藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

感動した!

 

先日ちょっと書いたけど、今私は保育園に週一回だけお手伝いに行っています。

(パートってことです。)

『保育補助』という役割で、文字通り『補助』をしている。

 

その記事これです。↓

yukiukix.hateblo.jp

 

 

昨日三回目の出勤をしました。

 

二回目は一回目の時よりも比較的楽しく仕事ができたので、まぁもうちょっと自分を観察してみますかーと思っておりました。

 

でもね、出勤日が近づくと「あぁ…行きたくない…」とか思ってる自分がいたのです。

 

子どもの名前もほとんど覚えたしめっちゃ可愛い。

もうほんとにべろべろ舐めまわしたいくらい可愛いのです。

 

でも「はぁ…行きたくない…」と言っている私。

 

うーん…

 

仕事自体がきついわけじゃない。

やる事と言ったらオムツを変えたり、ゴハンを食べさせたり、一緒に遊んだり、先生の制作物を手伝ったり、お掃除をしたり…

そんなに別に大変でもなんでもないことだ。

それに意地悪な先生がいるわけでもない。

みんな親切に教えてくれるし、いつも慣れない私に気を使ってくれる。

 

でも「はぁ…行きたくない…」と言っている私がいる。

 

 

そんな「明日は三回目の出勤日」の夜、この仕事に私を誘って来たお友達からLINEが来た。

 

 

「ゆっきぃさん、あれからどうですか?」

 

 

一回目の出勤を終えてからショックを受けていた私を気づかってのLINEだった。

彼女は第一子を妊娠するまでの間、その保育園で8年もクラス担任を持った保育士をしていたベテランだ。

今、第二子の子育てをしながら人手不足の保育園に私と同じ週一回の保育補助として働いている。

そんな折、第三子を妊娠した。

9月か10月には産休?に入る。

 

私とは違う曜日に勤務しているので今の保育園の様子もわかるし、もともとガッツリ働いていた場所だからいろんなことをよく知っている。

私を誘ったことに責任を感じているのか、気づかってLINEをしてきたのだ。

 

 

「あれから私も悶々と考えてて…最近子どものこと考え直すきっかけになりましたよ~」

 

そんな素敵なメッセージをくれた。

 

私は子供にきつい口調で注意をする大人の姿を見るのが超絶苦手だ。ということに改めて気付いたのです。

 

でもそんな自分はめっちゃ甘いのかもしれない…

保育園で先生をやるってことは、厳しく注意できなければいけないってことなのかもしれない…

私が保育園でやっていることは間違っていることなのかもしれない…

 

そんなことを思っていました。

 

厳しい先生から「藤山さん、○○くんをちゃんとここに座らせてもらえますか?」と言われることがあった。

でもさ、まだ一歳児。

動きたいよね。

それにずっとその場に居させる必要性がわからない。

だから「○○くーん。どっこいっくのぉ~♪」とふざけながらなんとかごまかして座らせるようなことしかできない。

そんな姿を見てその厳しい先生は「ちょっと○○くん!どうして言う事が聞けないの!!もう!!」とかなり本気で厳しく怒る。

 

うー…

 

どうなんだろう…これ…

 

私が間違ってるのか…

この先生のやり方がいいのか…

 

そんなことに悶々としていたんですね。

 

そのお友達はLINEでこんなことを言ってくれました。

 

「ゆっきぃさんみたいに優しく指導しつつ接してくれるパートさんがいると、ギラギラした周りの人の気持ちもおさまったりすると思うし、○○先生(若い厳しい先生)なんかはそーいうのを間近に感じないと余計にキツキツな保育になると思うので、あからさまに子供を褒めてあげたりするところを見せてあげてください♡」

 

 

うぅ…

嬉しい…

 

そんな優しい気遣いができる友人のことも「すごい!」と思った。

 

そうそう。

どっちが合ってるとかどっちが間違ってるとかじゃなく、私ができることをやればいいんだよねぇ…と改めて思ったのです。

 

 

その夜。

 

そらさんとお布団に入っておしゃべりタイム。

 

ゆ「そらちゃん、明日さ、ママ保育園にいくじゃん。」

 

そ「うん。そうだね。」

 

ゆ「ママね、保育園でちっちゃい子に怒れないんだ。でもね、他の先生はちゃんと厳しく怒ったりするのね。でもさぁーママには出来ないんだよ。ちゃんと怒らなきゃいけないのかもしれないんだけど、どうしても出来ないんだぁ。」

 

そらさん相手に愚痴と弱音を吐く私。笑

 

そ「あーそうなんだぁ。」

 

そらさんは落ち着いて「うんうん」と聞いてくれます。

そしてその後すごいことを言いました。

 

 

そ「でもさ、それがママのやり方なんでしょ?」

 

 

え?

えー…

うん…

 

ゆ「う…うん。そうだね。そうかも。」

 

急にすごいこと言われて戸惑う私。

 

 

そ「だったらそれでいいんだよ。人にはそれぞれやり方があるんだもん。人はそれぞれやり方が違うもんでしょ?」

 

 

え?

えーーーーー?!

 

そうだよね?

うん。

そうだそうだ。

 

ゆ「そ…そうだよね。うん。そうだよね?!」

 

 

そ「そうだよ。ママはママのやり方でいいんだよ。それに、そらちゃんだってママのやり方の方がいいと思うよ。怒るよりもそっちの方がいいと思うもん。」

 

 

なんか…

 

感動した!!

 

ゆ「そらちゃん…そんなこと言えるんだ。すごいねぇ。」

 

私は7歳のそらさんの口からそんな言葉が出てくると思っていなかったのでほんとにびっくりした。

 

びっくりして感心する私に、そらさんは笑いながらこう言いました。

 

そ「そらちゃんすごいでしょ~?( ̄▽ ̄)」

 

うん。

すごい。

 

そして

 

ありがとう。

 

そんな優しい友人とすごい助言をくれたそらさんと、いつも「頑張って!」と応援してくれる亮一さんのお陰で無事に三回目の出勤を終えました。(←大げさ笑)

 

やっぱり厳しく叱る場面をみることもあるし、そんな場面を見て「おいおい…」と心の中で暗くツッコミをいれることもしばしばあるけれど、子どもの可愛さにやられてしまている私。

 

きっともう少し続けることでしょう。

 

私は私なりのやり方で。

 

それでいいんだと言ってくれたそらさんと友人と亮一さんの言葉を大切にしながら。(←大げさだって。笑)

 

 

 

*でもね、その厳しい先生もほんとにいい人なんだよ。

悪い人じゃないんです。むしろいい子。そして一生懸命なんだってことはよくわかるのです。

 

 

さて。

今日もそらさんにいろんなこと教えてもらいますか。

 

 

ではまた。

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パパと一緒に頑張ってコーヒー豆を挽くそらさん。かわゆす。