藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

そらさんと私のある日の会話。~悩みの本質にアクセスするクセをつけておくと後々ラクチン…な気がする。のお話し。~

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こんにちはー!

『私の施術のお話し。』の途中ですが、今日はそらさんと私のある日の会話のことを書きたくなったのでそんな感じで。

 

あ、最近私のブログを読み始めて下さった方もいらっしゃると思いますので少し説明をば。

 

私には溺愛する娘がおります。

名前は空(そら)です。

年齢は9歳で小学校3年生です。

 

1年生から山梨にある小学校に行っていて、平日は寮生活。

金曜日の夕方迎えに行き、土日は家で過ごしています。

そしてまた月曜日に学校に行く。

 

そんな生活をおくっています。

 

今そらさんが通っている小学校は南アルプス子どもの村小中学校というところで、私たち夫婦はこの学校がすごい学校だなーと思っているのでそらさんがそこに通えてよかったなーと思っています。

 

(その学校のことを知りたい!という方はこちらをどうぞ。☟)

www.kinokuni.ac.jp

 

別に私たち夫婦は教育熱心とかではないのですが、大好きな娘が『決め付けられる』ことがなんだかとっても嫌で、そこで苦しんだりする姿も極力みたくないなーなんて思っていたのです。

私たち夫婦は『自分を再教育する難しさ』を身をもって体験しているので、できるだけ自由に決めつけられずに生きていってほしいなぁなんて“勝手に”思っているのです。

 

この学校はそんな私たちの想いにぴったりの学校で、できれば私が通いたいよ!と思わせてくれるようなところです。

私と亮一さんはそらさんがこの学校に入れて、通えていることを奇跡のように感じているのですが、そらさん本人はというと…

 

うむむ…

 

そりゃどんな場所でも人が何人か集まれば『人間関係』が生まれます。

当たり前のことです。

 

そらさんは9歳。

少しずつ“人間関係のしがらみ”のようなものを感じているようなのです。

 

今日はそんな現在のそらさんのお話し。

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かわいすぎる…

 

そらさんは3年生になってから友達関係のお悩みが増えたようです。

いつも仲良く遊んでいる(ようにみえる)お友達のIちゃんのことや、Kちゃんのこと、Tちゃんのこと、その時々で悩みの対象がかわるようなのですが、その内容には共通点があります。

 

それは

 

「そらさんが人の気持ちを考えすぎて相手に合わせすぎてしまう。」

 

ということ。

 

これは優しさとか人の気持ちをよくよく考えるとか想像力とかが発達しているという良い部分でもありますね。

私はそらさんのそういう部分がとても素晴らしいと感じていますし、なかなかできないことだと思っています。

 

そらさんはもっと小さい時から人に合わせる傾向がありました。

だからみんなに好かれるんですね。

そして言葉使いがとても優しい。

きついことをほとんど言わない。

先回りして相手の気持ちを考えるので、人のことを悪く言うことがほとんどありません。

これはずーーっとそんな感じです。

 

そんなそらさんが悩んでおります。

 

そらさんの周りには優しい子もいればきつい子もいます。

これは当たり前の話し。

 

ですが、そらさんが『人に合わせてしまう』という性質を持ち合わせているがゆえに、「自分の思い通りにしたい」という願望を強くもっている子たちが周りに集まってくるのです。

 

「ちょっと!そらちゃん!なんで私のいうこと聞いてくれないの?!」

「もー。最近のそらちゃんの性格好きじゃない!」

「そらちゃん!どうして私のことを一番に気にしてくれないの?!」

「…もうそらちゃんのこと嫌いになっちゃうからね…」

 

そんなことをしょっちゅう言われているらしいそらさん。

これはだいぶ前から聞いている話です。

 

「ママぁ。また〇ちゃんがこんなこと言ってくるんだよぉ…」

「こないだも△ちゃんにこんなこと言われてね…」

 

そんな言葉で始まる週末の相談時間。

私は〇ちゃんのことも△ちゃんのことも知っていて、可愛くて優しい部分があることも知っています。

ですが、そらさんから相談されるとついつい感情移入していますのです。(当たり前か。)

 

 

さて。

今朝もお布団の中でそんな相談が始まりました。

 

「もうさ、〇ちゃんがめんどくさすぎてだめなんだよ。だから最近はきつい言葉でかえしちゃうんだ。」

 

「だってさ、そらちゃんが一回だけ朝ごはん誘わなかっただけで『なんで朝ごはん誘ってくれないの?!』ってずーーっと文句言ってくるんだもん。」

 

「毎日朝ごはんそらちゃんが誘ってるんだよ。で、一回だけだよ。誘わなかったの。それなのにずーーっと文句言ってるんだもん。」

 

「ほかのお友達とも遊びたいから他の子と遊んでると『なんで?なんで私は誘ってくれないのぉ』ってグチグチずーーっというんだよ。」

 

「でさ、『最近のそらちゃん、好きじゃない!』とか言うんだよ。ひどくない?」

 

「もうダメだと思ってさ…。仲良くしたいのにこんなんじゃめんどくさすぎてダメだよ…」

 

「だからさ、、どうしたらいいのかなぁと思って、、」

 

 

そらさんは彼女のことで今までも試行錯誤してきました。

仲良くできる時もあるし、楽しく遊んでいる時もありました。

 

 

私は彼女(〇ちゃん)のことが好きだし、友達です。

 

 

〇ちゃんは人に対して少し警戒心があり、何度も確認してしまうという性質を持ち合わせているようで、「こんなことしても私のこと好き?」「私のことが一番でしょ?」「どうして私のことを一番に扱ってくれないの?」「好きじゃないの?」を繰り返してしまう傾向にあります。

 

それはそらさんも重々承知。

 

「〇ちゃんはすぐためすようなことするからなぁ」とよくボソリと言っております。

(その辺すごいなといつも思うのですよ。)

 

そんな〇ちゃんの「試す行為」に付き合うのに限界がきている様子のそらさん。

 

「もう離れたほうがいいんじゃないかと思って…」

 

そんな言葉がでてくるようになりました。

 

私はこういう時、なるべく自分の意見をいわないように少しガマンします。

(ガンガン言っちゃうときもあるけどね。笑)

 

少し話を黙って聞いた後、私はそらさんにこう質問をしました。

 

私「あのさ、そらちゃんは〇ちゃんのこと『めんどくさい』って言ってるけど、どんなところがめんどくさいと感じているの?」

 

そらさんは少し「うーん…」と考えた後、「だってさ、ちょっと違う子と遊びたいから遊んでただけでぐちゃぐちゃ怒るんだよ。そういうところかなぁ…」と答えました。

 

私「そうなんだねぇ。じゃあさ、それがどうしてめんどくさいと感じるの?

他の子と遊んでたらぐちゃぐちゃ怒るんでしょ?それがどうしてめんどさいとかんじるんだろうね?」

 

そらさん「うーん…そうだなぁ…」

 

私「いや、わかるんだよ。そらちゃんがめんどくさいって感じる気持ち、すごくわかるんだよ。でもね、どうしてそれをめんどくさいと感じるのか、それのどこにめんどくささを感じるのか、をもっと考えていく癖をつけていくと相手にも説明できるんじゃないかなぁと思ってね。」

 

そらさん「そうだねぇ。うーん…。でも難しいなぁ。」

 

私「そうそう。今ね、ママめっちゃ難しいこと言ってるよ。大人でもそれができない人いっぱいいるからね。だから今から癖をつけておくとただ『めんどくさいんだよね』だけで話が終わる人じゃなくなるよ。」

 

私はそんなことをそらさんに言いました。

 

 

これね、相談に乗っている時にすごくすごく感じることなんだよね。

言葉に惑わされてる人がなんと多いことか。

言葉に頼り切って“それ以上考える”とか“感じる”をしない人がなんと多いことか。

 

 

「私、めんどくさいこと嫌いなタイプなんですよ。」

「とにかく嫌なんです。私、一回嫌だと感じてしまうともうダメなんです。」

 

そんな言葉をよく聞きます。

 

いやね、ちょっと待ってよ。

よく考えようよ。

 

『めんどくさい』ってなんですかね?

『嫌』って何がそんなに嫌なんですかね?

そもそも『嫌』ってほんとですか?

 

 

『めんどくさい』ってとっても便利な言葉です。

それさえ言っておけばいいや、みたいな。

 

その『めんどくさい』の中をよく観てみよう。

 

何に対してそう感じている?

それはどんな感じ?

その出来事の中の何を嫌だと感じている?

 

 

女性は特に感情に支配されやすい傾向にあるように感じます。

(人によりますけどね。)

感情が層のように織りなされているので、そもそも何が嫌だったのかわからなくなることがよくありのでは?と感じます。

 

そんな時、『めんどくさい』という言葉で済まさないで、そもそも何をどう感じているのかを観る癖をつけていくととっても人生において有効なのではないか?と思うのです。

 

 

 

以下私たち親子の会話。☟

 

そらさん「…でもよくわかんないや。」

 

私「そうだよね。じゃあママがなんとなくお話しするから違うと思ったらそう言ってね。」

 

そらさん「うん。」

 

私「そらちゃんはさ、自由に動きたいんだよね。自分が思う通りに動きたいのにそうすると文句言われるんだよね。」

 

そらさん「うん。そうそう。」

 

私「で、その文句を気にしてしまって自由に動けなくなってるのが嫌なんじゃないの?」

 

そらさん「そうそう。そうだと思う。」

 

私「ほんとはこうしたいのにこの動きをしたらこんな風な文句を言われるんだろうなぁ…それが嫌だからやめておこうかなぁ…とか思っちゃうんじゃないの?」

 

そらさん「そうそう。思っちゃう。」

 

私「てことは〇ちゃんの言う通りにしちゃうってことでしょ?怒られるし文句言われるの嫌だから〇ちゃんの言う通りに合わせちゃうってことでしょ?」

 

そらさん「うん。そうなの。」

 

私「そらちゃんが我慢して合わせちゃうってことでしょ?それが嫌なのかな?」

 

そらさん「…うん…そうなの。」

 

私「てことは、自分が自由に動けないのが嫌ってことだよね。自分が自由に動くと文句言われて阻害されるのが嫌ってことだよね。」

 

そらさん「うん。そうだよね。」

 

私「『めんどくさい』って、それを気にして合わせようとしちゃうことがめんどくさいってことなのかな?」

 

そらさん「…あ…そうだ。そうだね。」

 

私「じゃあさ、そう説明してみたらいいんじゃない?〇ちゃんも自分の思い通りにしたいんだよね?そらちゃんを思い通りに動かしたいんでしょ?それが〇ちゃんにとって心地よいと思い込んでるんだから。でもそらちゃんはそれをもう聞き入れたくないんだよね?

だったらそれを言うしかないね。」

 

そらさん「そうか。そうだね。」

 

私「そらちゃんが今まで〇ちゃんに合わせていたから、いきなりそんなこと言われたら〇ちゃんは怒ったり拗ねたりすると思うよ。だってそらちゃんを思い通りに動かしてないと安心しないんだから。でもそらちゃんがそれが嫌なら断らないとね。『そらちゃん最近冷たい!』って言われてもしょうがないし、それでいいんじゃないかなぁ。」

 

そらさん「…そうだね。うん!わかった!そらちゃんが合わせすぎてたってことがよくわかったよ。なんか全体が見えてくるとますます『そらちゃん何やってんたんだろ?』ってなるね。

 

私「ねーーー!なんでそらちゃんがずっと合わせないといけないの!!ってママは憤ってしまいますよ。…まぁママはそらちゃんをえこひいきする人ですから…」

 

そらさん「ママありがと。自分で〇ちゃんに言うよ。大変だろうけど。」

 

 

 

そらさんは笑顔で「自分でやってみる。」と言いました。

きっと『めんどくさい』の中身がわかったからなのかもしれません。

 

 

これって結構根深いことで、そらさんが通っている学校内にも〇ちゃんのような子が何人かいます。

 

人をコントロールしようとする子。

 

そらさんは人に合わせようとしてしまう子なので、そういう子が周りに来やすいんだと思います。

 

私はそんなとき、ちょっと寂しい気持ちになります。

 

きっとお母さんとかお父さんとかにそうされてるんだろうなぁ、と。(無意識のうちにってこと、よくあります。)

 

誰だって自分の思い通りに物事を進ませたいですよね。

それは私もそう。

 

特に親と子供ってそのコントロールをしやすい関係性なんじゃないかと思うんです。

 

「もう!早く片付けてよ!だらしないんだから!」

「早く用意して!そんなんじゃ将来どうなるか…」

「勉強しなくていいの?困るのはあなたよ!ちゃんとしなさいよ!」

「あなたのためを思って言ってるんだからね。」

「食事はきちんと食べなさい!綺麗に!姿勢を正して!もー。なにやってるの?!」

 

そんな風に怒りやボヤキを何気なく言ってコントロールしようとしているんじゃないか?と。(悪気はまるでないんだよね。普段は優しかったりもするだろうし。)

 

早く片付けないと困るのは誰?

早く用意してほしいのは誰?

勉強しなくて心配しているのは誰?

あなたのためって言ってるのは誰?

食事をきちんと食べなくて困っているのは誰?

姿勢を正して食べないと気になっているのは誰?

 

 

どこまでいっても自分の問題。

どこまでいっても気にしてるのは自分。

 

そんなことを大人が、親がわかりながら子どもと接しているか?

 

私はいつもそこを考えます。

 

誰だってコントロールされるのはいやだよね。

でも親や学校の先生や上司や社会からコントロールされてきた大人はそのやり方しかしらないから子どもにも当たり前のようにそうしてしまうものじゃないかと思うのです。

 

無意識に。

みんながそうやってるから。

私もそうされてきたから。(←そこに気付いていない。)

 

再教育って難しいんです。

気付いていかないといけないからね。

 

私もついコントロールしようとしてしまう時があります。

そんな時、気づいたらすぐに謝ります。

「今ママの思い通りに無理やり進めようとしました。ごめんなさい!」と。

 

 

そらさんはきっと勇気をだして言うのでしょう。

 

「私は私の思う通りに動きたい。でも〇ちゃんの言うことも聞いてあげたいとも思っているよ。だけど文句ばっかり言われるのは嫌だ。どうしていつも〇ちゃんに合わせないといけないの?ちゃんと話そうよ。」

 

そんな風に。

 

これを言うのは勇気がいります。

でもすっごく大切なことです。

 

ケンカがしたいわけじゃない。

嫌いになったわけじゃない。

 

何が嫌でどうしたいと思ってる。が言えるかどうか。

それで相手がどう反応するかは相手の問題。

 

まずは気付く。

そして言おう!と思った時に言えるかどうか。

 

いつだって悩みの本質、底、に気付いていく癖をそらさんにはつけてほしいなぁなんて、私は思うのです。

 

それは私が私に望んでいることなんだけどね。

 

『めんどくさい』『嫌』『もうダメだ』

 

そんな思いの中、底にはどんなものが眠っているだろう?

きっととってもシンプルな想いが眠っているよ。

 

 

長くなっちゃったぁ!

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

では今日はここまで。

次回はまた『施術のお話し。』の続きにいくの…かな?

ちょっとわからないけどまた書きます。

 

 

 

ちょっとだけ宣伝です。

 

藤山家でやっている私の『整う施術』

ありがたいことに2月の枠があと少しになりましたぁ!

 

2月のご予約可能日時です。

 

・2月1日 14時~16時の間。

・2月4日 10時~16時の間で応相談。(2枠)

・2月12日 午前中スタート1枠。スタート時間応相談。

・2月22日 14時~16時の間。(1枠)

・2月23日 10時~16時の間。(2枠)

・2月26日 午前中スタート1枠。スタート時間応相談。

 

諸々なるべく融通をきかせていくつもりです(*^^*)

気になっている方はとりあえず一度ご連絡ください!

 

お気軽にご質問・お問い合わせしてくださいね。

↓こちらからどうぞ。

お問い合せ・お申込み:メールフォーム 

 

《施術時間と料金》

90分 8000円

初回は120分 9000円

(初回はお話しを伺うお時間を頂きます。)

 

《場所》

横浜にある『藤山家』

ご予約後詳しい場所をお伝えいたします。

最寄り駅は横浜市営地下鉄『蒔田駅(まいたえき)』です。

 

ご希望があればめちゃくちゃ美味しいハーブティーを+200円でお付けいたします。

一緒に飲みましょう。

 

 

本来あるべき姿に戻していく。

本来の身体のポテンシャルを引き出す。

立つこと自体が楽になる。

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視界がとにかく明るくなる。

身体が軽くなる。

ストンと立てる。

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そんなことを実感していただける施術だと思います。

もちろん不調を感じている個所や痛みが出ている個所がありましたら遠慮なくおっしゃってください。

あらゆる方法で施術を試みます。

 

 

よかったらお問い合わせください!

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その体験をぜひして頂きたいです。

 

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