藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

私のコト㉒

みなさんおはよーございます!

 

朝活がぐだぐだになってきているゆっきぃでーす!w

 

昨日はリーディングセッションを3人の方に受けて頂き、

なんとも充実した時間を過ごすコトができました。(←私が笑)

やっぱり1人1人、違う人生の表れを観させていただくのはありがたく、

そして楽しいコトだと実感しました!

ありがとうございました!!

 

さて。

続きいきましょう!

 

ラウンジのママ「りお」さんのコトを好きになりはじめ、

ママの元でお手伝いをしながら夜の世界を知りたいと

思い始めた小娘ゆっきぃ。

 

バーを辞める算段と、コバ君をどうするか?で悩みはじめる。

 

まずはバーのママに話さなきゃなぁ…

でも言いづらいなぁ…

 

そしてコバ君にも言わないとなぁ…

めんどくさいなぁ…

 

最初は数日間手伝って欲しいと言われただけだったのに、

私はもうすでにそのラウンジに勤める気になってました。

 

その気になってしまったらもう戻れない。

言いづらいけど、早く言わなきゃ気が済まない。

 

私はもうその次の日、バーのママに言うつもりで出勤してました。

 

出勤すると、面接のエピソードの時に書いた「マンちゃん」がカウンターに一人座り、

帳簿をつけていました。

 

このマンちゃん、エピソードとしてなかなか出てかなかった人物でしたが

なかなかに良い人です。

正体は、私が勤めていたバーの近くにあるいわゆる「おかまバー」?「ニューハーフバー」?に勤務しているおかま?ホステス?さんでした。

髪は金髪で巻き髪風。ちょっと恰幅の良い体型。

ちょっと見は関西のおばちゃんに見えます。

で、中身は純粋な優しい乙女。

バーのママとはキタで長い付き合いのようでした。

私が出勤すると、マンちゃんはだいたいすでにお店にいて

帳簿を付けています。

ママや女の子たちが出勤してくるまでの30分から1時間の間は

いつもマンちゃんと2人。

私はマンちゃんのコトが好きで、信頼していたのでお店での悩みや

自分の話しをマンちゃんによく聞いてもらっていました。

マンちゃんはいつも優しく聞いてくれて

「ゆきえちゃんはほんとによくやってるわよ。ママもいつもそう言ってるわよ~」

と最後には女神の様な佇まいで言ってくれます。

何度マンちゃんに助けられたことか。

 

その日、私はママに「お店を辞めたい」と伝えようと思って出勤してます。

ママがどんな反応をするか結構な緊張でした。

そんな時、マンちゃんがカウンターに座っていた。

私はいつの間にかマンちゃんに「今日ママにお店を辞めさせてもらいたい」と

伝えようと思ってるコトを話してました。

マンちゃんはびっくりして「えぇっ!どうしてなん?ゆきえちゃんが辞めたらママは困ると思うわぁ~」と言ってくれました。

私は、実はコレコレこういうコトで~と私の気持ちと、昨日の体験をマンちゃんに全て話してしまいました。

もちろん常連さんのⅯさんの紹介であるというコトは伏せて。

「そうやったんやぁ~。ゆきえちゃんはずっとバーテンダーをやり続けるつもりなんだと思ってたわぁ。向いてると思うねんけどなぁ。でもゆきえちゃんがそうしたいならやった方がええもんなぁ。でも…ママは困ると思うわぁ…。」

 

マンちゃんが優しく聞いてくれたお陰で私はだいぶ緊張がほぐれ、後でお店が終わってからママにきちんとお話ししよう!と再決心しました。

 

その頃、私はお店に新しく入ってきたバーテンダー見習いの2人の女の子の指導を

していました。

まだバーテンダーになって一年も経っていないのに、ママは私を全面的に信頼してくれてお店の仕入れや女の子たちのシフト管理など、お店に関わるあらゆるコトを任せてくれてました。

ママが風邪をひいてどうしてもお店に出られない日も、私に全て切り盛りするよう頼んだり…

ママが私を頼りにしてくれているのはヒシヒシと感じる。

でも…

もうここにいられない。

私はもうここでやる事はない。

 

その日、ママは一日中不機嫌でした。

私に対する態度が冷たい。

ほとんど目も合わせない。

 

何かおかしい。

 

そんな時、私は1つ仕事でミスをしました。

お客さんを怒らせるまではいかないまでも、後でママがフォローを入れなければいけないようなコトを無意識にしてしまっていたのです。

 

ママは私にすごい剣幕で怒りました。

「ゆきえちゃん!!なにやってんの!!これは絶対にしたらアカンことやで!

次来てくれへんかったらどないすんの?!よう覚えときやっ!」

 

こんな剣幕で怒られたのは初めてです。

 

「今日に限ってこんなコトななるなんて…」もう泣きそうになりながらお店に戻り、

なんとか平静を保とうとしながらカウンターに立ちます。

 

でも…

今日の不機嫌さといい、ミスをしたとはいえあの剣幕といい

なんか変だ…

 

そんな居心地の悪い一日を過ごしお店の閉店の時間。

いつもはだいたい閉店後にママと共にお客さんにいろんなお店に連れて行ってもらってましたが、今日はたまたまそのお付き合いがありません。

 

閉店作業が終わり、ママと二人の店内。

心臓をバクバクいわせながら切り出します。

「あの…ママ…ちょっとお話しがあるんですけど…」

「なんやの?ゆきえちゃん。」

めちゃくちゃ不機嫌そう。

怖いけど…言わなきゃ!

「あの…お店を辞めさせてもらいたいと思っています!」

 

言っちゃった…

あぁ…

言っちゃった…

 

でも…

なんかスッキリしたような感じ。

私…

言えた。

 

「そんなコト急に言われても困るやないのっ!で?いつ辞めたいのっ?!」

 

ママは怒りました。

でも…

何かがおかしい。

もともと知っていたような感じ。

 

あぁっ!!

マンちゃんかぁ…

マンちゃん話したんだなぁ…

あそこでマンちゃんに全部話してしまったのは間違いだったかもなぁ…

 

「すいません。たくさんお世話になったのにこんなコトを言って…

でも、次にやりたいコトが見つかってしまったんです…」

「もう!!ほんまに急に言い出すんやからっ!で?いつ辞めるん?」

 

すごい怒ってる…

もうこんなに怒ってるんだったら私の正直な希望を言ってしまえ!

「できるだけ早く辞めたいです。」

「それはいつまでなんっ?!」

「いつまでにすればいいですか?」

「しらんわ。ゆきえちゃんはいつまでいたいん?」

「じゃあ…今週いっぱいでお願いします。」

「ふつーな、ふつーはな、一か月前位に言うもんなんやで!わかってる?

でもしょうがないわ。わかったわ。じゃ今週いっぱいやな。」

 

そんな不機嫌なままのママと別れ、帰路につく。

なんか後味悪いなぁ…

私が悪いのかなぁ…

私なんか悪いコトしたのかなぁ…

でも

ちゃんと言えた。

そして次に進むための一つのステップが踏めた。

それは良かった。

緊張したけど、なんだか楽しかった。

ママは終始怒っていたけど、なんだかそれも良かったような気がしてきた。

 

さてと。

次はコバ君だ。

 

どうやって切り出そう。

そして2人の関係をどうしよう。

 

 

さてさて。

小娘ゆっきぃ。

どうでるか?!

 

つーづーくー