藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

私のコト58

みなさんおはようございます!

 

アクセス数が減ってるといっちょまえに凹んだりしてる自分が愛しいです!

自分が書きたくて書いてるのに、やっぱりたくさんの人に『承認』されたい!『読んで面白いと言ってもらいたい!』と渇望してるのが明るみになりますねぇ…

そんな自分も好きです。凹んでますがね。笑

 

それもまた“味わい”。

 

めげずに書くんだもん!

 

読んでくださっている貴方。

 

ほんとにありがとうございます!!

 

では。

つづきいくよー!

 

 

Nさんが『愛美さん』という可愛らしいホステスさんを連れて、Kさんと共に『りお』の店にやってきた。

 

『今日は話しがあって来たんや。』Nさんに言われ、何故か胸がざわつく小娘ゆっきぃ。

 

「なんですかね?話しって?」

 

私が聞くとNさんとKさんはもったいぶって話し始めた。

 

「あんな…ずっと兄弟と計画たててたんやけどなぁ。ぐふふ。」

「ぐふふ。ゆきえが喜んでくれるといいんやけどぉ。」

 

大の男2人が『ぐふふ』と口に手をあて子供のように笑ってる。

ウケる。

 

「ちょっとちょっと!もったいぶらないで教えてくださいよ!」

「ほんまにこの人たちはぁ~。ゆきえさん早く聞きたがってるやないですかぁ!」

 

愛美さんはもうその話しを知っているようだ。

 

「ぐふふ。あんな、兄弟は出身が高知県やろ?知ってるやんな?ゆきえ。」

「はい。しってますよー。」

 

そう。

Kさんは高知県出身。

たまに土佐弁がでるところが好き。

 

「でな、ゆきえが前に高知県行ってみたいって言うてたやろ?な?」

「はい!高知県!行ってみたいんです!」

 

私は以前、Kさんが高知県出身だと聞いて『行ってみたい場所の1つなんです!』と言っていた。

高知県は『お~い!竜馬』という漫画を読んでからずっと行きたかった場所。

 

「ゆきえ。連れていきたいんやけど…どや?」

 

Kさんが遠慮がちに私に言う。

 

「え?連れて行ってもらえるんですか?え?え?」

 

私は純粋に嬉しかった。

高知県に行ける!かもしれないのがほんとに嬉しかった。

 

「そやでー!兄弟はな、ずーっと『ゆきえを高知に連れていってやりたい』って言うてたんやでー。計画をずっと練ってたんやでー。」

 

「そやねん。ゆきえを連れて行きたいんや、ってNちゃんに言うたらじゃ一緒に行こう!って言うてくれたんや。」

 

Kさんはニコニコしながらすごく嬉しそうに私を見る。

 

「だからな、俺と愛美と兄弟とゆきえの4人で行くってことになったんや!ええやろ?

な?ゆきえ!ええやんな?」

 

わー…

なんか面白そう…

この人たちとだったら面白い旅になりそうだなー…

 

「はい!楽しそう~♪愛美さん!よろしくお願いします!」

「こちらこそです!よろしくお願いします!」

 

愛美さんは可愛い笑顔で応えてくれた。

その愛美さんを愛しそうな目でみるNさん。

こんなNさん初めてみた。

 

へー…

結構本気なんだろうなぁ…

Nさん、この子が一番のお気に入りなんだぁ。

 

「ゆきえ。来てくれるんか?よかったぁー!でな、日にちがぁ~…」

 

Kさんは嬉しそうに旅の計画を教えてくれる。

もう日にちも旅館も決まっているみたいだった。

2泊3日の高知旅行。

 

KさんもNさんも結婚して子供もいる。

そしてお仕事もきっと多忙だ。

そんな二人が2泊3日の旅行を計画するのは結構大変なことなんだと思う。

 

出発は2週間後の金曜日。

なので、私も愛美さんも金曜日と土曜日の二日間お店を休むことになる。

 

ママになんて言おうか。

2日もお店を休むのは『りお』に入ってから初めてだ。

 

えーと…

早めに言わなきゃなぁ…

 

なんて考えている時…重大なことを思いだした。

 

あ!!Tさん!!

 

Tさんのコトをすっかり忘れていた!

 

うわわわ…

なんて言おう…

 

今のTさんはほとんど私と一緒にいる。

たまに奥さんと子供のところに帰る日もあるけど、たいがい2日くらいだし

それにどんどん頻度が減っている。

 

高知旅行の日にたまたま奥さんと子供のところに帰る…

なんて、そんな偶然はありえないだろう。

 

どうしよう…

今までTさんをおいて泊がけで出かけたことなんてない。

絶対に何を言っても疑うに決まってる。

 

なんて言おう…

どうしよう…

 

もう行くと言ってしまった。

それに行きたい。

 

あーーー!!

めんどくさい!!

 

なぜ私はTさんの顔色を窺って生活しなきゃいけないんだろう?

こんなはずじゃなかったのに!

こんなことと思わなかった!

 

もういいや。

バレてもいいや。

 

一応嘘はつくけど。

もしバレてしまったらその時だ。

 

私はTさんにつく“嘘”をまた考えはじめた。

 

 

さて。

 

無事に旅行に行けるかな?

 

つーづーくー

 

 

 

 

私のコト57

みなさんおはようございます!

 

今日はお雛祭りですねぇ。

 

そらさんが喜ぶので、藤山家もささやかながらお雛祭りぱーちーを今晩開催したいとおもっております!

 

ちらし寿司…(´・ω・`)

みんな食べるのかな?

 

私はあまりちらし寿司ではテンションがあがらないので今日は手巻きずしです♪

 

てか、この情報どーでもいいですよねー

ですよねー

 

自分で書いててどうでもよすぎて笑けてきました。

 

つづきいきましょーねー

 

今日はどんな話しかな?

 

 

Tさんのヤキモチをなんとかなだめ、Kさんとのことは気付かれずにすんだ小娘ゆっきぃ。

 

そのころのTさんはこの言葉をよく言っていた。

半分ふざけながら。

 

『ゆきえさんのこと縛り付けておきたい。監禁しておきたい。』

 

そのくらい束縛しておきたいらしい。

そのくらい不安になるらしい。

 

まさかTさんがそこまでになるなんて。

私の何がそんなにいいんだろう?

美人でもないしスタイルがいいわけでもない。

 

これはお店で口説いてくるお客さんや、Kさんや、コバ君にも同じことを感じていた。

ずっと。

 

自分で自分の写真を見ても『こいつのどこがいいんだろう?』

と疑問がわくだけだった。

 

でも請われるのは気分がいい。

口説かれるのも(めんどくさい時もあるが)気持ちはいい。

 

その時だけは自分がすんごくイイ女になったような錯覚に陥れるから。

 

でも一人になると写真や鏡をみて『こいつのどこがいいんだろう?』と頭をひねる。

 

そんな毎日。

 

 

私はKさんがあの日を境にどうでるか?いつも気にしていた。

りおママや先輩ホステスさんや他のお店のおねえさんたちに

いろんなお客さんの話しを聞いていたから。

 

“寝た”後、お客さんがどういう態度にでるか?それはもう“寝て”みないとわからないもんで…

 

どうやら人によってパターンがいくつかあるらしい。

 

パターン1 連絡が取れなくなりお店に来なくなる。

パターン2 『俺、あいつと寝たんだよ』と誰かれ構わず言いふらす。

パターン3 プレゼントを渡したり、お金を渡したりしてお茶を濁す。

      (でも同伴はしない。連絡をくれてもなかなかお店に来ない)

パターン4 お店を辞めさせて囲おうとする。(お金持ち&所有欲が強い人パターン)

パターン5 たまに連絡をくれて、たまに同伴、たまにお店に来る。(義理パターン)

パターン6 大事にしてくれて、適度な応援をしてくれる。もちろん“寝た”ことは口外しない。そしてなるべく束縛しない。

 

 

お客さんのとって、ホステスさんを口説いて抱けるかどうか?は一種のゲーム。

(もちろんそんなコトしないお客さんもいますよ。)

“寝た”らゲームオーバー、もしくはステージクリアだと思っているお客さんはパターン1~3の行動に出る。

 

ホステスさんたちは男性のその心理を知っているから、そこをうまくすり抜けてお客さんを引っ張れるか?の応戦をする。

 

でも賭けで?なのか?寝てしまうときもある。

もしくはホステスさんの方がお客さんに『惚れてしまう』時もあるらしい。

 

そんな時、

ホステスさんたちが求めてるのはパターン6。

もちろん私がKさんに求めてるのもパターン6だ。

 

 

でも先輩たちの話を聞いてるとあんまりそのパターンはなさそうだった。

そんな人をつかんだら最高だと言っていた。

 

Tさんは…

 

パターン6だと思っていたけど…

いや、きっと今まで応援してきた12人の女の子たちにとってはパターン6の人だったんだろう。

そしてTさんもそんな自分をかっこいいと思っていたに違いない。

でも今は変わってきている自分に戸惑っている。

 

 

Kさんはどのパターンだろう?

 

このままお店に来なくなったりしたら私はきっと凹むだろう。

でもパターン3でもなんだか辛い。

もちろんパターン2なんて絶対やだ。

Kさんがそんなコトしたらマジで凹む。

 

そんなコトを考えていた。

 

結果。

 

Kさんはたまに電話をかけて来てくれて、なかなかお店に行けない理由をほんとに申し訳なさそうに話してくれたり、『今日あとでお店に行くわー!』と嬉しそうに言ってくれたり、『Nちゃんと〇ちゃん(NさんとKさんの共通の友人)と一緒に食事しよう!その後同伴できるか?』と優しく、そして嬉しそうに言ってくれたり…

 

だった。

 

見事パターン6の人だった。

 

何回かお店に来てくれたり(いつもNさんと一緒に)、何回か同伴もしてくれたり(これもいつもNさんと一緒)アフターに連れて行ってくれたりしたけど、

あれ以来ホテルに誘われることはなかった。

 

でもいつも私を大事にしてくれた。

同伴のお食事中もいつも私に気を使ってくれて、お店での接客中もずっとニコニコ嬉しそうに私のとなりでお酒を飲んでいた。

 

あー…

Kさんがパターン6の人でほんとによかったー…

ラッキーだったわぁ…

 

Tさんにも気づかれず、KさんにTさんの存在がバレることもなく

私は安堵していた。

 

そんなある日。

 

NさんとKさんがまた一緒にお店にやってきた。

1人のホステスさんを連れて。

 

「ゆきえー!きたでー!」

相変わらずの品の悪さ。Nさん。

「ゆきえ♡きちゃった♡」

↑こっちはKさん。笑

 

「わー!いらっしゃいませ!来てくれて嬉しいー!

こちらの可愛い綺麗な女性は?紹介してください!」

 

ほんとに可愛らしい、そして綺麗な女性だった。

女性、というよりも“女の子”という表現の方が似合うような娘。

 

「おう!こいつか?こいつは愛美っていうんや。よろしくたのむで。」

「愛美です♪よろしくお願いします。」

 

可愛らしくてすごく気さく。

純粋そうな笑顔。

私は一瞬で愛美さんに惹かれた。

 

「可愛い方ですねー!ゆきえです。よろしくお願いします!」

 

「ゆきえ!今日は話しがあってきたんや。わざと愛美も連れてきたんやで。」

 

へ?

話し?

愛美さんをわざと連れてきた?

 

「え?なんでしょう?え?なんだろう?」

 

Kさんの方を見ると、いつものようにただニコニコしながら私を見ている。

 

「え?なになに?やだ!ドキドキするやん!」

 

「だいじょうぶ!ええ話しやで!兄弟とずっと考えてた計画なんやでー。なぁ?

兄弟!」

「そやで。ゆきえが喜んでくれたらええねんけどなぁ…」

 

NさんとKさんは嬉しそうに、楽しそうに、話しをする。

 

きっと悪い話しではなんだろう。

 

でも…

何故か私は胸がざわついていた。

 

この後なにかあるな。

 

なんとなくそう思っていた。

 

 

さーて。

 

この後どーなる?

 

つーづーくー

 

 

 こっちも見てってー!

写真と文章見るだけでヒーリング効果あるから!

ほんとだよ。↓

 

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私のコト56

みなさんおはよーございますー!

 

今日は寒いっ!

寒いけど、欠かさず朝冷水シャワー続いてます!!

 

私えらい!

 

そして、41歳にしてどうしても腹筋を割りたくなり、ほぼ毎日ヨガ&毎日の筋トレに励んでます!

 

腹筋割れるのはまだまだ先と思われますが…(;'∀')

地道に自分の身体を信じてやっていきます!

 

地味&地道なのが人生ですよねぇ~

 

ハタから見たら華やかに見える人も、よくよく知ると地味なことを毎日やってるもんです。

 

私も地味なことを続けるぞー

 

その地味なコトの中にふかーい“味わい”がありますからね。

“味わい”。

いい言葉。♡

 

人生“味わい”の連続ですね♡

 

さて。

私の過去の出来事もすべて“味わい”でございます。

みなさんも一緒に味わってくださったら、こんなに嬉しいことはありません。

 

ではー

今日もいってみましょー

 

 

Kさんと初対面なのにラブホテルに入ってしまい、“寝て”しまった小娘ゆっきぃ。

Tさんが部屋で待っている事をすっかり忘れていた。

深夜、いや、早朝に近い時間にお部屋に戻るとTさんは起きて待っていた。

 

「ただいまー。遅くなってしまったなぁ。ごめんやで。」

 

Tさんはお布団の上で座ってテレビを見ている。

こちらをゆっくりと向く。

 

明らかに怒っている、拗ねている顔。

 

うわ…

やっぱりめんどくさいことになりそうだ…

 

「ゆきえさん。遅かったなぁ…誰?誰といたん?」

 

恐い顔で問いただす。

 

「Nさんやで。アフター連れて行ってもらってん。」

「N?あぁ…あいつか。あの品の悪いやつやろ?ガラの悪い。」

 

あからさまに嫌な顔をする。

私はTさんのこういうところが好きではない。

いや、嫌いだ。

 

「Nなんて付き合わなくてもええやんかぁ。あんな質の悪いお客なんてゆきえさんにはいらんやろ?」

 

私はNさんと飲むのは楽しいし、可愛がってくれててほんとにありがたいと思っている。

品も良くないし、ガラも…どちらかというと悪い。

でも私にとってはありがたいお客さんだ。

それをこんな風に言われるとほんとに気分が悪くなる。

たとえヤキモチだとわかっていても。

でも、ここでNさんを擁護するとTさんはもっとめんどくさくなる。

 

言い返したい気持ちをグッとこらえて私はTさんの機嫌をとる。

 

「そやなぁ。でもママにとっては大事なお客様やし…雇われてる身やからね。

嫌な気持ちにさせてごめんやで。私も一生懸命になりすぎてしまうからなぁ…」

 

これが私の精一杯。

ほんとは謝りたくもないのに、私は謝る。

めんどくさいのが嫌だから。

でも謝っている自分も嫌。

 

「そやでぇ…ゆきえさんはすぐ一生懸命になってしまうからなぁ…

で?どこに行ってたん?どこのお店?」

 

Tさんの追及は続く。

 

「○○っていうラウンジやで。知ってる?」

「○○?んー…知らんけど…大したことない店やろ?どうせ品のない店なんやろ?」

 

Tさんは自分の知らない店の名前を出されると途端に口ごもる。

そして決まって悪口を言う。

こういうとこも嫌い。

でも私はまた機嫌をとる。

めんどくさいから。

 

「そやなぁ。明るい女の子がたくさんおったけど…Tさんには合わんような店かなぁ。」

 

「そやろ?Nが行くような店やもんな。ん?でもラウンジでそんなに遅くまでやってるか?おかしいやろ?こんな時間になるの?」

 

はぁ…

まだ続くか…

 

「うん。けっこう遅くまでお店あけててくれたんやで。ママさんが気ぃ使ってくれてな。で、その後近くのスナックで少し飲んで帰ってきたんや。」

 

私はまだまだ嘘をつく。

こんな嘘はもう慣れっこだ。

 

「スナック?なんて店や?名前は?」

 

もー!

マジでうるさい!

もうとっとと寝かしてくれやー!

 

「名前?忘れてしまったわ。」

「ふーん…。Nだけか?お客さんはNだけやったんか?」

 

きた。

まーここは正直に言うか。

 

「今日初めてのお客さんを連れて来たんよ。私に紹介したいってわざわざ来てくれてな。だからこれだけ付き合ったんやで。」

 

「初めてのお客さん?なんて名前や?」

 

はぁ?!

名前聞いてどうするん?!

知らん人に決まってるやろ?!

この人なんなん?

ほんまめんどくさい!!

 

と、思っていることは隠して、私は冷静に答える。

 

「Kさんって人。建設会社の社長さんやで。」

「ふーん…。なんて会社や?名刺もらったやろ?」

 

うっせー

マジうっせー!

いい加減イラつく。

 

と、思っていることは気付かれないようにまた冷静に答える。

 

「これ名刺。そんなに大きくない会社ちゃう?わからんけど。」

「ふーん…。で?いいヤツやったん?かっこええの?どんな印象やったん?」

 

え?

まだ続くの?

もう寝かせてやぁ…

 

と、思っていることは……もういいか。

 

「まぁええ人やったで。なぁ?Tさん。わかってると思うけど、みんなただのお客さんやで。

Tさんとは違うんやで。そやろ?」

 

私はTさんをなだめにはいった。

毎回こうだ。

私は頃合いを見計らってTさんを持ち上げてなだめにはいる。

これをやらないと永遠に終わらないから。

 

「ほんまに?ほんまか?……ゆきえさん…どんどん人気ものになっていってるから心配になんねん。応援しようと思ってるんやけど、不安になってしまうねん。

嘘ついてへんやんな?ほんまやんな?」

 

すごく悲しそうな不安そうな顔で私に問いかける。

やっと本心が出て来た。

 

嫌味言う前にはよ本心言えや!

 

なんてコトは言わずに、私は淡々と嘘をつく。

 

「嘘なんかついてへん。ほんまのことやんか。Tさんは別やろ?

特別やろ?心配なんかせんでもええやんか。いつも一緒におるやん。

なんで不安なん?どうして?」

 

わー…私もよく言うわ。

嘘嘘嘘嘘。

嘘ばーっかり。

あんまり嘘つきすぎて、全てほんとのコトのように思えてくる。

でも嘘は嘘。

 

「ゆきえさんのコト好きすぎて…ずーーっと縛って監禁したくなってくるんや。」

 

こわっ!

 

「なぁ~に言ってんのぉ~♪そんなんせんでも一緒におるわぁ♪」

「うん…そやな。いつもごめんやで…でもわかってや…不安やねん。」

「うんうん。わかった。Tさんが不安にならへんように私も気を付けるからな。

な?もうええやろ?わかったやろ?」

 

さ。

ようやく終わりそうだ。

 

「うん…わかった。眠いのにごめんやで。」

 

そうそう!

もう眠いのよー!

 

「もう寝よか?大丈夫?」

「うん…寝よう。ゆきえさん、ゆっくり寝てや。朝起こさないように出かけるから。

気にせんでええからな。」

「うん。わかった。おやすみな。」

 

やっと終わった…

そしてやっと眠れる。

 

Tさんはヤキモチをやくと決まってその後私の身体を求める。

不安をかき消すように。

 

でも今日はそれはほんとに嫌だった。

 

なんとか免れた。

 

次の日、Tさんは言った通り静かに出かけていった。

私は午後までゆっくり眠った。

 

 

後日。

 

NさんとKさんからある提案をされる。

 

その提案でTさんとの関係があやうくなる出来事がおこる。

 

さて。

どんな提案?

どんな出来事?

 

まだまだ修羅場るよ~

まだまだ私は嘘をつくよ~

 

気になる?

 

つーづーくー

 

 

私のコト55

みなさんおはよーございますー!

 

只今、車の運転絶賛練習中のゆっきぃでーす!

 

ずーーーっとペーパーでした。はい。

 

なぜかというとー

 

運転のセンスが全くない!と“思い込んでいた”からです。

18歳で免許をとり、その後すぐに軽の中古車を購入し、

20歳寸前の頃事故をして車をぶっ壊し…

 

その後、これから自叙伝にも出てきますが、Tさんに車を買ってもらいちょこちょこ運転してましたが…

 

それからはまーーったく。

運転できたら楽しいだろうなぁ…とはずっと思ってたんですよ。

 

でもね、藤山家にいらした方ならわかると思いますが、家の前の道がすんごくせまいんですね。

しかも急な坂!!

 

こりゃ運転もっと遠ざかるでしょ?(-_-)

私には無理って思うっしょ?(-.-)

 

しかしですね、今回はもう逃げられない事情ができましてね。

それに“運転のセンスがないと思い込んでいる私”のワクもぶっ壊しちゃいましょう!ってことで始めてみたんです。

 

ダンナちゃんが隣に座ってとても優しく教えてくれるんです( *´艸`)

 

車の運転を通してみえてくること多数。

すんごい良い体験してます!

 

逃げられない事情について&すんごい良い体験については近々またアップしますね。

 

 

さーて。

昨日『このブログ、映画化されたらいいのにって思います。』なんて言葉をとある方から頂いて、かーなーり調子に乗っています。笑(ありがとね♡)

調子に乗るのって大事♡

 

続きいくよー

 

初めて会うお客様、Kさんに『惚れてもうたわ』と言われ久々にきぶんが良くなる小娘ゆっきぃ。

Nさんに色付きドンペリ(ピンドンともいいます。ピンクのドンペリね。)を三本もあけてもらい、ますます気分が良くなる。

 

Nさんに『わーー!ありがとうー!』と言いながら抱き着いたその時。

 

Nさんが私の耳元でこうささやいた。

 

 

「兄弟のこと頼むで。兄弟の誘い、断ったらあかんで。」

 

 

低い声。

酔ってる人とは思えないほどの真剣さ。

 

Nさんのこのささやきに私は一瞬たじろいだ。

 

 

「ゆきえ。わかったな。頼むで。」

 

ダメ押しにもう一回。

 

私はたじろいだことを悟られないように明るくこう言った。

 

「任せといてください♪わかってますってー♪」

 

 

『兄弟のこと頼んだぞ。』

『兄弟の誘い断ったらあかんぞ。』

 

この時の私は『わかってますってー』と答えたけど、

ほんとにはまだよくわかってなかった。

 

ただ、Nさんが真剣に私に言っていることだけは察した。

私が何か粗相をしたら、Nさんの顔にドロを塗ることになる。

それもわかる。

 

誘い…

誘い…?

 

へ?

まさか…?

そーゆーこと?

 

あー…

そっかー…

 

私はなんとなく理解した。

 

この後におこる展開をなんとなく理解した。

 

ピンドンをたらふく飲み、その後高い赤ワインのボトルもあけてもらい、

私はしたたかに酔った。

 

この後の展開がわかっても全然嫌じゃなかった。

 

Kさんは優しいし、Nさんは面白い。

お店の女の子たちもみんな明るく楽しい。

久しぶりにすごく楽しいアフターだった。

 

気付けばもう午前2時。

お店をでて、Nさんにお礼を言う。

 

「ほんっとにごちそうさまでしたー!んもうっ!Nさん大好きぃ~♪」

「ゆきえ!今日お前になんぼ使た思うねん!大好きいらんわー!」

「あははは!もっと使てもええんよー♪」

「いらんわ!はよ行けや!兄弟!ゆきえのコト頼むでー」

 

Nさんはお気に入りの女の子と帰って行く。

きっと彼女だろう。

 

Kさんは私をジッと見てこういった。

 

「ゆきえちゃん。行こか?」

 

私は何も考えず、すぐにこう答えていた。

 

「はい。」

 

 

Kさんは私の腕を自分の腕に絡めさせた。

 

Kさんはたまに私の顔をニコニコしながら見る。

私もニコッと返す。

 

無言のままそんなコトを繰り返しながら歩く。

 

 

ラブホテルが見えてくる。

 

Kさんはニコッと笑いながらこう言った。

 

「ゆきえちゃん。ええか?入るで?」

 

なんの躊躇もなく私は応える。

 

「はい。」

 

 

私はKさんとラブホテルに入った。

 

今日初めて会ったお客さんとラブホテルに入った。

 

ほんとになんの躊躇もなかった。

べつにKさんを好きになった訳ではない。

それにさほど羽振りが良くもなさそうだし。

 

好感はもった。

『惚れてもうた』の言葉にキュンときたのも事実。

でも、そんなことでホテルに一緒に来るなんてどう考えてもおかしい。

 

でも私はKさんと一緒にラブホテルに入り、そして、抱かれた。

 

KさんとのSEXは…

 

全く良くなかった。

 

終始優しいのは変わらなかったが、残念なことに全く気持ちよくなかった。

 

「ゆきえちゃん。えーと…、これからはゆきえってよんでええか?」

 

照れ臭そうに言ったKさんは言う。

 

「いいですよ。♡」

「ありがとう!今日はほんとにありがとう!ゆきえー大好きやでー♪

大事にするからなー♪」

 

Kさんはとても嬉しそうだった。

 

私は…

 

いったい何がおこっているのかよく分かっていなかった。

 

なぜKさんに抱かれたのか?

どうして会ったばかりなのに一緒にホテルに入ったのか?

Nさんにプレッシャーをかけられたのは事実だけど、別にそれにビビッてKさんに着いてきたわけではない。

毎日のようにいろんなお客さんに口説かれて、でも、りおママに『ホステスは口説かれてなんぼなんやで!でも簡単にヤラせたらあかんのよ!』と言われてたのを守り、なんとかかわしてきていたのに。

 

なぜKさん?

 

これって“枕営業”になんのかなぁ?…

こういうのが“枕営業”っていうのかなぁ?…

 

こんなことを酔った頭で考えていた。

すると、ふと麻美さんのことが浮かんだ。

 

麻美さんはこうやってお客さんを掴んでるんだろうなぁ…

わりとすごいコトやってるんだなぁ。

 

SEXをしたからってお客さんを掴めるわけではない。

逆に“寝て”しまったから離れられるってコトも多々あると思う。

お客さんは“口説く”のを楽しみに来てる面もあるから。

 

麻美さんはこの後どうやってお客さんを離さないようにするんだろう…?

 

そして、私と“寝た”Kさんはこの後実際どんな行動に出るんだろう?

 

不思議なことになんの後悔も罪悪感も全くなかった。

 

 

ふと我に返る。

 

えっ?

もう3時30分?!

 

「Kさん!時間大丈夫なんですか?明日お仕事ですよね?あれ?奥さん怪しんだりしません?大丈夫ですか?」

 

「ゆきえ。優しいなぁ…。ありがとうな。奥さんは…だいじょうぶやで。

ていうか…ゆきえに奥さんの話しはしたないけどな。じゃ…そろそろ帰ろうか?」

 

Kさんのことを心配したふりをしたけど、ほんとの心配は違った。

 

すっかり忘れていた。

 

Tさんがお部屋で待っていることを。

 

ヤバい。

こりゃこの後めんどくさいことになりそうだ。

 

Kさんはタクシー代と言い、2万円を私にくれた。

 

「いや、これめっちゃ多いです。こんなにかかりませんよ。笑」

「ええねん。なんか服でも買うて。また食事でも誘うからな。今日はほんとにありがとう。嬉しかった。」

 

嬉しそうに帰っていくKさん。

 

あんなに嬉しそうならこれはこれでよかったんだなーと思う。

 

タクシーに乗り込み、部屋に帰り着くまでの間Tさんになんて言おうか考える。

 

Tさんはものすごくヤキモチを焼くようになっていた。

以前よりもかなりヒートアップしたヤキモチの焼きようだった。

私が同伴やアフターに行くお客さんのことは全て把握していないと気が済まない。

私のことを応援するといいながら、Tさんがお客さんを選り好みして、危なそうなお客さん(カッコイイお客さんや私が惹かれそうなお客さん)は『切れ』と言うようになっていた。

普段ヤキモチをやいていない時は全く問題なく、いつも優しい人だったけど

一旦ヤキモチを焼き始めるととことんめんどくさかった。

 

今Tさんは新しいお部屋を探していて、もうほとんど決定の物件を見つけてきていた。

すべて私のために動いてくれている。

 

お部屋を借りてあげるということは、イコール本腰入れて私に投資するということ。

その行動をおこして、そして裏切られたらどうしよう?という思いがTさんを不安におしやっているみたいだった。

 

私は?というと…

 

全てが他人事のようだった。

 

『部屋を借りて欲しい』とお願いしたわけでもないし

『応援してほしい』とこちらから言ったわけでもない。

 

Tさんが勝手にやっているとしか思えなかった。

 

もちろんありがたさも、ある。

 

でも、勝手にやって、勝手に不安を覚えて、勝手にヤキモチを焼いてるという風にしか感じられなかった。

 

 

Tさんになんて言おうかな…

 

ちょーめんどくさいなぁ…

 

またヤキモチやいてめんどくさいこと長々と言い出すんだろうなぁ…

 

Kさんと寝たコトになんの罪悪感もない、裏切ったとも思っていない私は

これから始まるTさんとのやりとりにめんどくささしか感じていなかった。

 

はぁ~…

 

やだなぁ…

 

気が重いままお部屋に帰る。

 

Tさんがお布団の上に座ってテレビを見ている。

寝ないで待っていたのだ。

 

「ただいまー。遅くなっっちゃた。ごめんね。」

 

 

さーて。

Tさんはどう出る?

どんなめんどくさいこと言うのかな?

 

つーづーくー

 

 

こっちも見てってねー♡

何かピン!とくるかも?♡

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私のコト54

みなさんおはよーございますー!

 

梅の花も咲き始めて(もう満開のとこあるよねー)だんだん春に近づいてますねー♪

春はいいなぁ~梅の花大好き!

 

ウドもフキも菜の花もフキノトウもセリもこごみもコシアブラもだーい好き!

 

春は苦みのある“芽”を頂こう♪

ちょーデトックスですよ。

春に“芽”や“野草”を頂くと、この一年の動きがまるで変わりますよ!

なにより美味い!

 

ダンナちゃんもすっかりそういうものが好きになり、春になると野草の天ぷらや

ウドの皮のきんぴらや菜の花の辛し和えや胡麻和えが食卓にならびます。

まだそらちゃんは『苦い~』と言って食べなかったりするけど。

でも少しでも口にして、味を知っていくっていくの大事だと思って食べさせます笑

嫌がるけど笑

 

さてと。

春の野草と芽で身体のデトックス

セキララ自叙伝で過去の自分をさらけだしてデトックスー笑

ちょっとでも『こいつおもしれーな♪』と思って頂けたら嬉しいわぁ~

今日もいってみましょー

 

 

 

母親からの手紙を読み、大号泣した小娘ゆっきぃ。

自分の中で“何か”が少し、ほんの少し動いたことを感じる。

でも、まだまだミナミの街に出勤する日々はつづく。

 

ある日。

中堅どころの建設会社専務のNさんがお店にやってきた。

もう何度も席に着かせてもらってる方。

 

中堅どころといってもなかなかの建設会社。

バブルのころの名残なのか、りおママの店は建設会社のお客さんが多かった。

その中でも結構羽振りのいいお客様のNさん。

ガラはあまり良くないが、遊び慣れたやり手の男性。

年の頃は40代前半。

いつもピシッと(派手な)スーツを着て、オールバックに髪をセットして、だいたい3人連れほどでお店にやってくる。

 

私が最初にNさんの席に着いたのはお店に入って1ヶ月程経ったころだった。

 

Nさんの印象は“ガラも品も悪いけどなかなか優しくて面白い遊び慣れた人”。

Nさんは何故か最初から私を可愛がってくれた。

 

他のお店から電話をかけてきてくれて『おーい!ゆきえー!迎えにこーい!』と言ってくれたり、『○○の店に行くから送ってくれー!ゆきえー!』といつも言ってくれた。

 

他のお店のホステスさんもたくさん紹介してくれたり、他のお店の黒服さんや店長さんに私をこう言って紹介してくれたりもした。

 

『こいつゆきえっていうんやけどな、酒も強くておもろいヤツなんやー。タイプちゃうけどな!口説く気ぃ全くおきひんけどおもろいヤツやねん。』

 

そのとおりでNさんは私を口説いたことは一度も、ない。

不本意な気持ちもありながら、そんなNさんに私は感謝していた。

Nさんの席に着くのは純粋に楽しかった。

Nさんのガラの悪さや口の悪さ、そしてワガママなところをりおママはわりと嫌っていたし、先輩ホステスさんたちも『Nさんの席はあんまり着きたくないわぁ~』

と言っていたのが私にはあまりわからなかった。

 

そんなNさんが初めてお会いするお客様を連れて『りお』の店に来店した。

もうお店の閉店時間がせまっている時間帯だった。

 

 

「おおー!ゆきえ!きたったでー。お前に紹介したい人がおんねん!」

 

そう言いながら初めてのお客さんを紹介してくれた。

 

「兄弟分やねん。なぁ!兄弟!」

 

きょ、兄弟分?!

あっれー?

やっぱりそっち系だったんですかねぇ…

 

紹介されたかたは建設会社を個人で経営されている社長さん。

名前はKさん。

年の頃は40代後半で、Nさん同様ピシッとしたスーツ(Nさんほど派手ではない)

を来た、背は低いけど(Nさんも低いのよ)顔はなかなかの男前な清潔感ある男性。

 

「こんばんわー。はじめましてー。ぼくKっていいますぅ~♪」

 

Kさんはこんな自己紹介をしてくれた。

もう何軒もはしごしてきたのか、NさんもKさんもご機嫌。

パッと見、Nさん同様ソッチ系の雰囲気のあるKさんが

「ぼく」っていうだけでだいたいウケる。

私はKさんに好印象をもった。

 

「はじめまして!ゆきえです。よろしくお願いします。」

「Nちゃんから聞いてるでー。ゆきえちゃんかぁ。よろしくなぁ。」

 

優しそうな笑顔。

そして接客してても終始気をつかってくれる。

 

「ゆきえー!兄弟はな、どこの店に言っても女の子になびかへんのやー!

誰を紹介しても口説こうとせんのやでー。」

「へー!そうなんですか?Kさん、誰も口説かないんですか?あ!好みのタイプがハードル高いんやろー?そうでしょ?」

「いやいや~…」

 

Kさんは恥ずかしそうにニヤニヤと笑ってごまかそうとしていた。

 

「でな、俺はピンときたんや!絶対ゆきえはタイプやと思ってな!だから連れてきたんや!」

 

へー…

そーなんやー。

Nさんナイス!

 

「え?そーなんですか?ほんと?ほんとに?そう?ねーKさん!違うなら違うってはっきり言った方がいいですよー!」

 

Kさんにつめよる私。

Kさんはニコニコしながら私をみる。

 

「ほらな!いつもの兄弟と違う!こんな顔したことないで!ほら!ドンピシャや!」

 

ほー

ほほー

 

「ほんとにそうなんですか?」

もう一度聞く。

「恥ずかしいなぁ。ゆきえちゃん。俺の娘と同じ名前なんやー。複雑な気持ちやー。」

 

Kさんはずーっと恥ずかしそうにニコニコしながら私を見る。

 

「おい!兄弟!この後ゆきえを連れて飲みに行くで!ええやろ?ゆきえ!」

「ええの?ゆきえちゃん。大丈夫?来てくれるなら嬉しいけどな。ええのん?」

 

Kさんが優しく私に聞く。

 

「いいですよ!行きましょう!Kさんは?大丈夫ですか?」

「ぼく?ぼくはだいじょうぶですぅ!」

ウケる。

 

お店が終わってNさんとKさんにアフターに連れていってもらう。

 

Nさん行きつけのラウンジ。

明るい女の子がたくさんいるお店。

Nさんはたくさんの女の子を周りに座らせワーワーと楽しくお酒を飲んでいる。

 

私とKさんはその輪に加わりながらも、2人で少しずつ話しをする。

 

「ゆきえちゃん。俺な、今そんなに儲かってるわけじゃないからなぁ、情けない話しやけどな。でもな、ゆきえちゃんのことできるだけ応援したい思とる。でな、正直にいうで。」

 

「はい?なんですか?」

 

「惚れてもうたわ。」

 

Kさんは照れながら、下をむきながらそう言った。

 

 

わ。

わわわわわー…

 

ヤバい。

 

ちょっとキュンときてもうた。

 

ホステスになって半年以上がたっている。

もう割と口説かれ慣れてきていたのに。

のに。

あしらい方も少しうまくなってきていたのに。

のに。

 

何故だ。

 

そーだ。

 

酔ってるからだ。

 

「わー…Kさん…えーと…。なんだかやたら嬉しいですよ。

ありがとうございます!」

 

私はその時の本心を伝えた。

 

「ほんまにな、Nちゃんみたいにたくさんはお店に行くことはできひんかもしれんけどな…」

「はい。」

 

「…ぼく!がんばるから!!」

 

ぶはははは!

 

「ぼくやめてぇ~!Kさんがぼくって!もうやめてぇやぁ~」

 

Kさんはニコニコしながらお酒を飲んでいた。

 

私は酔っているせいにしながらKさんの口説きに気分が良くなっていた。

口説かれるコトには慣れてきていたけど、口説かれて気分良くなったのは

久しぶりだ。

 

「ゆきえ~!なんや!兄弟とええ感じやないけー?お祝いするか?

シャンパンでもあけるか?」

 

Nさんが大きな声でそう言った。

 

「あけてあけてぇーー!飲む飲む~!色のついてる方あけてー!」

 

私が言うと、お店の女の子が一斉に同じことを言った。

 

ここで解説。

シャンパンで『色のついてる方』とはロゼのシャンパンのことで、しかもこういうお店に置いてあるシャンパンはドンペリです。

 

『色付き』と『色なし』では料金がかーなーり違います。

いくらぐらいだったか忘れてしまいましたが…

色付きで4~5万くらいだったかなぁ…

もっとしたかなぁ…

さだかではありませんが、確実なのは“高い”ってことです。

Nさんに私は『色付き』あけろーと言ったわけです。

自分のお店でもないところで。

5万くらいのシャンパン飲ませろー!と言ったわけですねー。

 

 

「おい!色付き?色付きだとぉ~?」

とNさん。

「そうそう!いーろーつーきー!きれーいな色付きー!」

私も応戦!

「ゆきえ~、お前ってヤツわぁ~!おお!!あけろあけろー!

よし!色付き3本もってこーい!」

 

店内におおっ!や、きゃー!の声があがる。

 

「きゃー!Nさん!ありがとーー!」

 

私はNさんに抱き着きに行った。

その時、Nさんが小声で私の耳元でささやいた。

 

 

 

さーて。

なんてささやいたのかなー?

 

気になるー?( ̄▽ ̄)

 

つーづーくー

 

 

↓こっちも気になったら見て見てね。

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いい写真だよー♡

文章も秀逸だよー♡

内容もいいんだよー♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日曜日の私。

みなさんおはよーございますー!

 

昨日の日曜日、みなさんはどんな過ごし方をしましたか?

 

私は~

 

ダンナちゃんにそらさんのお相手を頼んで朝からヨガに行き、

帰って来てからダンナちゃんとそらさんと三人でお茶タイム。

頂きものの美味しいバームクーヘンをみんなで『美味しいね~♪』と言いながら食べ、

(まさこさんありがとう♡)、その後そらさんの了承を得てブログを書き、

ブログを書き終わるのを待ち構えていたそらさんとしまじろうのワークブックで一緒にお勉強。(自分からやりたいって言うのよ)

その後、ダンナちゃんとそらさんと三人で本気の神経衰弱。

そらさん強いんです。

でも私は本気なので負けません。笑

で、その後は私は動画編集をぼちぼちはじめて、ダンナちゃんは別室で瞑想。

そらさんは一人でなにか黙々とやっています。

 

そんなこんなでもう夕方。

洗濯ものをとり込んで、テレビをみながら畳みます。

そらさんのテレビじゃなくて、大人のテレビ。

そらさんも一緒にゴロゴロしながら見ます。

 

その後夕飯の支度。

お風呂掃除はダンナちゃんにお願いします。

 

お風呂に入って夕飯。

 

そらさんは夕飯を食べ終わると『ハクション大魔王』を見たがり、

ダンナちゃんのiPadで視聴。

私とダンナちゃんはダラダラと食べながらなかなかにふかーい話し。

 

夕飯の後片づけを終え、ダンナちゃんはデトックスのためお湯に味噌を溶いたものを飲む。私は白湯。そらさんはちょっと風邪気味なので梅肉エキスはちみつ入り。

 

 

9時過ぎ。

 

みんなで歯磨きを終え、寝る準備。

 

お布団の中でそらさんに本を読んであげる。

ダンナちゃんは隣の布団でずーっとスマホいじり。

 

本を読み終えたらそらさんと一緒にパパのお布団に行き、

二人でパパにちゅー💋攻撃。

 

『パパーおやすみちゅ💋』

『りょーちゃんおやすみちゅ💋』

 

そらさんとそれぞれのお布団にもどり

二人でおやすみちゅ💋

 

就寝。

 

こんな一日。

 

ここ最近なんです。

こんなに(私的に)自分本位な日曜日がおくれるようになったの。

ずっとそらさんとダンナちゃんに合わせてたのよ。

そらさんも赤ちゃんだったりしたからね。

 

もちろん、まだそらさんとダンナちゃんに合わせてるとこもありますよ。

でもね、こんなに自由に動けるようになったの最近なのよ。

 

『私はこうしたいんですけどいいですかね?』

と、そらさんにもダンナちゃんにも聞けるようになったんです。

 

全部私がやらなくてもいいんだ。

って、少しづつ少しづつ思えるようになってきたんです。

 

それまでは『私がやらなきゃ!』ってものすごく思ってた。

自己犠牲感ハンパない!

 

そりゃしょうがない部分もあるのよ。

赤ちゃん育ててたりしたら、母親がやらなきゃいけない事もたくさんあると思うしね。

でも『ほんとはやりたくない!』って思ってる気持ちを見ないようにしてたり、

あるいは気付かなかったりっていうのは健全じゃないよね。

 

ましてや自己犠牲感満載でお世話されてる方の身にもなってよって感じだよね。

パパもそらさんも心地よくないよねー

 

私は母親の影響もあり(←人のせいにしてみた笑)、自己犠牲感満載で家事も育児もやっていた時期が長くあったのです。

 

正直そういう部分まだあります。

クセみたいなもんですから。

 

でもそこに気付いてる。

 

あー今自己犠牲感でこれやってんなー

って、気付いてやっている。

 

で、そんな時は勇気をだしてダンナちゃんに言ってみる。

 

『あのぉ~、これ結構やりたくないんですけどぉ~…』

『あのぉ~、実は私、一人で出かけたくてですね、それでですね、そらさんのお世話とゴハンの支度をお願いしたいんですけどぉ~…』

 

これ、私にとっては結構勇気がいること。

“いい子でいないと嫌われる”“ちゃんとしてないとイイ女じゃない”呪縛って、

結構強固なんですよ。

でも、それを何年か前からぶっ壊す作業をやりはじめてみたんです。

ゆっくりぼちぼちね。

 

いちいち怖い。

毎回勇気を出す。

 

でも、毎回言ってみるとダンナちゃんはフツーに

『あ?いいよー。行っておいでー♪』や、

『やりたくないならやらなくていいよー♪』

と言ってくれる。

 

あれ?

いいんだ。

 

って、何回も何回も確認作業をする。

 

私、何にもしなくてもいいんだ。

もしかして、何にもしなくても好かれるのかな?

え?

ただいるだけで愛されるなんてことあるの?

ほんと?

まだまだ疑ってますが。しつこいね。

 

そらさんは確認する前に最近こんなコトを言うようになった。

 

『ママ。ママはそらちゃんのお世話しすぎだよ。ママかまい過ぎだよ。

そらちゃんはそんなにお世話されなくても大丈夫なんだよ。』

 

あら~…

言われちゃった…

 

お陰で毎日少しずつだけど、どんどん楽になる。

どんどん“ワク”が外れて自由になる。

 

でもその反面

“ワク”が外れると恐い。

今までその“ワク”の通りに過ごしてたから。

 

もう“ワク”なんてないのを体験してるのに

すでに無い“ワク”の範囲内で行動しようとしたりする。

 

で、そこに気付いてまた確認する。

 

あぁ…

そうだった、もう“ワク”なんてないんだった…

 

ていうか!

最初からそんな“ワク”なんてなかったんだ!

てね。

 

そんな毎日をくりかえして、昨日気付いてみたらすんごく楽~な日曜日を過ごしていたってわけ。私的にね。

 

だから書きたくなっちゃたんだけどさ。

 

ここですんごく重要なことが一つあるんだ。

 

それはね、まず“気付く”ってことなんだ。

 

自己犠牲感をもっているコトに“気付く”。

私、家事も育児も今やりたくないって思っているコトに“気付く”。

何かやらなきゃ愛されないって思っているコトに“気付く”。

 

まず“気付く”。

 

気付けないくらい奥におくーにしまっちゃってる人、すんごく多いからね。

 

“私の感情にまず気付く”。

これほんとに重要よ。

 

私たち夫婦はこの“”気付く”を二人で各々やっている。

そしてそれを二人でシェアしてすり合わせの作業をずっとやっているんだ。

 

一人でやるの大変だもんね。

 

もし『自分の感情がわかりません!』や『感情がごちゃごちゃすぎて気付けません!』や『一人じゃ整理できません!』って人がいたらお手伝いしたいなーって思ってます。

 

一緒に気付いていけたらーって思ってます。

 

だからコレ作ってもらったんだよね。

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リーディングでも整体でもなんでもいいんだ。

 

ようは“自分に正直になる”お手伝いができたら、“自分宇宙の構築”の足がかりを一緒につくれたら、こんなに嬉しいことはないって思っています。

 

今は形としては『リーディング』や『整体』というカテゴリーだけど

なんかもっといろいろやっていくつもりです。

 

あ、自分でいうのもなんですけどー

 

えーと…

ここもあえて勇気をもって言いますけどー…

 

私たち夫婦の整体もリーディングもなかなかのもんですよ。

なかなかの内容ですよ。

 

わー!

言っちゃった言っちゃったーー!!

 

ピンときた方いる?

 

ピンときたら連絡くださいね♡

 

悪いようにはしませんから♡

 

 

 

なんで今日はこんな感じになったんだろう?笑

自叙伝書こうと思ってPC開いたのにー

 

これが勝手に手が動いたってことなんだな。

うん。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます!

 

また自叙伝の続きもすぐ書きますので、よかったら読んでくださいねー。

 

ではまた♡

 

 

 

 

私のコト53

みなさんこんにちわー!!

 

今日はとーーーってもいい天気で気持ち良いですねー。

 

金曜日の夕方から、家の愛娘そらさん(5歳)がお友達のお家に1人でお泊りにいきました。

 

いろんなお友達のお家に泊めさせて頂いてるのですが、もう通算5回目。

そらさんは私たち親が一緒ではなく、1人でお泊りに行くことをとーーーっても喜びます。笑

 

周りの5歳のお友達はまだ1人でお泊りができない子がほとんど。

でもそらさんは大喜びでお泊りに行く。

 

これはどういう事でしょう?笑

 

『ねーそらちゃん。パパとママがいないお泊りさー、全然寂しくないの?』

 

一応毎回聞きます。

往生際悪いです。笑

 

『えー全然さびしくないよー♪すっごく楽しいよー♪』

 

うははは。

即答。

 

『え?夜は?夜寝る時も全然寂しくないの?ママー(;_;)ってほんとは泣くんじゃないのぉ~?(-.-)』

 

まだ粘ります。

 

『え?泣く訳ないじゃん。ねんねの時も全然寂しくないもん。』

 

また即答。笑

でもまだ“ねんね”って言ってて可愛い。♡

 

『でもさーそらちゃんのお友達は1人でお泊りできない子ばっかりだよ。

なんでそらちゃんは平気なんだろうねー?』

 

そらさんこんな答え。

 

『そーだよねー。そらちゃんって不思議な子だよねー(^◇^)』

 

自分のことですよ…(-.-)

 

喜々としてお泊りに向かうそらさん。

自立しております。

素晴らしい。

そしてありがたい。

 

泊めてくれるお友達がいることもありがたい!

 

今は隣で『ドクタースランプアラレちゃん』観てます。笑

親の世代がバレますね。

 

 

さーてと。

今日もぶっちゃけ自叙伝いきますねー♪

 

 

とある日、郵便受けに一通の手紙が届く。

見覚えのある文字。

差出人の名前をみて胸がドキリとする小娘ゆっきぃ。

 

なんで?!

なんで?!

 

手紙は母親からだった。

 

K氏のところにいるときから家出状態。

音信不通のまま3年が過ぎようとしていた。

 

その3年の間、一度だけ電話をかけたコトがある。

淋しくてどうしようもなくなった時、ふいに電話をしてしまったのだ。

 

「もしもし?もしもし?」

 

聞きなれた母親の声。

私は声を発することすらできなかった。

 

「もしもし?もしもし?」

 

しばしの無言。

 

「もしもし?……ゆきえ?ゆきえなの?そうなんでしょ?」

 

とめどなく涙が溢れる。

受話器の向こうに聞こえないように声を殺して泣く。

 

「ゆきえ?元気なの?大丈夫なの?なんか言ってくれなきゃわからないよ?」

 

切実な母親の声。

もう我慢できない。

声を殺してられない。

 

「うわっ…ひっ…ひっ…ご…ごめんな…さい…。ひっ…。」

 

泣きながら謝る。

ごめんなさいしか言えない。

 

「ごめんなさいだけじゃわからないよ?どこにいるの?なんか辛いことがあったの?

いつでも帰ってきなさいよ!ゆきえ?」

 

もうダメだ。

 

「ごめんなさい…」

 

電話を切る。

私は大声をあげて泣いた。

 

今電話をしても、ましてや帰っても、自分の気持ちは話せない。

きっと、いや、絶対わかってはくれないだろうから。

 

この音信不通の期間、電話をしたのはこの一回こっきりだ。

 

こちらの連絡先も知らない。

どこに住んでるかも知らない。

そんな状態だったのに母親からの手紙が届いたのだ。

ちゃんとこの部屋の住所が記載されている。

 

なぜ?!

 

恐くてなかなか手紙をあけることができない。

 

きっと怒っているだろう。

もしかしたら“親子の縁”を切られるのかもしれない。

その文面を目の当たりにしたら私はきっとショックを受けるだろう。

でも…

その方がいいかもしれない…

 

私みたいな親不孝な娘は“縁”を切られて当然だ。

 

よし。

 

私は覚悟を決めて手紙を開けた。

 

 

号泣。

ただただ号泣。

 

そこには私が想像したようなことは一行も書いてなかった。

 

私を責めるような言葉は一言も書いてなかった。

 

今の家族の近況報告。

母親の近況報告。

そしてこんな言葉。

 

『ゆきえ。お母さんたちのことを嫌いになったわけではないんでしょう?

今は一人なの?お母さんの子だもん。ゆきえはモテるよね?きっと誰かと一緒なんだろうね。でも、いつでも帰って来ていいんだからね。声も聞かせてね。』

 

母親は何度も市役所に足を運んで住民票を確認していたらしい。

しばらくは実家から移さずにいた住民票。

今のお部屋に引っ越す時に移していたのです。

 

まさかそんなコトをしているなんて思いもしなかった。

私がいなくなったからって、誰もそんなに心配しないだろうと思っていた。

本気で。

本気でそう思っていた。

 

そしてみんなただ“怒っている”だけだと思っていた。

 

私一人がいなくなったって家族は何も変わらずいつも通りの日々を

過ごしているだろう。

 

そう本気で思っていた。

 

でも…

 

違うのかも…

 

私の中で何かが少し動いた。

ほんの少し。

 

ずっと思い込んでいた“何か”がほんの少し、ほんとにほんの少しだけ

動いた。溶けた。気がした。

 

 

号泣して号泣して号泣しつくした。

 

ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!

 

何度も何度も言った。

 

こんな娘でごめんなさい!

 

号泣し尽くして謝り尽くしてそして放心した。

 

はぁ…

 

気が向いたら電話してみようかな…

 

もしかしたら…

私はとんでもない勘違いをしていたのかな…

 

まだ確信できない。

でももしかしたら…

の思いが頭をかすめはじめていた。

 

 

泣きはらした顔をなんとかごまかし、また身支度を整え始める。

またミナミの街で私は嘘をつく。

親には言えないような毎日。

胸を張っていえるような毎日では、ない。

 

まだ帰れないな。

電話も…しないほうがいいのかな。

 

母親からの手紙で“何か”が少し変わりそうな気がしながら、

今の日々とのギャップにまだまだ葛藤を覚える。

 

また私はミナミに向かう。

まだまだ辞められないから。

 

 

さて。

 

Hさんと麻美さん、Tさんとの関係、また新たなお客さんとの関係、

まーだまだミナミの街ではいろいろおこります。

 

もっと楽しくなるよー

 

つーづーくー

 

↓こっちもよかったら見て行ってねー♪

癒されるよー♪

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