藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

エロ=隠微=淫靡 オープンになるとエロではなくなる。の話し。

タイトルの言葉。

本当の意味うんぬんはおいといて、ここではニュアンス重視でお願いいたします。

 

今日はシモから入ります。

 

苦手な方は…ご遠慮ください…と書きたいところですが、苦手な方ほど読んで頂きたいなーと思っております。

 

 

さて、いきなりのカミングアウトからいきましょうか。

 

ワタクシが性に目覚めたのは小学校2年生の時です。

初めて自慰行為、いわゆるオナニーをしたのは小学校2年生の時でした。

まぁ最初は事故みたいなもんです。

なにかで擦れたら気持ちよかったってやつです。

自分の身体の反応が不思議でならなかった。

何度かやっていくうちに触り続けたら『ビクビクッ!』となった。

「あーこれがこの行為の終わりの合図なんだー」

と思ったことも鮮明に覚えています。

 

そしてその後にすぐやってくる

『罪悪感』という名の感情を味わったのも鮮明に覚えてます。

 

「私はすんごく悪いことをやっているんだ」という背徳感。

「これは家族に知られてはいけないことだ」という恐怖感。

 

その背徳感と恐怖感がまた更なる興味を引き起こす。

 

毎日やりたくなるのです。

 

小学校3年生の時、隣の7歳年上の兄の部屋には「エロ本」が散乱していました。

日曜日の昼間、兄が出かけてるときにこっそり部屋に忍び込み、その散乱している「エロ本」を読む。

胸がドキドキしてやめられない。

何故かわからないけど気分は高揚する。

 

ある日、兄の部屋にあった「みんなあげちゃう」という漫画を隠れて読んでいる時、

SEXという行為は「おちんちん」を「女の子の股の穴」に入れることなんだということを理解した。

 

この時の衝撃ったらなかった!

 

「そうか!!そうだったんだ!!」

「だから男の子にはおちんちんがあって女の子にはないんだ!!」

ぴかーーーーん!!!!

どかーーーーーん!!!

 

みたいな程の衝撃だった。笑

 

 

私は小学校の同じクラスのエロ話し仲間の男子2人にこの衝撃の事実を面白おかしく話した。

 

そうそう。

私は小学校で3年生から5年生くらいまで「小杉が一番エロい。エロ博士だ。」とエロ話し好き男子からよばれていた。

 

エロ話しを面白おかしく話していたけれど、内部ではいつも本気で考えていました。

 

中学生になり、思春期真っ只中に突入した私は性にたいする興味がどんどん膨らみ、と同時にこんなことに興味があるなんて親や兄弟には絶対に悟られてはいけないし、そんな内緒事のある私はなんて不潔なんだ!と自分を責めた。

 

自分を責めれば責めるほど強くなる興味。欲求。

 

体験してみたい。

体験してみたい。

体験してみたい。

 

でも、私は醜いし、世の男子は私を女としてはみてくれないだろう。

だって…

私だよ…。

 

そんな思いがぐるぐるぐるぐる…

 

高校生になり、周りに体験者がちらほらとではじめる。

 

「どんなだった?」

「どんな感じ?」

「痛かった?」

「やっぱ気持ちいいの?」

 

体験者にたいする質問はあとをたたない。

 

はぁ。

初めてのSEXはどんなだろう。

どんだけ気持ちいいんだろう?

 

あれ?

 

SEXした後ってどうやって会話するわけ?

恥ずかしくって会話できないんじゃないかしら?

 

想像はどこまでも膨らむ。

 

早く体験してみたい!

処女喪失してみたい!

 

 

え?

初めての相手は「本当に好きな人」じゃないといけないんですって??

そうなの?

 

 

「だって、SEXは“愛”の行為でしょ?」

「初めてを捧げるのはほんとに好きな人じゃなきゃ!」

 

 

え?

そうなの?!

 

私…

ただ体験してみたいだけなんだけどな…

 

そんなことを思う私はなんて淫らなどエロな非常識な女なんだろう。

こんなこと、親や姉兄やましてや友達になんて言えない。

 

ますます罪悪感や自分責めが強くなる。

と同時にまたさらに性に関する興味が強くなる。

 

高校2年の夏。

とうとう私は初体験を果たす。

好きでもなんでもない男性と。

 

感想。

 

痛かった。

けど気持ちよかったとこもある。

 

でも…

 

私はちっとも変わらない。

 

おかしい。

 

あんなに憧れてた、あんなにしてみたかったSEX。

 

こんなもんなのか?

 

いや、初めてだったからだ。

もっともっと気持ちよい、もっともっと淫靡な世界が広がっているはずだ。

 

私は私の身体の反応とSEXと恋愛についての自分の感情をもっと知りたいのだ!

 

こんなこと、親や姉兄や友達にも言えないけど。

 

その後、いろんな男性と経験を重ねる。

お仕事までSEXに関することにしちゃうくらい、私はソレに興味があったのだ。

 

誰にも言えない。

こんな淫らなどエロなこと。

 

私にこんな側面があることを知られたら、私は世界から抹殺されてしまうんだろう。

本気でそう思っていた。

私は正真正銘のドエロでドスケベな不純野郎なんだ。

 

いろんな男性から「色っぽい」やら「エロい」やら「顔がもうヤバい」やら「いじめてみたくなる」やら、もうなんだか色々言われた。

 

街を歩けば必ず風俗のスカウトやAVのスカウトや、なんなら「SM雑誌のモデル」のスカウトまであった。

 

20代のころはもう自他共に認めるドエロだったのだ。

だけど、それを恥じていた。

それに罪悪感を感じていたのだ。

もちろん風俗嬢だったことも内緒にしていたし、絶対に言っちゃいけないことだと思っていた。

 

 

 

が、20代の終わり頃から私はソレを隠すのをやめた。

すごくすごく勇気がいることだったけど、そうしたくなったからやってみた。

 

 

女友達にも飲み会で初めて会った人にでも自分のそんなどエロなところをどんどん赤裸々に開示していった。

 

下ネタもバンバン大笑いしながら話した。

自分の体験談もどんどん話した。

 

お付き合いをしていた男性に「昔ソープ嬢だったんだ」と最初に打ち明けた時はほんとに吐きそうになるくらい緊張をした。

でも隠しておきたくなかったのだ。

 

そうしたら…

 

 

何にも起こらなかった。

 

 

なんならもっと好きになってくれた。

 

あれ?

あれれ?

 

 

その後、「付き合う」という言葉の意味がわからず、特定の『彼氏』をつくるのを止めた。

 

「私、『付き合う』がわからないので意味をおしえてください。」

「私、SEXって相手と自分の本音がわかる手段だと思ってるので『してみたい!』と思ったらします。」

 

と、自分の本音に忠実になって相手にも伝えて体験を重ねたら…

 

何人もの男性から好かれた。

なんなら女性にも好かれた。

 

そして亮一さんに出会い、ますます本音が炸裂しはじめる。

 

亮一さんと初めてガッツリ飲んだ日、もう朝の8時ころだったと思う。

渋谷の24時間やっている居酒屋で、べろべろになりながら私は言った。

 

「あのさ、仲良くしたい人には絶対いってるんだけどさー」

「うん?なになに?」

「いやぁ~、ドン引きされたらまぁ辛いんだけど~…」

「え?なになに?言ってよー」

「えっと…私さー…昔ソープ嬢だったんだー」

 

ドキドキ…どんな反応するかなー?

 

 

「えっ?!なにそれ?!カッコイイ!!」

 

 

ぶはっ!!

 

「俺、そーゆー女好き!!」

 

もう大笑いだった。

 

今まで何人かの男性に言ってはきたけど「カッコイイ!」と即座に言ったのは亮一さんが初めてだった。

 

それからは飲みに行くと必ず一度はSEXの話をしていた。

 

女性が気持ちいいポイントはここだ!とか、こういうことされるのはほんとに嫌だ!とか、もうかなり細かく具体的に話した。

 

亮一さんは「なるほど!」「もっと教えてくれ!」とたくさん聞いてきた。

私はオープンに話せることに喜びを感じていた。

 

その後幸いにも亮一さんとずっと一緒にいることが叶い、私はますますオープンになっていく。

 

私の性欲、私の欲望、私の望み、私の今の感情、私の不安、私のネガティブ、私の拗ね、私の執着、私の固執、私の全て…においていつもオープンでいることに注目した。

 

 

 

 

数年前のある日、亮一さんは私にこんなことを言った。

 

 

 

「ゆっきぃってさ、全然エロくないよねー笑」

 

 

 

ぬおっ!!!

 

なんと?!

 

私がエロくない?!

え?

私はエロくない?!

うそ?!

私どエロだったよね?

は?

は?

は?

 

私って全然エロくないの?!

 

もうなんだかわからなかった。

 

私は自分のことをどエロだと思っていたし、みんなもそう思ってるんじゃないかと感じていたし、それが「自分」だ!なんて思い込んでいたし。

 

でも、なんだかそう言われたのが痛快でおかしくなってしまった。

 

 

「あははははは!そうか?!私、ほんとに全然エロくないんだね!!うん!エロくない!!ウケる!!」

 

 

そういえば、いつの間にかSEXにたいする興味も薄れ、性や性欲にたいする概念も変わっていた。

 

 

スカートの中身は見えないし、見えてはいけないものだから見たくなる。

スカートの中のパンティ♡がチラッと見えるのはとてもエロいしドキドキするもんだと思う。

 

隠されれば隠されるほどエロくなる。

罪悪感が伴えば伴う程、興味は強くなる。

制限をかければかけるほど欲求は強くなる。

 

エロとは隠微であり淫靡なんだ。

 

私は自分の強い性への欲求や興味を汚いものだと思い込み、自分を責めた。

こんな自分は世界から抹殺されるべき人間なんじゃないかと恐怖に陥った。

隠されてると見たくなる。

ダメなことなんだと思えば思う程、そちらに行きたくなる。

 

 

私は自分の欲求をガマンできない人間だったんだね。

やった。

やってみた。

とことん自分の身体をつかって、感情をつかって、体験してみた。

そしてそれを嫌われる覚悟をもって、世界から抹殺されてもいーや!と思ってオープンにしていった。

 

 

そしたらさ、

 

全然エロくなくなっちゃったよ。

 

隠してないし、だれからも隠されてないから。

 

衝撃の事実!

 

そして私はどんどん楽チンになった。

 

 

自分の心の欲求に自分でダメ出ししてませんか?

やるかやらないかは置いといて、自分に湧いた欲求や願望にダメ!やこんなこと思うなんて私はなんて汚いやつなんだ!と責めていませんか?

 

まずは気付こう。

 

自分に湧いた欲求や願望に。

そしてもしそれにダメ出ししてるなら言ってみてほしい。

 

「そのダメ!は誰が言ったことなの?」

「そのダメ!はほんとにダメなの?」

「そのダメ!がほんとなら、なんでダメ!なの?」

 

ダメ出しをすればするほど、自分責めをすればするほど

貴女が貴女でなくなっていく。

 

もったいない。

 

もう一度言っておこうっと。

 

ほんとにやるかやらないかはどうでもいい。

(行動するかしないかってことね。)

自分の“中”の話しだよ。

心の中の制限をかければかけるほど、貴女は小さくなっていくよ。

 

もったいない。

 

 

美しい貴女へ。

素晴しい貴方へ。

 

もう全然エロくない

      ゆっきぃより。

 

セッションもご希望があればやります!

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