藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

私の施術のお話し。第3話『インストラクターになり、さらに技術の難しさに身悶える。』~藤山家で整う施術やってます。~

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こんにちは!

私の施術ができるまでのお話しシリーズ、しばらく続きそうです。

書きながら「どうなっていくんだ?」と思っているのですが、『私のコト』を書き始めたのもこういうのがきっかけだったなぁ…と懐かしく思い出しています。

 

(『私のコト』とは私のソープ嬢時代の自叙伝です。

まだ読んでない方はよかったらこちらからどうぞ。↓↓↓)

yukiukixkix.hatenadiary.jp

 

『宣伝』や自分の施術を『わかりやすく説明する』がとても難しいと感じている私には、いまのところこのスタイルしかできないので、もうこのままやってしまえ!と開き直って書いていっています。

 

このお話しの中で少しずつ専門的なことをわかりやすく伝えていくつもりでいるので、読んで頂けるととても嬉しいです。

 

では第3話のはじまりです。どうぞ。

 

第3話『インストラクターになり、さらに技術の難しさに身悶える。』

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2回目のプロテストを受け、やっとの思いで合格した私はやる気に満ち溢れていました。

 

(前回までのお話しはこちら☞

私の施術のお話し。第1話『リフレクソロジーに出会う』~藤山家で『整う施術』やってます。~ - 藤山家においでよ

私の施術のお話し。②「リフレクソロジー沼にハマる。」~藤山家で整う施術やってます。~ - 藤山家においでよ

 

すぐに配属先が決定し、私は大阪梅田にある大きなショッピングモール内のサロンで働き始めました。

規模はそこそこの大きさ、お客様の多さもまだ発展途上くらいのお店です。

 

社員さんは1人。

あとはサロンセラピストという契約のスタッフでお店を回していきます。

 

私はフル勤務のサロンセラピストとして、週5のフルタイム、シフト制で働き始めました。

 

毎日毎日お客さんの足裏やふくらはぎや脛(ひざから足先までってことね)を揉んで押して流す日々。

時にはハンドリフレを施したりと、リフレクソロジーまみれの日々でした。

 

反射学のことをわかりやすく説明し、お客さんに少しでもリラックスしてもらい、効果を実感してもらおうと悪戦苦闘する私。

 

そして少しでも多くの方にリフレクソロジーを知ってもらおうと、真剣に真面目に一生懸命やっていました。

 

足裏を毎日揉んでいても、毎日押していても、まったく飽きない。

それどころかますます技術の奥深さに気付いてしまって「もっとこうやってみたらいいかも!」と試行錯誤していました。

 

気付けば指名をしてくださるお客様が増え、サロンで一番指名をとるセラピストになっていました。

 

私は「ぬふふ。当たり前じゃん。」とまたもやいい気になってきていた矢先、思いがけない声をかけられるのです。

 

「私がこのサロンで一番上手いに決まってんじゃん。」

「私がみんなに教えてあげたいわぁ。」

「なんであんなに下手くそになっちゃうの?!信じられない?!」

 

いつの間のかそんなことを思うほどいい気になっていた私に、本社からやってきた人事担当の社員さんがこんなことを言いました。

 

「あのさ、幸江って東京出身なんだよね?実家戻る気ないの?実家戻って本社勤務になりなよ。インストラクターになる気、ない?」

 

 

会社の本社は東京の銀座。

私の実家は東京の町田市。

当時私はまだ家を出たまま、大阪で暮らしていました。(7年も家出してたのー!)

 

会社は慢性人手不足。

もっとセラピストを増やしたくて仕方がない時でした。

セラピストを養成するにはインストラクターが必要。

そのインストラクターのなりても少なく、なってもすぐに辞めていってしまうという惨状でした。

なので、その人事担当の社員さんはいつもインストラクター候補を探していました

 

 

インストラクターになるには本社勤務の社員にならなければならない。

本社勤務じゃなければインストラクターになれないのです。

 

 

私はちょうどその時同棲していた男性と別れたくて仕方がなくて、そろそろ実家に戻ろうかなぁ…とうっすら考えていた時だったのですぐに「なりたいです!!帰る気あります!!」と元気よくお返事をしてしまいました。

(当時同棲していた男性は最後には暴力をふるってくるようなクソ野郎だったのですが、そのお話しは自叙伝で書いていくつもりなのでそちらもお楽しみに!ぷぷぷ。)

 

同棲していたそのクソ野郎とひと悶着もふた悶着もありながらもなんとかお別れして実家に戻った私は、あれよあれよという間に本社勤務のプロのリフレクソロジストを養成するインストラクターになっていました。

 

それはセラピストになってからまだ8か月しか経っていない時でした。

 

インストラクターになるためのテストを再度社長の足で受けた私は「この子大丈夫よ。がんばりなさい。」とすぐに合格をもらったのですが、問題はその後です。

 

インストラクターの先輩たちは総勢9名。

はえ抜きの方達ばかり。

そりゃ技術にたいしての知識も経験も比になりません。

 

その中でもトップに君臨する誰もが憧れるインストラクターの頂点Yさんが、私の技術をチェックした時、天まで昇りつめようとしていた私の鼻がポキッとへし折られました。

 

「幸江さん、これじゃ教えられないよ。」

「もっと手を丸く使うってわかる?」

「もっと柔らかく手をつかえないとダメだよ。」

 

優しい口調でめちゃくちゃ難しいことをいってくるYさん。

 

私はその時私の技術の甘さ、拙さ、理解度の浅さをことごとく実感させられたのでした。

 

それは私がプロテストの時に一番悩みに悩んだ技術、『足裏の一点を深く心地よく押す』というものに対しての、さらなる難しい要求でした。

 

Yさんが言っていることがまるでわからないし、まるでできない。

そしてそれができないと生徒に教えることなんてできないと言われてしまったのです。

 

手を丸く使うってなんですか?

手を柔らかくつかって足裏の一点を深く押すってどうやるんですか?

 

何度やっても「違う」「そうじゃないよ」と言われてしまう。

それはYさんだけではなく、他のインストラクターの先輩たち全員に言われ続けるのです。

 

「幸江さん、それじゃダメだよ。」

「できてないよ。」

「もっとこうやって。」

「違う違う。」

「これがわからなければ教えられないから、他の技術を教えてくれる?」

 

一番難しいその技術のことが理解できていない私は、他の技術についてもどんどん自信がなくなり、インストラクターの仕事が日に日に怖くなってしまったのです。

 

それでも大勢のプロを目指す生徒さん達に毎日技術を教えていかなければならない。

私が理解していないのにどうして教えることができるのだろうか。

 

毎日毎日私は悩みながら仕事に向かいました。

 

生徒さんの前では悩んでいるそぶりをなんとか見せないように。

 

できない。

わからない。

何度やっても「違う」と言われ続ける。

自分でも違うということはわかる。

けれど直せない。

 

そんなある日、私は生徒さんからクレームをもらいます。

 

「あの先生に聞いても何言ってるかわからないので担当を代えて欲しい。」

 

と。

 

それも1人ではなく、何人もにそう言われてしまうのです。

 

ガーーーーーーーン…

 

一緒に組んでいた先輩インストラクターの方にその事実を言われた時、私はさめざめと泣きました。

 

「泣いたって仕方がないでしょ。どうするのよ。そんなこと言われて恥ずかしくないの?!」

 

厳しい先輩は私に追い打ちをかけます。

私を責め立てるように。

 

「幸江さんがそんなんじゃ困るのよ。みんな必死なんだから。会社だって必死なんだから。どうするのよ。ねぇ!」

 

それは私をふるい立たせるために言っているのではないことが容易にわかるような言葉のかけ方でした。

ただのストレスの発散としか思えないような罵倒。

 

「社長にも報告しないと。もう。ほんとに困るのよ。こういうの。」

 

本気で嫌そうな顔の先輩。

私をなじるだけなじり、席を立つときにこんな捨て台詞を吐きました。

 

「責任感がないならすぐにやめて。あなたみたいな人がいたら困るだけだから。はぁ!」

 

 

突然始まった技術指導という仕事に慣れないまま、自分の技術の甘さに打ちひしがれながらも必死に食いついていこうとしていた日々。

あっぷあっぷのまま、20人以上の受け持ち生徒さんの技術指導をしつつ、自分の技術のチェックをしてもらう毎日。

 

もうボロボロでした。

 

プレッシャーと罵倒。

生徒さんからのクレーム。

向上しない技術。

理解ができない私の頭。

思うように動かない私の身体。

 

またもや泣き続ける私。

 

「もう…無理だ…」

「私にはできないよ…」

「足裏揉むだけじゃん…それなのになんでこんなにできないの…」

 

 

いつしか私は電車に乗ることが怖くなっていました。

銀座に向かうことが怖くて足が震え始めました。

 

それでも一生懸命仕事に向かっていたある日。

 

朝、新宿駅で乗り換えのためにホームに向かう階段を上ろうとしていた時です。

その階段を見上げた時、急に視界がぐにゃりと歪みました。

そして次の瞬間目の前が真っ暗になり、私は気を失ってしまったのです。

 

「…大丈夫ですかぁ…」

 

遠くで聞こえる女の人の声。

私はその声を聞きながら、どんどん意識が遠のくのを感じていました。

 

…つづく。

 

 

☝こんな過去のある私が「整う施術」やってます。

リフレクソロジーも出来ますが、今の私がやっているのは全身が整う施術です。

カテゴリーは「整体」になるんでしょうね。

私がいまやっている施術のことにたどり着くまで少し時間がかかりそうですが、宣伝だけしておきます。(ここで宣伝しても説得力ないよなぁ。)

 

《施術時間と料金》

90分 8000円

初回は120分 9000円

(初回はお話しを伺うお時間を頂きます。)

 

《場所》

横浜にある『藤山家』

ご予約後詳しい場所をお伝えいたします。

最寄り駅は横浜市営地下鉄『蒔田駅(まいたえき)』です。

 

ご希望があればめちゃくちゃ美味しいハーブティーを+200円でお付けいたします。

一緒に飲みましょう。

 

 

こちら、施術前と施術後の変化です。

(お客様の了承を経てお写真使わせて頂いています。)

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胸と肩のゆったり具合、肩のゆがみの整い具合がわかってもらえると嬉しいです。

 

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これはわかりやすいですね。

だいぶ丸まってしまっていた背中がスッと立っているのがわかりますか?

前に出てしまっていたお腹も綺麗にスッと整っていますね。

 

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首がずんぐりしてしまっていたのがスッと立っていますね。

肩甲骨も綺麗に浮き出ていて、足でちゃんと立っているのがわかります。

ほんとはもっと綺麗な立ち姿になる方なのですが、私の一回の施術ではここまでが限界でしたぁー!

ほんとはもっと美しく立てるんですよ。この方。

 

この方は「ちょっと触ったくらいで何が変わるんだよ。変わるわけないだろ!」とおっしゃっていたそうですが、彼女さんが「いいから受けてみて!」と半ば強引に連れてきてくれた方でした。

終ったあと「…すごい楽になった…すげぇ…」と言って頂けてホッとしました(;'∀')

ありがとうございますーー!

 

 

 

本来あるべき姿に戻していく。

本来の身体のポテンシャルを引き出す。

立つこと自体が楽になる。

関節の可動域が広がる。

視界がとにかく明るくなる。

身体が軽くなる。

ストンと立てる。

楽に動ける。

 

そんなことを実感していただける施術だと思います。

もちろん不調を感じている個所や痛みが出ている個所がありましたら遠慮なくおっしゃってください。

あらゆる方法で施術を試みます。

 

 

1月の枠がありがたいことに残り1枠になりました。

1月28日がまだ空いております。

そして2月はまだまだ空きがありますよ!

是非一度受けてみて下さい。

 

きっとご自分の身体が好きになりますよ。

 

お気軽にご質問・お問い合わせしてくださいね。

↓こちらからどうぞ。

お問い合せ・お申込み:メールフォーム 

 

ご神木が埋まっている不思議なお部屋でお待ちしています!!

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猫がふすまをボロボロにしてしまっているのはご勘弁ください…

この真ん中の四角い部分にご神木が埋まっています。

 

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こちら。

 

もんのすごく気持ちよいお部屋です。

 

ぜひ体験してもらいたいなぁ。