昨日『あとがき』も書き終え、とりあえず私が目標としていたことが終わりました。
ほぼ毎日書いていた、私の自叙伝の終わりを迎えたのです。
↓これを投稿したのはおととしの12月。
そして今年の2月6日に最終話を書き上げ↓
2月9日にあとがきを書いた。↓
書き終えたと言っても、私の22歳までの出来事を書いたのが終わったのであって、今の私には到達していないので『終わった』とは言えないんだよね。
でも私の中で『幼少期からソープ嬢時代』っていうのが一つの区切りみたいなところがあって、『なかなか人に言えなかったこと』がギュッと詰まっていた時代だったんだ。
その後も私は『人になかなか言えないような事』を繰り返すんだけど、この時代のことがやっぱり一番でかかった。
私が過去にソープ嬢をやっていたことをいろんな人に吐露しはじめたのは、私が26歳の頃から。
私は友達がいないヤツだったので、『本音で付き合える人が欲しい』という願望を持っていました。
(今もめっちゃ友達少ないけど。笑)
そんな時、私が隠し事をしているのに『本音で付き合える人』なんてできっこないじゃん!と思い始め、めっっっっっっちゃドキドキしながら『仲良くなりたい』と思っている人たちに過去を吐露し始めました。
ぜったい引かれる!ぜったいドン引きされる!!
毎回そんなことを思いながら、少しずつ勇気を振り絞って吐露し始めたのです。
が、私のその過去を聞いてドン引きする人は一人もいませんでした。
しかーし!
それは女性のお友達に言っていたからだと思い、さらに勇気を振り絞りながら、当時お付き合いしていた男性に『お付き合い半年記念日』に過去のことを言ってみようと思いました。
(半年間言わなかったのかよ!って感じですけどね。すません。)
その当時お付き合いしていた男性は真面目で誠実な税理士さん。
職業もお堅い。
私はその男性とお付き合いするまでクラブホステスなんかをやってたものですから、妻子ある人とのお付き合いなんかが多かったんですね。
クラブホステスを辞めたあとは雑誌の編集や記者なんかをやっていたものですから、昼夜逆転だったりめちゃくちゃな生活。
そしてその後お付き合いをして同棲をした男性はもーめっちゃどーしよもない男でした。
別れる時殴られて首絞められましたから。(←ほんと)
なんとかその暴力男とお別れして、私は親元に戻りました。
7年の家出を終えたのです。
そして、その税理士さんの男性とのお付き合いが始まるわけですが、その方は私が恋い焦がれた『普通の男性』だったのです。
昼間の水族館デートやドライブ、SEXまでのたどたどしい時間。
すべてが「きゃーー!普通のことしてるーーー!!」な感動でした。
それまで昼間のデートもほぼしてないし、したとしても妻子持ちだったり、変な偏った奴だったりしたものですから。
その『普通に誠実な税理士の男性(29歳)』が『リフレクソロジトの私』(当時私はリフレクソロジト)とお付き合いしている。
結婚まで視野に入っちゃってるような関係でした。
はた目にはめっちゃ普通の男女。
順調なお付き合い。
でも私は『過去にソープ嬢だった』『高級クラブに務めていた時、パパのような存在もいたことがある』『不倫あたりまえ』『家出してた』『摂食障害が治らない』『昔殺されるかもしれないようなことがあった』などなど、めっちゃ普通じゃない過去満載だったのです。
それ、言う?
言っちゃう?
いや、言わなきゃダメでしょ。
そう思い、私は『お付き合いして半年記念日』のデートの帰り、告白しました。
デートの最中、そんなことは露知らずのその男性は私にこんなことを言ったのを覚えてる。
「ゆきえ。ずっと一緒にいようね。」と。
私はその言葉を聞いて「それって結婚ってこと?」と問いました。
「え?えへへ。うん。そういうことだよね。へへへ。」
と可愛く言う男性。
私は「うん。」と答えながらも「この後何が起こるかしらねーくせに」と思っておりました。(←ひどい)
そして帰り道。
新宿駅でいつもお別れする私たち。
私は意を決して話しました。
「あのね…言わなきゃいけないことがあるの…」
怖くて怖くて泣きました。
何が怖かったのかは後からわかるのだけれど。
「あのね…私…昔ね…ソープ嬢だったんだ…嫌でしょ?…そんな女嫌でしょ?…」
泣きながら言う私。
今思うとなんで「そんな女嫌でしょ?」って言ったのかわからんのだけれど、その時はほんとに怖かったんだよね。
彼はしばらく私の顔を見つめていました。
そして彼の口から出た言葉はこんな言葉だった。
「…言えないでしょ。それは…なかなか言えないことでしょ…」
彼は私の涙を拭きながら「…俺、嫌じゃないよ。なんでそうなったかゆっくりでいいから教えてくれる?…普通なかなかそれは言えないでしょ。よく言ってくれたね。」と言いました。
そして私は彼にゆっくり過去のことを話すのですが、全ては話せませんでした。
(摂食障害のことは話せなかった。自分の一番嫌なとこはここだったんだね。)
でも、私が過去に『ソープ嬢』だったことを聞いても彼はかわりませんでした。
それどころかますます大切にしてくれたのです!!
奇跡!!
私はそれから彼のその反応のお陰で、その過去のことをなるべく大切に付き合っていきたい人たちには言うようにしました。
私の実験だったんですね。
相手がどんな反応をするのか、そして私が自分の本音を人に言えるようになるのか。
私は少しずつ少しずつ、知り合う人たちに『私』を開示し始めました。
ずっといろんなことを隠して、かっこつけてた自分をさらけ出すようにしていったのです。
嫌われてもいいや。
離れていってもいいや。
私は勇気を出しながら、私が心地いい方を選ぼう。
そう思いながらも毎回かなりドキドキするし、怖くて仕方がない。
でもやる。
それを繰り返していた私は、いつの日か私の過去が愛しくなった。
そしていつの間にか摂食障害も治ってた。
これ、何が起こったのだろう。
私は私の過去を『面白い!』と思っている。
そして今、めっちゃ楽しくて幸せ。
だからこそ書けたんだよね。
でもやっぱり書いている最中は人目が気になりました。
アクセス数も気にしちゃったり。
どーせ誰も読んでくれないんだから書いてもしょーがないじゃん!なんて思っちゃったりした時もある。(←自己否定感強い私が登場するとき。)
でも書く。
アクセス数なんて関係ない。
人目も気になるけど、気にしながら書く。
割とそんな葛藤がありました。
過去を吐露する躊躇はほとんどなく、それよりも『これ面白いの?』という人目を気にする方が強かった。
たとえ誰も読んでくれなくても書けるのか?
それでも書きたいのか?
そんなことを思っていました。
書いているのは楽しい。
自分の世界を発表する楽しさ。
没頭する楽しさ。
でも『これ、なんか意味あんの?』という思考の声にやられそうになる。
これが辛かった。
だから書き上げた時は嬉しかったんだ。
純粋に「私!よくやった!」の気分。
でもさ、いろんな人に言われたのよね。
「続き書かなきゃダメじゃん?」
「これで止めるの?」
「まだ途中でしょ?」
「続き書いてほしい!」
嬉しい事です。
これはほんとに嬉しい事です。
でもね、迷うよ。
またあの思考の声と闘うのかって。
でもきっと、いや、絶対、私はまた書くと思います。
最終話を書き終え、会ったこともない、やり取りもしたことがない方たちからメッセージが届きました。
『続き書いて欲しいです!』と。
これ、何が起こってる?
そしていつも優しくも手厳しいコメントを下さる人が
『貴女には書く任務があると思う』と。
うひゃー。
そうなのか…
そうか…
でも…
どう書く?
そんなことを思っているワタクシでございます。
書いてよかったよ。
なんだか思ったよりもたくさんの方に読んでもらえたし、そして『面白い!』ってたくさん言われたし、『書いてくれてありがとう!』の言葉も頂いちゃったりして、ほんとに奇跡みたい。
だから私はきっと続きを書くと思います。
だからちょっと待っててくださいね。
もう少しで『書く』という気持ちが整うと思うから。
そしてまた書きだしたら、よかったら読んでやってくださいね。
よろしくお願いしたします!
そうそう。
『書く』といえば、夫婦ブログ、もう読んでくれました?
亮一さんのお話し、面白いからよかったらこちらも読んでみてくださいね。↓
あー!
あと、2月はまだ空きがありますよー!
ぜひぜひ!
2月20日(水) 10時半~17時
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26日の亮一さんのカレーの会の空きもあと3枠あるよ!↓
ではまた!!
読んでくれてありがとーーーー!!!