藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

私のコト67

みなさんこんにちわー!

 

未だ帰ってこない私のダンナさんである藤山亮一さん。

只今ラオスにいるらしいです!

昨日入ったラオスのホテルはすごーく綺麗で、スタッフさんたちもすごーく親切らしいです。

スカイプで少しお部屋の様子を見せてもらったのですがめっちゃ綺麗!

エアコン付き!

で、1200円くらいだってー!

いーないーな♪

 

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何故かスクショした笑

 

こちらはマレーシアのマラッカにて『よばれた!!』というメッセージとともに送られてきた写真です。

うんうん。

よばれてますな。

 

亮一さんは異国の地で開放の旅、私は自叙伝を綴りながら“過去”と“観念”と“感情”の開放の旅をしております。

 

貴方も貴女も、これを読んで一緒に“開放”できたら嬉しいです!

 

では続きいきまーす!

 

最初から読んでみたい!な方はこちらからどうぞ。

私のコト① - 藤山家においでよ

前回はこちら。

私のコト66 - 藤山家においでよ

 

 

麻美さんとの二人飲みで言いようのない虚無感をたっぷりと味わった小娘ゆっきぃ。

夜の世界の虚しさと、その中にあるある種ゆがんだ美しさをもっと知りたいと思っている自分に気付く。

 

麻美さんとのバトル?になりそうな日が、全くバトルにならずに終わると

いつもの日常が戻ってきていた。

 

Tさんは着々と引っ越しの準備をすすめ、ある日私にこう言った。

 

「ゆっきえさーん♪今日引っ越し終わらせるねー♪ゆきえさんがお仕事行ってる間に荷物運んじゃうから!帰り迎えに行くからさ、今日から新しいお部屋で寝ようね♡」

 

え?

全然荷造りもしてないし…

ダンボールだってひとつもないよ。

どうすんだろ?

 

「そうなの?え?誰がやんの?Tさん一人で?」

「そんなわけないやろぉ~。荷造りは俺がやるかもだけど、ほら!会社の若い奴らに頼むからさ!」

 

Tさんは一応会社の役員だ。

自分で作った会社の役員だから、現場にいなくても若いヤツらを使うことはできるみたいだ。

 

自分でなんの荷造りもしない、ましてや部屋を探してもいない。

それにお金も全然払っていない。

 

そんな引っ越しは初めてだ。

しかも私の名義で借りてくれるらしい。

 

バーテンダーをやっていたころ、いろんなホステスさんが教えてくれたことがある。

 

『マンション用意してもらうなら自分の名義にしてもらいなさいよ!』

 

いわゆる『パトロンさん』の名義にされちゃうと仲が悪くなった時に(別れた時に)大変だよ~という意味だ。

すぐに出て行かなければならなくなるよ!という意味。

 

Tさんはそんなコトは承知の上で『名義はゆきえさんにしておくからねー』と言っていた。

私は相変わらず

『へぇ~…』

と言っていた。

 

そしてTさんはほんとにその日のうちに引っ越しを完了させ、新しいお部屋での生活が始まった。

 

場所はミナミにほど近い『大国町』。

心斎橋にもなんばにも近い。

出勤がグッと楽になる。

 

部屋の間取りは2DK。

6畳の和室に8畳ほどの洋室。6畳ほどのダイニングキッチン。

お風呂もまぁまぁ広く、日当たりもいい。

11階建てマンションの11階。

 

今までいた部屋よりもずっと広くて日当たりも良くて、私はすごく気に入った。

そしてもう一つTさんからのプレゼントがあった。

 

Tさんが一緒にいられない時に私が退屈しないようにと、

車を買っておいてくれたのだ。

 

私がずっと運転してないことを知っているTさんは、私でも小回りよく運転できるようにと可愛い軽自動車を用意してくれた。

 

「ゆきえさーん♪この車可愛いやろぉ?名前なんにしよっかぁ?『イクラ号』にしよっか?わははは♪」

 

てことで私が飼っている猫の名前の『イクラ』を車の名前にした。

 

広い部屋と綺麗な可愛い車『イクラ号』。

私はただ『へぇ~…』と言ってるだけだったのに、

こんなすごいものが目の前に現れたのだ。

 

でも…

『すごいなぁ~…』とは思っていたけど、

『嬉しいぃ~♪』や『幸せ~♪』とはまるで思えなかった。

私の名義にしておいてはくれているが、ひとっつも『私のもの』だとは思えなかった。

 

新しい部屋にも少しづつ慣れ、周りの環境にもなじんできたある日。

 

私はりおの店で初めての感情を味わうことになる。

ホステスになって初めて味わう感情。

 

さて。

どんな感情でしょう?

 

へへへ♪

 

つーづーくー