藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

私の施術のお話し。⑥『身体のことをもっともっと知りたいと渇望する私。決断する私。』~藤山家で整う施術やってます。~

 

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(施術中にお客様の足の間で寛ぐハルくん。これは結構珍しい図です。お客様が猫好きで喜んでくださってよかったよぉ…。お嫌な方は絶対こんなことにならないようにしますからね。ね。)

 

こんにちはー!

最近は毎日毎日施術をしまくっていて&『亮一さんカレーの会』も頻繁に開催されいていて、楽しくて仕方がないゆっきぃです。

 

もーね、何度も何度も書いてしまいますが、ご予約やお問い合わせをしてくださる方がたくさんいらっしゃって嬉しくて毎日天を仰いで「ありがとうございますっ!!みなさん天使かなにかですがっ?!!」と叫んでおりますよ。

心からありがとうございます。

 

「…問い合わせてみたいけど…なんか怖いな…」とか「受けてみたいけど…勇気がいるな…」なんて思ってらっしゃるそこのあなた。

問い合わせしちゃいなよ!YOU!気になってるならしちゃいなよ!聞いちゃいなよ!!

 

悪いようにはしないので(多分)よかったら気軽に問い合わせてみてくださいね。

 

2月のご予約もちょこちょこ埋まってきていますので、お早いうちにぜひどうぞ♡

すっきり整った身体で人生を乗りこなしてしまいましょうぞ♡

 

さて、私の施術のお話しの続きです。

宣伝になっているのかどうかはさておき、お話しとして楽しんでもらえたら嬉しいです(*‘∀‘)

 

ではいきましょう。

 

(まだ読んだことがないという方はこちらからどうぞ。☟)

yukiukix.hateblo.jp

 

(前回のお話しはこちら。☟)

yukiukix.hateblo.jp

 

 

第6話『身体のことをもっと知りたいと渇望する私。決断する私。』

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足裏のリフレクソロジーとボディリフレ、両方できることに喜びを感じ、指名や次回のご予約獲得率なども順調に1番になっていた私。

サロンの人間関係もなかなか良好。

プライベートでは新しい彼氏もできて毎日楽しく過ごしていました。

 

「今日もがんばるぞー!」

 

そんな思いで毎日仕事に出かけていたのですが、ある時から「ん?」と首を傾げることが多くなってきます。

 

お客様に喜んでもらえるのはいいのですが、身体の機能的なこと、不調の改善の仕方、などの質問をされてもうまく答えられないことに気付いていきます。

いや、いままでも気づいていたんです。

ですが、いつも同じような答え、当たり障りのないような返事でごまかしていたんです。

 

「ストレッチを心がけて下さいねー。(ニコッ。)」

「お身体あたためてあげてくださいねー。(ニコッ。)」

「お水をたくさん飲んでくださいねー。(ニコッ。)」

 

このパターンでいつもお客さんにごまかしながら答えていた私。

サロンスタッフのみんなもだいたいこんな感じの受け答えをしていました。

 

これには一応理由があります。

 

サロンがめちゃくちゃ忙しくて混んでいたからっていうのがまず大きな理由です。

 

私がその時勤めていたのは横浜の地下街にある店舗。

そこは日本全国にあるサロンの中で一番大きな規模のサロンでした。

足裏用の席が22席(…だったかな?もっとあったかも…)

ボディ用のお席が8席(…だったかな?確か…)

 

土日には「ここはディズニーランドですか?」と聞きたくなるほどの行列ができていました。(当時リフレクソロジーブームでした。)

2時間待ちは当たり前。

3時間待ち、4時間待ちとかまで出るくらい。

 

当然セラピストはフル回転です。

(花びら回転じゃないよ。←誰も言ってない。←わかる人いるかな。)

 

1人のお客様と接する時間は限られています。

施術はきっちり時間を計っていて、お客様のお見送り、次のお客様のご案内までの時間が約10分。

施術後にゆっくりお話ししている時間はほぼありません。

 

なので「ストレッチを心がけてみて下さいねぇ~。」のような、中途半端なアドバイス?くらいしかできません。

 

それでも私は平日の比較的空いている時や、土日の激混みの時でも合間をぬってなんとかお客さんとお話しする時間を作ろうとしていました。

 

お客さんのお話しを聞くことはできる。

そして聞いてもらうだけで満足する方もいらっしゃる。

 

が…

 

「首がずっと痛いのよ。原因って何があるのかしら?」

「腰が痛いのがなくならなくて。どうしてかなぁ。。」

「雨が降ると頭が痛いのよ。なんでかしらねぇ。」

「手首が急に痛んで。これはどうしてなの?」

 

そんなことを言われるとまったくわからない私は押し黙ってしまいそうになります。

が、黙っているのもおかしいので「血行を良くしてくださいね。ニコッ!」みたいなまったく説得力のない言葉で返す。→お客さん「そうねぇ…(納得してない)」→私凹む。のような流れになることが多くなりました。

 

私は次々に湧く疑問に耐えられなくなり、本屋に行って解剖生理学の本や人体についてわかりやすく書いてある本を購入しました。

 

が…

 

なんだかさっぱりわからないのです。

どうやって頭の中で組み立てたらいいのか全然わからなかったのです。

 

ストレッチをした方がいいのはなんでだろう?

血行をよくするとどこがどうなるんだろう?

血行をよくする方法って何があるんだろう?

雨が降ると頭が痛くなる仕組みってなんだろう?

首が痛くなるっていうけど、首の“どこ”が痛くなって、その原因はなにがあるんだろう?

肩こりってどうして起こるんだろう?

手首が急に痛むってなんでだろう?

手首の構造ってどうなっているんだろう?

 

あれ…

ていうか手首の施術ってどうやるんだろう…?

首の揉みかたって他にどうやったらいいんだろう…?

頭が痛い人にはどんな施術が有効なんだろう…?

 

 

あれ??

私…

 

何にも知らないじゃん!!!!!

 

 

私が勤めていた会社ではみんなが同じ技術ができるように(誰にあたっても同じ技術が提供できるように)、施術の順番、時間、触る部位、などが全て決まっていました。

オリジナルの施術をやるのはぜったいにダメ。

時間が延びてしまうのも短くなるのも絶対にダメ。

順番を変えることもダメ。

でした。

 

一応スクールでは解剖生理学の時間があったのですが、そんなのはほんのすこーし。

勉強したとはいいがたいものでした。

あとは独学でどこまでやるか。

 

私はその決まった技術、決まった順番を守りながら、どこまでその技術を深められるか、技術の奥深さを習得できるかを真剣にやり続けていました。

 

が…

 

疑問が湧きまくり始めてしまったのです。

そして何もできない、何も知らなかった自分に気付いてしまったのです。(遅いっちゃあ遅いな。)

 

だめだ。

このままじゃだめだ。

 

全身を施術できるようになりたい。

手首や足首、お腹や頭、お顔の筋肉、全身の筋肉、骨、内臓、血液に至るまで、身体がどうなっているのかを知らなきゃだめだ。

 

日に日に強くなっていくその思い。

ですが、居心地が良いサロン。

お給料もそこそこに良い。

お客様もついている。

 

…辞める…?

…いや、もう少しここで深めても…

…いや、どこまで深めたらきがすむんだよ…

…じゃあ辞める…?

…いや、辞めてもどこにいったらいいかわかんないし…

…いや…

…でも…

 

そんな風にもにょもにょとした時間を過ごしていた私はある日『ケイコとマナブ』という雑誌を購入しました。

ケイコとマナブって懐かしくないですか?知ってる人は同世代だな…)

 

そこでとある整体スクールの小さい広告を目にし、「ん?」と気になり始めるのでした。

 

何日間かそのスクールのことを考え続け、ある日私は心の中で決めました。

 

「もう今のところは辞めよう。このスクールに入ろう。」

 

こうして私は3年ほど勤めたその会社を去ることを決断したのでした。

 

つづく。

 

 

☝こんな過去のある私が「整う施術」やってます。

リフレクソロジーも出来ますが、今の私がやっているのは全身が整う施術です。

カテゴリーは「整体」になるんでしょうね。

私がいまやっている施術のことにたどり着くまで少し時間がかかりそうですが、宣伝だけしておきます。(ここで宣伝しても説得力ないよなぁ。)

 

《施術時間と料金》

90分 8000円

初回は120分 9000円

(初回はお話しを伺うお時間を頂きます。)

 

《場所》

横浜にある『藤山家』

ご予約後詳しい場所をお伝えいたします。

最寄り駅は横浜市営地下鉄『蒔田駅(まいたえき)』です。

 

ご希望があればめちゃくちゃ美味しいハーブティーを+200円でお付けいたします。

一緒に飲みましょう。

 

 

こちら、施術前と施術後の変化です。

(お客様の了承を経てお写真使わせて頂いています。)

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キックボクシングをやっているかなり長身な男性。(とっても素敵な方です。)

アフターのお写真、胸が開いてしっかり立てるようになっているのが伝わると嬉しいです。

足がどっしりと地についていますねー(*^-^*)

 

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 肩がゆったりしてストンと立てているのと、首がスッと伸びているのがわかりますか?

綺麗ーー!

 

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肩甲骨が真ん中にスッと寄っていて、肩のゆったり感も伝わるかな?

足もビフォアにくらべると綺麗なラインです!

美しい…

(もっと美しくのがこの方の本来の姿。1回の施術ではここまでが限界でしたぁーー。)

 

 


本来あるべき姿に戻していく。

本来の身体のポテンシャルを引き出す。

立つこと自体が楽になる。

関節の可動域が広がる。

視界がとにかく明るくなる。

身体が軽くなる。

ストンと立てる。

楽に動ける。

 

そんなことを実感していただける施術だと思います。

もちろん不調を感じている個所や痛みが出ている個所がありましたら遠慮なくおっしゃってください。

あらゆる方法で施術を試みます。

 

 

1月もまだまだ施術募集しています。

きっとご自分の身体が好きになりますよ。

 

お気軽にご質問・お問い合わせしてくださいね。

↓こちらからどうぞ。

お問い合せ・お申込み:メールフォーム 

 

ご神木が埋まっている不思議なお部屋でお待ちしています!!

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猫がふすまをボロボロにしてしまっているのはご勘弁ください…

この真ん中の四角い部分にご神木が埋まっています。

 

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こちら。

 

もんのすごく気持ちよいお部屋です。

 

ぜひ体験してもらいたいなぁ。

 

 

 

 

 

 

私の施術のお話し。第5話『ボディリフレクソロジーに出会い、さらに苦悩し、さらにハマる。』~藤山家で整う施術やってます。~

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こんにちはー!

 

去年の末くらいから急に「私!施術をもっとやる!!」と言い出した私。

今まで宣伝らしい宣伝もせず、それでも来てくださる方を全力で、細々とやっていたのですが、年末から「やる!」と決めてからご予約をたくさん頂けてほんとにほんとにありがたいです!!

問い合わせも頂いていて、ありがたくてありがたくてどうしよう…と感じております。

 

もともと宣伝や告知が苦手すぎて避けていたのですが、今年は私なりにいろいろやってみる!と決めているのでたくさんチャレンジしていきたいと思います。

ビビっている私を蹴散らして、なだめて、言い聞かせて、説得しながら進んでいきます。

 

その一つがこのお話し。

簡潔にわかりやすく自分の施術の説明ができなかったからこうなってしまっただけですが、どこかのインフルエンサーの方が「これからは自分の商品にはストーリーを付けたほうが売れる!」とおっしゃっていたので、まぁこれでいきましょうと開き直っています。笑

(ただたんに書きたくなってるというのが正直なところです…)

 

私は施術者になってから18年?経っているのですが、いろんなことをやってきました。

それのほとんどが七転八倒しながら苦悩していた思い出でございます。

(ドМなんだな。我ながら怖いわ。)

 

この物語を書くことで果たして宣伝になるのか、興味を持ってくださる方がいるのか、こんな施術なら受けたい!と思って頂けるか、まったくまったくわからないまま、物語を進めていきたいと思います。

 

ではいきましょう。

続きのスタートです。

(今までのお話しをまだ読んでいない方はこちらからどうぞ。☟)

yukiukix.hateblo.jp

 

 

第5話『ボディリフレクソロジーに出会い、さらに苦悩し、さらにハマる。』

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「足裏だけじゃだめだ…身体全身のことを知りたいし、全身を施術できるようになりたい…」

 

そう思い始めた私の目の前に、こんな情報がやってきました。

 

『ボディリフレクソロジー研修開催決定。希望者募集!』

 

本社から送られてきたファックスに、そんな情報が書かれているではありませんか!!

 

それは足裏だけのサロン展開から、身体のリフレクソロジーのサロンを開くという告知でした。

それにともなってボディリフレクソロジーができるセラピストを育成するために研修を開くので、都内近郊のサロンから希望者を募るというファックスだったのです。

 

私はすぐに「はいはい!はーーい!!やるやる!!」と手を挙げました。

もうすぐにでも研修に参加したい!くらいの勢いでした。

 

それからどれくらい経った頃でしょう。

多分ファックスが来てから2週間後ぐらい経ったころだったかな。

私がかつて行くのが怖くてたまらなかった、銀座にある本社の研修ルームでボディリフレクソロジーの研修が始まったのです。

 

ボディリフレのインストラクターの先生は初めて会う新人のインストラクターさんでした。

(この時足裏のインストラクターの先生たちじゃなくてよかった…と胸をなでおろした記憶がある…なぁ…。相当怖かったんだな。)

 

都内近郊のいろんなサロンから集まったセラピストたち総勢20人ほど。

研修一期生の仲間との対面です。

 

ボディリフレクソロジーという名ですが、実際はこういう椅子に座って施術を施すやつで、今思うとクイックマッサージのようなものでした。

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そうなのですが、さすがリフレクソロジーの元祖。

 

なかなかない技術を構築していて、私はまたもやその技術のバリエーション、鮮やかさ、心地よさに感動するのでした。

 

が!!

 

やはり私はここでも存分に苦悩します。

 

その私を苦悩させた技術がこちら。

 

『肩甲骨周りのコリをとらえ、つぶしながらほぐす』

 

先ほどのチェアに人が座ると背中が施術者の目の前にくるのですが、肩甲骨周りを親指でほぐそうとするとめちゃくちゃ腕や肩に力が入るんです。

 

「肩と腕に力を入れちゃダメだよ。」

「親指によりかかるような感じだよ。」

「力で押そうとしちゃダメだよ。」

 

インストラクターに何度も何度も言われる私。

理屈はわかる。

体勢もわかる。

 

でもいざ目の前に背中があり、肩甲骨周りのコリをとらえようとすると一瞬で肩と腕にグッと力が入ってしまう。

 

インストラクターの先生が施してくれる刺激はそれはそれは心地よく、コリをしっかりとらえながらゴリゴリゴリと気持ちよいほどの音を立てるのです。

そして全然痛くない。

 

一方肩と腕に力が入ったまま施す技術はただ痛いだけでまったくコリをとらえていないのです。(ほかの研修生にやってもらうと違いが歴然です。)

 

「むむむ…できない…わかっているのにできない…」

 

『肩甲骨周りのコリをとらえ、つぶしながらほぐす』の技術以外はすぐに習得できました。

他の研修生から「早っ!もうできるようになったの?!」と驚かれるほどのスピードで。

そりゃそうです。

だってインストラクターをやっていたのですから。

それなりに技術への理解は深まっていると自負していましたよ。

 

が…

が!!です。

 

ひとつだけ、たった一つだけがいつまでたってもできない。

しかもその技術がボディリフレの中で一番といっていいほど重要でありメインになる技術なのです。

 

「まただ…私はまたここで躓くんだ…」

 

他の研修生たちがどんどん理解して習得していく中、たった一つの技術ができずにおいていかれる私。

 

「インストラクターまでやった私が落ちこぼれるなんて…ありえない…」

 

ヘンなプライドまで働いてきてしまうほど焦る私。

励ましてくれる仲間。

「なんでこれだけができないの?」とケロッとした顔で聞くインストラクターの先生。

悔しくて泣く私。(よく泣くなぁ。私。)

 

そんな悩ましい日々を過ごしていたらとうとうやってきてしまったのです。

 

副社長の身体でチェックをするテストの日が!!!

 

当時の副社長は男性で、背中が少し大きな方でした。

肩も背中もほどよく張っています。

 

私は施術の最初にくる、そのメインの技術ができる気がしなくてひるみました。

 

「じゃ次ー!幸江さーん!」

 

「はい!よ、よろしくお願いします!!」

 

がちがちに緊張している私が挨拶をすると、副社長は私の顔を見てこう言いました。

 

「あれ?インストラクターやってた子だよね?ボディ受けたんだね。こりゃ楽しみだ。よろしくね。」

 

どわーーーーーん!!

 

まさかの「楽しみだ」発言。

一気に増すプレッシャー。

インストラクターをやっていたことを覚えてたなんて!!

 

「は、はひ。がんばります!」

 

震える手。

がちがちの肩。

 

こんなんじゃ絶対うまくできるわけないと確信しながらも副社長の背中に手を置きました。

 

肩甲骨の周りに親指を立てる。

肩が上がる。

腕ががちがちに張る。

 

…ダメだ…

まったくできていない…

 

それがわかっているのに修正ができない。

最後までやり続けるしかない。

 

一応最後まで施術をやり終えた私は「ありがとうございました。」と頭を下げました。

 

「…うーん…うまいんだけどねぇ…何が違うんだろ?何かが違うんだよね。あ、ちょっと君やってみて。」

 

私の施術を受けた後、副社長はインストラクターの先生を呼び寄せ、チェアベッドの顔を埋めました。

 

「はい。」

 

インストラクターのOさんはいとも簡単そうに肩甲骨の周りをコリコリっと小気味よい音を立てながらほぐしていく。

 

「うん。これだよ。これこれ。」

 

副社長は満面の笑みで振り返り、「これができるようになったらまた声かけて!」といいました。

私は悔しさと情けなさで打ちひしがれながら「はい…。」といいました。

 

インストラクターのOさんが小声で「あとこれだけだから。すぐできるようになるよ。がんばろう。」と私を励ましました。

 

私はすぐに他の研修生の身体を借りて練習を再開しました。

すでに合格をもらっている研修仲間にアドバイスをもらいながら。

 

鼻水を垂らしながら何度も何度も繰り返す技術。

なんどやっても力が入って抜けない。

肩が痛い。

指が痛い。

どうやったらコリに触れるかまったくわからない。

 

「ちょっと指の角度変えてみたら?」

「身体の位置が遠すぎるんじゃない?」

「もっと腕を水平にしてみて。」

 

一生懸命アドバイスをくれる仲間。

なんどもなんども背中を押し続けたその時。

 

「あ!そうそう!それそれ!!」

 

コリコリコリっ!!

 

小気味よい音がする。

肩が楽で腕も楽ちん。

それなのにコリの存在が親指につたわってくる。

 

「へ?!これ?!これ?!」

「そうそうそう!それだよ!!」

「え?こんなに楽なの?!これでいいの?」

「そうだよ!そう感じるでしょ?」

「うん!これだね!!」

 

2人で盛り上がっているとインストラクターのOさんがやってきて「幸江さんできた?そうそう!できてるじゃん!じゃあこのまま副社長のとこ行こう!」といいました。

 

「お?!!あー…はい!!」

 

緊張しながら再び副社長の背中の前に立つ。

 

「もう一度よろしくお願いいたします!!」

「お?できた?じゃやってみてー。」

 

にこやかに笑いかける副社長。

「ふうっ!」と息を吐いて背中に手を置く私。

 

コリコリコリッ!

 

何度も肩甲骨の周りのコリを捉えながら、リズミカルに小気味よい音を出しながらほぐす。

 

「おー!これこれ!はい、じゃあ幸江さん合格ーー!!」

 

副社長が顔をあげながらそう言いました。

 

「きゃーーー!!ありがとうございます!!やったぁーー!はぁーー…よかったぁーーー!!」

 

 

この後、私はまだ合格をもらっていない研修生のサポートに入り、無事全員合格で研修を終えることができたのです。

 

私はこの技術習得の過程でまたもやいろんな気付きを得、なんとなく「すべての技術はつながっている」ということ体験しました。

でもまだこの時点では『なんとなく』の感覚です。

 

「すべての技術はつながっている」が実感としてありありとしてくるのはまだ先の話し。

 

こうして私はボディリフレクソロジーの技術を習得し、新しくオープンするサロンのオープニングメンバーとして配属されたのでした。

場所は横浜の地下街。

 

サロンの立ち上げ作業はとても面白く、ワクワクするものでした。

配属されたメンバーも研修時に一緒だった人が多く、気心が知れている人達ばかり。

私は技術も接客もサロン運営もすべてに面白さを感じていました。

 

「うおー!やるぞー!」

 

心の中はいつだってそんな思いで溢れていました。

毎日が忙しくて疲れるけれど、やる気に満ち溢れている日々でした。

 

私はボディリフレと足のリフレクソロジーが両方できる喜びでいっぱいで、サロン内のいざこざなどに苦悩しながらも、技術の向上、接客の質の向上、どうやったらより喜んでもらえるか?、指名をしてもらうには?、次回の予約を入れてもらえる方法、などなど、今まで以上に真剣に考え、毎日取り組みました。

(これはソープ嬢時代もホステス時代もずーーっとやっていたことなので癖みたいなものだね。汗)

 

 

そんなことをやっていたら、いつの間にかまたサロン内での指名数も次回の予約を入れてもらえる確率も一番になっていました。

 

仲良くなったお客様も多数。

 

楽しかった日々です。

 

が…

 

そんなある日。

またもや私の中で変化が訪れます。

 

そのお話しはまた次回。

 

つづく。

 

 

ここからは宣伝だよ。

 

☝こんな過去のある私が「整う施術」やってます。

リフレクソロジーも出来ますが、今の私がやっているのは全身が整う施術です。

カテゴリーは「整体」になるんでしょうね。

私がいまやっている施術のことにたどり着くまで少し時間がかかりそうですが、宣伝だけしておきます。(ここで宣伝しても説得力ないとは思いますが…)

 

2月のご予約、まだまだ受け付けております!

 

《施術時間と料金》

90分 8000円

初回は120分 9000円

(初回はお話しを伺うお時間を頂きます。)

 

《場所》

横浜にある『藤山家』

ご予約後詳しい場所をお伝えいたします。

最寄り駅は横浜市営地下鉄『蒔田駅(まいたえき)』です。

 

ご希望があればめちゃくちゃ美味しいハーブティーを+200円でお付けいたします。

一緒に飲みましょう。

 

 施術ビフォアアフターの写真です!(お客様に了承を得て掲載しています。)

 

 

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上半身のスッキリ加減、腕の位置の変化、肩がストンと落ちている感じ(ゆったり感)がわかると嬉しいです!

 

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身体の薄さ、お腹の引っ込みぐあい、胸のシルエットの綺麗さ、わかりますかね?

 

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エストのキュッと感、お尻の上がり具合、肩甲骨の出方の美しさが伝わると嬉しいっす!

 

 

 

 本来あるべき姿に戻していく。

本来の身体のポテンシャルを引き出す。

立つこと自体が楽になる。

関節の可動域が広がる。

視界がとにかく明るくなる。

身体が軽くなる。

ストンと立てる。

楽に動ける。

 

そんなことを実感していただける施術だと思います。

もちろん不調を感じている個所や痛みが出ている個所がありましたら遠慮なくおっしゃってください。

あらゆる方法で施術を試みます。

 

1月はありがたいことに枠が埋まりました。

2月はまだまだ空きがあります!

 

 

是非一度受けてみて下さい。

 

きっとご自分の身体が好きになりますよ。

そしてご自分のことが好きになりますよ。

 

お気軽にご質問・お問い合わせしてくださいね。

↓こちらからどうぞ。

お問い合せ・お申込み:メールフォーム 

 

ご神木が埋まっている不思議なお部屋でお待ちしています!!

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猫がふすまをボロボロにしてしまっているのはご勘弁ください…

この真ん中の四角い部分にご神木が埋まっています。

 

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こちら。

 

もんのすごく気持ちよいお部屋です。

 

ぜひ体験してもらいたいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の施術のお話し。第4話『インストラクター断念。そして技術の奥深さにさらに気付く。』~藤山家で整う施術やってます。~

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こんにちは。

さてさて、『私の施術ができるまで』のお話しの続きいきましょう。

 

と、その前に。

私がこのお話しの中で書いている技術のことで面白いことがあったので書きたいと思います。

 

昨日私の大好きな方が施術を受けに&亮一さんカレーを食べにいらして下さったのですが、カレーを食べながら談笑しているときにこんなことをおっしゃいました。

 

「ゆっきぃさんが書いているあのお話しにでてくる『足裏の一点を深く押す』ってそんなに大変なことなの?そんなに何が難しいのか体験してみたしやってみたいよ。」

 

私は「おーー」と思い、おもむろに「足出してー」とそのお方にいいました。

そして『足裏の一点を深く押す』の体験スタート。

 

「これが正解ね。で、だいたいの人がこうなっちゃうんだよ。」

 

そんなことを言いながら体験してもらい、次に交代してやってもらいました。

 

「え?こう?」

「違う違う。それは深くないよ。こうだよ。」

「え?あれ?こう?」

「ううん。そうじゃなくて、こう。」

「え?こう?あれ?違う?」

「うん、あのね…」

 

時間としてはほんの数分。

 

何度か上記のことを繰り返した後、彼女はこう言いました。

 

「これはいつまでたっても出来るようになるとは思えないわ!」と。

 

 

『足裏の一点を奥深く心地よく押す』

 

たったこれだけのことにもんのすごい色々なことが詰まってるんですよ。

簡単に見えるし、簡単に聞こえるんだよね。

私も最初舐めてたからね。

 

「すっごく難しいけど一回わかっちゃえば『あー!』って感じなんだろうね!」

 

彼女はそう言いました。

 

そうなのそうなの!

ほんとにその通り。

ただ、残念なことにできなくて諦める人たくさんいるんです。

これが理解できなくても出来なくても「なんとなくの施術」はできるようになるからね。

 

でもね、これさえ理解してできるようになれば整体だってオイルトリートメントだってリフレクソロジーだってフェイシャルだってなんだってできるようになるのよ。

どの施術でもかなりの効果を出せるようになるんだよね。

 

なのに諦めてしまう人たちのなんと多いことか…。

(それだけ難しいのですよ。)

 

まぁそれでも全然いいんですけどね。

 

あ、もし体験してみたいという方がいらっしゃったらお声かけください。

施術後やカレー会の最中にでも言ってくださったら『足裏の一点を心地よく奥深く押す』を体験できますよ♡

(施術指導も承ります。☜これの詳細はまた追っていたしまーす!)

 

ではお話しの続きにまいりましょう。

 (前回までのお話しをまだ読んでいない方はこちら。☟

私の施術のお話し。第3話『インストラクターになり、さらに技術の難しさに身悶える。』~藤山家で整う施術やってます。~ - 藤山家においでよ)

 

 

第4話『インストラクター断念。そして技術の奥深さにさらに気付く。』

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新宿駅でぶっ倒れた私。

気付くと駅長室のようなところで寝かされていました。

助けて下さったのは看護士さんをやっている女性とかなりガタイの良い若い男性でした。

 

「大丈夫ですか?」

 

目を開けた私の目の前には心配そうな顔で覗き込むその女性のお顔がありました。

 

私が「あ…はい…」と言うと、駅員さんがいろいろ説明してくださり、「もうすぐお父様がお迎えにいらっしゃるそうですよ。」と言いました。

 

どうやら私の持ち物を調べて、家に連絡をいれたようで、家にいた父親が車で新宿駅まで迎えに来てくれるようでした。

 

助けて下さった方たちに何度もお礼を言い、情けない気持ちで駅長室のベッドに横たわる私。

 

「あ!会社に電話…」

 

仕事!

生徒さん達が待ってる!

それに先輩たちにまた怒られる!!

 

慌てている私に駅員さんが「失礼かと思いましたが携帯電話を調べさせて頂きました。会社にも連絡済です。勝手に申し訳ありません。」と丁寧に言いました。

 

「あ…ありがとうございます…」

 

申し訳ない気持ちとよかった…とホッとする気持ちがないまぜになったようなまま、再び放心しながらベッドに横たわる私。

目をつぶると涙がボロボロ流れてきた。

 

「あー…もうこのままここで眠り続けたい…もうやだ…もうあの会社に行きたくない…もうダメ…もう連絡もしたくない…うーー…」

 

私は自分がかなり精神的にやられていることにここでやっと気づきました。

 

「ご迷惑おかけしました。申し訳ありません。娘はどこですか?」

 

遠くで父親の声がする。

私のために謝っている。

 

「いえいえ。大丈夫ですよ。こちらです。」

 

駅員さんに連れられて、父親が私の前にやってきた。

 

「大丈夫か?帰るぞ。」

 

なぜか怒ってる様子の父親に私は「ありがと…。ごめんなさい。」と言いました。

 

心の中で「なんで私が謝んなきゃいけなんだろう…」と思いながら。

「ありがとう」はわかる。だって迎えに来てくれたんだから。

でもなんで「ごめんなさい」なんて言ってるんだろう。

 

もうやだ。

いろいろやだ。

 

「…歩けるか?帰るぞ。」

 

ぶっきらぼうな物言いの父親のあとをフラフラついていく私。

駅員さんに深々と頭を下げて救護室を後にしようとした時、駅員さんがこんなことを言いました。

 

「…ご無理なさらないように。休んだ方がいいですよ。」

 

私は「あ…はい。ありがとうございます。」ともう一度頭を下げ、救護室を後にしました。

 

車まで歩いている時も帰りの車も父親は終始無言。

私は窓の外の景色を見ながら涙をポロポロ流していました。

 

しばらくそんな時間が過ぎた時、父親がポツリと私に声をかけました。

 

「…そんなにつらいならやめちまえ。」

 

私はその言葉を聞いて「…う…」と声を詰まらせました。

 

「…お前がこんなになるまで仕事させてるならお父さんは会社に文句を言うからな。」

 

私はてっきり父親が私に怒っているのだとばかり思っていたのでその言葉を聞いて驚きました。

父親は私に怒っていたのではなく、会社に怒っていたのでした。

 

連日帰りが遅いのに出勤はめちゃくちゃ早い。

(当時家に帰りつくのが毎日23時過ぎでした。で、出勤のために家を出るのが6時半とかとか。)

帰ってきてもため息ばかりついていて、暗い顔をしている。

どんどん顔色が悪くなる。

休みの日はずーーっと寝てる。

ストレスで酒をガンガン飲む。(←あ、これは以前からずーーっとか。)

 

そんな娘の姿を見ていた父親はずっと私を心配していたのでした。

 

「…そんなすぐにやめられないよ…だって…私…インストラクターになっちゃったから…それに私ができないからいけなんだし…うー…難しいんだよ…」

 

私は父親の優しさを受け取れず、「なんもわかっちゃない!」と心の中で悪態をつきました。

 

悪いのは私。

悪いのはできない私。

できるはずだったのに何もできない私が悪い。

会社が悪いんじゃない。

何もかも技術ができない、理解できない私が悪い。

 

泣きながら自分を責め続け、このまま辞めたら敗北者になってしまう!と真剣に思っていました。

 

(ただ足裏を揉むだけなのに!!!今思うと変なの!!)

 

会社にも自分からなんとか連絡し、謝罪をすませて一日ゆっくり休んだ私。

 

ぼーっと天井を眺めながら「…何かがおかしい…」とゆっくり気付き始めました。

 

私はどうして毎日怒られ続けているんだろう。

私はどうして理不尽な怒り方をされて、それを甘んじて受け入れているんだろう。

インストラクターとしてそれでも頑張っていきたいのだろうか。

…そもそも私は何をしたかったんだっけ…

 

毎日毎日苦しい思いで会社に行って、毎日毎日技術以外のことでもいきなり怒鳴られたり怒られたりするのって普通のことなのか…。

(当時私は毎日なにかしら先輩インストラクターの方数人に怒られていました。)

 

 

次の日の朝、私はお布団から身体を起き上がらせてぼーっとした後、こう呟きました。

 

「あ…私もうインストラクター辞めよう…」

 

私は父親と母親にその決断を告げると、すぐに着替えて会社に向かいました。

父親はただ頷き、母親は「そうよ。それがいいわよ。このままじゃ死んじゃうわよ。」と言いました。(家の両親は厳しい面もありますが基本過保護です。笑)

 

会社に行き、昨日の欠席の謝罪をすると先輩たちは「大丈夫?」とみんな心配してくれました。

ただ一人だけ私と一緒に組んでいた先輩だけが「…今日は来れたんだね。」と厳しい目で私を見ました。

 

すぐに人事のインスタラクターを取りまとめているIさんに声をかけ、「もう限界です。辞めたいです。」の旨を伝えました。

Iさんは「え?!なんで?!!」と驚いていましたが、今までの経緯を伝えると落胆した様子で「…それは…よくないね…そうだったんだ…」と言いました。

その後「でもさ、幸江にもよくないところはあったんだよね。みんな幸江に指導しようとしてたんだよね。それは認める?」と言いました。

 

私は「あー…」と心の中で落胆したあとで「…それはそうですね…」となんだか腑に落ちないまま答えました。

 

結局どこまでいっても『出来なかった私が悪い』という結論になる。

でも辞めるんだから仕方がない。

私が諦めたんだから仕方がない。

 

悔しい思いを味わいながら、私はなんとか辞めるためにさまざまな理不尽に感じることをのみました。

 

「…やめちゃうのかー…残念だなぁ。幸江はこれからガンガンやってくれる逸材なのになぁ…」

 

人事のIさんは私を本社に引っ張ってきた手前、そんなことを最後まで言っていました。

 

私は何人もの方に謝罪をし、社長にも謝罪をし、なんとかインストラクターを辞めることができました。

そしてはれて現場に戻ることができたのです。

 

再配属されたサロンは新宿アルタ店。

新宿アルタの地下一階にある店舗で、規模は小さいながらも場所がらいつでも混んでいる繁盛店でした。

土日は受付前に行列ができるほど。

パンパンの予約表を見てため息をつく日々がやってきました。

ですが、毎日お客さんを施術できる喜びを感じ、どんなに忙しくても怒鳴られたり怒られたりしないで施術に没頭できることが嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。

 

そんなある日。

「あれ?」と私は気付きます。

 

インストラクターの頂点である誰もが憧れているYさんが言っていた「もっと手を丸く使って。」「もっと手を柔らかく。」の意味が急に理解できたのです。

 

あれ?

これのこと?

手をまあるく…

うわ!まあるく使えてる!!

え?

手を柔らかく?

あれ?

これ?

あーーーー!!!!

これかぁぁぁーーーーー!!!

 

私がずーーーっとずーーーっとわからなかった『足裏の一点を心地よく深く押す』技術の真骨頂、手をまあるく使う。手を柔らかく使う。

それが急に理解できた瞬間でした。

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…なんだ…

これか…

確かに私はぜんぜんできてなかった。

なんで今までのあれでできてると思い込んでいたんだろう?

 

それはサロン勤務に復帰して半月ほど経ったときでした。

 

今ならインストラクターの先輩たちが言っていたことが全てわかる。

何ができていなかったのかも全部わかる。

確かに私は全然できていなかった。

理解もできていなかった。

 

あぁ…

先輩たちごめんなさい…

 

恥ずかしくて顔を覆いたくなるような思いでした。

 

私はそれからさらに技術が面白くなり、理解がどんどん深まっていきました。

毎日のお客様に施す施術が楽しくてたまらない。

足裏にグッと無理なく親指が入っていく感覚がたまらない。

そしてそれを心地よいと言ってもらう嬉しさよ。

 

毎日クッソ忙しい店舗で目まぐるしく動き回っていたけれど、仕事に行くのが嫌だと思うことも(さほど)なく、もっとうまくなりたい!の思いが加速していきました。

 

そんなある日。

お客さんと会話している時に私の中にずっとあった、とある想いがグッと強くなります。

 

「足裏をやってもらうと肩も触られたくなるんだよねぇ。」

「間接的に楽になるっていう理論はわかるんだけど、実際に肩とか首とか腰も触ってもらいたくなるよねぇ。」

 

そうおっしゃるお客さんは今まで何人もいらっしゃいました。

私はその度に「そうだよねぇ…」と思っていましたが、なんとかリフレクソロジーの効果を感じて欲しくて「反射区で間接的にはお楽になるかと思いますので感じてみてくださいね。」なんてごまかしていました。(いや、これは理論的にはほんとのことなのですが…)

 

ですがこの日はそう言われて私の中にある想いが強くなったのです。

 

「…足裏だけじゃだめだ。身体全身のこと知りたいし全身を触れるようになりたい。」

 

さて、そんな思いが強くなっていった時、私の前にとある情報が飛び込んでくるのです。

 

つづく。

 

ここからは宣伝だよ。

 

☝こんな過去のある私が「整う施術」やってます。

リフレクソロジーも出来ますが、今の私がやっているのは全身が整う施術です。

カテゴリーは「整体」になるんでしょうね。

私がいまやっている施術のことにたどり着くまで少し時間がかかりそうですが、宣伝だけしておきます。(ここで宣伝しても説得力ないとは思いますが…)

 

《施術時間と料金》

90分 8000円

初回は120分 9000円

(初回はお話しを伺うお時間を頂きます。)

 

《場所》

横浜にある『藤山家』

ご予約後詳しい場所をお伝えいたします。

最寄り駅は横浜市営地下鉄『蒔田駅(まいたえき)』です。

 

ご希望があればめちゃくちゃ美味しいハーブティーを+200円でお付けいたします。

一緒に飲みましょう。

 

 施術ビフォアアフターの写真です!(お客様に了承を得て掲載しています。)

 

 

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上半身のスッキリ加減、腕の位置の変化、肩がストンと落ちている感じ(ゆったり感)がわかると嬉しいです!

 

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身体の薄さ、お腹の引っ込みぐあい、胸のシルエットの綺麗さ、わかりますかね?

 

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エストのキュッと感、お尻の上がり具合、肩甲骨の出方の美しさが伝わると嬉しいっす!

 

 

 

 本来あるべき姿に戻していく。

本来の身体のポテンシャルを引き出す。

立つこと自体が楽になる。

関節の可動域が広がる。

視界がとにかく明るくなる。

身体が軽くなる。

ストンと立てる。

楽に動ける。

 

そんなことを実感していただける施術だと思います。

もちろん不調を感じている個所や痛みが出ている個所がありましたら遠慮なくおっしゃってください。

あらゆる方法で施術を試みます。

 

1月はありがたいことに枠が埋まりました。

2月はまだまだ空きがあります!

 

 

是非一度受けてみて下さい。

 

きっとご自分の身体が好きになりますよ。

そしてご自分のことが好きになりますよ。

 

お気軽にご質問・お問い合わせしてくださいね。

↓こちらからどうぞ。

お問い合せ・お申込み:メールフォーム 

 

ご神木が埋まっている不思議なお部屋でお待ちしています!!

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猫がふすまをボロボロにしてしまっているのはご勘弁ください…

この真ん中の四角い部分にご神木が埋まっています。

 

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こちら。

 

もんのすごく気持ちよいお部屋です。

 

ぜひ体験してもらいたいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人はいつだってイメージを生きている。~親離れのススメ。依存に気付いていくススメ。~

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こんにちは。

『私の施術のお話し。』シリーズがまだ途中ですが、今日はちょっと違う話題を。

 

(最近私の施術が出来上がるまでのお話しを書いています。

ご興味があればぜひ。

読み物として楽しんでもらえれば嬉しいです!

こちらからどうぞ!☟☟

 

 

https://yukiukix.hateblo.jp/entry/2021/01/16/154044

 

 

昨日は私の父親の3回忌があり、家族で法要に出向きました。

コロナの影響もあり、ちょっと寂しい人数の法要でしたが私の母親が「お父さんのために私がやってあげたいの。」という希望が叶ったのでよかったのでしょう。

 

私は常々

「法要とかどっちでもよくね?」

「故人のためとか言うけど、実際は生きている人の為だよね?」

「自分がやってスッキリするならやったほうがいいよね。」

「これがきっかけでみんなが集まれて、故人のお話しがたっぷりできるならそれはいいことだよね。」

「亡くなった○○の為にやるんだ。とかなんか気持ち悪くない?『自分たちのため』でよくない?」

 

のように思っているのですが、別に法要自体を否定しているわけではありません。

ほんとに故人が喜んでいるのかもしれませんし、「喜んでいる訳ないじゃん」ということを証明できる何かがあるわけではないですから。

 

ただ、「自分がやりたいからやった」と思えたら、それでいいいじゃんねーと思ってるって話しです。

 

「ちゃんとやらないと故人が悲しむ。」とか「故人のために」とか、とりあえず言っちゃうのもわかるけれど「それウソじゃん」とか思ってしまうめんどくさい奴が私です。

 

今回は私の母親が「私がやりたかったから」という理由でやろうとして、そして本人が満足しているから「そりゃよかったねー!」という結果で、たまに礼服着ると自分の身体のサイズがアップしているかダウンしているかわかるから現実みられていいよねーみたいな感じでした。

(実際ちょっときつくなってて「やっべ」と思ったのは内緒。ぶふふ。)

 

まぁ、私が法要的なことをどう思っているかはさておき。

 

今回の3回忌法要で私が感じたことをどうしても書きたくなったので、今カタカタとパソコンを打っています。

 

うまく伝わるかどうかわかりませんが、誤解を恐れずに書いていきます。

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いつぞやに飲んだクラフトビール。美味かった。

 

 

私の両親はそれはそれは愛情深くて、とにかく家族が大好きな父親と母親です。

 

父親はTHE・昭和!な感じの男性で、子どもたちを叱る時は「ここに正座しろ!」と言い、げんこつでガン!と頭を殴ることもあるような方でした。(もちろんめったにそんなことはしないのですが。)

サッポロビールが大好きで、毎日晩酌をする父親の膝の上に座っておつまみをちょっとずつもらうのがとっても楽しみだったのをよく覚えています。

 

「お前はお父さんの宝物なんだからな。」

「お前はそのままでいいんだぞ。」

「うちの子が世界で一番可愛いなぁ!」

「たくさん失敗しなさい。最初からできる人なんてどこにもいないんだから。」

「辛い思いをしたときはこう思うんだぞ。『また一つ人の気持ちがわかるようになった』てな。」

 

そんな言葉をいつも私たちにかけてくれた、厳しいけれどとても優しい、家族思いの父親でした。

私は父親のことが大好きだったのですが、その反面「怖い」とも思っていました。

一番怒られたくない人。

そんな感じです。

 

「ちゃんとしろ!」

「だらしがないぞ!」

「お前はしょうがないなあ!!」

「女だろ!!」

「人に迷惑をかけるな!」

「お前は親不孝者だぞ!」

 

こんなこともたくさん言われた私は、この言葉の呪縛にかかっていて、そこから逃れるのに少しだけ苦労しました。

 

お父さんにわかってもらいたい。

お父さんに褒められたい。

お父さんに喜んでもらいたい。

お父さんに愛されたい。

 

心の奥底でそんなこともずっと思っていた私。

この思いはたぶん幼少期から27歳くらいまで続いていたのかな。

 

そして母親。

 

私の母親はこれまたTHE・昭和な感じのお母さんです。

20歳で結婚。(処女だったってさ!)

子ども大好き。

家族が全て。

家事と育児とパートで毎日が過ぎていく。

家計のやりくりを一生懸命やり、自分のものはほとんど買わない。

贅沢なんてしたことない。

たまに友達と出かけるのは安いツアー旅行。

海外旅行にも行ったことがなく、いつも行動するテリトリーが決まっている。

 

そんな母親の口にするセリフはこんな感じでした。

 

「お母さんは世間知らずだからねぇ。」

「お父さんに聞いてからね。」

「お父さんがなんていうかねぇ。」

 

とにかくお父さんが一番。

それから子供たち。

自分のことはずーーーっと後回し。

 

ですが、子どものことを本気で愛している母親はいつもいつもこんなことを私たち姉兄妹に言っていました。

 

「うちの子が世界で一番可愛い!」

「うちの子はみーーんな顔も可愛いのよぉ。」

「うちの子が一番!」

「ほんとにみんないい子で優しくて可愛い!」

 

ずっと家庭の中にいる、自分のことは後回しでガマンばかりしている。

でもお父さんと子どもたちがそばにいれば幸せそうな母親の生き方が私にはまったくわからず、「こんな風にはなりたくない。」「これが結婚ならぜったいしたくない。」「お母さんのようにはなりたくない。」とまで思うようになってしまいました。

私たち姉兄妹(きょうだい)にかけてくれた言葉や愛情はそれはそれは素晴らしく、感謝はしていたのですが、反発もしていました。

 

保守的な両親、自分たちの知らない世界のことはまず反対する人たち。

私はいつしか「これをやってみたい」「こうしたい」という自分の欲求を勝手に封印するようになりました。

 

「どうせ言っても反対される。」

「どうせ言っても無駄だ。」

「説得するのは大変だから言うの止めよう。」

「説明も難しいし。」

 

そんな感じで。

 

なげやりな諦め方をしていた私はいつしか摂食障害の症状が酷くなり、それを知られたくないという思いや、自分のことを言えない苦しさが募って家出をしました。

何も告げず、何も言わず、スッと家を出てしまったのです。

 

19歳の時でした。

 

きっと両親はとてもとても驚いただろうし、とてもとても悲しんだと思います。

後から聞いた話では、父親は毎晩私を探し歩いていたとか。

母親は何もすることができず、ただ私の身を案じ、毎日千羽鶴を折っていたそうです。

 

家出から3年後に連絡を取り合うようになるのですが(3年間は音信不通でした。ひどいね。)、実家に帰ったのは家出をしてから7年後でした。

 

私は家出をしてからの7年間でいろんな体験を重ねました。

ソープ嬢になってみたりバーテンダーになってみたりクラブホステスになってみたり雑誌の記者になってみたり、同棲してみたり不倫してみたりクズ男に暴力振るわれたり、酒を浴びるほど飲んでみたりたくさんの男性とSEXしてみたり男性に貢いでもらったり。

 

自分で生活してみる。

やりたいと思ったことを存分にやってみる。

どん底に落ちてみる。

のたうち回ってみる。

 

そんな7年間でした。

 

私はその期間でこんなことに気付きました。

 

 

「あ。お父さんもお母さんもただの1人の男であり1人の女なんだ。」

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いつぞやの高尾山。綺麗だったな。

 

 

これはとっても当たり前のことです。

ですが、これに気付いた時(多分22歳くらいの頃です。)に「あーー!」とやけに納得してしまい、すごく驚いたのを覚えています。

 

お父さんは私のお父さんで在る前に「ただの1人の男の人」。

お母さんは私のお母さんで在る前に「ただの1人の女の人」。

 

そんな当たり前のことにやっと気づき、「そうか…。そうだったのか。」と妙に納得してしまったのです。

 

それから私はゆっくりゆっくりいつの間にか染み付いてしまった『親の呪縛』『思い込み』に気付いていくということをやっていくのですが、これがまた地道で長い道のりでした。

しかも未だにそれが続いていたりするのですから、人間と言うのは思い込みばかりでできているのだなぁと遠くを見つめてしまいます。

 

 

お父さんは『正男』という名前の1人の男性で、彼の人生ドラマを懸命に生きている人。

お母さんは『康子』という名前の1人の女性で、彼女の人生ドラマを懸命に生きている人。

 

 

そんな視点で2人を観ていくと、私の中にあった「お父さんにわかってもらいたい!」という気持ちや「お母さんに褒められたい!」という欲求が小さくなっていくのがわかりました。

 

お父さんはこうあって欲しい!やお母さんはこうでなければ嫌だ!のような自分の思いに気付き、「あはは」と笑えるようになりました。

 

私とお父さんとお母さんは人間同士だ。

『お父さん』とか『お母さん』というのはただの役割であって、それ以前にただの人間同士なのだ。

 

私は私が勝手に抱いていた『期待』に気付き、それを笑い飛ばしました。

 

それでもしつこく湧く「お父さんにわかってもらいたい!」「お母さんに褒められたい!」という思いにまた気付き、じっとそれを観察しました。

 

きっとこれが『親離れ』というのかもしれないですね。

 

多分幼少期からそんな視点はあったのですが、(割と観察をする子どもでした。)その視点が強化されたのでしょう。

 

 

その後、私は亮一さんと結婚をしてそらさんを出産しました。

結婚をして家庭を築くということをし始めた私は、まだまだ自分の中に呪縛があることに気付きます。

 

私の中に『理想の妻像』や『理想の母親像』があり、それに自分を合わせようとしていたのです。

その『理想像』が私のお母さんのようだったのですよ!!

驚愕!!!

 

その時、『親の刷り込み』『親の呪縛』って強固だなぁと思ったのですが、どうやらそれも違うようです。

 

『親の呪縛』とか『親の刷り込み』って言うと、なんだか「親のせい」みたいな感じじゃないですか?

これね、そうじゃなくて、ただの『自分の思い込み』なんですよ。

 

この「誰のせいにもできない」感じ。

どこまでいっても「自分」のことだったっていうなんともやるせない感じ。

 

これに気付くと結果として世界が広がるのですが、「全部自分だった」「誰のせいでもなかった」ってとこに引っかかって怒り出す人もたくさんいます。(その気持ちもわかる。うん。)

 

 

そんな理解?気付き?が深まると、どんどん「勝手な期待」をしなくなります。

もしくは「勝手な期待をしている」ことに気付きます。

 

それは例えばこんな感じです。

 

「お母さんが私を認めてくれないからこんなに苦しいんだ!」という思いから

「あー私が苦しいのをお母さんのせいにしたいんだなぁー」と気付く。☞

「で?結局なんで苦しいんだろ?」☞「理由は私の中にあったなぁー」☞「お母さん関係ねーじゃん!」☞「ていうか、なんでお母さんに認められれば苦しくなくなるとか思ってんの?はっず!うっざ!」☞「ていうかお母さんって誰だよ。そんな人いたっけ?」☞「ただの1人の素敵な可愛らしい健気な女の人じゃん。」

 

 

お母さん関係なかった!!!

ていうか、お母さんって人どこにもいなかった!!

私の中に「お母さん」というイメージがあっただけだった!!

 

そんなことに気付きます。

 

そんな気付きがたくさんあり、理解が深まってくると、こんな感覚が芽生えます。

 

「人ってずっとイメージで生きてるんだなぁー」

 

と。

 

私は私の中にある「お父さんのイメージ」を好きだったり嫌いだったりしています。

私は私の中にある「お母さんのイメージ」を好きだったり嫌いだったりしています。

 

そんな人、実際はどこにもいない。

ただの私の中のイメージですから。

 

 

昨日の法要でお焼香をしている母親を見ていて、私はこんなことを思っていました。

 

「あれ?お母さんってなんだっけ?」

 

ニコニコ笑顔の遺影の父親を見て、「お父さんってなんだったっけ?」と。

 

同時に「私ってなんだっけ?」と感じている視点に気付きながら。

 

 

『依存』って楽ちんのように感じるよね。

もしくは自分が依存しているなんて気づかなかったりね。

 

離れてみると世界がグンと広がるよ。

 

怖いかもしれないけれど、グッと肚に力を込めて離れてみるとこんなに世界は軽いのか!と気付けるよ。

 

そして「その人のイメージ」を勝手に好きになったり嫌いになったりしているだけだと気づくと、その人の意外(だと感じる部分)を知っても「へー!そんなところあったんだー!」と楽しく受け入れていくことができるんだよ。(受け入れられない時もある。うん。あるある。)

 

 

『親』って結構やっかいですよね。

この問題っていろんな人が抱えているんじゃないかなぁ。

 

『親離れ』できてます?

『親離れ』ができてなければ『子離れ』もきっとできないね。

そして「恋愛」や「結婚」もきっとなかなかうまくいかないよね。

 

人ってただ自分の中にあるイメージをあーだこーだこねくり回しているだけなんだなーってことに気付いていくとすっごく軽やかになるんだよ。

だから一緒にやってみない?というお誘いです。

 

私はとても自由に軽やかになれたからさ。

いまだに引っかかりそうになる時もあるけどね。

 

長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます。

伝わったかなぁ。

 

みんな勝手なイメージで生きてるんだねーって話しです。

だからさ、もし苦しかったらイメージ変えちゃえばいいんだよねーって話しです。

 

簡単に言うなって?

 

だったら身体から変えちゃえ!!

 

半ば強引に宣伝にもっていってますが(笑)、ここからは毎度の宣伝です。

必要ない方はスルーしてね。

 

 

 整う施術やってます。

身体を整えると思考が整う。

冷静に優しく世界を観ることができます。

そんなコツもお話しできたらいいですね。

 

《施術時間と料金》

90分 8000円

初回は120分 9000円

(初回はお話しを伺うお時間を頂きます。)

 

《場所》

横浜にある『藤山家』

ご予約後詳しい場所をお伝えいたします。

最寄り駅は横浜市営地下鉄『蒔田駅(まいたえき)』です。

 

ご希望があればめちゃくちゃ美味しいハーブティーを+200円でお付けいたします。

一緒に飲みましょう。

 

 本来あるべき姿に戻していく。

本来の身体のポテンシャルを引き出す。

余分な力が抜ける。

立つこと自体が楽になる。

関節の可動域が広がる。

視界がとにかく明るくなる。

身体が軽くなる。

ストンと立てる。

楽に動ける。

思考が整う。

世界の観方が優しくなる。(かも?!)

 

そんなことを実感していただける施術だと思います。

もちろん不調を感じている個所や痛みが出ている個所がありましたら遠慮なくおっしゃってください。

あらゆる方法で施術を試みます。

 

 

1月の枠がありがたいことに残り1枠になりました。

1月28日がまだ空いております。(←ご予約いただきました!ありがとうございます!)

そして2月はまだまだ空きがありますよ!

是非一度受けてみて下さい。

 

きっとご自分の身体が好きになりますよ。

 

お気軽にご質問・お問い合わせしてくださいね。

↓こちらからどうぞ。

お問い合せ・お申込み:メールフォーム 

 

ご神木が埋まっている不思議なお部屋でお待ちしています!!

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猫がふすまをボロボロにしてしまっているのはご勘弁ください…

この真ん中の四角い部分にご神木が埋まっています。

 

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こちら。

 

もんのすごく気持ちよいお部屋です。

 

ぜひ体験してもらいたいなぁ。

 

 

 

 

 

 

私の施術のお話し。第3話『インストラクターになり、さらに技術の難しさに身悶える。』~藤山家で整う施術やってます。~

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こんにちは!

私の施術ができるまでのお話しシリーズ、しばらく続きそうです。

書きながら「どうなっていくんだ?」と思っているのですが、『私のコト』を書き始めたのもこういうのがきっかけだったなぁ…と懐かしく思い出しています。

 

(『私のコト』とは私のソープ嬢時代の自叙伝です。

まだ読んでない方はよかったらこちらからどうぞ。↓↓↓)

yukiukixkix.hatenadiary.jp

 

『宣伝』や自分の施術を『わかりやすく説明する』がとても難しいと感じている私には、いまのところこのスタイルしかできないので、もうこのままやってしまえ!と開き直って書いていっています。

 

このお話しの中で少しずつ専門的なことをわかりやすく伝えていくつもりでいるので、読んで頂けるととても嬉しいです。

 

では第3話のはじまりです。どうぞ。

 

第3話『インストラクターになり、さらに技術の難しさに身悶える。』

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2回目のプロテストを受け、やっとの思いで合格した私はやる気に満ち溢れていました。

 

(前回までのお話しはこちら☞

私の施術のお話し。第1話『リフレクソロジーに出会う』~藤山家で『整う施術』やってます。~ - 藤山家においでよ

私の施術のお話し。②「リフレクソロジー沼にハマる。」~藤山家で整う施術やってます。~ - 藤山家においでよ

 

すぐに配属先が決定し、私は大阪梅田にある大きなショッピングモール内のサロンで働き始めました。

規模はそこそこの大きさ、お客様の多さもまだ発展途上くらいのお店です。

 

社員さんは1人。

あとはサロンセラピストという契約のスタッフでお店を回していきます。

 

私はフル勤務のサロンセラピストとして、週5のフルタイム、シフト制で働き始めました。

 

毎日毎日お客さんの足裏やふくらはぎや脛(ひざから足先までってことね)を揉んで押して流す日々。

時にはハンドリフレを施したりと、リフレクソロジーまみれの日々でした。

 

反射学のことをわかりやすく説明し、お客さんに少しでもリラックスしてもらい、効果を実感してもらおうと悪戦苦闘する私。

 

そして少しでも多くの方にリフレクソロジーを知ってもらおうと、真剣に真面目に一生懸命やっていました。

 

足裏を毎日揉んでいても、毎日押していても、まったく飽きない。

それどころかますます技術の奥深さに気付いてしまって「もっとこうやってみたらいいかも!」と試行錯誤していました。

 

気付けば指名をしてくださるお客様が増え、サロンで一番指名をとるセラピストになっていました。

 

私は「ぬふふ。当たり前じゃん。」とまたもやいい気になってきていた矢先、思いがけない声をかけられるのです。

 

「私がこのサロンで一番上手いに決まってんじゃん。」

「私がみんなに教えてあげたいわぁ。」

「なんであんなに下手くそになっちゃうの?!信じられない?!」

 

いつの間のかそんなことを思うほどいい気になっていた私に、本社からやってきた人事担当の社員さんがこんなことを言いました。

 

「あのさ、幸江って東京出身なんだよね?実家戻る気ないの?実家戻って本社勤務になりなよ。インストラクターになる気、ない?」

 

 

会社の本社は東京の銀座。

私の実家は東京の町田市。

当時私はまだ家を出たまま、大阪で暮らしていました。(7年も家出してたのー!)

 

会社は慢性人手不足。

もっとセラピストを増やしたくて仕方がない時でした。

セラピストを養成するにはインストラクターが必要。

そのインストラクターのなりても少なく、なってもすぐに辞めていってしまうという惨状でした。

なので、その人事担当の社員さんはいつもインストラクター候補を探していました

 

 

インストラクターになるには本社勤務の社員にならなければならない。

本社勤務じゃなければインストラクターになれないのです。

 

 

私はちょうどその時同棲していた男性と別れたくて仕方がなくて、そろそろ実家に戻ろうかなぁ…とうっすら考えていた時だったのですぐに「なりたいです!!帰る気あります!!」と元気よくお返事をしてしまいました。

(当時同棲していた男性は最後には暴力をふるってくるようなクソ野郎だったのですが、そのお話しは自叙伝で書いていくつもりなのでそちらもお楽しみに!ぷぷぷ。)

 

同棲していたそのクソ野郎とひと悶着もふた悶着もありながらもなんとかお別れして実家に戻った私は、あれよあれよという間に本社勤務のプロのリフレクソロジストを養成するインストラクターになっていました。

 

それはセラピストになってからまだ8か月しか経っていない時でした。

 

インストラクターになるためのテストを再度社長の足で受けた私は「この子大丈夫よ。がんばりなさい。」とすぐに合格をもらったのですが、問題はその後です。

 

インストラクターの先輩たちは総勢9名。

はえ抜きの方達ばかり。

そりゃ技術にたいしての知識も経験も比になりません。

 

その中でもトップに君臨する誰もが憧れるインストラクターの頂点Yさんが、私の技術をチェックした時、天まで昇りつめようとしていた私の鼻がポキッとへし折られました。

 

「幸江さん、これじゃ教えられないよ。」

「もっと手を丸く使うってわかる?」

「もっと柔らかく手をつかえないとダメだよ。」

 

優しい口調でめちゃくちゃ難しいことをいってくるYさん。

 

私はその時私の技術の甘さ、拙さ、理解度の浅さをことごとく実感させられたのでした。

 

それは私がプロテストの時に一番悩みに悩んだ技術、『足裏の一点を深く心地よく押す』というものに対しての、さらなる難しい要求でした。

 

Yさんが言っていることがまるでわからないし、まるでできない。

そしてそれができないと生徒に教えることなんてできないと言われてしまったのです。

 

手を丸く使うってなんですか?

手を柔らかくつかって足裏の一点を深く押すってどうやるんですか?

 

何度やっても「違う」「そうじゃないよ」と言われてしまう。

それはYさんだけではなく、他のインストラクターの先輩たち全員に言われ続けるのです。

 

「幸江さん、それじゃダメだよ。」

「できてないよ。」

「もっとこうやって。」

「違う違う。」

「これがわからなければ教えられないから、他の技術を教えてくれる?」

 

一番難しいその技術のことが理解できていない私は、他の技術についてもどんどん自信がなくなり、インストラクターの仕事が日に日に怖くなってしまったのです。

 

それでも大勢のプロを目指す生徒さん達に毎日技術を教えていかなければならない。

私が理解していないのにどうして教えることができるのだろうか。

 

毎日毎日私は悩みながら仕事に向かいました。

 

生徒さんの前では悩んでいるそぶりをなんとか見せないように。

 

できない。

わからない。

何度やっても「違う」と言われ続ける。

自分でも違うということはわかる。

けれど直せない。

 

そんなある日、私は生徒さんからクレームをもらいます。

 

「あの先生に聞いても何言ってるかわからないので担当を代えて欲しい。」

 

と。

 

それも1人ではなく、何人もにそう言われてしまうのです。

 

ガーーーーーーーン…

 

一緒に組んでいた先輩インストラクターの方にその事実を言われた時、私はさめざめと泣きました。

 

「泣いたって仕方がないでしょ。どうするのよ。そんなこと言われて恥ずかしくないの?!」

 

厳しい先輩は私に追い打ちをかけます。

私を責め立てるように。

 

「幸江さんがそんなんじゃ困るのよ。みんな必死なんだから。会社だって必死なんだから。どうするのよ。ねぇ!」

 

それは私をふるい立たせるために言っているのではないことが容易にわかるような言葉のかけ方でした。

ただのストレスの発散としか思えないような罵倒。

 

「社長にも報告しないと。もう。ほんとに困るのよ。こういうの。」

 

本気で嫌そうな顔の先輩。

私をなじるだけなじり、席を立つときにこんな捨て台詞を吐きました。

 

「責任感がないならすぐにやめて。あなたみたいな人がいたら困るだけだから。はぁ!」

 

 

突然始まった技術指導という仕事に慣れないまま、自分の技術の甘さに打ちひしがれながらも必死に食いついていこうとしていた日々。

あっぷあっぷのまま、20人以上の受け持ち生徒さんの技術指導をしつつ、自分の技術のチェックをしてもらう毎日。

 

もうボロボロでした。

 

プレッシャーと罵倒。

生徒さんからのクレーム。

向上しない技術。

理解ができない私の頭。

思うように動かない私の身体。

 

またもや泣き続ける私。

 

「もう…無理だ…」

「私にはできないよ…」

「足裏揉むだけじゃん…それなのになんでこんなにできないの…」

 

 

いつしか私は電車に乗ることが怖くなっていました。

銀座に向かうことが怖くて足が震え始めました。

 

それでも一生懸命仕事に向かっていたある日。

 

朝、新宿駅で乗り換えのためにホームに向かう階段を上ろうとしていた時です。

その階段を見上げた時、急に視界がぐにゃりと歪みました。

そして次の瞬間目の前が真っ暗になり、私は気を失ってしまったのです。

 

「…大丈夫ですかぁ…」

 

遠くで聞こえる女の人の声。

私はその声を聞きながら、どんどん意識が遠のくのを感じていました。

 

…つづく。

 

 

☝こんな過去のある私が「整う施術」やってます。

リフレクソロジーも出来ますが、今の私がやっているのは全身が整う施術です。

カテゴリーは「整体」になるんでしょうね。

私がいまやっている施術のことにたどり着くまで少し時間がかかりそうですが、宣伝だけしておきます。(ここで宣伝しても説得力ないよなぁ。)

 

《施術時間と料金》

90分 8000円

初回は120分 9000円

(初回はお話しを伺うお時間を頂きます。)

 

《場所》

横浜にある『藤山家』

ご予約後詳しい場所をお伝えいたします。

最寄り駅は横浜市営地下鉄『蒔田駅(まいたえき)』です。

 

ご希望があればめちゃくちゃ美味しいハーブティーを+200円でお付けいたします。

一緒に飲みましょう。

 

 

こちら、施術前と施術後の変化です。

(お客様の了承を経てお写真使わせて頂いています。)

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胸と肩のゆったり具合、肩のゆがみの整い具合がわかってもらえると嬉しいです。

 

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これはわかりやすいですね。

だいぶ丸まってしまっていた背中がスッと立っているのがわかりますか?

前に出てしまっていたお腹も綺麗にスッと整っていますね。

 

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首がずんぐりしてしまっていたのがスッと立っていますね。

肩甲骨も綺麗に浮き出ていて、足でちゃんと立っているのがわかります。

ほんとはもっと綺麗な立ち姿になる方なのですが、私の一回の施術ではここまでが限界でしたぁー!

ほんとはもっと美しく立てるんですよ。この方。

 

この方は「ちょっと触ったくらいで何が変わるんだよ。変わるわけないだろ!」とおっしゃっていたそうですが、彼女さんが「いいから受けてみて!」と半ば強引に連れてきてくれた方でした。

終ったあと「…すごい楽になった…すげぇ…」と言って頂けてホッとしました(;'∀')

ありがとうございますーー!

 

 

 

本来あるべき姿に戻していく。

本来の身体のポテンシャルを引き出す。

立つこと自体が楽になる。

関節の可動域が広がる。

視界がとにかく明るくなる。

身体が軽くなる。

ストンと立てる。

楽に動ける。

 

そんなことを実感していただける施術だと思います。

もちろん不調を感じている個所や痛みが出ている個所がありましたら遠慮なくおっしゃってください。

あらゆる方法で施術を試みます。

 

 

1月の枠がありがたいことに残り1枠になりました。

1月28日がまだ空いております。

そして2月はまだまだ空きがありますよ!

是非一度受けてみて下さい。

 

きっとご自分の身体が好きになりますよ。

 

お気軽にご質問・お問い合わせしてくださいね。

↓こちらからどうぞ。

お問い合せ・お申込み:メールフォーム 

 

ご神木が埋まっている不思議なお部屋でお待ちしています!!

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猫がふすまをボロボロにしてしまっているのはご勘弁ください…

この真ん中の四角い部分にご神木が埋まっています。

 

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こちら。

 

もんのすごく気持ちよいお部屋です。

 

ぜひ体験してもらいたいなぁ。

 

 

 

 

 

私の施術のお話し。②「リフレクソロジー沼にハマる。」~藤山家で整う施術やってます。~

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こんにちは。

なんだかちょっとこのシリーズが長引きそうです。

私の施術の『宣伝』と『わかりやすい説明』を書こうとしていたのですが、どうしても物語のようになってしまうのでもうこのままいってしまえ!と開き直って書いています。

 

私が施術者になってから今に至る経緯を書いていけば、それなりに自分の施術を簡潔に説明できるんじゃないか?と思っての試みです。

はてさてこれいかに。

 

みなさんご自分のサービスの説明をわかりやすく簡潔に書いていたりしてすごいなぁとただただ尊敬いたします。

まぁ私は私なりに一生懸命やっていくしかないので、今はこのままいきます。

楽しく書いていけば楽しく読んでくださる方がいると信じて。

 

では第2話です。

どうぞ。

 

第2話「リフレクソロジー沼にハマる。」

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さて、今更ながらリフレクソロジーの説明をば。

リフレクソロジーとは『反射学』とよばれる学問です。

 

リフレックス=反射』

『ロジー=学問』

 

足裏には全身を投影する『反射区』とよばれるゾーンがあり、そのゾーンを刺激することで全身の血行を良くしていき、自然治癒力を高めていくという理論。学問です。

足裏にある反射区を刺激することで間接的に全身の不調を改善してく効果があると言われています。

それがこちら。

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こんな感じで足裏には全身を投影する反射区がある、といっている学問なんですね。

 

私が学んだものはこの反射区を満遍なく、イタ気持ちよい刺激でもみほぐしていくというものなのですが、たったそれだけのことがとにかく難しい。。

ただ足裏を揉むだけなのに。

 

社長の足裏から引き離されて「この子ダメね」と言われた私は絶望しながらも「あきらめたくない…」と泣きながら仲間の足裏を揉み続けました。

ですが無情にもプロテストは終了。

 

「はい!ここまでー」

 

イムリミットが来てしまった時、私は信じられない気持ちで呆然としていました。

 

「…合格できなかった…」

「…サロンで働けない…」

「…こんなところで挫折するなんて…」

 

悔しくて悲しくて鼻水をダラダラ流しながら泣きました。

 

その時は合格者が半分も出ず、研修室は暗いどんよりとした雰囲気でした。

インストラクターに怒る社長。

「困ったね…」という常務。

しばし緊張した空気が流れた後、社長は私たちに向かってこんなことを言いました。

 

「これじゃ困るのよ。お客様がみんなのことを待ってるのよ。困るの。だから頑張りなさい。わかった?!!」

 

厳しくそう言い残して研修室から去る社長。

 

ため息をつきながらインストラクターの2人は私たちに大きな声で言いました。

 

「社長が言うようにこれじゃあ困るの。みんなで合格しないと困るのよ。だから無理を言ってもう一度テストの日程を組んでもらうことにしました。

もう一度だけチャンスがあります!頑張ろう!」

 

私はそれを聞いて「…よかった…」と心から思いました。

 

その日から私は毎日毎日誰かの足裏を揉み続け、誰かの足裏が目に前にないときは空中を揉み続けました。

もう必死の必死。

歩きながらもずっと空中を揉んでいた時もあり、そのせいで道に迷ったりしました。笑

 

ここで一番難しいことは何か?が分かります。

施術をする上で一番難しい事。

 

それは『余分な力を抜く』ということ。

 

「揉む」とか「押す」をやろうとすると人間はどうしても方に力が入る。

それがスコンと抜けた時にとても心地よい刺激を入れられるようになる。

でも力を全部抜いてしまっては施術ができない。

 

え?

力を抜いて押すってどういうこと?

え?

力を抜いて程よい刺激を与えるってどうやるの?

 

ここで私はずーーーっとつまずいていました。

とにかく難しくてわからないんです。

 

まず理屈がわからない。

そして体が思うように使えない。

 

押そうとすると自動的に肩に力が入ってしまうんです。

揉もうとすると瞬時に腕に力が入ってしまうんです。

 

だから私はひたすら揉み続けました。

ひたすら足裏を押し続けました。

 

身体がわかるようになるまでただひたすらに。

 

するとある日、スコンとした感じが私にやってきたのです。

 

「そうそう!それそれ!!」

 

インストラクターの先生が笑顔で私にそう言いました。

 

「え?!これ?!!」

 

「そうそう!それだよ!わかる?」

 

「え?!はい!わかります!!すんごいスコンとしています!」

 

「でも心地よい刺激はちゃんと入ってるんだよ。」

 

「はい!!それもわかります!!」

 

「やったじゃん!!」

 

「はい!!でもでもでもでもこれを忘れたくないです!!」

 

私はやっと『スコン』ができるようになりました。

それはそれは心地よい体験でした。

 

肩の力が抜け、腕の力が抜け、私の身体の全てが足裏の一点を心地よく刺激するためだけに理にかなった動きをしているのがわかるのです。

 

足裏の一点を心地よく深く押す。

 

たったこれだけのことがほんとにほんとに難しいのです。

 

私はこの体験を未だに忘れることができません。

この心地よさ。

身体の全てが連動している動き。

 

この難しさ、奥深さに魅了されました。

 

再度のプロテスト日になんとか仕上がった私は、やっと合格することができました。

 

「そうよ。それでいいのよ。」

 

社長のその言葉を聞いた時、私は歓喜に震えました。

 

「…やった…やった…」

 

何度も何度も呟いて、仲間と共に泣きました。

 

技術って難しい。

でもそこが面白い。

 

私はどんどんと沼にハマっていったのでした。

 

さて、この後はれてリフレクソロジストとしてデビューできるようになった私はプロとしてサロンで働き始めます。

 

が、、、

 

その後もまた私に試練がやってくるのでした。

 

つづく。

 

 

☝こんな過去のある私が「整う施術」やってます。

リフレクソロジーも出来ますが、今の私がやっているのは全身が整う施術です。

カテゴリーは「整体」になるんでしょうね。

私がいまやっている施術のことにたどり着くまで少し時間がかかりそうですが、宣伝だけしておきます。(ここで宣伝しても説得力ないよなぁ。)

 

《施術時間と料金》

90分 8000円

初回は120分 9000円

(初回はお話しを伺うお時間を頂きます。)

 

《場所》

横浜にある『藤山家』

ご予約後詳しい場所をお伝えいたします。

最寄り駅は横浜市営地下鉄『蒔田駅(まいたえき)』です。

 

ご希望があればめちゃくちゃ美味しいハーブティーを+200円でお付けいたします。

一緒に飲みましょう。

 

 

こちら、施術前と施術後の変化です。

(お客様の了承を経てお写真使わせて頂いています。)

 

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肩がゆったりしてリラックスしているのがおわかりになりでしょうか?

足も自然にストンと立っているのが伝わると嬉しいです。

 

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これはわかりやすいですね。

前のめりのようになってしまっていた姿勢がストンと綺麗になっています。

美しい立ち姿ですねぇー!

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左への傾きが治しきれなかったのが口惜しいですが、ヒップのラインをご覧ください。

左右で揃っていて、しかもプリンとしています。

背中の緊張感の違いも感じてもらえたら嬉しいな。

足も細くなっているのがわかりますか?

 

これがこの方の身体のポテンシャル。

いや、私が引き出しきれなかったからほんとはもっとすごいんです。

 


本来あるべき姿に戻していく。

本来の身体のポテンシャルを引き出す。

立つこと自体が楽になる。

関節の可動域が広がる。

視界がとにかく明るくなる。

身体が軽くなる。

ストンと立てる。

楽に動ける。

 

そんなことを実感していただける施術だと思います。

もちろん不調を感じている個所や痛みが出ている個所がありましたら遠慮なくおっしゃってください。

あらゆる方法で施術を試みます。

 

 

1月もまだまだ施術募集しています。

きっとご自分の身体が好きになりますよ。

 

お気軽にご質問・お問い合わせしてくださいね。

↓こちらからどうぞ。

お問い合せ・お申込み:メールフォーム 

 

ご神木が埋まっている不思議なお部屋でお待ちしています!!

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猫がふすまをボロボロにしてしまっているのはご勘弁ください…

この真ん中の四角い部分にご神木が埋まっています。

 

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こちら。

 

もんのすごく気持ちよいお部屋です。

 

ぜひ体験してもらいたいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の施術のお話し。第1話『リフレクソロジーに出会う』~藤山家で『整う施術』やってます。~

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こんにちは。

 

今回から私のもっとも苦手とする『宣伝』と『施術の説明』です。

 

 

が…。

 

最初は施術の説明をわかりやすく書こう!と思っていたのですが、私にはそれが無理らしく、どうやっても物語のような書き方になってしまいます。

何度も書き直そうとしたんですが、無理でした。

「物語もありだと思う。」なんていう意見も頂けたので、もうこのままいっちゃいます。

宣伝も説明も私にはこういうやり方しかできないからこれでいっか。と開き直っております。

 

これは私が施術者になった経緯と、今の施術にどうやって辿り着いたか?の軌跡をたどる物語です。

少し長くなりそうな予感ですが、よかったらお付き合いください。

 

施術ってとっても奥が深くて沼にハマると抜け出せないんですよ。笑

それだけ面白いってことなんですけれど。

 

では、何話かに渡ってお送りします。

どうぞ。

 

第1話『リフレクソロジーに出会う。』

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私が施術者の道に進み始めたのは26歳の時。

 

当時私は雑誌の編集&記者の仕事をしていました。

 

21歳でソープ嬢バーテンダー→クラブホステス→雑誌編集&記者、という流れです。

22歳ではれてソープ嬢から卒業して、殺されるかもしれないと思っていた恐怖からも解放された私はこんなことを決意していました。

 

「25歳までに一生続けていきたいと思える仕事に出会うんだ!だからそれまではやってみたい!と思っていた仕事をとにかくやってみよう!私が通用するのかどうかを実験してみよう!」 

 

なぜ25歳まで!と決めたのかはまったくの謎です。

若いのぉ。笑

 

ですが、ずっと「殺されるかもしれない」と真剣に思っていた私は、実際に殺されずに生きていけることがわかったことで「どうせ死んでたかもしれないんだから本気で存分に実験してみよう。」と大真面目に思っていたのでした。

 

その辺のお話しはよかったらこちらでどうぞ。↓

yukiukixkix.hatenadiary.jp

 

決めた年齢から1年ほど経ってしまった26歳の時。

私は3日ほどほぼ徹夜で会社に泊まり込んだ後(締め切り終えた後)、ふらふらになりながら大阪の難波の街を歩いていました。

まっ昼間の難波の街。

意識が朦朧とするほど疲れ切っていた私の目の前に、それはそれは綺麗な緑色の看板が現れました。

 

そこにはこう書かかれていました。

 

『英国式リフレクソロジー

 

綺麗なお店の前で、素敵なお姉さんがチラシを配っています。

首には青いスカーフを巻き、真っ白な清潔感溢れるシャツを着ています。

 

「お疲れですか?ゆったり寛げますよ。」

 

優しい笑顔でほほ笑むお姉さん。

 

疲れでふらふらの私は「あ…はい…」と吸い込まれるように店内に入りました。

 

「いらっしゃいませ。」

 

それはそれはにこやかな美しい優しそうなお姉さんが受付で笑っています。

店内にはアロマのいい香り。

薄暗い照明。

「いらっしゃいませ」と囁くような優しい声が私の疲れをすでに癒していました。

 

私は迷いもせず、そのサロンで一番長いコースを選びました。

 

ハンドリフレと足のリフレクソロジー、90分コース。

 

当時リフレクソロジーブーム、癒しブームが到来していた頃です。

テレビや雑誌で何度か見たことがあって、なんとなくその存在は知っていたのですが、お店に入ったのはこれが初めてでした。

 

リフレクソロジーがどんなものなのか、どんな効果があるのか、あまりよく知らないまま「こちらへどうぞ」の声にただただ素直に従うだけでした。

リフレクソロジーが足裏を揉むものだということぐらいは知っていました。)

 

ちょうどいい温度のフットバス(足湯)が運ばれてきて、ひざ掛けを優しくかけられ、首の後ろにホットパックとよばれる温かい枕のようなものを挟んでくれる。

 

「このまま足を温めて少しお待ちください。」

 

にこやかなセラピストのお姉さんが優しくささやく。

 

あー…

私はもうこのままここで溶けてしまいたい…

 

最初から骨抜きにされた私は、目をつぶり、その時間を堪能しました。

(この時点でまだ何も施術をされていないことに驚くよね。)

 

「おまたせいたしました。それでは始めさせていただきます。」

「担当の○○です。力加減のお好みがありましたら遠慮なくお申し付けください。」

 

丁寧な対応、優しい言葉、スムーズな身のこなし。

 

ゆったりとした座り心地の良い椅子の背もたれをいつの間にか倒され、足をオットマンの上に乗せられ、『まな板の上の鯉』のような状態になっていました。

 

「どうぞごゆっくりおやすみください。」

 

はい。

ノックダウン。

 

心地良いイタ気持ちいい刺激、耳からはちょうどよい音量のヒーリング音楽、アロマの良い香りがずっとし続ける…

 

 

「…以上終了です。」

 

気付くと私はすやすやと(ガーガーかもしれませんが)眠っていました。

あっという間の90分。

 

「は…はひ…ありがとうごじゃいました…」

 

ヨダレがたれそうになっている口元をぬぐい、とろんとした目で答えた私。

 

「ゆっくりお休みになっていましたね。」

 

優しい口調で笑いかけるお姉さん。

 

私はほわわんとしたまま、身支度をなんとか整えてふらふらとサロンを後にしました。

 

「ありがとうございました。またお越しください。」

 

最後まで優しい笑顔を絶やさないセラピストの人たち。

 

私はサロンから出ると、振り返り、緑色の看板を見上げました。

 

「…こんなお仕事があったのか…」

 

足裏と腕と手を揉んでもらっただけなのに肩が軽いのはどうして?

足裏と腕と手を揉んでもらっただけなのに身体全体が楽になっているのはどうして?

徹夜続きで意識が朦朧としていたのに、こんなに視界がクリアなのはどうして?

 

 

ぼーっとしながらも衝撃を受けた私は、帰ってすぐに『リフレクソロジー 資格』と検索を始めました。

 

出会ってしまったかもしれない。

私がやりたい仕事に出会ってしまったかもしれない。

もしかしたらこれかもしれない。

 

そんな思いがおぼろげながら浮かんできていたけれど、「いやいや。そんなの気のせいだって。ちょっと気持ちよかったからその気になっているだけだって。」と何度もその思いを打ち消していました。

 

が…

 

毎日リフレクソロジーのスクール情報を見まくる私。

金額、期間、場所、スクールを出たらサロンで働けるのかどうか…。

 

「いやいや、そんなの気のせいだよ。これが私がやりたかった仕事だなんて気のせいだって。」

 

そう言い聞かせているのに調べることを止められない。

 

気付いたら私はリフレクソロジーのスクールに申し込み、お金もすぐに払い込んでいました。

 

入学することが決まると、私はとっとと雑誌の仕事を辞める準備を整えて辞表を提出していたのでした。

 

そりゃあ悩んだことは悩んだのです。

ですが、私の頭の中の悩みと行動は裏腹でした。

 

こうして私は気付いたらリフレクソロジストへの道を歩んでいたのです。

 

スクールでのお勉強は楽しかったのですが、私としては楽勝すぎるほどでした。

「こんなに楽でいいの?」「こんなに簡単なものなの?」「これならすぐにサロンで働けるじゃん!」

 

そんな余裕ぶっこきな内容に私はいい気になっておりました。はい。

 

スクールは3ヶ月で終了。

卒業試験もパスし、無事卒業しました。

 

その後、サロンで働く希望をもっている人だけ「サロン研修」というプロ養成研修に挑みます。

この研修は無料。

ただし系列のサロンで働くことが条件です。

 

私はもともとそれが目的だったのですぐに手をあげました。

 

「私、サロンで働きたいです!!」

 

すごい意気込み。

そして余裕ぶっこき。

 

私ならすぐにサロンで働けるだろう。

こんな楽勝な内容だったらすぐにプロになれるだろう。

 

そんな思いがありました。

 

ですが。

 

サロン研修が始まった途端、私のプライドはズタズタボロボロに打ちひしがれていったのです。。

 

私が働きたい!と思っていた会社はリフレクソロジーを流行らせた、まさにさきがけ。

当時全国にサロンをガンガン展開していた時です。

慢性人手不足で、サロン研修も毎回満員御礼。

私が参加したサロン研修は40名ほどの研修で、教えてくれるインストラクターはたった2人。

約3週間でプロになるための技術を習得し、接客マナーも学び、プロテストに合格しなければなりません。

プロテストは社長と常務?の足裏に施術を施し、合格しなければサロンで働くことができません。

 

私はサロン研修が始まってから毎日泣いていました。

 

ぜんぜんできないんです。

 

あんなに余裕だと思っていたのに、インストラクターにいわれたことがまるでできない。

 

毎日毎日できない。

プロテストまでもう時間がない。

焦る。

でもできない。

できる気がしない。

 

毎日毎日技術のことを考え続けました。

そして泣き続けました。

 

今思うとここで私は「技術習得の難しさ」や「技術の奥深さ」にハマっていったのかもしれません。

 

そしてやってきたプロテスト当日。

 

順番に名前を呼ばれて社長か常務の足裏の前に座り、施術を始めます。

私は一緒に研修を受けていた仲間が施術をしている姿をみながら応援しました。

 

「はい。この子合格。」

「んー…この子はもう一回ここだけ直してあげて。」

「この子ぜんぜんだめじゃない。」

「この子はいいわ。」

 

冷静な声で社長と常務がどんどん判定していきます。

すぐに合格をもらえなかった人たちが焦ります。

私はその姿を観て焦ります。

 

「はい、つぎ。」

 

とうとう私の番。

 

ドキドキしながら社長の足裏の前に座り、「よろしくお願いします」と言った後、施術を始めました。

 

肩に力が入る。

これはうまくいってない。

 

やりながらわかってしまうけれど、緊張しすぎて修正ができない。

 

「…力抜いて。」

 

社長が鋭い目で私を見る。

 

「は…はい…」

 

ますます入る力。

 

「…だから…力抜いて。」

 

「は…はい!」

 

もう抜けない。

力を抜くがわからない。

 

「…この子ダメね。」

 

社長はインストラクターに向かってそう言いました。

 

「はい。…こっちでもう一回練習しよう。」

 

私は無惨にも社長の足の前から連れ去られ、「ここでもう一回練習して」と不合格を言い渡された仲間の足裏の前に座らせられました。

 

ガーーーーーーーン…

 

落ちた…

テストに落ちた…

サロンで働けない…

ていうか何もできなかった…

技術のこと、なにもわからなかった…

私は余裕だと思ってたのに…

 

ショックでショックで仲間の足裏の前で目を見開いたまま泣きました。

 

技術の習得ってこんなに難しかったんだ…

 

その日のショックは未だに忘れられません。

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足裏を揉むだけなのに。

なんでこんなこともできないんだろう。

 

でも確かにインストラクターさんがやる施術と生徒がやる施術は全然違うんです。

出来ている人がやる施術とできていない人がやる施術はまるで違う。

 

「…あきらめたくない…」

 

鼻水を垂らしながら私は歯を食いしばって仲間の足裏を揉み続けました。

これでもう試験の合格はもらえないかもしれないと思いながらも。

サロンで働くことはできないかもしれないと思いながらも。

 

 

長くなったので続きます!!

さてさてこの後どうなるか?!

お楽しみに!!

 

 

 

☝こんな過去のある私が「整う施術」やってます。

リフレクソロジーも出来ますが、今の私がやっているのは全身が整う施術です。

カテゴリーは「整体」になるんでしょうね。

私がいまやっている施術のことにたどり着くまで少し時間がかかりそうですが、宣伝だけしておきます。(ここで宣伝しても説得力ないよなぁ。)

 

《施術時間と料金》

90分 8000円

初回は120分 9000円

(初回はお話しを伺うお時間を頂きます。)

 

《場所》

横浜にある『藤山家』

ご予約後詳しい場所をお伝えいたします。

最寄り駅は横浜市営地下鉄『蒔田駅(まいたえき)』です。

 

ご希望があればめちゃくちゃ美味しいハーブティーを+200円でお付けいたします。

一緒に飲みましょう。

 

 

こちら、施術前と施術後の変化です。

(裕子さん、使わせていただきましたぁ。)

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エストのラインが綺麗にでているのがわかるでしょうか?

 

こちらの方が変化がわかりやすいかな?

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背中のスッキリ感、お尻の上り加減、メリハリのあるボディライン。

綺麗!

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頭の位置、バストの上がり具合、立ち姿の美しさ、そんなことを感じていただけたら嬉しいです。

 

 

本来あるべき姿に戻していく。

本来の身体のポテンシャルを引き出す。

立つこと自体が楽になる。

関節の可動域が広がる。

視界がとにかく明るくなる。

身体が軽くなる。

ストンと立てる。

楽に動ける。

 

そんなことを実感していただける施術だと思います。

もちろん不調を感じている個所や痛みが出ている個所がありましたら遠慮なくおっしゃってください。

あらゆる方法で施術を試みます。

 

 

1月もまだまだ施術募集しています。

きっとご自分の身体が好きになりますよ。

 

お気軽にご質問・お問い合わせしてくださいね。

↓こちらからどうぞ。

お問い合せ・お申込み:メールフォーム 

 

ご神木が埋まっている不思議なお部屋でお待ちしています!!

f:id:yukiukix:20210111173608j:plain

猫がふすまをボロボロにしてしまっているのはご勘弁ください…

この真ん中の四角い部分にご神木が埋まっています。

 

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こちら。

 

もんのすごく気持ちよいお部屋です。

 

ぜひ体験してもらいたいなぁ。