今朝の藤山家の会話をシェア。
私は毎朝、亮一さんには「今日も愛してる!!」と言い、そらさんには「今日も可愛いね!大好き!」とウザいくらい言う。
それを亮一さんとそらさんはどう思ってるのかはわからないけど、とりあえず嬉しそうな顔をしてるように見えるので(見えるだけかも笑)やり続けてる。
というか、私が言いたくて仕方がないので言ってるんだけど。
そしてそらさんが朝ごはんを食べているとき、私はこんなことを言っていた。
「そらちゃんは可愛いなぁ~♪なんでこんな可愛いんですかねぇ~♪」
まぁこれも毎朝のこと。
「ありがと!(*‘∀‘)そんなに可愛いかなぁ~…」
そらさんはにやにやしながら答える。
坂爪圭吾さんに遊んでもらってるそらさん。
以下:ゆ=私 そ=そらさん り=亮一さん
で、お送りいたします。
ゆ「それにそらちゃんはすんごーくいい子だと思うよー♪なんでこんなにいい子かねぇ」
そ「わかんないよー。でもね、そらちゃんは幼稚園ではすんごく怒っちゃったりするんだよー!」
ゆ「そっかー。あのさ、怒っちゃう時って、身体がどうなる感じがする?」
そ「え?身体?」
ゆ「うん。ママはさ、胸のあたりがギュー!ってなったり喉のあたりがキュー!って閉まる感じがしたりするんだー。そらちゃんはどう?」
そ「うーんとね…、ここがギューってなる感じがするよ!」
そう言ってそらちゃんが指を指したのは頭だった。
ゆ「へーー!そうなんだ?!ここ?へーー!!」
そ「うん!だってさ、あったまきちゃうんだもん!!ムカムカしちゃうし!」
ゆ「あはははは!そらちゃんはどんな時にあったまきちゃうの?」
そ「うーんと…お話し聞いてくれないときとかぁー、こないだはね、そらちゃんのことだましたお友達がいてさ!すんごいあったまきちゃったから怒ったんだよー!」
ゆ「え?!だましたの?どうやって?」
そ「なんかさ、Rちゃんが『カルタがなくなっちゃったんだけどー』って言うから
一生懸命探したの!そしたらそれ嘘だったんだよー!ひどくない?!」
ゆ「(カルタってかわいすぎる笑)ひどいひどい!!で、そらちゃんが怒ったらどうした?」
そ「ごめんって言ってくれたけどさー。でもひどくない?!」
そらちゃんはこの件に関してはひどくご立腹だったご様子。笑
かわゆす。
ゆ「あのさ、また今度ムカムカしてあったまきちゃうことがあったらさ、そらちゃんの身体がどうなってるかなー?って感じてみてくれる?また頭がきゅーってなるのか、お胸のあたりに何か感じるか、お腹かなー?とかさ。
ママそれ知りたいから、教えてくれる?」
そ「うん。いーよ!」
ゆ「ママはね、すんごいムカムカするとね、まずお胸がギュー!ってなって、お喉がキュー!ってなって、で、もっと怒っちゃう時はオエーが出そうになって、それから涙も出てきちゃうんだー」
そ「あ!それそらちゃんもなるかも!だってあったまきちゃうとき泣きそうになっちゃうもん!」
ゆ「あー!やっぱり?それはさ、あったまきちゃうって『哀しい』って気持ちがあるからなんだよー」
そ「え?!そうなの?!」
ゆ「うん。だってさ、そらちゃんは『お話しきいてくれないとあったまきちゃう』んでしょ?それはさ、お話し聞いてくれなくて『哀しい』って感じてるんだよねぇ?」
そ「そっかー!そうだね!」
ゆ「だからさ、泣きたくなっちゃうのは当たり前なんだよ。」
そ「そっか!わかった!」
6歳のそらさん。
ものすごく話を聞いてくれます。
たいしたもんです。
そこで亮一さん登場。
り「なになにー?なんの話ー?」
ゆ「そらちゃんに怒っちゃう時って身体どうなる?って聞いてたのー(*‘∀‘)」
り「へー!いいねいいねー!」
そ「でもさ、あんまりあったまきちゃうとかムカつくとか怒っちゃうとかすると、もしかしたら先生に怒られちゃうかもしれないよ。そんなこと思っちゃいけませんって言われるかもしれないよ。」
ほー…
ここで私たち夫婦は口を揃えてこう言いました。
ゆ・り「別にいいじゃん!」
ゆ「それに怒られないよ!ていうか怒られてもかんけーないし。ね?」
り「そーだよ!思っちゃいけないことなんてないんだよ。」
ゆ「そうそう。思っちゃいけないことなんてないよ。」
そ「あ!じゃあさ、これも思っていいの?『パパとママがいろいろ言うとめんどくさい!』って。」
ゆ「いーんだよ!え?いろいろ言うとってどういうこと?」
そ「なんかさ、テレビもうやめなさい!とかパジャマ畳みなさいとか、もう寝るよ!とか、ドアちゃんと閉めてーとか。いろいろたくさん言われるとわかんなくなっちゃうしめんどくさい!って思っちゃうんだ。」
り「いーんだよいーんだよ!ママもパパもそらちゃんに『絵本読んでー』って言われて
めんどくさいなーって思ったりするよ。でも、そらちゃんが読んでって言ってるから読むかー!ってやってるんだよ。」
ゆ「そうそう!ママだってめんどくさいなーって思うときいっぱいあるよ!だから思っていいんだよ。思っちゃダメなことなんてないんだよ。」
そ「そっかー。」
ここでそらさんいいこと言います。
そ「でもさ、人が思ってることってわかんないじゃん。」
6歳です。
そんなこと言います?
私はこの時心の中で『そらさんすげっ!!』と言っていました。
ゆ「そうそう!そうなのよ!だからお話しするんだよ。だからお口で言うんだよ。
相手にも『聞かせてくれる?』って言うんだよ。」
この後またまたそらさんが良い事に気付きます。
そ「あ!なんで声って出るんだろう?不思議じゃない?」
ゆ「うん!なんでだろうねぇ~。でもさ、声が出てありがたいねー。だってさ、自分の思ってること伝えられるもんねー。」
そ「そうだねー!」
り「そら、でもさ、聞けなかったら言うこともできなくない?」
そ「あ!」
ゆ「そうだよねぇ。お耳があってありがたいねぇー。」
そ「うん!そうだねー!お話し聞けるもんね!」
すごくないです?
そらさん。
6歳ながらにいろんなことを感じて、いろんな感情が芽生えているんだ。
私と亮一さんが絶対にやりたくないことがある。
それは『その人の中に出てきた感情を否定すること』です。
言い換えると『自分の中に出てきた感情を否定して蓋をすること』ですね。
人を悪く思うなんてダメ!
ムカムカするなんてダメ!
怒るなんてダメ!
そうやって罪悪感を植え付ける。
心の中や頭の中までコントロールしようとしてくる。
そんな人いますよね?
(親とか先生とか上司とかとかとか)
これ。
植え付けられたものを解除するのがどれだけ大変か。
感情は湧くもの。
それはどんな人にも平等に湧く。
それはコントロール不可能なのです。
そしてそこには罪悪感なんて必要ない。
怒りはダメで喜びはOKなんてそんなアホな話があるかいな。
赤がダメで青がOKと言ってるようなもんだ。
全ての感情には味わいがあり色がある。
それを感じるためにここにいるのに。
自分の中に湧いた感情をちゃんと感じてあげられるのは自分だけ。
味わえるのも自分だけ。
そこに制限がかかったままだと外側の相手までコントロールしようとしてしまう。
タブーと言われている感情、ネガティブと言われる感情が湧いた時こそチャンス。
蓋をせず、見て見ぬふりをせず、なかったことにせず、(あ、いや、してもいいんですけどね汗)よーく見てみて。
そうすると
結果
世界が平和になりますから!!
私はそう思う。
ではまた。