藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

久しぶりにそらさんのことを書こう。

 

今日はこの方のことを書こう。

私のもう一人の最愛の人。

 

我らがそらさん。

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我が娘そらさんは今年の4月から『南アルプス子どもの村小学校』に通っています。

月曜日にそらさんを山梨まで送り届け、平日は寮での生活をし、金曜日にお迎えに行く、という生活をしております。

 

そんなそらさんは4月から数ヶ月、ほぼ毎日号泣して過ごしておりました。

 

学校が始まった時の様子はこちら↓

yukiukix.hateblo.jp

yukiukix.hateblo.jp

 

(めっちゃ長いけどよかったら読んでみてくださいね。)

 

学校に通い始めてから8ヶ月。

そらさんはまーーったく泣かなくなりました。

というか、毎日夜にかかってきていた電話すらかけてこなくなりました。(←淋しいんです。私。笑)

 

これ、ほんとにすごいなぁと思っててね。

数か月前まであんっなに泣いていたそらさんが、あんっなに「学校いやだぁ~!寮いやだぁ~!」と言って号泣していたそらさんが、ケロッとした顔で学校に行き、寮生活を楽しみ、私に電話をかけることすら忘れてしまうなんて。

 

 

「まぁ、電話しなくてもいっかぁーって思ってさー。」

 

↑こちら、「何で電話してくれないのぉ~?」とお前は(ウザい)彼女か!!なセリフをそらさんに投げかけた時の返事。

 

うぅ…

こんな日がくるなんて…

嬉しいやら嬉しいやら…ちょっと淋しいやら…

 

そんなそらさん。

こんな冊子を学校から持って帰ってきました。

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「ママー!ここにそらちゃんの原稿が載ってるから読んでー!」

 

と満面の笑みのそらさん。

 

「え?!なになに?!読む読むーー!!」

 

と満面の笑みの私。

 

 

そこにはこんな言葉が綴られていました。

 

このがっこうにどうしてはいったか?

               藤山 空

 

わたしは、しゅくだいがないし、それにおやつもあるし、大人は子どもにおこらないし、すごくおもしろいがっこうだから、はいりました。

ルールも子どもがミーティングにだせばいいだけだし、ほんとにすてきながっこうだと、わたしはおもいます。

 

 

ぬほーー!!

すげーーー!!!

 

あんなに大泣きだったそらさんが…

こんなことを…(/_;)

 

私と亮一さんはしみじみと「この学校にしてよかったねぇ…」と言い合ったのでした。

そして「こんな風になるとはねぇ…」とも言い合ったのでした。

 

 

そらさんの成長ぶりは凄まじく、先日は学校でこんなものまで作り上げたのです。

 

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いーすーーー!!(椅子)

 

ほとんど大人の手を借りず、(難しいところは手伝ってもらったよ!とおっしゃってましたが。)どんな椅子を作りたいか?の絵から始まり、木材を調達して、長さを図り、足元の荷物置きも付けたくなったから付け、キャスターもやっぱり付けたくなったから付けたそうです。

(毎日この自分で作り上げた椅子に座って学校での活動をしてるんだってさー

。(*'▽')なんかいーなぁー。)

 

これ、すごくないですか?

そらさん7歳ですよ!

 

「どんなところが難しかった?」

 

と聞くと、こんな答えが返ってきました。

 

 

そ「あのさぁ、釘を打つところにしるしを付ける道具があってね。」

 

ゆ「うんうん。」

 

そ「その道具がインパクトドライバっていうんだけどさ…」

 

い…いんぱくとどらいばぁ?

初めて聞きましたけど。

しかも7歳女児から聞く言葉なのでしょうか?

 

ゆ「う…うん…インパクトドライバーっていうんだぁ。」

 

そ「うん。そのインパクトドライバーでどこにどの角度で釘を打つのか決めなきゃいけなくてさ。それが一番むずかしかった。」

 

だそうです(;'∀')

私が想像した返事を遙かに超えてきましたよ。笑

 

お友達も増え、毎日学校も寮も楽しそうです。

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『ちゃお』とか欲しがってみたり。笑

 

 

そらさんは私によくこんな質問をします。

 

「ねー。ママってさ、なんでそんなに優しいの?(*'▽')」

 

この質問、何度されたかわかりません。

 

私はそらさんからこの質問をされる度に戸惑う。

そしてふざけてこんな返事をしてしまう。

 

「ママは優しくなんかないよっ!」

 

 

私は「優しいってなんだろう?」と割とよく考えている方で、未だにおぼろげにしかわかっていない、というか、全然わかっていないんだよね。

 

そんな私にそらさんが聞く。

 

「ママはなんでそんなに優しいの?」

 

そらさんが私を優しいと感じてくれてるのは素直に嬉しいことです。

でも、私は私を優しいと思っていないので戸惑う。

 

その時、私は改めて感じるんだよね。

 

あぁ、私はこんなにも『優しい人』に成りたいと思ってるんだなぁ。って。

 

この人ほんっきで優しい人だなと感じる人に時折出会う。

と同時に「あぁこの人は優しそうな人だな」な人にもたくさん出会う。

 

『ほんっきで優しい人』と『優しそうな人』は当たり前の話しなんだけど、ぜんっぜん違うんだよね。

 

私は『ほんっきで優しい人』の方に成りたいんだな。とそらさんの質問を考えていると感じるんだよね。

 

 

今朝、そらさんに聞いてみた。

 

「ねぇ。ママのこと優しいって思ってるんでしょ?じゃあさ、どんな時にそう思うの?」

 

そらさんは笑いながらごまかしました。

 

「えーっと、あんなときとかぁ~こんなときとかぁ~えへへ。」

 

ふざけてごまかすそらさん。

 

「えーーー!!ママ聞きたいんだけどなぁ。教えてよぉー。」

 

『そらさんはどんな時に私を優しいと思うのか?』をすっごく聞きたかった私はそのごまかしに乗りませんでした。

しつこい母親です。笑

 

「えぇー…うーんと…」

 

「たとえばどんな時?ねぇ?ねぇ?」

(↑ウザさの極みだな。)

 

するとそらさん、身体をごにょごにょ動かしながらこんなことを言いました。

 

「えっとぉ…いつでも優しいからわかんないんだよなぁ…(←小声)」

 

 

 

泣けるっ!!!

 

 

そらさんはとてもいい子。

赤ちゃんのころから私を困らせたことがない。

私が勝手に困ってたことはたくさんあるんだけど、そらさんが私を困らせたことは一度もありません。

 

感謝の気持ちでいっぱいなんだ。

 

そんなそらさんに私は何をしてあげられるんだろうか?とよく考える。

私はそらさんを困らせてないだろうか?と。

(まぁ困らせても困らせられてもいいんだけどね。)

 

私がしてあげられることはこれかもしれないと思ったことがあるので記しておこうかな。

 

私の中に在る「ねばならない」をできるだけ外していくこと。

私の中に在る「こうでなければならない」に疑問を持つこと。

自分が楽しいかどうか?を判断基準に存分にいれていくこと。

生まれた時から思っていたけど、継続して「子どもは親の持ち物ではない」と常に確認していくこと。

間違ってたと思ったら素直に謝ること。(なるべく速やかに素直に。)

存在として対等であると心から思っているか確認すること。

「大好き」と「愛してる」と「めっちゃ大事」を口にして伝えること。

(↑これはやりすぎてウザがられてる笑)

亮一さんのことを「好き好き」と隠さず言うこと。

(↑これもやりすぎてウザがられてる。亮一さんに。笑)

毎日私がご機嫌でいること。

 

 

こんなもんかな。

“今の”私がそらさんにしてあげられることなんてこんなもんだし、でもこれがすっごく大切なことなんじゃないかと思ってる。

 

ますます逞しく、優しく、自分で考える力を発揮していってるそらさん。

冬休み明けの学校も楽しみで仕方がないそうです。( *´艸`)

 

よかったよかった。

 

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えへへー。

 

 

またそらさんの成長っぷり書くね。

ではまた。