藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

私の挑戦。

 

 

私のやる気を失わせることができる天才は紛れもなく『私』だ。

他の誰でもない。

 

お前がそんなことできるわけねーだろ?!

お前なぁ、そんなことやってなんの意味があるんだ?!

お前、いい加減現実をみろよ!くっだらねーことやってんじゃねーよ!

お前みたいな何の才能もない奴がそんなことできるわけねーだろ?正気か?おい!

まーたお前の気まぐれで周りを巻き込もうって言うのか?どうせ続かないんだろ?

お前はだらしないからなー

は?!またかっこつけようとしてんのか?お前が?めっちゃくちゃかっこ悪いお前が?

はっはははははー!

笑わせんなよなー。あーウケる。

 

 

そんな声が聞こえる。

どこかから聞こえる。

そしてその声に「あぁ…そうだよねぇ…」と同意しそうになってしまう。

 

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関係ないけど家のベランダからの景色。気持ちいいんだよなぁ。

 

 

その声の出所はどこだ?

誰がそんなひどいことを言ってるんだ?

ひどいじゃないか。

私のことなんてまるでわかっていないのに。

 

誰だ?!

そんなひどいことを言うのは誰だ?!

 

 

 

あれ?…

 

もしかして…

 

 

『私』だ。

 

もし他の誰かが実際にそう言ったとしても、その意見を取り入れるのは『私』。

 

そして「そうだよねぇ」と同意してしまうのも『私』。

 

この声をなんとか消そうとしたこともあった。

書き消そうと首をブンブン振ったこともあった。

『自分を高める』というワークをやったこともあった。

『自己肯定感』をあげようと必死になったこともあった。

そんな声を頑張って無視しようとしたこともあった。

 

でもどれもさほど効果はなかった。

むしろ声が大きくなったりして。

 

違ったんだ。

どんなワークも無視も首をブンブン振るも、違ったんだ。

その時だけ、多少よくなった気がしたけれど。

 

私はこの声を聞きながら、この声を『裏切り続ける』。

この声を遠くで聞きながら、この声の忠告を身体で裏切る。

行動で裏切る。

 

なかったことなんかにしない。

無視もしない。

なくそうともしない。

ただ共に在り、そして裏切る。

『自己肯定感』が低いまま、自分を高めないまま、ただ行動する。

ほんの少しの勇気とほんの少しだけの覚悟をほんのちょっとだけ決めて。

 

でも揺らぐんだ。

もしかしたらこの聞こえてくる声の方が正しいのかもしれない…と揺らぐんだ。

 

だから私は今これを書いています。

揺らいでいるから。

 

その声が鮮明に聞こえてくるから。

 

でも裏切ろうと思います。

その声を裏切り続けたいと願います。

 

だって嘘なんだもん。

その声は嘘だって知ってるんだもん。

 

それなのに巧妙に私に入ってくるんだ。

その声は。

 

私が私を裏切り続けられますように。

私が私の声に騙されませんように。

 

 

そう願いながら、淡々と行動していきたいと思います。

 

さあ。

やるぞ。

 

どうかこれを読んだ貴方が貴方の声に騙されていませんように。

小さくまとまっていませんように。

 

 

よくわからないであろう文章を読んでくださってありがとう。

一緒に生きましょう。

自分を裏切りながら。

 

 

ではまた。