6月30日。
我が娘そらさんが8歳になりました。
めでたいっ!!
ロウソクふーーっ!!
私たちが台湾旅に行っている時、そらさんはこんなスケジュールで過ごしておりました。
6月17日(月)→私がとある駅まで送って行き、特急列車とバスで山梨の学校へ。
そこから6月21日(金)まで学校と寮で過ごし(これはいつも通り)、金曜日の夜から学校のお友達のお家にそのままお泊りへ。
21日(月)の夜から24日(月)の朝までの3日間、お友達のお家でお世話になり、お友達のママが一緒に特急列車の駅まで連れて行ってくれてそのまま学校へ。
そして28日(金)まで学校&寮で過ごす。→夕方私がとある駅までお迎えに行く。→やっとお家へ。
17日~28日までの間、私たちとは一度も会わない&週末お友達のお家で過ごす、というなんとも冒険な2週間を過ごしておりました。
2週間もそらさんと会わないのは初めての経験だったかもしれません。
途中泣いたりするかなぁ…とか、私たちだけで台湾旅に行ってしまうなんて悲しい思いをするかなぁ…とか、拗ねちゃったりするかなぁ…とかいろいろ考えたりもしましたが、結果まっったく問題なく
「すっごい楽しかったーーー!!!(*'▽')」
とあっけらかんと帰ってまいりましたとさ。
お友達のママがお泊りしている様子を丁寧にLINEで教えてくれていたのですが(ほんとありがたい!)、その中にこんなことが書いてありました。
プールに行ったときに、七夕飾りをつけよう!みたいなコーナーがあってみんなで短冊にお願いごとを書いたんだけどね。
そらちゃんは『はやく8歳になれますように』って書いてたよ。笑
お誕生日を楽しみにしているのが伝わってきました。笑笑
ちょっと!!
さっそく願い叶ってるやんか!!!!笑
まだ七夕にもなってないのに!!笑笑
そらさんが頑張ってデコレーションしたケーキ。可愛すぎる。
『はやく8歳になれますように』って書く??
短冊に?!
だってすぐなれるのわかってるのに!!笑
ヤバい…
可愛すぎる…
お誕生日の日、私はそらさんに聞いてみました。
「そらちゃん。8歳になってみてどうですかぁ?」
んふふ。
さて、どう答えるかな?
大人になってしまった私だったらこう答えます。
「そんなんなったばっかりでわかるわけないやろがぁー!」
と。
さて、8歳のそらさんは?
「え?うーんと…」
うんうん。
どう?どんな感じ?
「すっごくいい感じぃーー!!(*'▽')」
まじかっ?!!
そりゃよかった!!!笑
ヤバい…
可愛さがヤバい…
そらさんが山梨の小学校に通い始めて1年と3ヵ月が経ちました。
私はそらさんがあの学校に行き始めてから、こんな質問をたくさん受けました。
「寂しくないの?毎日そらちゃんがいなくて。」
何人の方から何回くらいこの質問をされただろう。
そうだよね。
そう聞きたくなるよね。
私が逆の立場だったら絶対聞くもん。
先日も台湾に行く前にお会いした、愛するMさんから聞かれました。
「ゆっきぃ、寂しくはないの?そらちゃんがいなくて。」
私はこの質問を受けると一瞬ひるむ。
ほんの一瞬なんだけど、確実にひるんでいる自分に気付くんです。
で、なんとなくもにょもにょと答えるのです。
「え?うーん…そうだなぁ…例えばさ…」
こんな風に。
寂しくないか?と聞かれているのに「例えばさぁ…」とか話し出すわけよ。
これね、何が起こってるかというとね…
「寂しくないよ。」と答えるのが怖いのですよ!!
もちろん「寂しいなぁ」とか「会いたいなぁ」とか「今なにやってるんだろうなぁ( *´艸`)」とか思う時はあるんです。
だから細かく言うと「寂しい時もあるよ」が正解なんだけど、圧倒的に「寂しくない」時間の方が長いのです。
というか、そらさんのことを考えていない時間がめっちゃあるんです。
これが正直なところ。
ただね、これ言っちゃうと「母親らしく」ないんじゃないか?とか思ってる自分がいるわけです。
「良い母親」じゃないんじゃないかって思ってる自分がいるわけです。
だから一瞬ひるむ。
そして「例えばさぁ…」とか訳わかんない話しをするのです。
うっはー!
カッコ悪っ!
ウケる!
そらさんが生まれたばかりの頃からしばらくの間、私は無意識に無意識に!(大切なことだから2回言う)私が持っているおぼろげな『良い母親像』に自分を当てはめようとしていた。
ものすごく曖昧な、ものすごく実体のない、『良い母親像』に自分を近づけようとしていたのです。
苦しかったぁー。
だって実態がないのにそこに近づけようとしてるんだから。
“私”じゃない何者かになろうとしてるんだから。(←しかも曖昧なやつ。)
そこにハッと気付いた時、私は「こんなもんぶっ壊してやるーーー!!」と思い、コツコツと壊し始めたのです。
その曖昧な理想像とやらを。
そうしたらさ、めっちゃ怖いのよ。
だって指針がなくなるんだから。
「この理想像が正解なんだ!」と思って追いかけてたものがなくなるんだから。
え?
あれ?
『母親』ってどうやってなるの?
え?
あれ?
どれが正解なの?
『母親』ってどういう感じ?
ん?だれ?だれが正解??
そんな感じ。
私と亮一さんはよくこんなことを話します。
「自分たちが自分たちのことを再教育していかなきゃだよなぁ。」と。
正解なんて誰も知らないんだ。ということを肚からわかっていかなきゃなのです。
私の正解は私が知っているんだと。
いや、私の正解は私が創っていっているんだと。
曖昧な、どこからきたのかわからないような理想像を持っていた私は、その理想像を捨てました。
そして「結局私の機嫌が良ければみんな平和なんだよなぁ」と思い、そこに本気になりました。
機嫌が悪い時もあるけれど、そこにすら正直になって「機嫌が悪いんだよぉぉぉぉー」と言うようにしました。
今もそれは進行形で続いているのだけれど、たまにすごーーく怖くなる時があるのです。
すごく怖くなるきっかけの一つがさっきの質問。
「ゆっきぃ、そらちゃんがいなくて寂しくないの?」
これ。
寂しくないのよ。
いや、厳密にいうと「寂しい時もあるよ」なんだけど、総じて寂しくないから
私の答は「寂しくないよ」なのです。
そう答えてしまいそうになる私は、瞬間的にグッと怖さに引き込まれる。
あれ?
私、寂しくないけど大丈夫なのかな?
毎日楽しいし幸せなんだけど、これで大丈夫なのかな?
あれ?
『母親』ってこんな感じで大丈夫なの?
あれ?
私が思ってた『母親像』とだいぶ違うけど、これでいいのかな?
母親ってもっと子どもの心配したりしない?
いなくて寂しいよぉとか思ったりするもんじゃない?
もっと教育のこととか、将来のこととか考えたりするもんじゃない?
私、ぜんっぜん違うけど、大丈夫なん?!!!
だいたい私は一日中ふざけています。
くだらないことでゲラゲラ笑い、亮一さんとふざけて笑って、そらさんとふざけて笑ってるだけです。
家族でいる時、ほとんど私がゲラゲラ笑っています。
特に母親らしいこともせず、奥さんらしいこともせず。
思ってたのと違うよ。
私、こんな毎日をおくるなんて思ってなかったんだよ。
こんなんでいいの?
ほんとに?
そんな恐怖に襲われるのです。
とある日曜日こと。
私はその日も一日中そらさんとダラダラ過ごし、そしてずっとふざけてゲラゲラ笑っておりました。
夕方一緒にお風呂に入った時もくっだらないことを言い合ってゲラゲラ笑っておりました。
その時ふと「こんなんでいいのか?!」と思い、そらさんに聞いてみたんです。
「あのさ、ママずっとふざけてるよね。こんなんでいいのかなぁ?ママってママらしくないでしょ?そらちゃん!どうなの?!こんなんでいいの?!!ちょっとぉぉぉ!」
7歳(もう8歳)の娘に全力で聞く43歳の私。←ふざけてるよな。
そらさんはゲラゲラ笑いながらこう答えました。
「大丈夫だよぉぉ。だってそらちゃんはママみたいなママになりたいって思ってるんだよぉ!!大丈夫だって!!」
…え?
…そうなの?
こんなふざけた母親に?
これを聞いた私の答えはこうでした。
「へぇーーーー!!変わってんね!!」
そらさんは笑いながらずっこけてたよ。笑
たぶん死ぬまでこれが正解かどうかなんてわからないんだと思うけどさ、
少なくても「私は私以外の何者にもなれないんだ」という事実に目を向け続けたいなと思います。
結果たとえ「不正解だった!」とわかっても、嘆いて悲しんで悔しがって「間違えたーーー!!」って言えばいいかな。(嫌だけど。)
曖昧な理想像を壊す。捨てる。
そして私が私の正解を創る。
その道を歩いている時に必ず現れる恐怖。
「え?これでいいの?これで合ってる?」と聞きたくなる衝動。
これはきっとワンセットなんだね。
しょうがないかぁ。
私は「いい母親」ではないかもしれない。
私は「いい奥さん」ではないかもしれない。
でもいいんだ。
毎日が楽しくて正直なほうがいいもん。
たまに怖くなる時があるけれど、それもいいもん。
私は私でしょうがない。
これだな。
ランチ会、まだ空きがあるよ。
一緒にお話ししませんか?
【日時】2019/7/7(日)
【場所】恵比寿
【会費】2000円(+飲食費)
【定員】6名 残席4
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どんな話が飛び出すか、どんな方たちが集まるのかわかりません!!
招致者の裕子さんに会いに来るだけでも価値があると思います!!
(あ、もちろん私もなんやかや話しますけどね。汗)
タブーなし!どんなお話しでも大丈夫!
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