらさんが何をやっているかを聞きたくて、毎日TELで聞きまくる。

そらさんは泣きながら私に甘えたい。

 

そんなやり取りが行われます。笑

 

そ「うぇっ、ママ、あのね、そらちゃんはね、うぇっ、色塗ったり、やすりをかけたりしてるのぉ~。ママぁ~!」

 

みたいな。(;'∀')

 

春祭りの数日前、そらさんから珍しく朝からTELががありました。

 

ゆ「そらー!どうしたー?」

 

朝から泣いてるのかと心配して出ると、TELの向こうからはかなり冷静な声が聞こえてきました。

 

そ「ママ?あのね、こないだキーホルダー百個くらい作ったって言ったじゃん?それね、嘘かもしれない。」

 

え?

そんな訂正の為に?

ウケる。

 

ゆ「あー。そうだったんだねぇー。うん。わかったー。」

 

笑わないように気を付けながら答える私。

 

そ「あとね、ママ。キーホルダーがいつもすごい人気で、すぐなくなっちゃうんだって。ママ、欲しがってたでしょ?そらちゃんから絶対買うって言ってたでしょ?だから、すぐに買いに来ないとなくなっちゃうかもしれないんだよ。」

 

ゆ「えーーー!!それやだ!絶対やだ!ママ、そらちゃんからぜったい買いたい!無くなっちゃうの絶対やだー!」

 

わざと大げさに言う私。

TELの向こうからはそらさんの苦笑いの声が聞こえてきました。

 

そ「んふふ。ママ?でもね、もしなくなっちゃったとしたら、そらちゃんが余った木で作ったやつがあるからぁ、それを特別にあげるね。わかった?」

 

私をなだめるそらさん。

かわゆす。

 

次の日も次の日も、TELの時には必ず「なくなっちゃうかもしれないからね。」の注意が入りました。

 

でもねぇ…そんなこというけど、そんなにすぐにはなくならないでしょう?

と思っていた私と亮一さん。

 

で、当日。

 

 

オープニングの会が体育館で行われ、生徒から順に退場して春祭りに担当ブースに移動します。

生徒たちは各会場に分かれて、いろんな販売を始める準備をし始めます。

 

あんまり早く行っても準備に追われてなかなか販売も始まらないかもしれないしー

なんか体育館の出口混んでるしー

とか思って、ノロノロとしていた私たち。

 

やっと小学校の校舎に行くと長蛇の列!!

 

ゆ「えーーー!!なにこれーー!」

り「すごいなーー!!」

 

よく見ると「おいしいものをつくる会」というプロジェクトのパン販売の列でした。

 

ゆ「なんだー!パンかー!よかったー!」

 

ホッとしてその列の奥に目をやると、そこがそらさんのいる「クラフトセンター」のブース。

 

ん?

 

あれは…?

 

よく見るとキーホルダー販売のラックがあり、その前で泣いているそらさんを発見しました。

 

ゆ「どうしたーー!!そらちゃーーん!」

 

駆け寄ると私に抱き着きますます泣き始めるそらさん。

ん?とキーホルダーのラックを見ると、なんと残りあと3つ!!

 

ゆ「えーーー!!これ買う買う!これ買う!」

 

「キーホルダー残りわずかですよーー」と言っているそらさんの先輩(小4くらいのぉ男の子)に急いで言いました。

 

一つ60円のキーホルダー。

 

ラックには『限定60個』と書いてありました。

 

ゆ「そらちゃん!買えた!あれ?でもそらさんから買うって言ってたけど…」

そ「大丈夫。そらちゃんも今売ってる係だから。うぇっ」

 

そらさんは目の前でどんどん売れていくキーホルダーを見て不安になったようでした。

 

「このままじゃ売り切れちゃう!ママとパパとばぁばの分がなくなっちゃう!」

 

と焦ってドキドキして泣いていたらしい。

かわゆす。

 

その超レアキーホルダーはこちら。

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子どもの村学校のマークが表面。

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裏面にはこちらが。

 

これがそらさんが作ったものかどうかはわからないけど、こうやって一生懸命色を塗って、文字や顔を書いて…ってやったのかと思うとなんだかグッときます。

 

ちゃんと買えたことに安心したそらさん。

すっごく得意げにこれをくれました。

 

「これね、そらちゃんが余った木で勝手に作ったから売り物じゃないんだけどさ。

ママにあげるから。ね?」

 

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「これね、超レアなやつだよ。」

 

そう言ってました。笑

ちょっと…可愛いんですけど。笑

 

そらさんのいるクラフトセンターでは「よもぎうどん」と「つく汁」が販売されてました。

 

子ども達が試行錯誤して作った、よもぎを練りこんであるうどんと山菜が沢山入ったお汁。

 

よもぎも山菜も子供たちが採ったものだそうです。

美味しかった!

(写真ないけど。)

 

 

今回の春祭りには私の母親が同行しました。

私の母は未だにそらさんがこの小学校に入ったことに納得してません。

 

「やっぱり子供は親と一緒にいるのが一番よー」

 

これが口癖。

 

なんとかその言葉を言わないようにガマンしているものの、なにかきっかけがあればその言葉が出てきてしまうのが現状です。

 

いや…私は家出してすんごくよかったんですけど…

 

とは言えません。

論点が違うからね。

 

母親なりに「そらがどんなとこでどうやって過ごしてるのか見て見よう。私たちの話も聞いてみよう。」という気持ちでいてくれるのがひしひしとわかる。

ありがたいことだ。

 

その日、昼休みの時間に体育館で行われたお話し会があった。

中学校の校長の『Kちゃん』が10周年を迎える南アルプス子どもの村学校の秘蔵映像を公開しながらお話をしてくれる会を開いてくれました。

 

私は母親にそれを見せたかった。

やっぱり心のどこかで「理解して欲しい」と思っていました。

(ちょっとあきらめてはいたんだけどね。)

 

その会でのKちゃんの話が素晴らしかったのでシェア。

 

Kちゃんはとっても優しい雰囲気をもった、物静かなイメージの素敵な方です。

でも内実はとっても熱い。

 

 

 

Kちゃんが「教育とはなんだろう?って考えてみました。」といいながらスライドを見せてくれました。

 

スライド内容↓

教育とは?

 

○疑問を持ち、自分自身で確認してみようとする力

○意見をもつ力 伝える力

○頭で考えたことを表現する力

○自己受容する力(自分はこれでいい)

○人のことを、そっと見守り、放っておく力

○選択する力

○前向きに気持ちをスイッチする力

○おもしろいことをみつける力

 

私はうなりましたよ。

全部に頷いた。

 

教育とはその力をのばしてくことだと。

この力を伸ばすのが教育だとすると…

 

押さえつけるなんて、強制的にやらせるなんて、大人が(都合よく)決めたことに従わせるなんて、絶対にダメなことだと良くわかる。

 

この学校の理念の基本はサマーヒルという学校を作ったニイルさんという人から発せられている。

 

 

 

私には子供たちがどこに向かって進んでいくのかわからない。

だからこそ、子どもたちの歩みを導こうとするべきではないと考える。

権威を捨てよ、という私の持論の究極的な理由もそこにある。

 

すごいな…

ほんとにその通りだなぁと思う。

 

Kちゃんのお話しと私の大きな頷きと小さな落胆のお話はまだまだ続きます。

 

 

長くなったので…

続く!

 

 

今朝のそらさん。~山梨へ行く朝~

 

今現在のそらさん。

 

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朝から泣いております。(;'∀')

 

「もう学校に行く時間?(/_;)」

 

そうだよ。

辛いね。

でも大丈夫。

あっという間だよ。

でも、行く前が一番ドキドキするよね。

泣いていいよ。

怖がっていいよ。

たくさん抱きしめるね。

 

でも、ママとパパは言うよ。

 

「行ってこい!楽しいんで来い!」

 

てね。

 

手放すのってほんとに勇気がいるんだね。

見守るのってほんとに「自分」を見せられるね。

 

教えてくれてありがとう。

 

だから頑張って言うね。

 

「行ってこい!君の人生だよ!素晴しいんだよ!」

 

がんばれ!そらさん!

 

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昨日、これもらった。

 

私は幸せものです。

亮一さんの世界観がたまらなく愛おしいのです。の話し。

 

昨日、久しぶりに亮一さん(←私の最愛の夫)がブログをアップした。

もうその文章が素晴しすぎたのでシェア。

(今日は亮一さんのお誕生日。なので、尚更褒めまくる内容ですから。よろしくです!笑)

 

yamafuji70.hatenablog.com

 

もうね、タイトルから素晴らしすぎてのけ反った。

 

ここで亮一さんはこんなことを書いている。

 

 

その時に感じた事がとっても大切な感じがする何かを孕んでいた様な気がしました。

 それはボタン付けを習っている時の僕の視線です。

その視線は例えるなら、『ストン、と素直に正座をしている視線』と言う感じでしょうか。

 

 

『ストン、と素直に正座をしている視線』

 

くぅ~!なんという表現でしょうか!

これ書けないわぁ~。

 

この後、亮一さんは『観念』について書いたりしてます。

その『観念』の下。下には在るのです。

 

 

ここまで生きてきた間に当たり前のように身に着けてきた観念が沢山あります。

ただ、その観念の下には曇りのない、曇ることが不可能な、歳を決してとることがあり得ない視線はいつだって存在していたのです。

 

歳を決してとることがあり得ない視線。

無邪気で素直でオープンな視線。

気持ち悪いプライドなんてくっついていない視線。

それはいつだってそこに存在していたと気づく時がある。

 

その視線を感じたい。

『生』を感じたい。

そう思っている亮一さんは、インドに行こうと思っています。

そこにはこんな思いがあると言う。

 

 

見ず知らずの国で、ただ歩き、食べ、聞き、進み、疲れ、寝て、又進む。この何ともない行動がとっても生き生きとしていて、そこにはあの視線があったような気がするのです。

 ただ、この視線は晩御飯の後のボタン付け、朝珈琲をドリップする時、このパソコンのキーを打つ手の感触、今この朝に聞こえている鳥の泣き声、それらの感触といつでも寄り添うように存在しているのです。

 

その視線、『生』を感じること、は、なにもインドに行かなくてもいつもそこに在る。

全てに寄り添うように。

それを重々承知の上で、亮一さんはインドに行こうと思っている。

 

 

でも行こうと思っています。

「きっと何か答えが見つかる」

なんて思いませんし、そもそも答えを見つけるのが人生ではないのでしょう。

 

んふふ。これ↑素晴しい!

 

「きっと答えが見つかる」なんて思いませんし…

んふふ。

 

“旅”は“感じる”ために行く。

自分を。生を。視線を。

探すものなんてないし、答えなんて見つけるもんじゃない。

だって、いつもそこに在るんだから。

でも、もっとリアルに、もっと鮮烈に、自分の生を全身で感じたいと静かに思っている亮一さんがいる。

 

亮一さんは熱くないんです。

暑っ苦しくないんです

いつも静かにジッと観察しています。

いつも静かに感じています。

 

でもその静かさの中には大きな“何か”がいつも在るんです。

 

ボタン付けを無事に終了させるという事だけが成功なのではなく、ボタン付けを味わえる事自体に成功はあると思うのです。

 

最高!!

 

そんな貴方と一緒に暮らせることを誇りに思います。

お誕生日おめでとう。

 

妻という名前を頂いてる ゆっきぃより

 

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一年位前の鳥取砂丘での亮一さんとそらさん。

後ろ姿見るの、好きです。

自己肯定ってどうするの?

 

長いGWを終え(9連休だったのよ!!)、そら先生は無事に山梨に行かれました。

 

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もはやお決まりの泣きながらおにぎり。笑 かわゆす。

 

メソメソとは泣いたけど、「うわーーーん!!」はもう無い。

確実に慣れてきています。すごいぞ!そらさん!!

 

昨日の夜も三回程TELがかかってきたのですがね。

なんと!

泣いてないのです!!

ちょっと情けない声は出していましたが、これまた「うわーーーん!」は無い。

割と普通に話しておりました。

 

すごいぞ!!そらさん!!

 

 

話しは変わって日曜日のこと。

私とそらさんは大好きな友人宅にお邪魔しておりました。

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超絶いい写真♡(一応Sくんにはモザイクいれてみたよ。大丈夫?Sちゃん?)

 

 

Sちゃんは2月に第二子を出産した。

ホルモンバランスがガタガタの時期。

その上身体もガタガタの時期。

 

穏やかそうに見える雰囲気に若干の引き攣れが感じられた。

 

Sちゃんと知り合ったのはもうかれこれ10年前位。

まだ彼女が27歳で、どーしょもない男と付き合ってる時だった。

モラハラ男でしたのよ。)

 

私が整体リラクゼーション新店の店長になるときに来た、まったくド素人の新人。

いつもビクビクしている弱っちい女だった。

でも、その弱さの中にはものすごい優しさや、人を超絶思いやれる、寄り添えるすごさを持った女だった。

 

その彼女が紆余曲折あり、今の優しい旦那さんと幸せな結婚をした。

めっちゃ優しい、めっちゃ可愛い第一子を出産し、いろんな経験を積んだ。

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↑こいつ。笑 そらさんに前プロポーズしていた。笑

 

いつも一生懸命生きている彼女。

でもずーーっと自分に自信がない。

自己肯定感が超絶低いのだ。

 

そこに苦しむSちゃん。

 

藤山家に何度も泊まりに来て、いろんなことを吸収していった。

 

自分を好きになりたい。

 

きっとそんな思いなんだと思う。

第一子のSくんの成長と共に、だんだんとSちゃんは変わり始めた。

 

だんだんと「開き直り」始めたのだ。

 

「だってー、私怠け者なんですもん。しょうがないっすよ。あははは!」

 

そんな素敵な言葉を聞けるくらいになっていた。

 

あー、なんかいいなー。

そうそう。

それなのよー。

貴女が開き直って笑ってれば、みんなが幸せなのよー。

 

そう私は思っていた。

 

が…。

 

第二子を出産して、今彼女はメンタルも身体もガタガタだった。

 

「毎日泣いてますよ…。ちゃんとできないんですよ。Sに申し訳ないって自分をせめちゃいます。」

 

上の子の相手をしてあげる余裕がない。

そりゃそうだ。

まだ生まれて2か月の赤子がいるんだもん。

旦那さんはお仕事だし、平日はワンオペ育児だ。

それに出産って…

めっちゃすごいことしたんだよね!

大事故にあったくらいの大ダメージなんだよ!

出産って!

 

全力で話す私。

そんなの当たり前だって!

あんた、すごいことしてるんだよ!って全力で伝えた。

 

自己否定感の強さが全面に現れているSちゃん。

ナリをひそめていた“それ”がまた浮上していた。

 

そんなSちゃんがポツリとこう言った。

 

「自己肯定感…。どうやったら高くなるんだろう…?はぁ…」

 

私はその言葉にすごい違和感を感じた。

 

 

自己肯定感ってどうやったら高くなるんだろう?

 

↑これ。

どうやったらポジティブになれるんだろう?って言ってるのと一緒ですよね?

どうやったら前向きになれるんだろう?って。

 

これね。

方法を模索しちゃダメなんだよなー。

メソッドなんてないんだよなー。

 

私はちょっと考えてこう言った。

 

「自己肯定感を高くしようとなんてしなくていいんだよ。むしろそんなこと追っかけちゃダメだよ。」

 

Sちゃんは「え?」とびっくりした。

 

「だってさ、自己肯定感を高くしよう!とするってことは『自分は自己肯定感が低い』ってことをただただクローズアップすることになるでしょ?余計『自己肯定感が低い私』を確立しちゃうことになるでしょ?」

 

ポジティブになろう!前向きにならなくちゃ!を強く思えば思う程、

『ネガティブな私』『後ろ向きな私』を強化することになる。

これじゃあいつまでたってもグルグルするだけだ。

 

「自己肯定感が低いままで行くんだよ。まーしょうがないかー!だって今はそう感じてるんだもんなー!だよ。これだよ。」

 

「あー…そっかぁー」

 

Sちゃんはつぶやいた。

 

「とっとと開き直って頂きたいですよねー。ま、これが今の私だし。しゃーないかー!ってさ。」

 

私は「あはは!」と笑いながら言った。

これは私が私に向かって言っている言葉だった。

 

「そうですよねー。そっかそっかぁ…」

 

うんうんと頷くSちゃん。

 

 

そんなSちゃんから昨日LINEが届いた。

 

ゆっきぃさんと話せたお陰であんなにバッキバキだった肩、背中が凄い軽くなっててオッタマゲました(*‘∀‘)

ゆっきぃさんは歩くパワースポットですね(笑)

 

んふふ♡

 

残念ながらちげーよ。笑

 

「貴女は貴女のままですごいんだよ。なにも頑張らなくても貴女のことが大好きなのよ。」

と全身で伝えたから、身体の力がちょっと緩んだだけなのよ。(*‘∀‘)

 

 

私は私を肯定し続ける。

たとえ否定してしまっても、それを肯定する。

否定した自分を「んふふ。ウケる!」と。

だってさ、そうしなきゃ人を肯定することなんてできないじゃん。

 

自己肯定は「開き直り」だと思う。

逃れられないこの「自分」に開き直るんだ。

全面降伏するんだ。

 

「だってさーもうしょうがないもん!“これ”しかないんだもん!」

 

そこから始まるんだ。

もっと楽しい“旅”がねー。

 

ゆるゆると行こうね。

焦ってもいいことないからさ。

 

今日も私は『私』です。

 

ではまたー

そらさんの戸惑い。

 

そらさん、お家生活満喫しまくってます。

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プリキュアパジャマでテレビ見まくりのそらさん。かわゆす。

 

そんなそらさん、夕方になると泣きます。

昨日の夕方もメソメソと泣き始めました。

 

「どうした?なんで泣いてるの?」

 

亮一さんと私のこの問いにそらさんは答えることができません。

 

「わ…うぇ…わかん…ない…」

 

なんだかわかんないけど泣けてきちゃう。

そしてその“泣き”は割と長く続きます。

 

これ。

どっかで経験あるなー、なんかこれ知ってるなーと思っていたのですが、

そらさんが幼稚園で年長さんになったばかり、去年のちょうど今頃もこんなことがあったのです。

 

夕方にメソメソ泣く。

夜寝るときに急にワンワン泣く。

割とそういう日が続いたよなーと思い出しました。

 

「そらちゃん大きくなりたくない」

「そらちゃん大人になりたくない」

「そらちゃんはずーーっと赤ちゃんのままがよかった」

「お姉さんになったとか言わないで!」

 

そらさんは去年あたりからしょっちゅうそう言います。

 

「大きくなったねぇ。」って言われたら喜ばない?子どもってさ。

そう思っていた私は、そのそらさんの言動に割とびっくりしています。

 

 

「大きくなっちゃったらママはそらちゃんのお世話してくれなくなっちゃうんでしょ?」

「そらちゃん、ママとパパとずっと一緒にいたいんだもん。大人になっても一緒にいられるの?」

 

 

自立。

自分の世界を確立する。

自分で考えて決めていく。

依存からの脱却。

親離れ。

親の保護、擁護の世界から全方位自由の世界へ。

 

赤ちゃんから幼稚園年長さんまでの自分と、山梨の小学校へ行きはじめた新しい自分

の変化に戸惑いをみせている。

 

自立って怖い。

自分の足で立つのって最初はグラグラで怖いよね。

 

 

「変わりたくない!変わるのやだ!ママも変わっちゃうの?」

 

泣きながら聞くそらさん。

 

いつも守られてた、いつも近くにいてわからないことや出来ないことがあればやってくれた、パパとママから離れて過ごす。

 

今、そらさんは自分の世界を構築している最中なんだ。

 

「大きくなりたくない!」といくら言っても大きくなってしまう。

日々暮らしていれば、思い出も増えていく。

良い思い出も、悪い思い出も。

“記憶”という機能がついているからね。

 

人の感情に触れることで自分の感情に気付く。

良い感情も悪い感情も。

 

悲しみも苦しみも苦悩も寂しさも、取り除いてあげることはできないんだ。

 

 

昨日、泣いているそらさんにこう言ってみた。

 

「そらちゃん。山梨の小学校を辞めてお家の近くの小学校に行ったって、いろんなことがあるんだよ。辛い事や悲しいことはなくならないんだよ。ずーーーっと楽しいコトばっかりじゃないんだよ。場所を変えたって変わらないんだよ。」

 

そらさんはなんとか寮を辞めたいと思っている。

それはまだ自立への階段を昇り始めたばかりだから。

なんとか逃げ出したい、場所を変えれば“これ”は無くなるだろうと思っている。

だからあえてそう言ってみました。

 

「そうなの?ママもそうだったの?」

 

目に涙をいっぱい溜めてそらさんが言う。

 

「うん。パパもママも毎日楽しそうにしてない?それはさ、悲しい事や辛いことが“無くなった”わけじゃないんだよ。これはぁ~どうやったら楽しくなるかなぁ~?って考えてるんだよ。だから、そらちゃんも寮にいる時間がどうやったら楽しくなるかなぁ~?って考えてみたらいいよ。」

 

それを聞いたそらさん。

パッと目が輝く。

 

「じゃあさ、ベッドのとこにシールをたくさん貼るっていうのはどうお?」

「いいんじゃなーい?あ、でもさ、壁に貼っちゃうと剥がすときガサガサいなっちゃうかもしれないから、ちゃんと大人に聞いてからねー。」

「うん!でもさ、貼ってー剥がせるシールなら大丈夫だよね!」

 

次々とアイデアを話すそらさん。

 

学校でやっていることは楽しい。

でも夜一人で寝るのは嫌。

お家にいたい。

でも学校は楽しい。(「気がする」程度ですが。)

 

6歳のそらさん。もうすぐ7歳。

小さい身体全身で“生きて”ます。

 

戸惑いも苦悩も寂しさを感じることも、貴女だけの財産。

 

なんにもしてあげられないし、気持ちを本当にわかってあげることもできない。

 

 

「失敗したって泣いたって弱音を吐いたって怒ったって大丈夫。

貴女は絶対大丈夫。私と亮一さんはずーーーーーっと貴女が大好きなんだから。

安心して行っといで。」

 

こう言ってあげること、そういう場所を作ってあげることが私の精一杯だ。

 

 

安心して

 

戸惑いなさい。

 

それが貴女の宝物になるからね。

 

 

 

今日もそらさんは元気です。

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安定を求める思考と“生”を感じたい奥からの欲求。

 

亮一さんはずいぶん前から「インドに行きたい」と言っている。

 

去年は「どうしようどうしよう。」「怖いよー。怖いよー。」と何日も何日も悶えながら、迷いながら、アジア一人旅へと出かけて行った。

 

期間も決めず、目的もない、宿も取らず、ルートも決めない、陸路で移動する一人旅。

 

結局4週間の間、シンガポール、マレーシア、タイ、カンボジアラオスを巡って帰ってきた。

 

その旅から帰ってきた亮一さんは、行く前とは確実に“何か”が変わっていた。

顔つきも雰囲気も“何か”が違う。

 

逞しい?そんな簡単な言葉じゃ言い表したくないような変化。

 

 

亮一さんはよくこんなことを言う。

 

「日本は綺麗すぎるんだよなぁ。」

「日本は予定調和すぎて退屈なんだよなぁ。」

 

うん。

わかる。

 

「でもさ、同時に便利で綺麗でゴハンも美味しくて…良い国なんだけどなぁ…。」

 

と付け足す。

 

うん。

これもわかる。

 

 

私は今、自分の過去の出来事をなるべく詳細に書こうと奮闘している。

別にお金にもならないし、人からみたら「なにやってんの?意味あんの?そんなことまで開示しちゃって。」なことかも知れない。

 

でも「書きたい」のだ。

 

書かなきゃいいのに、言わなきゃいいのに、な事をたくさんやってきた私。

書かなきゃ、言わなきゃ、誰も知らないこと。

でも、それをあえて書き綴りたいのです。

 

 

「インドかぁ~…。怖いなぁー。でも、行きたいし、今行っとかなきゃ!な気がするんだよー。」

 

亮一さんはずっとこんな思いがどこかにある。

そして、きっと今年中には行くんじゃないかと思う。

インドへ。

 

「ここまで書いちゃっていいのかなぁ~…。でも書きたいんだよなぁ~…。

書かなきゃ!な気がするんだよなぁ…。」

 

私の日々の思い。

どうして自叙伝を書いてるのかさえ分からなくなる時がいっぱいあるけど、

でも、心が躍るんです。

 

インドへなんか行かなくてもいい。

自分の過去の事なんかさらさなくたっていい。

 

そんなことをしないで真面目に一生懸命働いていれば、いくばくかのお金が手に入り、

安定した(ように見える)毎日がおくれる。(ような気がする。)

 

でも…

 

そこに“生”を感じられる“何か”はあるんだろうか?

 

「生きてる!」と感じられる時。

そこには“恐怖”が必ずある。(と思う。)

 

じゃあ“生(せい)”ってなんだろう?

 

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亮一さん推薦の名著。

この本にこう書いてある。

 

「生きている」ということは、体の中で合成と分解が絶え間なくグルグル回っているということなんです。

その流れこそが「生きている」ということ。

その流れを止めないために私たちは食べ物を食べ続けなければいけない。

入っていって抜け出ていくという流れしかないわけです。

 

  この本の著者?対談者?の福岡さんは、20世紀最大の科学者であろうユダヤ人のシェーンハイマーさんの実験を元にこう書いています。

 

このシェーンハイマーさんはこう言っていたそうです。

 

「生命は機械なんかじゃないよ。生命は流れだよ。」

 

生命とは、“生”とは、「流れ」。

 

留まるものは何もなく、持てる物は何もない。

貯めこもうとすると病気になるし、安定を求めすぎると辛くなるだけだ。

(安定している「ように」見えるだけで、全くの「安定」なんてないからね。)

 

“生”を感じられる時、それは無防備な時なんじゃないかと思う。

 

「もうどうにでもなれ!えいっ!」の瞬間。

バッと目の前にいきなり現れた絶景を見た時。

誰も頼れるひとがいない、誰も知り合いがいない土地に身を置いたときに発動する“何か”を感じた時。

 

流れに身を任せる。

無防備

 

これはすごい恐怖だ。

自分でコントロールしていると“思い込んでいる”「思考」が恐怖を訴える。

 

でも、その恐怖を味方につけるとそこには“生”が在る。

 

安定を求める思考が湧くときも多々あるし、恐怖にやられそうになるときもたくさんある。

 

でも、それこそが“幻想”であり、“思い込み”であることに気付く。

“観念”だ。

そこに気付いたら壊す。

ぶっ壊す。

そして流すのです。

 

気付いてぶっ壊して流す。

また気付いてぶっ壊してぶっ壊して流す。

 

その繰り返しを「怖い怖い」と言いながらやっている。

 

そんな毎日です。

 

今日も藤山家の3人はのんびりダラダラと…

 

“生きて”います。

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ゴールデンリバーグですね!!笑

 

そらさん、お家ぬくぬく生活を満喫しております。

 

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「ねぇ、あと何回お家で寝られる?」

 

毎日聞くそらさん。

 

「あと○回だよ。」

 

そう答えると「あ~ぁ…」と肩を落とす。

 

その姿を見て私は胸が…いた…

 

…まないんですよこれが!!

 

胸が痛むどころか「いつまでもネガティブになってんじゃねーよ!おらぁ~!!」と言いたくなってしまったりすることしばし。

 

先日のねんねの時間。

 

そ「ねぇ、ママ。」

ゆ「ん?なぁに?」

そ「あのさ、そらちゃんのことずーーっとずーーっと好き?もし弟か妹ができたとしても、そらちゃんのことが一番?ずーーーっと一番?」

 

これ、何度も何度も聞きます。

 

ゆ「うん。そうだよ。ずーーーーっと一番好きだよ!変わらない!ずーーっと変わらない。それにさ、弟か妹は出来ないよ。もうママ無理だもん。だから大丈夫!」

 

私も何度も何度も言います。

 

そ「ほんと?ほんとに?じゃあさ、そらちゃんが寮にいる時何度も思い出す?」

ゆ「うん!今そらちゃん何やってるのかなぁ~だいじょぶかなぁ~っていつも考えてるよ!」

そ「ほんと?いつも?」

ゆ「うん。いつも思い出してるよ。」

 

これね、わかるんですよ。

不安なんだってわかるんですよ。

でもね…

 

何度も何度もうるせーーよ!!

とも思うわけですよ。( 一一)

 

そ「ママ?ママはそらちゃんが一番可愛い?心配?」

ゆ「うん。そうだよ。…でもさぁ、そらちゃん何度言っても信じてくれないじゃん。

ママさ、何度も何度も言ってるのにさぁ。」

 

ついつい不満を言ってしまいました。(;'∀')

 

そ「うん。そうだよ。だって信じられないんだもん。」

 

…ちーん…( 一一)

 

この時知りましたね。

何度も何度も「愛してる?」「ねぇ好き?」「私のこと、ずっと愛してる?」としつこく聞く女性がウザがられる心理を。

 

 

しっ!つっ!こっ!い!( `ー´)ノ

うるせーーーーー!!!

 

と、つい感じてしまう自分がいます。

 

もちろん本人にはそんなこと言いません。

ちゃんと優しく答えてますよ。

それにほんとに「心配」だし「大好き」だし「一番可愛い」し。

 

でも、と同時に「うるせーな!とっとと覚悟決めて学校を楽しめよ!」と思ってる自分もいるのでございます。(←ひどいね。(;'∀')あはは(;'∀'))

 

そんな私。と亮一さん。

 

昨日の姿です。

 

どーーん!

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何故かアフロでキメキメ!笑

 

二枚目の写真の亮一さんがハマりすぎててウケる。笑

夫婦で何やってんだか。笑

 

これもいい写真なのよ。↓

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やっぱりそらさんはかわゆい。そして亮一さんは素敵だ。(←親ばか嫁ばか。上等!)

 

 

昨日はこれを受けてました。↓

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算命学宇宙盤鑑定!!

(写真はあえてぼやけさせてます。)

 

 

高尾にある素敵なカフェ。

 

ふたこぶ食堂でやっていた算命学宇宙盤鑑定を家族で受けたんだー。

cafefutakobu.com

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素敵な店内。

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美味しいお料理♡(ちょっと量が少なかったなぁ~)

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絵になる亮一さん♡(←もういいって?笑)

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かわいすぎるそらさん♡(←こっちももういいって?笑)

 

素敵な店内で美味しいお料理を頂いた後に家族で宇宙盤鑑定。

って、どんな休日だよ!って感じですよねぇ。(;'∀')

 

で、アフロ?

 

もう何がなんだか…。笑

 

算命学宇宙盤鑑定の結果はね…

 

すんごくよかった!!

し、鑑定してくれた方が何より楽しそうでねぇ。( *´艸`)

これ、すっごく大事なことですね。

 

素敵な時間を過ごせました。

 

そらさんは飽きてましたけどね。(;'∀')

 

ということで、鑑定結果はまた後日~

 

面白かったよー!

 

藤山家のゴールデンリバーグはまだまだ続く~