藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

そらさんのコト~小学校どうする?の巻②~

そらさん、2泊3日の体験入学から無事に帰ってまいりました!

 

あ、よかったら前回の記事読んでみてくださいね。↓

そらさんのコト~小学校どうする?の巻①~ - 藤山家においでよ

 

いやぁ~なんだか緊張しましたよー(;'∀')

 

一日目の夜は亮一さんとひっさしぶりに飲みに行って、ひっさしぶりに明け方4時まで飲んだんですよねー(あれ?緊張は?)

 

亮一さんといろーんなこと話しながら飲む酒は格別でございます。

でもね、飲んでる最中ちょこちょこと『今そらさんは何やってるんだろうねぇ…』と二人で言い合うわけですよ。

 

亮一さんと二人きりで過ごす夜は楽しい。

そして幸せだ。

 

でも

心配で寂しい気持ちも同居するわけです。

 

夜寝るときなんてさ、もうへべれけなのに(全然関係ないけど“へべれけ”っていう言葉が好きです)いつもそらさんが寝ているお布団を横目でチラッと見ては泣きそうになるという情けなさ。

 

「亮一さーん!やっぱり寂しいよぉ~ん!」

 

軽く泣きつく私。

 

「そりゃそうだよねぇ。あいつ、可愛いからなぁ~」

 

そんな会話。

 

二日目は二人ともちょー二日酔いで一日中使い物にならない有様。

 

「おえ~!気持ち悪ぅ~…はぁ…そらさんは今頃何やってるのかなぁ…」

「うぅ…あったま痛い~!はぁ…そらちゃん、楽しんでるといいねぇ…」

 

……(-_-)

どーしょもない夫婦でございます。笑

 

そして昨日。

 

緊張しながらも山梨県まで迎えに行ってまいりました!

 

体験入学終了は15時20分。

私たち夫婦の面接?面談?は15時30分から。

 

張り切って行き過ぎて、到着したのは14時30分。

1時間も早く着いてしまいました…(;'∀')

 

てことで、少しウロウロお散歩したりして。

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南アルプスこどもの村学校の外観の一部。

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奥に見える茶色いベランダのお家?が敷地内にある寮。

手前がグランド~

なんかいいんだよねぇ。

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こちらすぐ裏手にある柿の木たち。

 

とにかく静かで空気がめちゃくちゃ良い!

日差しも柔らかく、時間がゆったり流れている感じなんだ。

ほんとに良いところです。

 

そんなこんなでお迎えの時間。

 

「あ!藤山さん。面接まで少し時間あるのでそちらでお待ちくださーい。」

と校舎内の椅子に案内されると、もうすでに面接を終えたであろうお母さんと子供たちが3組ほどいました。

 

あぁ、この子たちがそらさんと一緒に体験入学した子なんだぁと思いながら観察する。

 

あれ?

みんな「ママー!」とか言いながら抱き着いたりしないぞ!

なんなら「疲れたー!」とか「帰りたくなーい!」とか言ってるし!

うへー(;'∀')すげー(;'∀')そらさんはどーかなー(;'∀')

 

あれ?

そらさんは?

来ないし。

 

早く会いたいんですけどー!と思いながらじっと待つ。

 

「あ、藤山さん。お待たせしましたー!面談しますねー」

 

うへー。

呼ばれちゃいました…

そらさんに…会いたい…

 

そんな思いも虚しく(←大げさ)面談スタート。

 

たぶん校長先生?だと思われる方と女性の先生と寮母さんの三人。

みなさんほんとに優しそうです。

 

「なにはともあれ、そらちゃんがこの3日間どういう風に過ごしていたかお聞きになりたいですよね?」

 

そんな言葉から面談が始まりました。

ありがたい。

 

・そらちゃんは最初から最後までずーっと楽しそうだった。

・寮でもみんなとずーっと楽しそうにお話しをしていた。

・プロジェクトではいろんなものを積極的に作っていた。

(特にスカート作りは率先してやっていたそうです)

 

そうです。( *´艸`)

 

はぁ~よかった…

 

と思っていたら。

 

寮母さんがこんなことをおっしゃいました!

 

「昨日の夜なんですけど、吐いちゃったらしくて…」

 

えーーっ!!

吐いた?!

 

「お父さんとお母さんのことが心配になっちゃって吐いちゃったんだーって少し泣きながら報告してくれたんですよ。」

 

ん?

お父さんとお母さんのことが心配になっちゃった?!

 

ぶはははは!

私たち心配されてるしっ!(*´Д`)

 

「ウケる!心配されてるよっ!私たち!!」

「わはははは!」

 

先生たちも笑ってましたー

 

「でも吐いちゃったっていうので、なんか病気だったらいやだなぁ~と思って、しばらくお話ししながら様子をみていたんですよ。」

 

うんうん。

で?

 

「でもお話ししてる最中ずっと笑顔だったし、しばらくしたら『じゃ、もう寝るねー』みたいな感じでお部屋に自分で戻っていったので大丈夫かなーと思ったのですが…」

 

ぶっ!!

『じゃ、もう寝るねー』って部屋に戻った?!

ウケる!

泣いてたんだよね?

吐いたんだよね?

笑顔でお話しして、じゃ寝るねーでまた寝るの?

そらさんっ!!

すごいよ!!

ウケる!

 

「お家でもたまにそういうことありますか?」

 

もうこの質問のときには私はおかしすぎて大笑いしてました。笑

 

そら先生は緊張感が強すぎたり、食べ過ぎちゃったり、そんな時にはたまに吐く時があるんです。

 

でもすんごくそれがライトなの。笑

 

「あ、そらちゃんちょっとオエしてくるー(*‘∀‘)」

 

で、帰ってきて

 

「してきたー。あははー(*‘∀‘)」

 

みたいな。

 

そんなことを亮一さんが説明してました。

先生たちは「ほー(';')すごいねー(';')」みたいな反応。

 

その後は願書に書いたことについて詳しく質問されたりしました。

 

・どうしてこの学校に入れたいと思ったか。

・そらさんはどんな子か。

 

そんなことかな。

まぁ、そのへんのことは二人でちゃんと答えられた…と思う。

 

あと、とても印象に残ったのは『進路のこと』の質問について。

 

願書の質問に『進路についてのご希望はありますか?』的なことが書いてあったんです。

昨日の面談まで、私はそこに自分がなんて書いたか忘れてたんだけどー(←おいおい)

 

先生に「ここに『おまかせします』と書いてあるのですが…」

 

と言われ、「あーそうですねー。」と言ってました。(←おい)

 

「そのとおりお任せしてほしいんです。というのは、ご存知かと思いますが、この学校では進路指導というものはしないんですね。中学校をでたらどうするか?は、自分で決めていく感じなんです。」

 

はいはい。

 

「これは必ず申し上げることにしてるんですが…。なぜかというと、中学2年くらいになるとそこがぶれ始める親御さんがいらっしゃるんです。焦り始めるというか…」

 

ほー…なるほど。

 

「親が焦ると子どもも焦るんですよね。」

 

うんうん。

 

「藤山さんご夫婦はそこはもう任せるということでよろしいでしょうか?」

 

え?(';')

 

「はー、はい!彼女に任せます。」

「はい。もう任せますよ。」

 

私と亮一さんはいつの間にかそう答えていた。

そしてその後私はこんなことも言ったんだ。

 

「もう中学までで学校は行かないって言ったとしても…いいです!

彼女がそうしたいというなら!」

 

これ言った後で自分でびっくりよー

私ってばそんなこと考えてるのねーって。

 

校長先生も笑ってましたよー(;'∀')

 

でも実際はその時にならなきゃわからないことだよね。

ブレないでいたいけど、その時になってめっちゃ心配になるかもだしねぇ…

ブレちゃった親御さんの気持ちもわかりますよ。

 

なので、こんなことも付け加えておきました。

 

「そりゃあ心配にはなると思います!でも…『ここで心配してますよー!』って言うしかできないですもんねぇ…」

 

とね。

 

先生たちも『うんうん』と頷いてくださいました。

 

終始和やかに面談が進み、最後に「何か質問はありますか?」と言われ…

 

私は素直に「入れますか?」と聞きたかった。

けど、そんな質問はしても無駄です。はい。わかってます。

すると亮一さんがこんな素敵な質問をしてくれましたよー

 

「何年か前は定員20名に対して40名以上の応募があったと言ってましたけど…

今もそのくらいなんでしょうか?」

 

ナイス!!

 

「あー、そうでしたねー。その時よりはかなりゆるやかになっては…います。

なので、希望される方にはなるべく全員入って頂けるように前向きに考えています。

ただ、まだ体験入学がもう一回あるので、それが終わってから全体を通しても選考をさせていただくんですね。なのでー…合否の発表が12月の中旬ころに郵送でお知らせという形になるんです。遅くなってしまってもうしわけないのですが…」

 

うーん。

 

入れそうなにおいはするけども…

なんとも言えない感じだなー。

 

そんなこんなで面談終了。

 

さて。

そらさんはどこだ?

 

「そらはどこにいるんですかね?」

「たぶんこっちにいますよー!」

 

早く会いたいなー( *´艸`)

どんな顔してるかなー( *´艸`)

 

「そらちゃーん!帰るよー!」

 

先生が呼びに行く。

後をついていくわたしたち。

 

あ!

いた!!

 

 

「えー!帰りたくなーい!!」

 

 

あはははははは!

帰りたくないって言ってるーー!!(*´ω`)

 

そう言われて寂しい反面「『帰りたくない』って言ってくれたらいーね!」と亮一さんとお話ししていたので安心しました!

 

「ママーー!!」と駆け寄ってくれることもなく、ダラダラと帰り支度をして

「帰りたくないなぁ~」を連呼するわが娘そらさん。

 

素晴らしい。

たくましい子だ。

 

 

帰りの車ではあまり体験を話してくれることなく、すぐに眠ってしまいました。

楽しかったとはいえ、緊張感もあって相当疲れたんでしょう。

 

ひと眠りしたら元気になっていろいろとお話ししてくれましたよー

 

どうやらすごく楽しかった様子。

お友達もとても優しくて、先生?大人?もめちゃくちゃ優しかったそう。

お風呂も何人かで一緒に入ったし、歯磨きも自分でやったし、ゴハンも自分が食べたいものを選んで食べていいらしいし、寮にあるテレビも多数決で見たい番組を選ぶらしいし…

 

とにかく全てが楽しかったようです。

 

 

「そらちゃんあの学校に行きたい!」

 

今朝、はっきりとそうおっしゃっておりました。

 

うん。

よかった。

 

あとは入れることを祈るばかりです。

 

さて。

私は私でもっと自立しよう。

それがそらさんと亮一さんのためでもありますからね。

自立してこそほんとに人に優しくあれるのではないかな。

 

そんなことをさらに強く感じた2泊3日だったな。

 

長々と書いちゃった。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます!

 

ではまた。