藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

私のコト65

みなさんおはようございます!

 

前回の新月から満月にかけてのデトックス効果なのか?

自分の日々の変化に今戸惑っている最中のゆっきぃです!

 

いったい私は何をやりたいのか?何をやりたくなのか?

またまた自分の“価値観”や“思い込み”がガラガラと崩れていっている感じです。

 

“思い込み”や“観念”ってすんごいあるんだねぇ…

こびりついてるんだねぇ…

 

でもこの自叙伝は何が何でも書き上げたい!の思いだけは強い!

たとえ読んでくれる人がいなくなっても!

 

…って…

それはやだな(-_-)

 

今日もこのブログを開いてくださってありがとうございます!

このページから入った方、はじめまして!

よかったら最初からどうぞ♡

私のコト① - 藤山家においでよ

 

そして前回はこちらです♡

私のコト64 - 藤山家においでよ

 

さて。

今日もつづきいきましょう!

 

Hさんにお願いをして麻美さんのお店に送らせてもらうことになった小娘ゆっきぃ。

麻美さんがどんな反応をするのか?

はたしてこの勝負どうなるのか?

かなりの性格の悪さ全開でワクワクしはじめていた。

 

麻美さんがいる店に着く。

 

とあるビルの3階。

『会員制』と書かれている重厚な木のドア。

 

どんなお店だろう~?

私はドキドキしながらお店のドアを開けた。

 

「いらっしゃいませ~!」

 

ボーイさん達の声。

 

「Hさん。お待ちしておりました。」

 

店長らしき人が挨拶をして席に案内する。

 

薄暗い照明。

落ち着いた店内。

シックな感じのラウンジ。

 

へー…

麻美さんはここで戦ってるんだなー…

 

何故か麻美さんには“戦っている”という言葉が当てはまった。

 

「あれ?Hさん。こちらの女性は?どこの女性ですか?」

店長らしき人が私のことを聞く。

 

「ほら。前に麻美が話していたゆきえちゃんやで。りおママのとこの。」

「ああ!この子がゆきえちゃんですか?はじめまして。よろしくお願いします。」

 

このお店で麻美さんが私のことを話していたんだ。

どんな話をしていたんだろう?

 

「よろしくお願いします。ゆきえです。」

「ゆきえちゃん。麻美ちゃんが怒っちゃうよぉ~こわいよぉ~大丈夫ぅ~?

Hさんも大丈夫ですかぁ~?」

 

店長らしき人がふざけながらそう言った。

 

「そやねん…どうしてもゆきえちゃんが送るっていうからなぁ。大丈夫かいなぁ~」

 

Hさんはソワソワしている。

 

その時麻美さんが席にやってきた。

 

「Hさーん!あー!ゆきえちゃんも一緒やないのぉ~。いらっしゃい!」

 

麻美さん、余裕の笑顔。

 

「なに?同伴したん?ゆきえちゃんどこ連れて行ってもらったん?うなぎ屋さん?」

 

麻美さんは普通に明るく聞いてきた。

 

「はい!初めてお食事連れて行ってくださったんですよー!同伴も初めてですし!

ほんとに嬉しかったです~。麻美さん、すいませ~ん。」

 

Hさんを真ん中に、麻美さんと私は会話をする。

 

Hさんは嬉しそうでもあり、戸惑ってもいる。

 

「なによぉ~Hさん!ゆきえちゃんが私より若くて可愛いからってぇ~。

でもよかったなぁゆきえちゃん。うなぎ美味しかったやろ?」

 

麻美さんはHさんへのヤキモチを少し表現しながらも私に気を使って話している。

ニコニコしながら。

さすが。

 

「はい!美味しかったですぅ。あんなに美味しいうなぎ、初めて食べましたぁ」

「そやろー?あそこ美味しいもんなぁ。なぁHさん♡」

 

でたっ!

Hさんの腕をがっしり抱きこみ、たわわなおっぱいに押し付ける。

 

「私はもう飽きたけどな。あははは!」

 

ぬおっ!

きたな!

笑顔で嫌味攻撃!

 

「わぁ~!麻美さんはもう飽きるほど連れて行ってもらってるんですかぁ?

いいないいなぁ~。ねえHさん。私も飽きるほど連れて行って欲しいですよぉ。」

 

私も負けずに…とはいかないが、Hさんに身をよせる。

 

私は一体どうしちゃったんだろう?

こんなこと今まで一回も言ったことない。

女の嫌なところ全開だ。

 

「ゆきえちゃん。Hさんは大変やでぇ。付き合うの大変なんやでぇ。なぁ~♡」

 

ほほぅ…

“寝て”るんだもんそりゃ大変やろなぁ。

 

「えー?そうですかぁ?Hさん大変なんだぁ。どんなところがですかぁ?」

 

あぁ…

今、私は私が世の中で一番嫌いなタイプの女が言いそうなことを言っている。

 

「それはぁ~…それは言えんわなぁ。ゆきえちゃんに嫌われちゃったら嫌やもんなぁ?そやろ?なぁ?」

 

麻美さん…

すげー…

めっちゃ甘え上手だ。

これをやられて嫌な男はあんまりいないだろう。

ましてやおじいちゃんの年代のHさんは麻美さんが可愛くて仕方ないだろうなぁ…

 

ちょっと“負け”のにおいがしてきた。

 

くやしい。

 

でも麻美さんみたいには出来ない。

 

どうしよう。

負けたくない。

 

そんな時、Hさんがトイレにたった。

麻美さんがトイレまで付き添い、すぐに帰ってきた。

 

うーんと…

なに話そう…

 

そう考えていると麻美さんのほうからこう言ってきた。

 

「ゆきえちゃん。今日お店終わったら時間ある?」

 

へ?

結構真剣な顔してますけど?

明らかにさっきと声のトーン違いますけど?

 

うわわわわ。

ちょっと怖いぞ。

 

でも…

 

なんかワクワクする!

 

「は、はい。大丈夫だと思います。」

「そう。じゃあちょっと飲みに行かへん?二人で。」

 

おーーーー!

二人で!!

すげー!

 

「はい。行きます!じゃ、お店終わったら連絡ください。」

 

私は麻美さんに携帯の番号を教えた。

 

「うん。今日はHさん早く帰ると思うから、遅くはならへんと思うわ。連絡するからね。ちょっと話そう。」

「はい。わかりました。じゃ、後で。」

 

Hさんがトイレから戻ってくるとさっきまでの麻美さんに戻っていた。

 

「だいじょぶだった?転ばへんかった?♡」

 

あぁ…

なんかもうこの人には敵わないのかもしれない…

 

そんな思いがよぎる。

 

今夜聞いてみよう。

ここまで徹底できるのはなんでなのか。

きっと何かあるはず。

 

私は敗北感と少しの虚無感を味わいながら、Hさんと麻美さんにお礼をして

りおの店に戻った。

 

敗北感。

私は“何”に敗北したと思ってるんだろう?

 

麻美さんに“女”として敗北したと思っている?

枕営業”に敗北したと思っている?

“ホステスとしての質”に敗北したと思っている?

 

どれも当てはまる。

でも何かが少し違う。

 

なんだろう?

 

あぁ…

 

“ホステスとしての覚悟”だ。

“腹の括り具合”だ。

 

完全に敗北。

 

私にはあそこまでの徹底はできない。

負けた。

 

少しの虚無感。

これはなんだろう?

なぜ虚無感。

 

この空虚な感じはなんだろう?

 

虚しい。

 

あぁ…

“ホステス”という職業、そして“夜の世界”には常にこの虚無感が付きまとうんだ。

きっとみんなそうなんだ。

ホステスさんもママたちもそしてお客さんも。

そしてその虚無感や虚しさがあるからこその良さなんだ。

 

この敗北感と少しの虚無感。

 

嫌いじゃない。

むしろ良いとさえ思える。

 

私はそんなことを考えながらお店が終わるのを待った。

麻美さんとの時間がどう展開するのかワクワクしながら。

 

 

さーて。

 

麻美さんはなにを語るかな?

 

つーづーくー

 

私のコト64

みなさんおはようございます!

 

昨日、私の大切な友が家に遊びにきてくれましてね。

 

こんなコトを言っていました。

 

『自叙伝、割と細かく赤裸々に会話まで書いてるじゃないですか?

あれって、どんな気持ちで書いてるんですか?過去の辛かった体験を細かく思いだして辛くならないんですか?』

 

とね。

 

彼女は“自分を見つめる”の作業を真面目にやっている素晴らしい女性。

でもまだ過去の辛かったことを思いだすと顔が引きつってしまったり、胸が苦しくなってしまったりするらしい。

 

そういえば数年前の私もそうだったなぁ…彼女の質問で思い出す。

 

でも今は全然違う。

 

自叙伝書いてるのめっちゃ楽しいんだよー!

これ誰の過去ですか?っていうくらい別人の物語みたいで、思い出してて楽しくて仕方ない。

“過去を思い出す”って、ただの私の“記憶”なのでほんとは妄想みたいなもんなんだけどね。

でも、一応記憶では実体験をしているコトなので(わーなんか書いてて矛盾だなー)

できるだけ細かく心情を書いていきたい!と思っているわけです。

 

そして、少しでも読んでくれている貴方、貴女、が『人間って面白いよなー』と思ってくれたらすんごく嬉しいってわけです。

 

数年前の私だったら過去を思いだすのがまだ辛くて書けなかった。と思う。

 

ベストタイミングで物事は進んでいるんだと改めて実感する。

 

もしよかったら最初からどうぞ♡

私のコト① - 藤山家においでよ

 

昨日来てくれた友よ。

ありがとう♡

そして貴女も思いだしても辛くなくなる時がすぐくるよ♡

 

 

さーて。

続きいくよー!

 

 

Hさんから初めてお食事に誘われて『いざ!勝負!』の時を迎えた小娘ゆっきぃ。

待ち合わせのHさん行きつけの鰻屋さんに高揚しながら入る。

 

Hさんはすでに鰻屋さんの個室で待っていた。

お店の女性が案内してくれる。

 

「お連れ様がまいりました。Hさんたら~お綺麗な方ですねぇ」

 

おぉ…

さすが常連。

やっぱりこういう言葉って大切よね。

お世辞がわかっていても嬉しいもんは嬉しい。

 

「お待たせしました。今日はありがとうございます!ほんとに嬉しいわぁ!」

「ゆきえちゃん。よう来たなぁ。まぁ座りぃや。」

 

Hさんはもうすでにビールを飲んでいる。

上機嫌だ。

 

もう勝負は始まっている。

さ。

気合入れよう。

 

「ゆきえちゃん、今日は麻美ちゃんには内緒やで。あいつはすぐにヤキモチをやくからなぁ。」

「はい!わかりました!…と言いたいですけどぉ…。それ、私は嫌だなぁ…」

 

ちょっと牽制してみる。

 

「えぇ?なんでや?嫌なんか?内緒にするのが?」

「はいぃ。だって…麻美さんにヤキモチやいてもらいたいですよ。」

「わっはっはっは!そうか!ゆきえちゃんは麻美にヤキモチやかせたいんか!」

「そうですよぉ~。Hさんはなんで今日私を食事に誘ってくれたんですか?」

「そやなぁ…。ゆきえちゃんはええ子やし、わしのことをいつも気にかけてくれてるしやなぁ…。一度食事に誘おうとはずっと考えてはいたんやで。」

 

うん。

ここまでは上出来だと思う。

Hさんはますます上機嫌になっている。

 

「でも麻美さんに悪いと思って誘えなかったんですか?」

 

こりゃこのままグイグイいってみるか。

 

「そや。麻美ちゃんはこんなわしに優しくしてくれたんや。あの子だけは裏切れんのや。」

 

やっぱり“寝る”のはHさんにはすごく効果的だったみたいだ。

 

Hさんは自分の容姿にすごくコンプレックスを抱いている。

正直お顔も良くないし、背も低いし、頭もツルツルだ。

そしてそのコンプレックスからか、話がもんのすごく面白くない。

それを(多分)自覚しているHさんにとって、麻美さんは『天使』みたいに見えるんだろう。

 

でも。

私はあえてそれを崩してみたいと思っていた。

『麻美さんより私の方がすごい!』『“寝なくても”こちらに引っ張ることができた私はすごい!』という証明が欲しかったのだ。

 

「麻美さんを裏切れないって…。Hさん今私を内緒で食事に連れてきてるのは裏切ってることにならないんですかぁ?」

 

私はわざと意地悪そうに言う。

 

「うーん…そやな…ゆきえちゃんのいうとおりやなぁ…。」

 

本気で困るHさん。

なんだかちょっと可愛い。

 

「あはははは!Hさん可愛い!本気で困ってる!可愛いー!」

「ゆきえちゃん!可愛いって…どういうことや?わしが?可愛い?そんなコト言われたのは初めてやでぇ…」

 

お?

照れてらっしゃる。

いい感じ。

 

こんな会話をくりひろげ、すごく私有利な空気が流れる。

鰻のコース料理も最高に美味しい。

 

こりゃいけるな。

 

私は心の中でガッツポーズをとっていた。

 

食事が終わり『りお』の店に同伴してもらう。

Hさんと初同伴。

りおママはすごくびっくりして、そして少し心配していた。

 

「ゆきえちゃん!Hさんと同伴なんてすごいやんか!でもなぁ…麻美は知ってるんか?

「いえ。Hさんが内緒にしてるみたいです。」

「それのがええわ。麻美が知ったらどうなるかわからんよ~。」

 

え?

麻美さんが知ったらどうなるかわからない?

そんなにすごいの?

麻美さんのヤキモチって。

 

うわ~…

恐い…

 

けど…

 

どうなるか知りたいっ!!

 

私の好奇心に火がついてしまった。

今すぐにでも麻美さんに知らせたい!

ヤキモチ焼いてるところを見たい!

 

私は上機嫌のHさんにおねだりを始めた。

 

「Hさーん!あのね、お願いがあるんやけどぉ…」

 

ちょっと甘えてみる。

 

「おぉ?なんや?ゆきえちゃんのお願いは聞かなあかんやろ~」

 

いい返事。合格。

 

「あのね。Hさんはどうせこれから麻美さんのお店に行くんでしょ?

行っちゃうんでしょ?」

 

ちょっとスネながら甘えてみる。

 

「お?おぉ…まぁ…そうやなぁ…。嫌か?」

 

よし。これも合格。

 

「ううん。嫌ちゃうで。Hさん行かなきゃやもんな。でもな…

私に送らせてほしいねん。あかん?」

 

私が麻美さんのいるお店にHさんを送り届ける。

これはもう宣戦布告だ。

そして今日同伴したことも一気にバレる。

 

「えぇ?…うーん…送りたいんか?麻美の店に?」

 

Hさんがまたもんのすごく困っている。

でも私は引かない。

 

「そう!送りたいの!Hさんとまだ一緒にいたいし、麻美さんにも会いたいし。

今日Hさんがお食事に連れて行ってくれたこと報告しなきゃやし!麻美さんはお姉さんみたいなもんやろ?麻美さんともっとお話ししたいんやもん!な?ええやろ?お願いぃ~」

 

どうだ!

渾身の甘えっぷりだぞ!

 

「うーん…そやな…じゃ…ゆきえちゃんに送ってもらうか…」

 

やったーーー!

 

「わー!嬉しい!麻美さんのお店、行ってみたかったんやー!ありがとうHさん!行こう行こう!」

 

りおママが心配している。

でも『大丈夫ですよ!』と言いながら送っていくことの許可をもらう。

 

まだ困っているHさんをなだめながら麻美さんのお店に向かう。

 

麻美さんはどんな顔をして、どんな態度をとるんだろう?

りおママが心配するようなヤキモチの焼きかたってどんなだろう?

もしかして私にひどい言葉を投げかけてきたりするんだろうか?

 

わあ!

ワクワクする!

 

私はなんて性格の悪い女なのだろう。

わざとこんなことをけしかけるなんて。

けしかけてワクワクしてるなんて。

でも止められない。

 

さあ!

この勝負どうなる?

勝てるのか?

 

つーづーくー

 

 

藤山亮一さんのコトと藤山空先生のコトと今の私のコトと人を好きになるというコト。

 

今、私のダンナさんである藤山亮一さんがアジア一人旅に行っている。

日程も決めず、どこに行くかも具体的には決めず、そして“目的”もなく。

 

今はマレーシアのペナン島にいるようだ。

 

 

 

昨日18時頃、バスとフェリー乗り継いでペナン島に着きました。 

そろそろ東南アジアの雰囲気に飽きるのかなぁ〜、

と思い始めた。が、

最高

飽きるどころか
ドンドンハマります!歩きまくりです!
ワクワクまくりです!!

町が活きてる!!ご飯が活きてる!!
その日その日を活きてる!!

 
 
↑これ、藤山亮一さんが先程フェイスブックであげていた言葉。
 
素晴らしい。
 
ものすごく“生きてる”“活きてる”んだ。
すごく伝わってくる。
 
数日前のLineではこんなことを言っていた。
 
 
なんか旅をしていると色んな思考が湧いてきて、1日のうちでも落ちたり楽しくなったり…
帰りたいけど簡単に帰れないような…
 
今マラッカで丘の上から夕陽を眺めてるよ。
 
マラッカは夕陽が有名で。たぶん。
確か沢木耕太郎がマラッカの夕陽で泣いたような気が。
 
引き続き沈み待ちしてみる

 

 

なんだか切ないね。

1人旅ってそういうところあるもんね。

でもその切なさがなんともいいよね。

 

何度もこのブログで書いてるから“うるせーよ!”と思うかもしれませんが笑

私は藤山亮一さんのコトが大好きだ。

 

きっと永遠の片思いなんじゃないかと思うくらい好きだ。

 

『結婚』というカタチをとって私の『ダンナさん』になったけど、『私の夫』という目で見たことは多分一度も、ない。

 

『ダンナさん』になっても『子供(そらさん)のお父さん』になっても

藤山亮一さんは藤山亮一さんだ。

 

当たり前のように聞こえるかもしれないけど、これって結構重要なことだと思う。

 

『もう結婚して家庭も持ったんだから~』

『もう子供のお父さんお母さんになったんだから~』

『もういい歳なんだから~』

 

結婚して、しかも子供を持つと、途端にいろいろ制限がかかる。いや、かかる“気が”する。

 

私たちはその見えない制限、いつの間にか作っていた“ワク”にまず気付き、そして外していくという作業を結婚してからずっと夫婦でやり続けている。

まだまだその作業の途中だ。

 

特に私は“ねばならない”や“こうあるべきだ”がとても多い女だった。

 

自叙伝を読んで頂けるとわかると思いますが、とてもめちゃくちゃな過去で、常識なんかしらねーし!みたいな日々を送っていたにもかかわらず、“結婚”や“夫婦”や“母親”なんつー言葉にすっかりやられてしまっていたのだ。

 

『結婚して嫁になったんだから、家事をちゃんと“やらねば”』

『子供を産んで母親になったんだから真面目に育児を“やるべきだ”』

 

なんつって。

 

できるわけねーっつの。

 

しかも“ちゃんと”てなによ。

“真面目”ってなんだよなー。

 

まー辛かったわ。

 

そんな時、藤山亮一さんはいつも冷静に見ててくれて、冷静に話を聞いてくれた。

“嫁”としてではなく“ママ”としてではなく『ゆっきぃ』として。

 

そして亮一さんはいつもこう言っていた。

 

『俺は俺だよ。変わらないもん。』

 

そりゃそーだ。

 

そしてこんなことも言っていた。今も言っている。

 

『そらのコトも大事だし、ゆっきぃのコトも大事だけど、俺は俺が一番大切だよ。』

 

これ。

この言葉。

すごくいいと思うんだよね。

 

『ゆっきぃも一番自分を大切にした方がいいよ。それが俺の幸せだし、そらも幸せだと思うよ。』

 

私は“自分を大切にする”がとことん苦手な女だったので、この言葉を言われてもなかなか腑に落ちなかった。

たぶんいまでも落ちきっていない。たぶん。

何度も何度も夫婦でそんな話しをして、そして今。

私は“自分が一番大切だ”と少し思えるようになっている。

 

藤山亮一さんは一人旅に出て、私は文章を綴っている。

 

なんだかこの時間、いいなぁとか思うわけです。

 

 

そらさん(5歳の娘)のコトを私はよく『そら先生』とよびます。

 

私にいろんなことを教えてくれるからです。

 

赤ちゃんのときからよくそうよんでました。

名づけ親は亮一さんです。

 

そら先生のお陰で私はいろんなことを『あきらめる』ことができた。

この『あきらめる』はネガティブに聞こえるかもしれなけどそうじゃなくて。

 

子供って、“こうあるべきだ”や“こうでなければならない”の思いが通用しないんですね。

全くもって思い通りにならない。

 

もう『あきらめる』しかない。

手放すしかない。

開き直るしかない。

 

『もー!できないもんはできん!どーせ私はだらしない女だよ!すいませんねー!すいませんねーだ!』

 

って…

 

ん?

 

あれ?

 

気付いたら、誰もそんなコト言ってなかった…

 

そらさんもニコニコしてる。

亮一さんなんて気付いてもいない。笑

 

そんなコトが何度もあった。

 

『そらはゆっきぃにとことん“あきらめる”を教えに来てくれたんだねぇ( ̄ー ̄)ニヤリ』

 

亮一さんの言葉。

 

そのとおり。

 

そんなそら先生。

5歳の今はとーーってもおしゃべり。

そしてとーーーっても良い子。(←親ばか)

 

そら先生が先日こんなコトを言った。

 

「ねぇママ。親は子供が一番大切ってほんと?そうなの?」

 

うーん…

私は少し考える。

 

「なんで?誰がそんなコト言ってたの?」

「しまじろうのテレビで言ってたよ。親は子供以外に大切なものなんかないって。」

 

ほほー…

これは洗脳だぞ。しまじろう洗脳だ。

こりゃまずい。

 

「うーんとさ…子供も大切だけど、一番大切なのは“自分”なんじゃないかなぁ。

そら先生は何が一番大切なの?」

「うーんと…ママもパパもお友達も大切だよ。」

「え?じゃあ自分は?」

「うーんと…大切!自分のこと大切!」

「わーよかった。パパもママも自分のこと大切ー!そらちゃんのコトも大切ー!」

「わーいわーい!」

 

って…笑

どこまで伝わったかわかりませんが、そんなやりとりをしている日常です。

 

私はそらさんのコトを“育てている”という意識がありません。

“育てられて”います。

でも、たまに“母親”の立場を利用して、そらさんをコントロールしようとしてしまう時があります。

それを私は『大人の理不尽な特権』とよんでいます。

 

「ママはこれから『大人の理不尽な特権』を使います!」

 

と宣言したりすることもあります。笑

 

無意識のうちに『理不尽な特権』を適用してしまうときがあるのですが、それに気づいた時点でなるべくすみやかに謝るようにしています。

 

「ごめん。そら先生。ママは自分の都合を優先してしまいました。すいません。」

 

てな感じ。

 

そら先生は朝の支度がすんごく遅い。

『早くしろー!』と言わなきゃたぶんすぐ夕方になってしまうくらいのんびり屋さんだ。

 

だから『早く!早くー!』と何度も言う。

言いたくないけど。

 

でもこれも“私の都合”だ。

 

なのでなるべくこう言うようにしている。なるべく。

 

「ママが早くしてほしいのでご協力お願いしまーす!」

 

こう言うのは、それの方が私にとって心地いいから。

 

そら先生はとっても甘えん坊のところもあるけど、とっても独立している。

 

もうすっかり一人の立派な人間だ。

 

藤山亮一さんを『私の夫』としてみたことがないように、私はそら先生を『“私!の!”娘』だと

思ったことは『あんまり』ない。

 

対等。

 

子供だからまだ出来ないこともある。

だからそこのお手伝いをさせて頂いてるだけで、もうすっかり、というか、産まれたときから対等。

 

それをすごく感じる。

そしてそうありたい。

 

 

私は大好きな人がたくさんいる。

 

藤山亮一さん大好き。

そら先生大好き。

 

大好きなお友達もいるし、坂爪さんも大好きだし。

 

 

で、『大好き』って一体どういうことなんだろう?ってさっき考えてたんだ。

 

大好きだから、その相手にも私のことを『一番大好き』って思ってもらいたいって思っちゃう。

その感情はある。

 

でもその大好きな相手に『私のコトを一番大好きって思って!』とは絶対に言えない。

大好きな人の感情をコントロールしようとする、強要する、なんて…

 

想像するだけで泣けてくる。

 

あー…

そうかぁ…

 

『大好き』って、ほんとにその人が“存在”してくれてるだけでいいやって思えることなんだ。

できれば“幸せそうに存在”してくれてるともっといい。

 

そこにたとえ“私”が介入してなくても。

 

へー…

そっか…

 

なんかやっとわかった気がする。

 

藤山亮一さんがマレーシアで楽しそうにしている。

そら先生が幼稚園で楽しそうにしている。

 

よかった。

 

あーよかった。

 

私は私を大切にしよう。

もっともっと『よかった!』と言えるように。

 

 

 

なんだか思ったことをツラツラと書いてしまいました。

 

読んでくださってありがとうございます!

 

読んでくださってー

 

よかった♡

 

また自叙伝も書きます!

すぐに!

 

よかったら読んでくださいね。

私のコト63

みなさんおはようございます!

 

未だメンタル浮き沈み中のゆっきぃでございます!

 

先日坂爪さんがいらしてくださった前日には急浮上を果たしたはずだったのに。

スッキリさわやかだったはずなのに。

 

やっぱり春は乱れます。

 

そして『星』や『月』の動きを読む方たちが口を揃えておしゃってます。

『今回の新月から満月にかけて、急激なデトックスが行われる』と。

『今回の感情のデトックスはかなりきつい』と。

 

昨日は満月。

 

私は今回の新月あたりからざわざわとし始めのです。

 

いや~

 

しんどいっす。

 

正直しんどいっすよ。

 

まだ終わらんねーのかよっ!ときついツッコミを入れてしまうほどきついっす。

 

でも書くもんね。

 

自叙伝書いちゃうもんね。

 

ふんっ!

 

 

あ!

このページからお読みくださってる貴方!貴女!

ご訪問ありがとうございます!

自叙伝書いてたりします。

もしよかったら第一回目からどうぞ♡

少しでも『なんじゃこいつ!おもろいなぁ』と思っていただけたら本望です。

私のコト① - 藤山家においでよ

 

さー

つづきだー

 

高知旅行の件がバレてしまい平手でなぐられ、もう終わりかと思っていたが

Tさんとなんとなく仲直りをした小娘ゆっきぃ。

 

またもとどおりの生活がはじまっていた。

 

Tさんは私を許した。

でも見事に後遺症を残していた。

 

Kさんが私に買ってくれた高知土産が宅急便で部屋に届くと

あからさまに嫌~な顔をした。

 

それはわかる。

そうだろう。

 

でも特に何も言わずにいた。

 

その夜、『お休みぃ~』と言いながら二人でお布団に入る。

 

しばらくするとゴソゴソとTさんが動く音。

 

『ふぅーー!!』

 

かなり大きなため息。

 

またゴソゴソ。

 

『はぁーーーー!!』

 

また大きなため息。

 

どした?Tさんどした?

と思いながらも私はしらんぷりをした。

 

すると

 

ガバッ!!

 

急に起き出し、ドンドンッ!と足音をたててキッチンの方へむかう。

 

どした?急にどした?

 

お布団の中で様子を伺うと、高知土産の入っている段ボールを開ける音が聞こえてきた。

 

ガサガサッ!と何かを取り出し、玄関のドアを開く。

 

バタンッ!

 

ドアを閉めてまたドンドンッ!と足音を立ててお布団に戻った。

 

『ふぅ…』

 

私に何も声をかけず、もう一つため息をついて眠りについた。

 

なななななんだ?!

今のは一体なんだったんだ?!

 

私はTさんの謎の行動に恐れを抱いた。

でも確認するのも怖かったのでそのまま私も眠りについた。

 

次の日。

 

起きるとTさんはもう出かけていた。

 

昨日の謎の行動を確認するべく、高知土産の入った段ボールを開けた。

 

あ…

そうだったんだ…

 

高知でKさんが買ってくれた『土佐犬』のぬいぐるみが、ない。

私は『いらない』といったのにKさんはふざけて買ってくれたのだ。

 

きっとTさんは寝ようと思ったのモヤモヤして眠れなかったんだろう。

そのモヤモヤのぶつけ先がそのぬいぐるみだったんだと思う。

 

夜中に玄関をあけて、土佐犬のぬいぐるみを外にぶん投げる。

50代のいいおっさんがだ。

 

こわっ!!

 

そしてやっぱり

 

ウケる。

 

私はあえてそのエピソードを本人に確認するのをやめた。

 

そんなTさんは数日後すぐに行動をおこした。

 

引っ越し先を決めてきたのだ。

 

そして引っ越しの日程も決めてきていた。

 

「ゆきえさーん!ゆきえさんは何にもしなくていいからねー!引っ越しの荷物詰めるのも、運ぶのも俺が手配してやっておくからね。ゆきえさんがお仕事行ってる間に全部おわるからー。〇日に引っ越しするからね♡」

 

へー…

そうですか…

 

私はTさんの言われるままに引っ越すことになりそうだ。

 

「引っ越しが終わったらクラブRのママを紹介するからね♡」

 

そうだ。

クラブに勤められるかもしれないんだ。

 

 

そんなある日。

 

HさんからTELがあった。

 

Hさんって覚えてますか?

この方です。↓

私のコト51 - 藤山家においでよ

 

「ゆきえちゃん、今夜食事でもどうや?」

 

Hさんから初めての食事のお誘い。

やった!!

 

Hさんには定期的にTELを入れていた。

麻美さんに対しての敵対心。

そして枕営業ナシでどれだけこちらに引っ張れるかの実験を試みていた。

 

私の作戦。

1、Hさんを気にかけていることを伝える。

2、こちらから『お食事連れて行ってくださいよー』の言葉は言わないように心がける。(ただの同伴目的だと思われないようにするため)

3、麻美さんへのヤキモチを“少しだけ”言う。

4、お店の相談ごと(全然たいしたことないこと)を持ちかけて、

『Hさんにしか言えない』と言う。

 

まあホステスとしては至極当然のことしかしてませんが。

これをちょっとずつ続けてたんです。

 

お店には来てくれていた。

もちろん麻美さんと同伴してお店に行ったあと。

 

これには毎回『ちっくしょー!』と思っていたのが事実。

 

それが!

やっと!やっと!

同伴のお誘いがあったのだ。

 

「え?お食事に誘ってくれるんですか?ほんとに?嬉しいです!」

 

ほんとに嬉しかった。

でもそれはHさんと食事ができるからでは、ない。

ただちょっとだけ“勝利”が見えてきたからだ。

 

「おう。麻美ちゃんには内緒やけどなぁ。ええか?」

 

内緒か…

まぁいいか。

 

「いいですよー!ほんとに嬉しい!!」

 

 

Hさんの行きつけのうなぎ屋さんで待ち合わせることになった。

いつも麻美さんと行ってるところらしい。

よし。

とりあえず同じステージに立てるな。

 

さてと。

どうやったらこちらに引っ張れるか。

もちろん“寝る”のはナシで。

 

Hさんがこちらに少し気があるのは事実だ。

うまくいけばクラブに勤めた時にも来てくれるかもしれない。

 

さて、どうしよう。

どんな会話が繰り広げられ、どんな時間がながれるのか。

そしてHさんがどうでるか?

 

私はいつのまにかワクワクしていた。

 

いざ!

勝負!!

 

そう小さく呟きながら部屋を出た。

 

さてさて。

 

Hさんをこちらに引っ張ることができるか?!

 

つーづーくー

 

 

 

私のコト62

みなさんこんにちわー!!

 

なななななんとっ!!!

坂爪さんがフェイスブックでシェアしてくださった後、ご自身のブログでも私のブログを取り挙げてくださったんですーーー!!!

 

もう嬉しすぎて嬉しすぎて!

また叫びましたーーー!

 

ほんとに嬉しい!!!

 

またアクセス数がありえない数字を打ち出してました。

坂爪さんの影響力、マジですごい…

ありがたいです。

 

坂爪さんの素敵なブログはこちら↓

生きるために必要なもの、それは安心感だと思う。 - いばや通信

 

そして初めましてのみなさん。

どうもはじめまして。

ゆっきぃと申します!

 

なぜか自叙伝を長々と書いております。

私のはちゃめちゃな過去を赤裸々に綴っております。

少しでも『こいつおもしれーな』と思って頂けたら本望です笑

 

もしよければお時間あるときにお読みくださいね!

 

こちらが第一回目です!よかったらどうぞ♡

私のコト① - 藤山家においでよ

 

さて。

続きにいきましょうー

 

 

Tさんは私を殴り部屋を出て行った。

私が困惑して大泣きしていると、出て行ったはずのTさんがすぐに部屋に戻ってきた。

『お風呂に行ってゴハンでも食べよう』の急な提案にボーッとしながらも

『滑稽だな』と思う小娘いゆっきぃ。

言われるままに支度をして車に乗り込む。

 

Tさんはしばらく複雑な顔をしながら無言でいた。

私もどうしたらいいかわからず無言。

でも心の中では『この状況めちゃくちゃ面白いな』と思っていた。

 

Tさんの出方を伺う。

 

「ゆきえさん…はぁ…痛かったやろ?」

 

Tさんが複雑な表情のまま言葉を発した。

 

「あぁ…うん…まぁ…ね」

 

まだ空気は重い。

ヘタなことは言えない状況だ。

 

「ごめんやで…」

「うん…私もごめんなさい…」

 

一応しおらしく謝る。

 

「そやで!ゆきえさんが悪いんやで!もう…嘘はあかんよ…嘘はだめぇ…」

 

急に怒り出すTさん。

 

「うん。ごめんなさい。」

「もう…俺はどうしたらええんや…」

 

Tさんも自分が何をやっているのかわかっていないみたいだ。

 

「とりあえずゆっくりお風呂に入って、美味しいもの食べよう。なぁ?」

 

Tさんは自分にそう言い聞かせているみたいだった。

 

「うん。」

 

私は言われるがままにTさんに着いていった。

 

広いお風呂にゆっくり入り、その後十三(じゅうそう)の居酒屋さんに連れていかれた。

 

「ゆきえさんはエビがすきやろ?エビ頼もうなぁ。」

「うん。ありがとう。」

「あとは何がいいかなぁ。ゆきえさんがすきなのはぁ…」

 

いつものTさんだ。

いつも私が好きなものを考えて頼んでくれる。

そして好きなお酒も頼んでくれる。

 

この人はなんなんだろう?

 

私は嘘をついて違う男の人と旅行に行ったのだ。

そしてその人と“寝た”ことも言った。

裏切った。あっさりと。

 

なのにこの感じ。

これはどういうことだろう?

 

殴って出て行ったときはもう終わりだと本気で思った。

(200万円をどうやってもらおうか?と瞬時に考えていたのも事実。)

 

なのに今、Tさんは私の目の前で私を喜ばせようと気を使っている。

 

「ゆきえさーん。ビール飲んで飲んでぇ。今エビも頼んだからなぁ。」

「あ、うん。ありがとう。」

 

へんなの。

 

「はぁ…。さっきはほんまにごめんやで…痛かったやんなぁ…?ごめんごめん…」

 

Tさんはほんとに申し訳なさそうに何度も謝りながら私のほっぺをさする。

 

「もうええよ。私が悪いんやから。ごめんやで。」

 

私がこう言うとTさんはまたすぐに

「そうやでー!ゆきえさんが悪いんやでー!もうっ!ほんまに!プンスカ!!"(-""-)"」

となる。

 

これがまるでコントみたいでほんとにおかしかった。

 

「あははははは!」

つい笑ってしまった。

 

「あー!ゆきえさん!笑いごとちゃうで!もうっ…ほんまに…こいつはぁ…」

 

「あははははは!だっておかしいんやもん!あははは!」

 

Tさんが一人でコントを繰り広げてるサマがほんとにおもしろかった。

笑が止まらなくなり、私はずっと笑っていた。

Tさんはそんな私をみて、つられて笑ってしまっていた。

 

「わはははは!ゆきえさんはーほんまにしょうがないヤっちゃなぁ~。」

 

どうやらこれで仲直りが成立したようだ。

 

「ゆきえさん。ほんまにもう嘘は嫌やで。な?お願いやでぇ~。俺はゆきえさんと離れたくないんやから~頼むわぁ~」

 

Tさんは私の肩におでこをすりつけながら懇願した。

 

「わかった。もう嘘つかへんから。な?そういえばさ、私の銀行口座なんか知らんのに

200万振り込むって言って出て行ったやろ?あれはなんなん?あはははは!」

 

一応聞いてみた。

 

「え?そやったっけ?俺知らんかったっけ?あららー。わはははは!」

 

 

その後は二人でわははは!とずっと笑いながら食事をした。

 

また元の生活に戻りそうだ。

 

その時Tさんがこう言った。

 

「ゆきえさん。はやく引っ越そう。もうお部屋決めてきたんやで。

引っ越したらさ…」

 

「うん?なぁに?」

 

「お店うつったらどう?もう『りお』の店はええやろ?クラブにうつればええんちゃうかな?紹介するよ。」

 

え?

ええー?!

 

クラブ?!

 

きたっ!!

 

私がずっと望んでいた高級クラブ勤務。

うわうわうわー!

 

「え?ほんまに?紹介してくれるん?あ…でも…」

「どないしたん?」

 

「…私なんかがクラブで勤まるかなぁ…」

 

急に自己否定感が浮上してくる。

いつもこうだ。

 

高級クラブで働いてみたい!と強く思っているのに

いざそんな話しがくるとすぐに尻込みする。

自己否定感がドワーッと押し寄せてくる。

 

「ゆきえさんなら大丈夫やで。それに俺の紹介だったらママも大事にしてくれるから。

ゆきえさん、働いてみたかったんやろ?それに…」

「それに?」

「もうNとかKにあんまり会わせたくないねん…」

 

あー…

そこかぁ…

 

「そっか。うん。そうだね。じゃあ…紹介してもらおうかなぁ…」

「うんうん!そやで!じゃ、まずは引っ越しやな!もうすぐに手続きしちゃうから!

ゆきえさん、絶対気にいるでぇ~」

 

Tさんは嬉しそうだ。

 

こんな展開がやってくるとは思っていなかった。

さっきまではもう終わりだと思っていたのに。

 

ここはTさんの話しにのろう。

 

この後の展開だってどうなるか全くわからない。

流れにまかせてみよう。

 

私はビールを飲みながらそう決めた。

 

さて。

 

このあとどうなるかなー

 

つーづーくー

私のコト61

みなさんこんにちわーー!!

 

なんと!!なんと!!!

昨日の記事を坂爪さんがフェイスブックで紹介してくださったんですよ!!

 

そしたらですよ、すんごいんですよ!

見たこともないアクセス数!!!

 

ひえーーー!!

 

坂爪さんの影響力すげーー!!

 

ほんとにありがたかったぁ…

 

嬉しすぎて叫びました。

 

 

坂爪さんからのシェアでこちらのブログに来てくださった方、

こんにちわ!

はじめまして!ゆっきぃと申します!

 

最初はメニューの紹介のために書き始めた生い立ちが、いつの間にか自叙伝へと変わっていき、気が付いたらもう61回目になりました。

 

私のめちゃくちゃな過去を赤裸々に綴ってます。

もしよろしければ読んでみてやってください。

そして『ウケる~♪』と面白がってくれたらなんだか嬉しいです。

 

調子に乗って少し編集とかしました。てへ♡

↓こちら、自叙伝の第一回目です。

気が向いたら読んでみてくださいね。

yukiukix.hateblo.jp

 

たくさんの記事をいっぺんに編集したので、更新通知がたくさん届いてしまった方がいらっしゃったらほんとにほんとにすいません!!!

 

何分不慣れなもんで…

 

お許しください~

 

 

さて。

今日もつづきいきましょう。

 

高知旅行から帰り、現実の生活へと戻っていく小娘ゆっきぃ。

Tさんにバレてないことを祈りつつ帰路につく。

 

お部屋に帰る前にTさんに一回TELしてみよう。

きっと待ってる。

 

プルルルル~…

 

…出ない。

留守電にもならない。

 

おかしい。

いつもなら留守電にしてるのに。

 

なんかおかしい。

胸がドキドキしはじめる。

 

バレたかも…

 

お部屋にもどる。

イクラが足元にすり寄ってくる。

 

エサもお水もちゃんとあげてくれてたみたいだ。

 

ん?

んんんんん?

 

なんだあれ?

 

部屋の中にぐしゃぐしゃに丸まった紙が落ちている。

 

え?

ちょっと…

なんで?

 

胸のドキドキが一気に強くなる。

 

私が書いた置手紙だ。

ぐしゃぐしゃに丸めて投げたんだ。

 

てことは…

 

ヤバい。これはヤバい。

どうしよう…

 

すぐにまたTさんの携帯に連絡を入れる。

 

プルルルル~…

 

「はい。」

 

繋がった。

Tさんの暗い声。

こりゃまずいな。

 

「もしもし?帰ってきたよ。どこにいるの?」

 

私は様子を伺う。

 

「うん。すぐ行くわ。」

ガチャ。

 

わわわわわ。

 

はぁ…

バレたか。

でもなんで…?

 

はぁ…

これからの時間、憂鬱だ。

 

Tさんがすぐに部屋にやってきた。

暗い、でも怒りに満ちた顔。

 

「ただいま。」

私はわざと明るく言う。

 

「おかえり。で?どこに行ってたんや?」

 

直球。

 

「え?なんで?なんでそんなこと聞くの?」

少しとぼけてみる。

 

「ゆきえさん!!なんでや?!なんで嘘つくん?!なんで?!」

 

もうTさんの怒りはMAXだ。

私はなんでバレたのかわからず、黙る。

 

「ゆきえさん留守電にメッセージ入れてくれたやろ?

あんな、あの時間に新幹線の最終はなかったんや。

調べたんや。あの時間に新幹線は出発せぇへんのや。」

 

 

えーーーーっ!!

調べたの?

新幹線のダイヤを?

うそ?!マジで?!

そこまでする?!なにそれ?!

 

てかさ、私がバラしたようなもんじゃん!

あそこで留守電入れなかったらバレなかったかもしんないんじゃんね!

 

なーにーそーれーー!!

 

私は頭の中で↑こんな風にツッコミをいれまくっていた。

 

全部自分でやってしまったんだ。

アホだ。アホすぎる。

 

もう降参しよう。

嘘ももうつけない。

 

「ゆきえさん。ほんとのコト言ってぇや!誰とどこに行ってたんや?!」

 

Tさんは泣きそうになりながら、そしてすごく怒りながら聞いてきた。

 

「はぁ…NさんとKさんと愛美さんっていう女の子と一緒に高知県に旅行に行ってた。

嘘ついてごめんなさい。」

 

正直に応えた。

いまさら言ってもしょうがない、そして誠意のない『ごめんなさい』も付け加えて。

 

「え?…NとKと…?てことは…寝たんか?そうやんな?SEXしたん?」

 

そりゃそうやろ。

旅行行ってんやから。

 

「まぁ…。うん…。」

「Kとやろ?そうなんやろ?Nじゃないやんな?」

「うん…そやで…。」

 

私がそう応えたその時。

Tさんは突然怒りと悲しみをぶちまけはじめた。

 

「なんでっ?!なんでや?!!なんでそんなことするん?!!」

「なんで嘘つくん?!なんで他の男に抱かれるん?!しかもKって!!なんでや?!なんでっ!!!」

 

Tさんは私の胸倉をつかんで激しく揺さぶりながら『なんで?!なんで?!』を繰り返した。

私の着ていたダンガリーシャツのスナップボタンがブチブチと音をたてて外れた。

 

「ちょっ…ちょっと…」

 

私は困惑して何も言えなくなっていた。

 

その時。

 

バチン!!!

 

Tさんが私の頬を平手でぶった。

 

「痛っ!!」

 

え?

私?殴られた?

え?え?え?

 

「もう好きにせぇ。銀行口座に200万振り込んどく。好きに使えや。

もう好きにせぇ!」

 

Tさんはそう言うと部屋から出て行ってしまった。

 

殴られたショックと今の出来事の急展開についていけず、

私は号泣していた。

 

わーん!わーーーーーん!!

 

泣きながら、私はこんなことを思っていた。

 

200万振り込む?

ほんとなの?

そしたらちょっとラッキー。

 

ん?

あれ?あれれ?

 

私の銀行口座の番号知らんやんっ!!

 

わーん!(200万振り込まれへんやん!)

わーーーーーん!!(引っ越しもできひんくなっちゃったなぁ…)

 

相変わらずひどい女だ。

 

その時、Tさんが部屋に帰ってきた。

 

え?

帰ってきた。

なんで?

 

「ゆきえさん…。ふぅ…。お風呂行ってゴハン食べに行こう…」

「え?…なんで?…」

「ええから行こう…。」

 

すごい剣幕で怒って私を殴って出て行ったTさんがすぐに戻ってきた。

 

なんでだ?

 

なんだかこの状況すごく滑稽だ。

Tさんがすぐ戻ってきたのもなんだか面白いし

私が泣きながら銀行口座のことを気にしていたのもすごく面白い。

 

そして何故かこれからスーパー銭湯に行くことになってる。

 

殴られて大泣きしてお風呂に誘われて…

 

ボーッとしながら言われるまま準備を整え、いつのまにかTさんの車に乗っていた。

 

 

さて。

この後Tさんは何を言い出すかな?

 

つーづーくー

思考を裏切れ!

みなさんおはようございます!

 

昨日はブログの更新をするのをあえてやめてみました。

 

理由はね、『書こうと思えば書けるけど…書きたくなかったから』です。

 

余韻に浸っていたかったんですね。

 

なんの余韻かといいますと。

 

 

昨日、なんと!家に坂爪圭吾さんがいらしてくださったんです!

 

坂爪圭吾さんとはこの方です。↓

ibaya.hatenablog.com

あ、私坂爪さんのコト好きなんです。

なんていうか、存在が好き。

そしてこの人の紡ぐ言葉が好き。

なんです。

 

すんごく凹んでる時に坂爪さんのブログを読んでいたら『横浜にいる』と書いてあってさ。

こりゃ家に来てもらってこの凹んでる感じを坂爪さんに話してみようかな…なんてふと頭をよぎったのです。

なんなら私が自信喪失している整体の施術も受けてもらっちゃって、そんで率直な意見を聞こうかなぁ…なんて。

 

でもそのすぐ後に思考くんがやってくるわけです。

 

「えー?あんたごときが家に呼んだら迷惑だって!やめときなー!」

「坂爪さんはもう有名人!あんたが呼べるような人じゃないんじゃない?」

「それにさ、家によんで話すったって、またあんた気ぃつかって恰好つけて話しちゃうんじゃないの?」

「絶対気ぃつかって、相手にも気をつかわせちゃって、お互い疲れる時間になるだけだって!やめなって!」

「それにタダで整体の施術するんでしょ?そんな無駄なコトやってどうすんの?

やめなやめな!」

 

この思考くんの声、瞬時にこれだけやってくる。

まーうるさい。

 

ここに巻き込まれるとすぐにさっきの『坂爪さんに家に来てもらおうかな』の思いは打ち消されてしまう。

せっかく面白いことがおきるかもしれないのに。

 

この思考くん。

ほんとにバカ。

思考くんも大切な役割を担っているんですよ。

それは重々承知です。

でもね、耳を傾ける価値ゼロ!!っていうくらいバカなことしか言わないことが多いんだよね。

 

すーぐ恐怖を訴えてくる。

 

最近はこの思考くんの性質が少しわかってきたのですぐに耳をふさぎます。

 

あーうるさい!

うるさいうるさい。

 

ってね。

 

坂爪さんに来てもらおう。

てか、家に坂爪さんが来るってなんかウケるし面白い。

ワクワクー♪

 

の直観?感覚?を信じて連絡したのです。

 

そうしたら!すぐに返事を頂いてすぐに予定が決まっちゃった!

連絡をいれた翌々日に約束が決まり、私は凹んだ状態をキープしつつも

楽しみにしていたのよー。

この凹みっぷりを坂爪さんにみて頂こうと思ってね。

そしたらその夜、ガマンしきれずまさかの大号泣。

 

『もー無理ーーー!もう降参します!もう降参!!わーーー!!』

 

降参って笑なんだよ笑

 

そしたらすんごいスッキリしちゃってさ。

次の日からスッキリさわやかよぉー(*´з`)

 

だから坂爪さんにはそれを正直に話して、ただ気持ちよく施術を受けて頂くことと、少しお話しをしてもらうことと、一緒に写真を撮ってもらうことをお願いしました。

 

家に来て頂いて正直にいろいろ話して施術もさせてもらって写真も撮ってもらってお話しもして頂いて~の。 

 

結果。

 

なんというか…

言葉にできない、なんだかすごく、すんごく良い時間になったんだ。

すんごく気持ちよい(←私が)施術ができて、久々に没頭できて…

 

『あー私の技術や知識や感覚ってやっぱり割といいかも…ん…てかさ、“私がやってる”って感覚がない時がやっぱり一番いい状態なんだ!』

 

って、改めて思えたりして。

 

坂爪さんも、もんのすごい喜んでくれたんだ。

すごい!すごいですよ!これは!!って何回も言ってくださってほんとにありがたかった。

 

少しだけ二人でお湯を飲みながら(お湯くださいって坂爪さんが言ったのよ)ぽつりぽつりとお話をして、写真をベランダで一緒に撮って…

 

『ほんとにいつでも呼んでください!ぼくほんとにすぐ来ますから!』

なんて嬉しい言葉を頂いて、お別れするときは坂爪さんのほうから

『よかったら握手しましょう!』って手を差し出してくれてさー。

 

なんか嬉しかったなー。

 

『わあ!うれしい!!』って言いながら私が手を出すと

ギューッと固く握手をしてくれたんだ。

 

『また会いましょう!今日はほんとにほんとに貴重な時間をありがとうございました!!』

 

って、素晴らしい笑顔で言ってくれたんだ。

 

あぁ…

思考を裏切ってよかったぁ…

 

って、心から思ったんだ。

 

お金にならない無駄なコトなのかもしれない。

やってることは無意味かもしれない。

他の誰かからしたら大したことない出来事なのかもしれない。

 

でも。

私にとってはとても充実した時間だったし、また一つ思考を裏切ることが

できた結果だった。

 

自分の感覚に忠実になる。

外野のいうコトや思考に惑わされない。

自分が“やりたい”と思うコトを素直に行動にうつしてみる。

 

少し怖く感じても。

 

これ。

 

ずっと夫婦でやってきてることなんだ。

 

日常のささいなことからね。

 

『思考は過去の経験からしか判断ができない。』という性質をもっているんだって。

そういえばそうじゃないですか?

 

てことはさ、思考の声に耳を傾けてばかりいると同じところをグルグルまわるしかなくなるんだよね。

そのグルグルから脱しないと自分の本質がわからないままになるんだよ。

ずっと幻想の物語の中にいることになるんだよ。

 

まずは『思考の声に気付く』こと。

これほんとに大事。

 

そして『あー思考くん。いつもありがとうね~。でもさ、ちょっと黙ってて。』

と言って耳をかさない。

 

自分が心地よい、もしくはわくわくする、もしくは面白そう!と感じる方を選ぶ。

少し怖さが伴ってもね。

その怖さの本質を見るんだ。

ちゃんと見ると幻想だって気付くからね。

その怖さは幻想。

 

私もまだまだその幻想に惑わされそうになることたーくさんあるけどさ。笑

でもまた『気付く』のよ。

 

そしたらさ、昨日みたいなすごく良い時間が訪れたりするんだよね。

 

 

↓我が家の施術部屋で真剣に大根を撮影する坂爪さん。笑

f:id:yukiukix:20170309142605j:plain

 

 

 

素敵なラッピングの大根と綺麗なお花と本としあわせこんぺんとうもらっちゃった♡

f:id:yukiukix:20170309142631j:plain

 

しかも本を開いたらこんなものが!!↓

f:id:yukiukix:20170309143356j:plain

素敵な手作りのシオリと手書きのメッセージ!

f:id:yukiukix:20170309143352j:plain

↑しかも富士山(藤山)!!!

 

 

 

f:id:yukiukix:20170309142642j:plain

家のベランダで無理矢理写真撮った!笑

f:id:yukiukix:20170309142645j:plain

 洗濯もの干しっぱなしで!!!笑

 

 

一緒に家のベランダからの風景を見ることができて、なんだか嬉しかった。

 

私が声をかけなければこんなことは絶対なかったから。

 

 

『思考を裏切れ!』

 

今まさに私のダンナさんである藤山亮一さんもそれをやっている。

 

私よりはるかにアクティブな裏切りを行っている。

 

今、藤山亮一さんは一人でアジア旅に行っている。

6日の夜に日本を旅立ち、帰国はいつか決めていない。

シンガポールから陸路で北上していくつもりらしいけど、そこもはっきりとは決めずに旅に出た。

 

さっき入った連絡ではシンガポールとマレーシアの国境をバスで超えたらしい。( *´艸`)

いろいろとハラハラする瞬間も多々あるみたいだけどなんだか楽しそうです。( *´艸`)

 

旅の目的はー

 

『ない』

 

ウケる。

 

藤山亮一さんが何を思って、何を感じて帰ってくるのか今から楽しみです♪

 

あれ?

帰ってくるかな?笑

 

『目的』も『目標』も『意味』も“ない”ほうが身軽な時がたくさんある。

 

『理由』なんていつも後付けだからね。

 

『目的』『目標』『意味』『理由』、いつも気にし過ぎじゃないですか?

たまにはそれ、やめてみませんか?

 

私も一生懸命それをやめてみてます。笑

 

そしたらすんごい楽で楽しいです!

 

最後に。

 

 

坂爪さんにこう言ったんだ。

 

『坂爪さんて…なんなんですかね?…肩書っていうか…何…もの…?ですかね?』

 

失礼でしょ?笑

そしたらこう答えてくれました。

 

『なんなんですかね?』

 

いいよね。

れいいなぁ。

 

それからこう続けたのよ。

 

『きっと僕は何者でもないんです。僕を自由に使ってくれた人が決めるんだと思います。その人なりの僕の肩書を。それでいいんです。』

 

坂爪さんはピュアです。

純粋です。

そして嘘をつきません。

取り繕うのが苦手です。

だからこそ会うのに勇気がいるのですが、会うとなんだか『いいなぁ…』となる人です。

 

そして、藤山亮一さんも

純粋で正直で嘘が苦手です。

取り繕うのも嫌いです。

そして一緒にいると『すごくいいなぁ…』となる人です。

 

あぁ…

 

タイプはぜんぜん違うけど、2人とも似てるところがあるんだ。

藤山亮一さんに似てるとこがあるから私は坂爪さんのコトが“好き”だと思うんだぁ。

書いてて納得。

 

ハードル高く書いてしまいましたが、坂爪さんは『会いたいです』とメッセージを送るとたいていどこにでも来てくれますよ。

これを読んで会いたくなった方はぜひ!坂爪さんにメッセージ送ってみてください。

 

そして、藤山亮一さんがアジア旅から帰ってきたら、またお話し会でもやりたいなぁと思っているので会いたくなった方いらしたら私に連絡くださいね。

(まだ動画の編集してないから載せられませんが…汗)

 

肩の力が抜けてる人に会うとなんだかいい気分になりますよ。

 

連絡はこちらの問い合わせフォームまでお願いします。↓

center-of-life.com

 

ながながと読んでくださってありがとうございます!

 

自叙伝もすぐにアップしますのでお待ちください~

よかったら読んでください~

 

いつもありがとうございます!