藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

自己肯定ってどうするの?

 

長いGWを終え(9連休だったのよ!!)、そら先生は無事に山梨に行かれました。

 

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もはやお決まりの泣きながらおにぎり。笑 かわゆす。

 

メソメソとは泣いたけど、「うわーーーん!!」はもう無い。

確実に慣れてきています。すごいぞ!そらさん!!

 

昨日の夜も三回程TELがかかってきたのですがね。

なんと!

泣いてないのです!!

ちょっと情けない声は出していましたが、これまた「うわーーーん!」は無い。

割と普通に話しておりました。

 

すごいぞ!!そらさん!!

 

 

話しは変わって日曜日のこと。

私とそらさんは大好きな友人宅にお邪魔しておりました。

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超絶いい写真♡(一応Sくんにはモザイクいれてみたよ。大丈夫?Sちゃん?)

 

 

Sちゃんは2月に第二子を出産した。

ホルモンバランスがガタガタの時期。

その上身体もガタガタの時期。

 

穏やかそうに見える雰囲気に若干の引き攣れが感じられた。

 

Sちゃんと知り合ったのはもうかれこれ10年前位。

まだ彼女が27歳で、どーしょもない男と付き合ってる時だった。

モラハラ男でしたのよ。)

 

私が整体リラクゼーション新店の店長になるときに来た、まったくド素人の新人。

いつもビクビクしている弱っちい女だった。

でも、その弱さの中にはものすごい優しさや、人を超絶思いやれる、寄り添えるすごさを持った女だった。

 

その彼女が紆余曲折あり、今の優しい旦那さんと幸せな結婚をした。

めっちゃ優しい、めっちゃ可愛い第一子を出産し、いろんな経験を積んだ。

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↑こいつ。笑 そらさんに前プロポーズしていた。笑

 

いつも一生懸命生きている彼女。

でもずーーっと自分に自信がない。

自己肯定感が超絶低いのだ。

 

そこに苦しむSちゃん。

 

藤山家に何度も泊まりに来て、いろんなことを吸収していった。

 

自分を好きになりたい。

 

きっとそんな思いなんだと思う。

第一子のSくんの成長と共に、だんだんとSちゃんは変わり始めた。

 

だんだんと「開き直り」始めたのだ。

 

「だってー、私怠け者なんですもん。しょうがないっすよ。あははは!」

 

そんな素敵な言葉を聞けるくらいになっていた。

 

あー、なんかいいなー。

そうそう。

それなのよー。

貴女が開き直って笑ってれば、みんなが幸せなのよー。

 

そう私は思っていた。

 

が…。

 

第二子を出産して、今彼女はメンタルも身体もガタガタだった。

 

「毎日泣いてますよ…。ちゃんとできないんですよ。Sに申し訳ないって自分をせめちゃいます。」

 

上の子の相手をしてあげる余裕がない。

そりゃそうだ。

まだ生まれて2か月の赤子がいるんだもん。

旦那さんはお仕事だし、平日はワンオペ育児だ。

それに出産って…

めっちゃすごいことしたんだよね!

大事故にあったくらいの大ダメージなんだよ!

出産って!

 

全力で話す私。

そんなの当たり前だって!

あんた、すごいことしてるんだよ!って全力で伝えた。

 

自己否定感の強さが全面に現れているSちゃん。

ナリをひそめていた“それ”がまた浮上していた。

 

そんなSちゃんがポツリとこう言った。

 

「自己肯定感…。どうやったら高くなるんだろう…?はぁ…」

 

私はその言葉にすごい違和感を感じた。

 

 

自己肯定感ってどうやったら高くなるんだろう?

 

↑これ。

どうやったらポジティブになれるんだろう?って言ってるのと一緒ですよね?

どうやったら前向きになれるんだろう?って。

 

これね。

方法を模索しちゃダメなんだよなー。

メソッドなんてないんだよなー。

 

私はちょっと考えてこう言った。

 

「自己肯定感を高くしようとなんてしなくていいんだよ。むしろそんなこと追っかけちゃダメだよ。」

 

Sちゃんは「え?」とびっくりした。

 

「だってさ、自己肯定感を高くしよう!とするってことは『自分は自己肯定感が低い』ってことをただただクローズアップすることになるでしょ?余計『自己肯定感が低い私』を確立しちゃうことになるでしょ?」

 

ポジティブになろう!前向きにならなくちゃ!を強く思えば思う程、

『ネガティブな私』『後ろ向きな私』を強化することになる。

これじゃあいつまでたってもグルグルするだけだ。

 

「自己肯定感が低いままで行くんだよ。まーしょうがないかー!だって今はそう感じてるんだもんなー!だよ。これだよ。」

 

「あー…そっかぁー」

 

Sちゃんはつぶやいた。

 

「とっとと開き直って頂きたいですよねー。ま、これが今の私だし。しゃーないかー!ってさ。」

 

私は「あはは!」と笑いながら言った。

これは私が私に向かって言っている言葉だった。

 

「そうですよねー。そっかそっかぁ…」

 

うんうんと頷くSちゃん。

 

 

そんなSちゃんから昨日LINEが届いた。

 

ゆっきぃさんと話せたお陰であんなにバッキバキだった肩、背中が凄い軽くなっててオッタマゲました(*‘∀‘)

ゆっきぃさんは歩くパワースポットですね(笑)

 

んふふ♡

 

残念ながらちげーよ。笑

 

「貴女は貴女のままですごいんだよ。なにも頑張らなくても貴女のことが大好きなのよ。」

と全身で伝えたから、身体の力がちょっと緩んだだけなのよ。(*‘∀‘)

 

 

私は私を肯定し続ける。

たとえ否定してしまっても、それを肯定する。

否定した自分を「んふふ。ウケる!」と。

だってさ、そうしなきゃ人を肯定することなんてできないじゃん。

 

自己肯定は「開き直り」だと思う。

逃れられないこの「自分」に開き直るんだ。

全面降伏するんだ。

 

「だってさーもうしょうがないもん!“これ”しかないんだもん!」

 

そこから始まるんだ。

もっと楽しい“旅”がねー。

 

ゆるゆると行こうね。

焦ってもいいことないからさ。

 

今日も私は『私』です。

 

ではまたー