藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

私のコト⑲

みなさんおはよーございます!

今日の朝冷水シャワーも絶好調の大騒ぎでしたーー!!

はーー冷たかったーーー

でも

やっぱりやめらんねーー笑

 

さてさて。

今日はさっそく続きいっちゃいましょー

 

高級クラブホステスの世界に興味を示しはじめた小娘ゆっきぃ。

でも自分の容姿の自信の無さから「無理なのかなぁ…」と思い始める。

でもやってみたい気持ちはどんどん募る。

 

そんな時、1人のお客さんから声をかけられる。

 

そのお客様はよく来る常連さん。

ママの古くからの知り合いのようでした。

北新地でも大阪南界隈でもたくさん遊んでいる方のようでした。

いつも綺麗なホステスさんを何人も連れて飲みに来る方。

そのお客さんが珍しく一人でいらした時でした。

 

「ちょっと!ちょっとゆきえ!こっちきてやー」

 

ママに気づかれないように私をよびます。

 

なんだろう?

 

「はい。どうされたんですか?」

「ゆきえ。ママには内緒で相談があるんや。」

「はい?なんでしょう?」

「あんな、実はミナミのあるラウンジが周年やねん。

でな、女の子が足りひんくてなぁ。ゆきえ。ちょっと手伝ってくれへんかなぁ。」

 

↑ここ。

ちょっと解説必要ですよね。

まずミナミ。

大阪の大きな繁華街はキタとミナミの2つです。

キタは大阪駅梅田界隈。北新地もキタとよばれます。

ミナミは心斎橋や道頓堀界隈。飲み屋街は宗右衛門町(そえもんちょう)あたり。

 

そして周年。

〇周年、たとえば「お店を出して3周年」とかのコトを「もうすぐ周年やねん」と

言ったりします。

そしてその時に、どれだけ常連のお客さんがお店に足を運んでくれるかがお店の勝負だったりします。

その日の売り上げがそのお店がどれだけ愛されてるか?の判断基準になったりします。

 

もう一個。

ラウンジ。

これはクラブよりもハコが小さくそしてクラブよりも値段が安く、カラオケのあるお店

をこう呼びます。

だいたい内装はクラブ的に豪華だったりします。

 

このお客様は「大阪ミナミ、宗右衛門町あたりのラウンジが〇周年をむかえるんだ。

たぶんお客さんがたくさん来ると思うんだけど女の子が足りないから手伝ってくれ。」

と言っているんですねー

解説終わりー

 

え?

なになになに?

どういうこと?

私は最初どういう状況か全く判断できませんでした。

 

「え?どういうコトですかね?バーテンダーとしてお手伝いに行くってコトですかね?」

「違う違う。数日間でええねん。ちょっとだけホステスとして手伝ってあげてほしいねん。」

 

ええっ?!!

私をホステスとしてスカウトしてるっ?!

 

「え?ちょっと待ってください。うちのお店にあんなに可愛らしい女の子のスタッフが何人もいるじゃないですか。なんで私なんですか?」

「あいつらはあかん。ド素人や。大学生やらやろ?あいつらにラウンジのホステスはつとまらへんわ。」

「え?私もド素人ですよ!バーテンダーですよ!」

「ゆきえはちがうわ。お前の接客は素人ちがう。な?一回一緒にそのお店行ってみてくれへんか?」

 

思いもしない展開。

そんなコトをこのお客さんが言ってくるなんて考えもしませんでした。

 

ラウンジってどんなところだろう?

どんな女性が働いてて、どんなママで、どんなお客さんが来るんだろう?

お手伝いをするかしないかは別にして、その場所にすごく興味が湧きました。

 

一回見てみたい!!!

 

「じゃぁ…一度見に行きます…。お手伝いさせていただくかどうかはそれからでいいですか?それにママさんが私を気にいるかどうかもわかりませんし…」

「そやな!!じゃ、一回近いうち行こう!いつにする?!」

 

大阪ミナミの宗右衛門町。

初めて行く場所。

初めて行くラウンジ。

 

ワクワクするっ!!

 

私はどんな体験をするんだろう?

ママさんは私を気に入るだろうか?

そしてお手伝いすることになるんだろうか?

 

未知の世界を知るコトができるかもしれない展開に

私は興奮していました。

久々に味わうこの高揚感。

そのお店に行く日が待ち遠しくなっていました。

 

さて。

小娘ゆっきぃ。

この後どーなる?!

 

つーづーくー