藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

私が出会った言葉たち。

過去の記憶を『感じてみること』が多いここ最近の私。

 

この記事にも書いたけど、過去の記憶が“ある程度”塗りかわってしまったので(全部ではないことに気付いた)

身悶えするほど恥ずかしい記憶もこうなったら感じてみてやれ!と思い立ち、

たまにじっくりと思い返してみたりしています。

 

↓この記事ね。

yukiukix.hateblo.jp

 

身悶えするほど恥ずかしい過去の記憶の話しはまだ書けないのですが笑

 

思い出してみると、私の人生の要所要所でハッとさせられる言葉たちに出会って

いることが判明したので書いておきたくなった。

 

それは何気ない時に、何気ない口調で、ポロリと出たように感じる言葉たちだった。

 

 

 

私の中途半端なままで放置されてる自叙伝をお読みくださった方はご存知かもしれませんが、私の人生に大きな影響を与えたK氏の言葉。

 

K氏は19歳の小娘の私にある日こんな事を言った。

 

ご自慢のかっこいいジッポーのライターを片手で持ちながら。

 

「ゆきえ、このライターをよく見ろ。正面から見るとこんな形だ。でも、斜めにすると?全然見え方が違うだろ?じゃあこうやると?(と言って側面を見せる)

ゆきえ。これは大切なことなんだよ。同じライターでも見る角度によって全く別のものに見えるんだ。」

 

19歳の私はこの言葉を聞いてすごくハッとした。

きちんと意味がわかっていたわけじゃない。と思う。

でも、これはほんとにハッとして、その後じわじわと浸透していった。

そして、ほんとにこれはすごく大切なことなんだ!と実感する。

 

 

 

ホステスをしている時にだいぶな関わりをしていた若きリタイヤ自由人組のTさん。

彼はいつも「ゆっきえさーん♪」と私にまとわりついていたけど、時にぽろっといいことを言っていた。

 

当時の私は毎日が必死で、何とか『何者か』に成らなければ!といつも肩に力が入っていたんだと思う。多分23歳か24歳の頃。

 

そんな私に彼はぽろっと言った。

 

「ゆっきえさーん。のーんびり、ゆーっくり、でも、一生懸命だよぉー。」

 

のんびりゆっくり、、、、でも一生懸命。

 

私は自分で『のんびりなんてしてはいけない』と思っていたのでほんとに意味がわからなかった。

そして、“ゆっくり”と“一生懸命”が同時に“ある”なんてどういうことだろう?とまったく納得できなかった。

 

でも、この言葉はなんだかとても好きで、しかもこんなことを言ってくれた人はいなかったのでずっと心に残っていた。

 

今もこの言葉はとても好きだし、たまに自分に言い聞かせたりしている。

 

 

 

クラブホステスのころ、なぜか私をとても可愛がってくれた大手建設会社の営業本部長のYさん。

この人はいつもたくさんの部下の方を連れてお店に来てくれた。

かなりのやり手(らしい)で怖がっている人もたくさんいた方だ。

 

そんなYさんがアフターで私と2人の時にこんなことを言っていた。

 

「ゆき坊。えーか?人間はな、自分が死んで誰か一人でも悲しむ人がいたら『生きる責任』てもんがあるんやで。」

 

私は『生と死』についてよく考えていたし、とにかく生きるのが辛かった。

Yさんが私のことをどうみていたのかはわからないけど、仕事中はかなり明るいやつだったと自負している。

生きるのが辛いそぶりなんて見せていなかったし、実際私がそんなことを考えてることを知ってる人はいなかったと思う。

 

でもYさんは突然そんなことをぽろっと私に言ったのだ。

 

『生きる責任』

 

なんで生きてんだろ?と問いをもっていた私。

その私には『生きる責任』という言葉は衝撃的だった。

 

 

 

そして最後は私の最愛の人、亮一さんのお言葉。

 

亮一さんからはハッとさせられる言葉がたくさん出てくるんだけど、

私が最初にガツンときた言葉をば。

 

まだ出会ってそんなにたってないころ。

 

当時、ちょー頑張り屋さんの私は、お店の店長なのにぜんぜん頑張らない亮一さんが不思議でならなかった。笑

 

いろんな話をしている内に、亮一さんはとても素直なまっすぐの目で言葉を放った。

 

「みんな『成長するんだ!』とか『前向きにがんばるんだ!』みたいなこと言うけどさ、そんなに成長して、そんなに頑張って、それでどうなりたいんだろう?

この世界とか、この地球とか、そんなにみんなを成長させてどうなりたいんだろう?

どうなるんだろう?しってる?」

 

 

前向きに頑張る!のが正義で、成長し続けることが正解で…と、なんの根拠もなく自分にそれを課せていた私。

 

成長し続けていって、この世界はどうなりたいんだろう?

もし神様みたいな存在がいるなら、みんなに『前向きに』とか『成長』をさせていってどうしたいんだろう?

 

そんなことを純粋に質問する亮一さんに私はやられた。(ヤられた。じゃないよ。笑)

 

そして私は“それ”を知りたい!と思い始めた。

 

当の本人は『頑張れない』からそんなことを考えていただけだって言ってますが。笑

 

 

 

必要な時に必要な言葉って与えられるんだ。

その瞬間は何気なく聞いた言葉でも、その時は意味がわからなくても、

ぽこんと自分の人生上に浮き上がってくることもある。

 

 

 

そんな私は今、とある講義に参加していて、そのことによって自分のクズさ加減を思い知らされています。

これがまた居心地が悪くて、でも、それがまた快感で!(ドMだ。笑)

 

「私ってクズだなぁ~!!笑」

 

をバリバリに味わっております!!

(そのことはまた近々書くつもりです!)

 

これもまた何かの采配。

今は意味がわからなくてもそのうちわかる。

 

今はのたうちまわることと、自分の恐怖や不安から飛び降りることをやってみます。

 

クズな自分もまたよろし。

 

 

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ではまた。