藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

かわいいものはかわいいし、綺麗なものは綺麗なんだ。

私は過去、私を否定し続けていた時間が長かったので、その分いろんな人や物事を否定しまくっていた。

 

ジャッジが半端なかった。

 

私は私が嫌いだったので、いろんな物事や人を嫌ってはdisってた。

 

 

 

私は小さいころからディズニーランドが大好きで、中学生のころには何回も行き過ぎてランドもシーも地図なんて一切見ないでまわれるくらいになっていた。

 

高校生の頃には好きーというか、もう飽きてきていた。

というくらい行っていた。

 

そんなに好きなくせに『ディズニーグッズ』をもっている女子(大人の女性は特に)をかなりバカにしていた。

 

大人の女性がミッキーさんのポーチやペンケース、くまのプーさんのタオルなんかを持っているとすんごく気持ち悪く感じた。

 

「ダサっ!!しんじらんねー!!」

 

と心の中で言っていたし、実際に口にも出して言っていた。

 

マジでほんとに嫌だったんだよね。

 

ミッキーさんのお洋服なんて着られちゃった日にはもう気分が悪くて仕方がなかったし、そんな方とはぜったいお話しなんかしない!と思っていた。

 

そんな私は高校を卒業したあと、サンリオピューロランドで働いた。

 

当時お芝居をしていて、小劇団にも所属していたので「劇団員の仕事といえばこれでしょ?」的な感じで着ぐるみを着るお仕事を選んだ。

 

ほんとはディズニーランドの着ぐるみを着るお仕事がしたかったけど、家から遠いとかそんなことを言い訳にサンリオに入ったのだ。

サンリオピューロランドは実家から車で20分くらいだった。)

 

キティちゃんとかまったく興味ないし、サンリオキャラとかまったく好きじゃなかったけど、(小学生の時はキキララとか大好きだった)私は着ぐるみを着てそのキャラクターになりきってショーに出たりパレードに出たり子どもと遊んだりしていた。

 

キティラーなるものがでてきた当時、大の大人の女性がブリブリな格好をして、キティちゃんのグッズをたくさん持ってピューロランドに来ていたりした。

 

そんな女性を見るたびに私は心の中で悪態をついていた。

 

「信じらんない…ダサすぎて腹が立ってくるわ…」

 

そんな感じ。

 

 

そらさんが生まれてからもそんな気持ちはまだ続いていた。

 

子どものお洋服や赤ちゃん用のグッズに、ディズニーのものやサンリオのものは極力避けたいと思っていた。

 

キティちゃんやミッキーさんやプーさんのものを揃えてるママさんたちを見ると

「ダサっ!」とまたつぶやいている私がいた。

 

 

 

 

それから時が過ぎ、私はだんだんと私が好きになっていった。

 

いろんな出来事を経て、いろんな本を読み、いろんな方の話を聞いた。

 

少しずつ私は私を許し始め、私は私を好きになっていった。

 

☆    ☆    ☆    ☆    ☆

 

先日、そらさんと同じ年の従妹の美心さんと(私の兄の子ども)、

美心さんのママ(私の義姉)と久々にサンリオピューロランドに行った。

 

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この写真めっちゃ好き。

 

 

そらさんも美心さんも義姉さんもすごく楽しそうだった。

私は働いていた時の裏話なんかを義姉さんにしゃべったりして、それを義姉さんも楽しんでいた。

私は特にめちゃくちゃ楽しいわけでもなく、楽しくないわけでもないという時間を過ごしていた。

 

帰り間際、みんなでとあるキャラクターのショップに入った。

 

 

そこに広がっている空間を見て、私は私の反応にとてもびっくりした。

 

 

「か…かわいいねぇー!!」

 

ずーーっと忌み嫌っていたキャラクターグッズ。

 

それがめっちゃくちゃ可愛いの!!

 

「これ!かわいいねぇーー!!」

「これもすんごいかわいいねぇーーー!!」

 

もうこの言葉を何回言ったか。

 

挙句の果てにこんなことまで言っちゃってさ。

 

「これ、美心さんとそらさんに買ってあげるーー!!」

 

率先してキャラクターグッズを買う私。

 

そしてこんなことまで。

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フェイスシール!!

 

大人でやってるの私だけだった…(-.-)

 

私、こういうのかわいいって思うんだ!!

 

私の中でこれはすごいことなんだよね。

 

「かわいいものを素直にかわいいと思える」

 

感覚に素直になれたことが嬉しくて嬉しくて。

なんだか心がウキウキしたんだ。

 

 

その数日後。

 

↓私はこの身悶えした講義?で3分間プレゼンをさせて頂き、そしてたくさんの方のプレゼンも聞かせて頂いた。

追い込んで身悶える居心地の悪さもまた経験。の話し。 - 藤山家においでよ

(この講義?についてはまだ自分なりに書けないんだよね。またおいおい。)

正解は誰が知っている? - 藤山家においでよ

 

 

その中のお一人にキャンドルを作っていらっしゃる方がいた。

その方のプレゼンはすごく気さくで魅力的だった。

 

でも、なにより魅力的だったのはその方の作る作品。

 

スライドに映し出されたその方の作品の写真を見たとき、私は思わず

 

「すげーーー!!めっちゃ綺麗!!」

 

と口に出して言っていた。

 

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画像お借りしました。

 

これ。

すごくないですか?

 

本物のお花をキャンドルにしてるんですよ!

 

もうほんとに綺麗で「これすごい!!」と心から思ったんだ。

 

以前の『私は私を嫌いで許せない』の状態の私だったら、これを素直に「綺麗!!すごい!!」って言えなかったかもしれない。

 

「ふーん。こういうの作る人ってさぞかし気取ってて『私、自然派なんですよね!』とか言っちゃったりするんでしょー。はいはい。自然派ねーはいはい。」

 

とかすんごい気持ち悪いこと言って拗ねてた気がする。

 

これってすんごいもったいないことだ。

 

だって、こんなに綺麗で素敵な作品が世の中にあるのに!!

HPよりお借りいたしました。

 

HPよりお借りいたしました。

 

めっちゃくちゃかわいい!!

めっちゃくちゃ綺麗!!

 

そしてこれを作っているとねさんももんのすごく素敵な方なのです!

 

今度藤山家にもいらしてくださるって!!

あー楽しみ♡

 

ほんとに素晴らしい作品ばかりだから、ぜひHP見てみてください!!

超絶おすすめです!!

 

↓ゆめいろキャンドル とねゆうこさんHP

https://candycandle.base.ec/

 

↓こちらも作品がたくさんあって見やすいです!

minne.com

ブログもオープンなお人柄が見えて面白いよ!

ameblo.jp

 

かわいいものを素直にかわいい!と思える。

 

綺麗なものを素直に綺麗!!と言える。

 

それってすごく豊かなことなんだな。

 

私はとねさんの作品を見て素直に「綺麗!!」と言えたことがすごく嬉しかったし、

そう思わせてくれる作品を作れるとねさんを心からすごい!と思う。

 

ありがとうございます。

 

そしてそう思える自分でよかった。

 

感覚に素直でいるって“豊か”ってことなんだね。

 

うん。

 

ではまた。