藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

そらさんはどんどん生きています。~南アルプス子どもの村学校2年目の春~

 

今日はやたら可愛いこの子のこと。

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我らがそらさん。

そらさんは4月から南アルプス子どもの村小中学校の2年生になりました!!

 

1年生の1月までは毎週車で送り迎えをしておりましたが、2月頃から徐々に電車通学に切り替えていきました。

(車の時は片道3時間ちょっとかかってたんだよー!!楽しかったけどそれはそれで大変でした。あ、亮一さんがね(-。-)y-゜゜゜)

 

もっと早くから電車通学をしている子たちはたくさんいたんですが、そこはほら、あれですよ、あの、その、(…過保護でね^^;心配でね^^;てへへ)

 

月曜日の朝早く、私とそらさんは1時間程電車にゆられ、とある駅に向かいます。

私はこのとある駅まで一緒に行くだけ。

そらさんはそこの駅から特急電車に乗って、そして途中で特急電車から普通の電車に乗り換えて学校の最寄り駅まで行きます。(同じ学校のお友達がだいたい同じ電車に乗っているので安心ではあるんですよ。)

それから学校のバスに乗って学校に向かいます。

私とバイバイしてから学校までの移動時間1時間50分ほど!!!

うぅ…

こんなでっかい荷物を背負って行くんです。

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健気で泣ける…(T_T)

そして平日は寮で過ごし、金曜日に帰って来ます。

金曜日、私はまたそのとある駅まで迎えに行くだけ。

お友達と一緒に特急電車に乗って帰って来ます。

 

そんな通学をそらさんは今年の2月頃からしているのですが、それにともなって携帯電話を持たせました。

ガラケーです。

主に私たちと連絡をとるために持たせたので、ゲームやお友達との通話やメールのやり取りはまださせてません。

それにそらさんはまだメールをうまく打つことができないので、現状それほど使っていない状況です。

 

が。

が!です。

 

おととい私はそらさんを迎えに行くために1人で電車に揺られておりました。

早くそらさんに会いたいなぁと思いながら。

そんな時、私のスマホがブブッと動きました。

 

ん?

LINEが来てる。

え?

 

目を見張る私。

ヤバい…

泣く…

 

私の元に届いたLINEにはこんな言葉が書いてありました。

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『はやくままにあいたいよ』

うほーーーん!!(T_T)

 

なんとか泣くのをこらえてお返事を打ちました。

いつの間にこんな風にLINEを送れるようになったのでしょう(T_T)

 

帰ってきたそらさんに言いました。

 

ゆ「そらちゃん、さっきのLINE嬉しかったぁ!早くママに会いたいよってすっごく嬉しくて泣きそうになっちゃった。ありがとうね。」

 

私はそらさんにぴょんぴょん跳ねながらありがとうを伝えました。

するとそらさんはニヤニヤと笑いながらこう答えました。

 

そ「えーほんとにそう思ったからそう書いただけだよぉ。ママもありがとう。」

 

うぅ…

神だ…(T_T)

この子は神だ…(T_T)

 

そらさんは2年生からは『劇団みなみ座』のクラスに入ったそうです。

 

_(授業形態についてはぜひこちらをどうぞ。→授業について - 南アルプス子どもの村)

 

この『劇団みなみ座』はお芝居をみんなで作ったり、即興劇をやったり、人形劇をつくったりするクラスです。

劇を作り上げるためには脚本を作らなければならないし、話し合いもたくさん必要です。

小道具や大道具、衣装もみんなで手分けをして作ります。

これ、字も読めなきゃいけないし、計算もできなきゃいけないと思いません?

そして話し合いをすることで、人の考えを知っていく。

そして譲ることや折り合いをつけて行くことを学ぶ。

自分の意見を通したい!という思いを知ることもできる。

もう学ぶことが盛りだくさんです。

(そらさん、お芝居大好きなんだってー!舞台に立ちたいそうです。( *´艸`))

 

南アルプス子どもの村学校はこうやって楽しみながら、必要だから、学んでいくというスタイルです。

1年生のときは『クラフトセンター』というクラスに入っていて、築百年の古民家の改築やかまど作りやヨモギ摘みとヨモギうどん作り、すももの受粉やすももの収穫、そしてすももジャム作りをしてました。

盛りだくさんのことを学びました。

そして『ものづくり』という授業では自分が学校でつかう椅子を自分で作ったりしてたんだって!すごいよねーー!!

 

この一年でそらさんはグッとたくましくなりました。

去年の今頃は学校に行くときには泣いて泣いて仕方がなかったのに、今では「行ってきまーーす!!(*‘∀‘)」と余裕で電車に乗り込みます。

平日の夜、一回も電話がかかって来ません。

去年は号泣で毎晩電話がかかってきたのに。ねぇ。

 

私の手からどんどん離れて行く。

そらさんはそらさんの世界をどんどん広げています。

私が知らないそらさんの顔がたくさんあるんだろうな。

 

平日はずっとそらさんの存在がない藤山家。

私と亮一さんはいつもこんなことを言い合っています。

 

「私たちは私たちのことをやらないと。私たちは大人になってずっと自分を再教育しているようなものだからね。」

 

そらさんはどんどん生きている。

そらさんの世界を。

だから私と亮一さんもどんどん生きなきゃ。

刷り込まれてしまった観念に気付いて、必要ならばその観念を壊しながら。

 

私はそらさんを妊娠した時に強く決意したことを今も何度も思い出す。

思い出して「あーそうだったそうだった」とおでこをポンポンと叩かないとすぐ巻き込まれるから。

いくら強く決意しても、すぐわからなくなる奴だから。

その決意はこれ。

 

『自分の産んだ子どもだからといってこの子を所有物化するのは絶対にやめよう。』

 

当たり前の話しだよね。

でも私は強く決意しなければそうなってしまいそうだったんです。

だって絶対可愛がるもん。

ぐっちゃぐちゃに可愛がることは目に見えていたもの。

私の人生は私のものだ。

この子に明け渡すのはやめよう。

明け渡してしまったらきっと『所有物化』が始まってしまう。

だって私の人生の全てになるんだから手放したくなくなるでしょ。

そしていつも管理していたくなるでしょ。

私の人生そのものにしてしまったら。

 

「貴方の為よ。」

その言葉も使いたくない。

そんなの自分で決めることだもん。

でもつい使いたくなる気持ちもよーーくわかるんだ。

だから私は定期的に自分に問います。

 

「この子を所有物化しようとしていないか?」

 

まぁ、今のそらさんは私が所有物化しようとしてたらすぐに「それはママの意見でしょ?!そらちゃんは違うの!!」と言われてしまうのがオチなのですがね。^^;

(実際によく言われてます。笑)

 

今日はそらさんとデートをしよう。

公園に行って一緒に絵を描こう。

私はそらさんが大好きだ。

娘だからじゃなく、そらさんだからだ。

 

そらさんを見てると心から思うよね。

 

「そのままでいいよ」って。

「そのまま」いろんな体験をしてねって。

 

だからその気持ちのまま自分に言ってあげたいな。

「そのまま」いろんな体験をしていこうね、と。

 

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頑張れ!そらさん!

 

ではまた。

 

 

 自叙伝第2章始まってます。読んでくれたら嬉しいです。↓

第2章のはじまりのご挨拶 - 私のコト第2章 ~小娘有里のその後 バーテンダー編~

 

亮一さんとの夫婦ブログもゆっくりと更新してますよ。↓

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