どうやら私はよく笑うらしい。
そういえば一日に何回もケラケラと大声で笑っている。
でもまったく自分で気が付いていなくて、結婚してから亮一さんに言われて気が付いたんだ。(今は自覚していますよ。)
過去の私はやたら毎日が辛くて苦しかったし、毎日血反吐を吐きながら生きていたように感じるのだけれど、ソープ嬢の時もバーテンダーの時もホステスの時もその後も、思い出してみるとよく笑っていたように思う。
あんなに辛くて暗い毎日だったけれど、私がそんなものを抱えていたなんてきっと誰も気づいてないんじゃないかと思うくらいケラケラと笑っていたように思う。
今思うと、そのケラケラ笑っている時の自分のほうが居心地がよかったし、きっと自分にとっての“快”だったのだと感じる。
でもいったん仕事を離れ一人になると、途端にドヨドヨ~ンと闇に落ちていくのだ。
辛くて苦しい、血反吐を吐くような地の底、闇の世界に自ら落ちていくのだ。
「あぁもう私は生きていけない。いや、こんな愚かなどうしようもない私は生きている価値なんてないんだ。なぜ私は息をしているのだろう。こんなにも醜い私がこの世にいる意味なんてどこにもないじゃないか。」
いつもそんなことを酒を飲みながら考え続けていた私。(酒でも飲まなきゃいられなかったのでしょう。)
そして生きていることがいたたまれなくて、でも空腹になってしまう自分が嫌で仕方がなくて食べ物を詰め込み、そして吐き出していた。
今ならわかる。
なぜそんなことをしてしまっていたのか。
自分が“快”でいることが許せなかったからだ。
こんな愚かな醜い私が“快”でいることなんて許されてたまるか。
私は地の底を血反吐を吐きながら這いつくばるのが相応なのだ。
と信じて、いや信じるなんてもんじゃなく、それを当たり前のことだと思っていたのだ。
苦しくて辛い状況から、努力して精進して歯を食いしばって耐え忍んでやっと這い上がれる。
一歩這い上がるにも死に物狂いの努力を強いられて当然のヤツだと思っていた。
そのくらいやらなければ「生きていてもいいよ」と言ってもらえないと思っていた。
そのくらい自分はどうしようもなく醜くて愚かで、生きている価値がないと思っていましたから。
ですが、残念なことに私はたぶん元々怠け者で我慢がきかないヤツだったのでしょう。
そこまで長く歯を食いしばるような努力が続かなかったのだ。
そして自分は本当は“快”の状態でいたいのだ!と気づいてしまったのです。
快の極みだな。
さて。
私は盛大に困った。
だって“快”の状態でいたいなら、自分が“快”を選ぶことを許可しなければいけないのだから。
いままで禁じていたことに許可を出さなければいけないのだから。
“快”を選ぶって簡単なことのように思えませんか?
だって自分の良いほうを選べばいいのだから。
でもね、これが思ったよりもなかなか大変なことなのですよ。
だって長年“自分の良い方”が『辛く苦しい不快の方』だったのですよ?
自分にそっちの方しか選べないように設定していたのだから。
これこそ私にとっては吐きそうになるくらい怖いことだった。
自分にとっての“快”を選び続けるって吐きそうなほど怖いことだった。
まずこんなに愚かで醜いと思っている自分の存在を認めていかなければならない。
自分の思っていること、考えていることにもっときちんと耳を傾けていかなければならない。
そして必要ならばそれを口にしていかなければならない。
これはとてつもなく怖くて死にそうなほどブルブルと震えることだった。
でも自分に嘘をつくのはもうまっぴらだ。
それじゃあこの“不快”が続いていく人生を送っていくだけだから。
もともと私は一人だった。
もともと心を開いた人なんていなかったのだから、今更人に好かれようなんておこがましい限りだ。
いや、嘘をついたまま、偽った自分のまま人から好かれたってどうせ虚しいだけだしますます自分も人も嫌いになるだけだ。
人の顔色なんて窺ってる場合じゃねぇ。
私は死に物狂いで自分に“快”を許可してやるぞ。
それで人に嫌われたって仕方がない。
傷ついたり悲しみにくれたりするかもしれないけれど、自分の本心に気付かず生きていくよりはそっちのほうがずっとマシだ。
そんなことを私は日々思い、少しずつ、ほんとに少しずつ、怖いチャレンジを始めたのは26歳の頃からだったような気がする。
今は一生懸命思い出さなければ忘れてしまっているようなことだけれど、今じっくり思い出してみると何度も何度も震えながら、吐きそうになりながら本心を口にしていった。
自分がいつの間にか、いろんな我慢をしていることを自覚していったんだ。
この我慢は必要だろうか?
この我慢はどこからきたものだろう?
この我慢を私はどうしてしているのだろうか?
この我慢はしている方が“快”なのだろうか?
私は私に素直になることがとても下手くそで、何度も何度も自分の嘘に騙された。
今でも気を抜くとすぐに騙される。
だからいつだって気にしているんだ。
こいつはすぐに嘘をつくからね。
すぐに問題をすり替えてくるからね。
「だってこれはそらさんの為だし…」
「私がこれを我慢するのが家族のためだからなんともないことだよ。だって…」
「お金がかかるしこれはできないよ。だってそれが当たり前のことでしょ?」
「私が家事をやらなきゃ誰がやるっていうの?これはしょうがないことだよ。だって女だし…」
「今日はゴハンを作りたくないけどそんなこと言えないよ。いや別にそんなにいうほど作りたくないわけじゃないのよ。だってお料理好きだし…それに…」
私の脳内はいつだって気を抜くと嘘と言い訳で埋め尽くされる。
“本当のこと”が見えなくなるくらいだ。
そんな自分も愛しくて好きなのだけれど。
でも私は負けない。
絶対いつだって見抜いてやる!と決めているからだ。
“快”を選び続けて、“快”でい続けることを自分に許したいからだ。
ここで見逃すといつだってこじらせて、挙句の果てには“不快”に人を巻き込むことを知っているからだ。
今私にはありがたいことに“快”メーカーの亮一さんがいてくれる。
一人だった時の“快”選択度が40%だったとすると、亮一さんと結婚してからの“快”選択度は120%だ。
亮一さんは私に無理なく“快”を選ばせてくれるし、いつだって私を笑わせてくれる。
(私が勝手にゲラゲラ笑っているだけとも言えるんだけどね。笑)
そしてなによりも自分と同じくらい、いやそれ以上に大好きな亮一さんを“不快”に巻き込みたくないから、私はますます必死に“快”でい続けたいと思うのだ。
“不快”な自分に出会ったときはチャンスだ。
その“不快”を味わえるから。
知れるからだ。
“不快”は排除しようとしてはいけない。
排除しようとすると大きくなるだけだから。
ただ知る。
自分の“不快”を知る。
すると“快”がわかる。
そして勇気をもって“快”を選ぶ。
“快”を選択することを勇気をもって自分に許す。
ただただ笑っていることを自分に許す。
いつも機嫌よくいられることを自分に許す。
状況は関係ない。
機嫌が悪くても機嫌よくいることを許す。(これ伝わるかなぁ。)
きっと幸せはここがスタートだと私は思うのです。
私は死に物狂いで“快”を選択していった。(今も続行中。)
結果人に嫌われても仕方ねぇや!と開き直りながら。
そうしたらさ、不思議なことに前よりも人から好かれるようになったし、私も人のことがどんどん好きになっていったんだよね。(なにより自分のことが好きになった。)
なんでこんなことを書いているのかというとね、私の好きな「ナリ心理学」のナリくんがLINE@でこんな言葉を書いていたからなんだ。
子育てで一番大切なもの。
それはお母さんの笑顔!一択!!
まじでこれ。
それ以外は、ガストの山盛りポテトについてる葉っぱくらいなもん。
お母さんの笑顔。
お母さんの笑顔。
お母さんの笑顔。
だから、お母さんは自分の笑顔のために本気になることを「子育て」というのかもしれません。(知りませんが。)
そして、奥さんを笑顔にさせてない旦那のことを「本物の無職」と言います。
ナリが勝手に作っただけ。
私はこの意見に激しく同意するのですが、ナリ君は『笑顔でいる』ことを『機嫌良くいること』と言っています。
昔の私は『機嫌良くいること』がまるでできなかった。
一人でもできないのだから、あのまま結婚や子育てなんてした日にゃできないに決まっています。
ますます『不機嫌』に拍車がかかるだけでした。
それも無自覚なまま。
うわ!今怖い事言った!!
無自覚なまま!怖い!!
心当たりある人が何人か頭に浮かびますが、「私のことだ…」と思っている人、いるでしょ?
もしそう思ったなら知っていこう。
自分の“快”“不快”を。
そして勇気をもって許していこう。
自分が“快”でいることを。
“不快”を選び続けている理由はなんですか?
自分に“快”を許していないのはなぜですか?
あなたが“快”だとみんなが幸せなんだよ。
知ってた?
私は知らなかったんだ。
だから知れてよかったなぁと思っています。
だから私からあなたにもう一度言うね。
あなたが笑顔で機嫌がいいと、それだけでみんなが幸せなんだよ。
だからどうかいつだって肚から笑っていてください。
私もいつだってそうしたいと思っています。
もし何かを頑張るなら自分の機嫌を良くする方向に頑張ってください。
これはみんなの願いなんだよ。
ナリ心理学、面白いよ。↓↓↓
https://ameblo.jp/nalipsychology/entrylist.html
この動画もぜひ!
https://ameblo.jp/nalipsychology/entry-12535732406.html
最後まで読んでくれてありがとう。
生意気なこと言ってごめんなさいね。
どうかあなたに届きますように。
ではまた。
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