気持ちが沈む時ってありますよね?
私はありまくります。
そういう時って脳内妄想が止まらなくなりません?
「あー…どうせ私なんて…」とか
「もうだめなんだ…」とか
「やっぱり私はダメなんだ…」とかとかとか。
「あの時あの人がこう言ったから私はこうして、でもあの人は私のその行動を否定したし、そのせいで私はまた傷ついたからその傷がまだ残ってるんだ。いつも私はこうなんだよ。人目を気にして行動して、結局それが報われないんだ。またきっとそうなる。だって私だよ。もうやだ。もうなんにもやりたくない。でも私がやんなきゃ誰がやるっていうの。それにやんなきゃいけないでしょ?でもやっても報われないし、きっとまた文句言われたりするんだ。だって一年前のあの時だった○○さんにこう言われたもん。
そうだ、数か月前にも○○さんにこう言われた。あーあの時もああだった。やっぱり私なんてだめなんだ…。そうだ今度○○さんにこう言ってみよう。あーでもきっとそんなこと言ったらこう言われるだろうなぁ…あ!でもこう言ってみたらどうだろう?いや…私がそんなこと言っても意味ないか…いや…(以下続く…)」
↑これ。
脳内の言葉たちね。長くね?
これ無意識にやってる人いませんか?
(実際気にするとこれくらい?いやもっと長くないですか?)
頭の中ってすんごくおしゃべり。
ずっとしゃべってることに気付いてますか?
そこにすら気付いてないってことあるんだよね。
これ、「思考」ってやつです。
「思考」は止まらないんです。
でも「思考ってやつは今何を考えてるんだ?」って意識を向けると声が小さくなったりするんです。
でもね、その脳内妄想をしてることに気付ければいいんです。
「思考」や「脳内妄想」は客観視すると声が小さくなるっていう性質があるから。
たださ、そこに気付けず、その「脳内妄想」「思考」にどっぷりつかったままになっちゃう時ってあるんですよ。
そんな時って「あ、瞑想しよっと」とか「ちょっと深呼吸でもするかー」とか「運動でもして気分転換しよっかなー」とかそんなことも考えられないのよね。
「思考」から離れられないってやつです。
これがポジティブな思考だったらいいよ。
離れる必要ないしね。
楽しいもんね。
たださ、ネガティブな思考だったら一刻も早く離れた方がよくないですか?
身体にも悪いし、なにより楽しくないでしょ?
あ、それが楽しいって人は別にそれでいいんだけど。
でさ、だいぶ前に亮一さんが言ってたのです。
「身体の状態が思考をつくる」
って。
何言ってるかわかるかな?
「思考が先」じゃなくて「身体が先」だってこと。
たとえば…
「あー、なんか気分が沈むわー。やっぱり昨日のあいつの一言のせいだな…あいつ、俺のこと『相変わらずやる気ねぇな』って言ったよなー。やっぱ俺やる気なく見えるのかな。やっぱ俺、このままダメになるんだろうなー。やる気なんてないもんな。これ、小さいころからずっとだもんな。俺、小さいころからずっとダメなやつなんだよなー。
このままきっとダメなになていくんだ。俺だけ世間から置いてけぼりになるんだ。
あぁ…俺…なんてダメなやつなんだろう…もうやだよ…」
なんて、思考の世界に巻き込まれてるといろんなストーリーが次々と展開されるわけ。いろんなネガティブになる理由や物語を次々展開させるわけ。
で、その思考の世界がほんとだと思い込む。
脳内だけの世界なのに、それが全て、真実だと思い込むわけです。
こんな時ね。
だいたいにおいて体調が悪い事が多いんです。
体調が悪いとネガティブなストーリーを脳はもってくるわけです。
後から!後からストーリーを持ってくるんですよ!
体調が先。
思考は後付け。
悪い事ばかり考えちゃうそこの貴女、貴方。
不安なことばかり考えちゃうそこの貴女、貴方。
体調どうですか?
ただ身体が疲れてるだけじゃないですか?
その脳内ストーリーはほんとのことですか?
まず冷静に身体に目を向けてみよう。
喉は?胸は?目は?お腹は?足は?手は?首は?肩は?頭は?
痛くない?
しんどくない?
寝不足じゃない?
思考はほとんどにおいて信用する必要はない。と私は思ってます。
私は物語が好きだし、脳内妄想も好きだから、あえてどっぷり浸る事はあるけれど、できるだけ思考は裏切っていきたいと思ってる。
無意識のうちに脳内ネガティブストーリーに引っ張られてるそこの貴女、貴方。
休もうかね。
身体の痛みや疲れにちゃんと気付こうかね。
もう一回言うね。
身体が先。
思考は後付け。
「健全な身体に健全な精神が宿る。」
これよこれ。
「心地よい身体に心地よい思考がやってくる。」
「体調が悪ければ居心地の悪い思考がやってくる。」
思考を思考でなんとかしようとするゲームも面白いけど限界がある。
だから身体だよ。
脳じゃない、腸だよ。
頭じゃない、身体だよ。
思考じゃない、感覚だよ。
鈍った感覚を本来の鋭さに戻すために
まず痛みや疲れに気付こう。
気付かず余分な力が入っていることにまず気付こう。
そして気付いたら休もう。
思考を休ませよう。
身体を休ませよう。
そのまま行っても限界見えてるでしょ?
ほんとはもっとパワフルなはずでしょ?
だから、まず
気付いて
休もう。
私はこれを七転八倒しながら実行中です。
思考好き、脳内妄想好き、休むのへたっぴーの私がやってます。
感覚をもっと取り戻したい。
人間の身体の持っている機能を使い倒したい。
頭で考えてるようじゃ機能しないのです。
人間の身体ってほんとにすごいんだから。
さ、今日も私は身体に聞こうっと。
「何食べたい?」
「…わかんない…」
あー…
まだまだ鈍いなぁー…