藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

肩の力を抜く難しさと亮一さんのしびれる話し。

私がリフレクソロジーを皮切りに施術をし始めてかれこれ16年になる。

 

今私が出来ることは、リフレクソロジー、オイルトリートメント、フェイシャル、タイ古式(は今できるかどうかはわからないけどディプロマはとった)、テーピングなど、

頭のゆがみ矯正、そして整体。

 

このブログでは多分一回も施術のことについて書いたことがないんじゃないかと思うんだよね。

 

それには理由があるんだけど、今日はそれを書くのはやめておこうっと。

 

 

私は多分、いやきっと、がんばり屋さんです。

いや、がんばり屋さんだった。かな。

 

施術者人生の最初、リフレクソロジーを始めたとき、私は「めっちゃ余裕っしょ!( ˘ω˘ )」と思っていた。

 

私はすぐに技術を習得できる!

私はすーぐにめっちゃうまくなる!

だってぇ~足の裏もむだけでしょ?

それにぃ~私ってば物覚えもめちゃくちゃいいしー

理解力もめっちゃあるしー

今までの経験上、どうやればお仕事で承認されるかだいたいわかってるから~

 

とかなんとか思っていた。ような私はめっちゃ嫌な奴です。

 

ところがどっこい。

 

サロンでセラピストとして働くには通らなければいけない関門、プロトレーニングという1か月にもわたる研修があった。

 

 

私は見事にそこで落ちこぼれたのだ。

 

 

一番難しく、みんなが四苦八苦している技術があったんだけどね。

 

それがまるで出来ないでやんの。

 

 

それは、“足裏の一点を親指でまっすぐに奥深く刺激する”という技術。

 

もう一回言う?

 

“足裏の一点を親指でまっすぐに奥深く刺激する”

 

ようするに、親指で足裏を押せ!と言ってるんだけど。

 

たったこれだけ。

 

その“たったこれだけ”が出来ないの!!

すんごい難しい!!

 

 

先生は「力をいれちゃいけない」と言う。

 

「腕に力をいれちゃいけない」

「肩の力を抜くんだ」

「指で押さないで」

 

先生はこれを何度も何度も言う。

 

そして確かに先生が入れる刺激と、力がガチガチの研修生の入れる刺激はまるで別物なのだ。

 

指で押さない?

は?

 

肩と腕の力を抜く?

は?

 

それでどうやって足裏を押せと?

は?

 

先生がその技術をやって見せてくれるとその姿はとても美しい。

そして刺激もめちゃくちゃ心地よい。

 

研修生がその技術をやってる姿はとても不自然。

そして刺激が不快で痛い。

 

私はこれが全くできなかった。

 

わからなくてわからなくてわからなくて…

 

わからなすぎて、いつも歩いてる道で迷子になったことがあるくらいずーーっとそのことを考えていた。

 

肩の力を抜く?

でもパワーは親指に伝わってる?

 

そもそも肩の力を抜くってどうやったら抜けるんだ?

は?

 

私…いつ肩の力抜いてるんだろう?

 

 

当時同棲していたどーしょもない男の足裏を借り、

何時間も足裏を押し続けた。

(そのどーしょもない男は寝てた。)

 

肩の力を抜く。

腕の力を抜く。

でもストーンと一点に刺激が入る。

 

うーーー!!

わかんないわかんないわかんないわかんない…

 

あまりにわからなすぎて、泣きながらそのどーしょもない男の足裏を押し続けた。

(そのどーしょもない男は寝続けた。笑)

 

もうどの位押し続けたかわからないぐらい押したその時。

 

フッ…

 

何かが変わった。

 

ストーン!!

 

えっ?!!

これ?!

マジ?!

これっすか?!

 

肩!

力入ってない!!

腕!

力んでない!!

刺激?!

一点に集中してる!!

姿?!

多分美しいぞ!!

 

マジ?!

これ?!

 

うおーーーー!!

マジ、気持ちいいんですけどーーーー!!

 

ずーーーっとずーーーっとわからなかったことが出来た瞬間。

 

全てがピタッとしていた。

あるべきところに全部ある。

全てが理にかなった動きとカタチ。

もうこれ以外ないでしょ?なのだ。

 

私はこの後もそれを自分に定着させようと、何度も何度もやり続けた。

そしてその理屈を頭で理解しようと何度も色んな角度で検証した。

 

たった一つの技術にすごいことが詰まっていたんだ。

 

他の研修生は多分ここまで考えて無かったんだと思う。

合格をもらうための技術はその場では習得したけれど自分に定着させることをした人はいなかったみたいで、そのあとサロンで働き始めてから技術がどんどん崩れていったのだ。

 

 

私は技術の奥深さに魅了された。

 

やればやるほど理解が深まるし、他の技術の中にもすごいことがたくさん詰まってるのがわかったから。

 

整体をやり始めてからもそれは続いた。

 

人間の身体、心、感情、全てが繋がっていて、そして施術の技術も深く繋がっているのだ。

 

 

 

先日、亮一さんがとある方にこんな感じの質問をされていた。

 

「亮一さんは何かやりたいことってあるんですか?整体がやりたいんですか?」

 

私は亮一さんがこういう質問されるとウキウキする。

どんなこと言うんだろう?( *´艸`)ってすんごく楽しくなるんだ。

 

「うーんと…“何”がとかじゃないんだよね。『真理』に触れたいだけなんだと感じてて…」

 

もう話し始めの冒頭からノックアウトだった。

亮一さんは一生懸命言葉を選びながら話した。

 

「うーんと…それは『整体』でもいいし、『料理』でもいい。

『コーヒーを淹れる』でもいいし『お散歩』でもいいんだよね。

もちろん『人と話す』とかもいいし。

“何が”じゃなくて、『その中にある真理』が知りたいし、見たいんだと思う。」

 

はっ?!

 

しっ、しびれるぅ~!!!

 

はいはいはい!!

私もーーーー!!!

 

 

『整体』にも『料理』にも『コーヒーを淹れる』にも『お散歩』にも『人と話す』にも

…全ての中に『真理』がある。

 

その『真理』とやらに、いつでもサラッと触れられるわけじゃない。

でも、その触れられた時の喜びったらないんだよね。

 

亮一さんはこう続けた。

 

「前までは『俺は何にもやりたいことがない』って自分を責めたり卑下したりしたんだよねー。いわゆる普通の『やりたいこと』って見つからなかったから。

仕事で成功したい!とか没頭する趣味とか全然なかったし。

でも、よく自分をみてみたら“それ”だったんだ。」

 

すごい。

よく言えたね。

 

「まー男としてはこれってどうなの?って感じの話しだけどねー。あはははは~」

 

亮一さんはこう言いながら少しだけ照れくさそうに笑った。

 

 

怪しいよね。笑

見方の角度によってはダメ男だね。笑

 

でも、これが言えるのはほんとにすごい!と思うんだ。

 

 

 

肩の力が抜けるとピタリとハマる。

 

何に?

 

自分の人生に。

 

 

肩の力が抜けるとチラリと見える。

 

何が?

 

『真理』が。

 

 

まだまだ気付けば肩に力が入ってるヘッポコな私。

 

でも抜き方は知ってるよ。

 

 

肩の力、抜きたくなったら。

 

藤山家においで~♡

 

施術もマジなやつだから。

めっちゃ私が入れ込んだやつだから。

一回受けてみる価値は~

 

あるんじゃないかなぁ…(←急に弱気。笑)

 

 

気になった方、気軽にご連絡くださいね。

ご相談もお気軽に!

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↓セッションメニューだよ。 

リーディングセッション  60分~10000円

整体           90分~7500円

リーディング整体     120分~15000円

スペシャルセッション   210分~30000円

*時間が~になってるのは…

だいたい私がしゃべりすぎて時間がオーバーするからです笑

 亮一さんのヒーリング整体もあるよーー!

 

上記以外のメニュー?でも考えますのでピンときた方は一回連絡してみてください!

 

夫婦セッションもやっちゃいますよ!