藤山家においでよ

藤山家ってこんなとこです。

南アルプス子どもの村小学校のこととそらさんのたくましさと私たち夫婦のこれから。の話し

 

昨日、そらさんは無事に南アルプス子どもの村小学校に入学いたしました!

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元気!!なそらさん。いい写真だなー。

 

 

 

一昨日の夜は「なんか淋しくなってきちゃった…」と言いながらメソメソと泣いておりましたが…

(予想に反して私は泣きませんでした。笑 日中これでもか!!ぐらい泣いたからだろうね。)

 

登校日の朝にはケロッとしておりました。笑

 

 

「そらちゃん、昨日の夜は学校行きたくないって思ったんじゃない?」

 

私はシレーっとこんなことを聞いてみた。

 

そしたら、そらさんはシレーっと

 

「うん。そう思っちゃったー(´▽`)でも、今は行きたーい!(´▽`)」

 

と申しておりました。よかったよかった。

 

 

山梨までの道のりは約3時間。

亮一さんが運転がんばってくれました。

 

思いのほか早く着いてしまったので寮を探検できたんだー!

 

そらさんが生活する寮に入るのは私たち夫婦はこれが初めて。

(いつも「プライベートスペースなので…」という子供たちの意向で入れてくれないのよー笑)

 

ワクワクしながら探索しました!

 

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じゃじゃーん!!

 

こちらがそらさんが寝るお部屋!

 

2段ベッドが4つあります。

てことは8人部屋。

 

このベッドのところにカーテンをつけると自分のプライベートスペースになるって感じです。

このあと、みんなでどこのベッドにするか話し合うんだってさー。(´▽`)

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さっそくよじ登るそらさん。

 

この写真の奥に見えてるのが個人ロッカー。

プラス、衣装ケース2つ分がそらさんの荷物を入れておけるスペースです。

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寮の入口にある可愛い看板。

 

なんか悪いかなぁ…なんて思っちゃって、あんまり写真撮れなかったやー(~_~;)

もっと撮ればよかった…

 

寮探索も終わり、まだまだ時間があったので校庭でブラブラ。

そらさんは元気に遊びまくります。

 

 

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お庭のニワトリとそらさん。かわゆい♡

 

11時近くになり、そろそろかしらー?と校舎の入口付近をウロウロしていると新入生や職員の方や保護者の方がなんだか慌ただしく動いておりました。

 

「おはようございまーす!!そらちゃん?もう入る?」

 

元気な職員の方が声をかけてくれました。

 

「そらちゃん、どうする?もう行くかい?」

 

私と亮一さんはそらさん聞いてみた。

ここで校舎に入ってしまうと、もう土曜日まで会えません。

 

そらさん、どうするかなー?

 

「うん!そらちゃん、もう行く!」

 

おお!

うかい?!

 

「そう?じゃ、いってらっしゃい!!」

 

そらさんをギューーっと抱きしめて、ほっぺにもチューーーー!!として、

耳元で「がんばって!」を言い、私は手を放しました。

 

亮一さんもそらさんをギューー!と抱きしめて、チューーーー!!として、

「そら!がんばって!たのしんでね!いってらっしゃい!!」と優しく言って

、手を放しました。

 

 

「いってきまーす!!」

 

 

少しだけ引きつった笑顔でそらさんは校舎の奥に消えていきました。

 

 

はぁ…

 

何故かホッとしたような、気が抜けたような溜息がでる。

 

「あいつ、たくましいな…こりゃ絶対楽しくなるねー」

 

私は淋しいとか悲しいとかそんなんじゃなく、ほんとに「そらさんすげーな…」の尊敬の念が湧いてきてました。

 

 

その後、私たちは新入生の保護者が集まってのミーティングに参加。

その内容がほんとによかったんだよね。

 

この学校には「先生」という呼び名が存在しません。

みんなあだ名や名前で呼ばれています。

 

中学校の校長先生が「かとちゃん」。

小学校の校長先生が「ともみちゃん」。

このお二人はご夫婦です。

 

このお二人と、寮母さんと事務局の方の4人が前に座り、学校と寮の説明と質疑応答の時間をつくってくださいました。

 

まず時間割。

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見えます?

 

プロジェクトばっかりやん!!笑

 

プロジェクト

 授業の大半は「プロジェクト」と呼ばれる完全な縦割りのクラスで行われます。

身近な衣食住や演劇に題材をもとめ、プロジェクトごとにテーマが設定されています。

そして、子ども自身が入りたいクラスを選びます。毎年、4月になると、自分が在籍するクラスを真剣に考え一つ選択します。

 プロジェクトはそれ自体が活動の目的となるものです。教科学習の寄せ集めではありません。

子どもの村の3つの原則、「自己決定」「個性尊重」「体験学習」が調和的に実行される学習形態であり、「活動的な仕事」にあたります。

自発的な知的探求を通して、子どもは為すことによって学び、知識を自らの力で蓄えていきます。何よりも頭をつかう、子どもの村でいちばん大切な時間です。

 

 

と、まあ書いてあるのですが、要するに体験して学ぶってこと。

この1週間はどこのプロジェクトに入るのか、じっくりと子どもたちに考えてもらうんだってー。

そらさんは何を選ぶんだろう?( *´艸`)

 

で、ここ!ここよ!

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南アルプス子どもの村小学校は国に認可されてる私立校なので、基礎学習の時間もあります。

で、ここの説明に「うっひゃー!」となりました。

 

 

宿題やテストは実施しません。競争をさせたり、大人側が叱咤激励をすることもありません。この方針にご家庭でもあわせてください。

とりわけ、ご家庭での塾や通信教育などは、お子さんによい影響を与えませんのでおすすめしません。

社会の学歴志向の風潮に流されず、子ども自身のもつ好奇心の芽を摘みとることのないよう、親は見守る役に徹してください。

実際、塾や模擬試験に追い立てられていない中学校の方が、英検でも受験でも進学先でも良い成績をあげています。

 

塾や通信教育などは?え?

お子さんに?

え?

よい影響をあたえませんのでーー??

え?

おすすめしませんーーー?

 

すごい!!

言いきった!!!笑

 

 

とにかく競争をさせたりしない。

上からものを言わない。

徹底的に「尊重」する。

 

すごい…

 

この後、中学校校長のかとちゃんがとっても良い話をしてくれました。

 

「みなさん、この学校にお子さんを預けるということを選択したということは、かなり覚悟がいったと思うんです。」

 

私は「うんうん。」と頷いた。

 

「その覚悟をブレさせないでほしいんです。だんだんね、ブレていってしまう方もいらっしゃるんです。」

 

そうだよねぇ…

 

「僕たちは全力で、体当たりで子どもたちと向き合ってます。そこで親御さんがブレてしまうと、子どもたちが辛いんです。なので、この学校は私たちと子どもたちと親御さんとみんなで作り上げていく学校だと思ってます。」

 

静かに淡々と話すかとちゃん。

でもそこにグッと熱さがあるんだよね。

 

ある一人のお母さんからこんな質問が出た。

 

「中学校に上がって、子どもが行きたい進学先を見つけたとするじゃないですか。

で、そこに入るには学力が足りない。だから塾に通いたいと子どもが言い出した、とかならそれは…いいんですかねぇ…?」

 

思うよね。そう思うよね。子どもがそう言いだしたら行かせよっかなーって思うよね?

 

さて、かとちゃんはどう答えるんだろう?とすんごく楽しみに待った。

 

 

「えっと…それをも突っぱねてほしいんです。」

 

おーーー!

突っぱねろと!

 

「あんたね、いままであんたにどれだけお金かけたと思ってんのー!くらいに言っちゃって欲しいんです。塾や通信教育は必要ないっていってほしいんです。」

 

質問したお母さんは戸惑った顔をしながら

 

「あぁ…塾になんか行かないで、自分でなんとかしろ!ってことですよねぇ。」

 

そこでかとちゃん。

 

「そう。それで、どうしたらいいか、かとちゃんたちにちゃんと聞きなさい!ってこっちに振っちゃってほしいんです。私たちはその相談に全力で乗りますから。」

 

熱い…

かとちゃんたちが熱い…

 

なんかそのブレなさが心地よくて、そして心強かった。

 

あー

なんか良い学校に入ったなー…

 

そんな嬉しさがじわじわと改めて感じたミーティングの時間だった。

(まだまだ書きたいことあるんだけどなー)

 

 

1時間以上続いたミーティングが終わり、亮一さんとお家に帰る。

 

 

静かな夜ごはんの時間がやってきた。

そらさんロス回避のため、お笑い番組を見ながらの晩ごはん。

 

 

「りょーちゃん、これからさ、もっと楽しもうね!!」

 

ビールで乾杯の時、私はそう言った。

 

亮一さんは少し間を置いて…

 

「…うん。うん!そうだな!」

 

と笑いながら言った。

 

 

そらさんが今何をやっているのか全くわからない。

夜泣いているのかさえもわからない。

これから離れる時間がどんどん増えるんだ。

 

いつでも心から応援できるように、私たち夫婦はますます

毎日を楽しもう!と言い合いました。

 

 

さて、何から手をつけよっかなーー!

 

そらさんのこの1週間の報告を聞くのがほんとに楽しみだな。

 

 

読んでくださってありがとう!!

 

私は泣いたりせず、元気です!!