藤山家においでよ

藤山家ってこんなとこです。

私は台風が嫌いだ。

 

先週の土曜日。

私は部屋で倒れこんでいました。

 

そう、台風のせいです。

 

私はすこぶる気圧の変化に弱い。

雨の前も凄い風の日も、体調は激悪だ。

 

台風はその中でも最高に私の体調を揺さぶる。

上陸するとか直撃するとかそんなの関係ないんです。

日本列島の近く、どこかで発生しただけでわかるんです。

 

ひどい頭痛と吐き気、全身のひどい倦怠感。

私の思考も悪くしていく。

 

土曜日は朝起きた時から最悪で、今までの中でも最高潮に体調が悪かった。

膝は痛いし指の関節まで痛い。

指の曲げ伸ばしも大変なくらいだったんだ。

 

お昼頃、なんとなく体調をごまかして亮一さんとそらさんと近所にお買い物に行った。

買い物中は楽しく過ごせたんだけど、帰ってきてからさぁ大変。

 

バタンとうつ伏せに倒れこんだまま起き上がれない。

これからそらさんのスイミングに行かなきゃなのに。

 

うー…

起き上がれない…

もうすぐスイミングに行かなきゃの時間なのに…

うー…

 

その時亮一さんが神のような声でこう言ってくれた。

 

「ゆっきぃ、じゃ行ってくるわ。」

 

亮一さんがそらさんをスイミングに連れて行ってくれると言ってくれました。

私からお願いすればいいのに、そのお願いをなかなか言えない私。

そんなことを知ってか知らずか、亮一さんは自ら言ってくれたんです。

 

「え?!いいの?!ほんとにありがとう…」

 

「うん。ゆっくり寝てて。」

 

「ママ?だいじょうぶ?行ってくるね。」

 

うぅ…

亮一さんもそらさんも優しい…

 

私はその後うつ伏せで倒れこんだままでいました。

…というか、その姿勢から動けないくらい辛いんです。

 

カラダが辛いと思考がネガティブになる。

私はまず台風に悪態をつく。

 

もー!ほんとにムカつく!

ほんとに嫌。

台風まじで嫌。

ほんとにはやくどっか行ってー!

 

うつ伏せで倒れこみながら、心の中で台風に文句を言い続ける私。

しばらくすると「はて?」と思う。

 

台風が悪いんじゃないじゃん!

私のカラダじゃん!

 

悪態は自分のカラダに向く。

 

ほんと嫌!

なんでいちいち台風とか雨とか風とかでこんなふうにならなきゃいけないの?

なんなの?!私のカラダ!

まじムカつく!!

もー、ほんとにやっかい!

いい加減にしてよ!!

 

怒りがどんどん増す。

 

その怒りは自分の体質から体型にまで及ぶ。

 

ほんっとに前々から嫌いなんだよね!

いつまでたってもムチムチしてるし、足は太いしウエストはないし胸はちっさいし二の腕は逞しいし!

ほんっとに嫌い!

なんでこんなカラダに生まれちゃったんだろう!!もーー!!

 

 

怒りはいつしか悲しみに変わっていく。

 

 

亮一さんだって…こんなカラダの私…嫌いだよね…

なんでこんなカラダの私とずっと一緒にいてくれるんだろう…

そらさんだってこんな醜い私がママじゃいやだよね…

うぅ…

ごめんなさい…

ごめんなさい…

 

 

 

…あれ…?

 

 

私…まだこんなこと思うんだ…

昔に比べたらかなり自分を好きになってたはずなのに…

まだこんな思いがあるんだ…

 

台風が嫌いなんじゃなくて、自分のカラダが嫌いなんじゃん。

 

まだ嫌いなんだ…

こんなに頑張ってくれてるカラダなのに…

 

うぅ…

ううーーー

 

ぐるぐるとそんなことを考えては泣けてきた。

うつ伏せの状態で寝っ転がったまま私はワンワン泣いた。

 

わーーん!

 

あぁ…

体調が悪いとどんどんネガティブになるもんなんだなぁ…

 

ひとしきり泣いたらちょっと落ち着いた。

 

でも『自分のカラダが大嫌い』だと思っている事実に愕然とする。

 

うー

うー

 

辛い…

頭が痛い…

吐き気がする…

関節が痛すぎる…

 

…自分が嫌いすぎる…

 

さんざん悪態をついて、さんざん泣いて、さんざん自分を嫌いだと感じたら…

 

その時間に飽きてきた。笑

 

もういいや。

寝よう。

 

少しうたたねをしたらそらさんと亮一さんが元気に帰ってきた。

 

そ「ママー!ただいまー!」

 

り「そらね、今日テストに合格したよ。背泳ぎで25メートル泳げたんだよ。」

 

ゆ「えー!すごい!やったじゃん!」

 

そ「うん。すごいでしょー?」

 

り「ママ、どう?少しいい?」

 

そ「ママ。だいじょうぶ?」

 

 

…うん。なんかもう大丈夫。

 

ほんとはまだカラダも気持ちもしんどいけど、ちょっとだけそんなことは横に置いといて、私はゴハンの支度をした。

 

「美味しいねー!」の言葉を聞きながらゴハンを3人で食べる。

 

そらさんはテレビを見て、亮一さんは携帯でユーチューブを見てる。

私は誰かのブログを読みながらその二人をチラチラ見る。

 

それぞれがそれぞれのことをやっているこの時間が好きだ。

でも私の体調は激悪なままで心もまだ落ち込んでいる。

 

でもこれをどこかへ無理やり追い出そうとはしない。

そのままでいるんだ。

 

ふう…

 

そんなアンダーなまま、そろそろ寝る時間。

 

ゆ「そらちゃーん。ママそろそろ寝るけど。」

 

そらさんは私がそういうとかなり焦る。

 

そ「え?ママもう寝ちゃうの?じゃあそらちゃんももう寝る!ママ待ってて!先に寝ないで!ママと寝る!」

 

いそいでテレビを消して、自分で歯ブラシを用意してくる。

 

り「じゃパパも一緒に寝ようっと。」

 

亮一さんも寝る準備を始める。

 

 

結局そらさんと亮一さんが先に寝室に行く。

私は蚊取り線香をつけ、二人が楽しそうに笑い合っている寝室に行った。

 

「わはははは!」と笑い合っている二人。

私はその様子を見るだけで笑ってしまう。

 

 

り「ママー今ね、そらがね、絵本をこうやって持ってね…」

 

亮一さんは絵本をトレーを持つように持った。

 

り「こんなこと言ったんだよ。」

 

うん?

なに?

 

 

り「いらっしゃいませぇ~。今日のメニューは鳥のチキンですぅ。」

 

 

え?

 

ぶははははははは!

 

とっ、鳥のチキン~!!

 

ぶははははははは!

 

 

そ「そうだよ。そらちゃんのお店には鳥のチキンがあるんだよ!」

 

 

ちょっと照れながら笑っているそらさん。

かわいすぎる…

 

 

 

もういいや。

もうさっきぐずぐず考えてたこと、もうどうでもいいや。

 

私のカラダが…とか

私は私が嫌いなんだ…とか

台風が…とか

パパとそらさんは私のことを嫌うんじゃないか…とか

 

もーどーでもいーや。

 

 

だって「今日のメニューは鳥のチキンですぅ。」だもん。笑

 

 

私は台風が嫌いだ。

自分のカラダが相変わらず嫌いで、ムカつくことが多々ある。

もーこんな自分辞めたい!と思うこともたくさんある。

 

でもそれでいいんだ。

そうやって文句を言いながら、悪態をつきながら、ゴロゴロとのたうちまわりながらも

面白いことがあったら大笑いするんだ。

 

 

「今日のメニューは鳥のチキンですぅ~」

 

 

あはははは!

 

最高。

 

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かわいすぎる。(←バカですいません。)