21日火曜日に海の精と東京ガスさんがコラボしているお料理教室に行ってまいりました!
海の精さんのHP↓
私が海の精のお塩を知ったのは、かつて私が整体の修行をしていた時でした。
その師匠は施術が終わる度に海の精のお塩で手を清めていたのです。
「ゆきえ、このお塩は少し高いけどとても波動が高いし“本物の塩”だから、すぐにニュートラルな状態にしてくれるんだよ。ゆきえもこれをつかったらいいよ。」
そう言いながら私に一袋くださいました。
私は大喜びで家に持って帰り、早速手を清め…
…なんてことはせず…
迷わずペロッと舐めました。
「美味しーーい!!!」
それから私は手を清めたり清めなかったり…(師匠すんません)
でも!
お料理には使ったり使ったり使ったり!!
ほんとに美味しくて、すっかり大好きになってしまったのです。
メルマガの登録をしているのですが、そのメルマガにたまにお料理教室の応募があるんです。
抽選でね。
もう一年くらい前になるかなー?
一回当たって行ったんです。
それがもうお得すぎて!!
何がお得かってお土産なんですよ!
結構な量なんです。
お料理も習えて作ったものを食べることができてお土産も頂けて…
それでなんと!!
3千円!!
すごい!!
なのでもう一回行きたいと思って応募の告知が来るたび申し込んでたのですが…
なかなか当たらず…
で!
今回やっと当たったのですよ!!
やったーーーー!!(^^)/
てことで、喜び勇んで行ってまいりました!
東京ガスさんとのコラボなので、ガスコンロなどの宣伝も随所にちりばめられます。
こんな感じで最新のガスコンロがズラーーっと並んでいます。
よだれが出るほどうらやましいコンロもありました。
最初に美しいガイドさん?がショールーム内の説明をしながらみんなでぞろぞろと30分位見学をします。
『ガスで理想の暮らしを!』みたいなコンセプトで(←うる覚えなのでちょー適当です)
モデルルームみたいなブースがあるのですが、これがもーよだれがダラダラ出ちゃうくらいうらやましいんです!(写真撮り忘れた…)
てな感じでよだれを垂らしまくった後、やっとお料理教室のスタートです。
前にいる先生(←若い)が耳かけ式のマイクで説明をしながらお料理のお手本を見せます。
前半の説明が終わるとあらかじめ分けられていた班ごとに調理スタートです!
調理には最新型の東京ガス『ピピッとコンロ』を使うので購買意欲がむくむくとわいてまいります。
流石です。(今は買わないけど)
もちろんみなさん初対面。
なんとなくお互いを探り探りな私のあまり好きではない時間が流れます。
「あ、私これやりまーす!」
「あ、じゃあ私はこれやりますねー」
お互いなかなか距離感がつかめず、なんとなくみんな自分の受け持った作業をする。
そしてみんななんとなく話し始める。
と、そこにそんな空気をまったく読まないずーーーっとしゃべり続けるおばさん現る。
「私はね昔あーでこーでそーでね、それからこうだったんだけど、その後こーなってあーなってそーなって…」
…どうでもいいことをずーっと話す。
同じ班だったけど、それは幸いにも私にではなく、とーっても優しそうな可愛らしいおばさん?おばあさん?に話していました。
その優しそうな可愛らしいおばさんは「へぇ、そうなの。そう。へぇ~」と優しく相槌を打ち続ける。
私は自分の作業をしながら目の端にそんな光景が見え、耳の端にその会話が聞こえてきた。
「うわ…うざっ…かかわりたくねー…」
そんな気持ちをかすかに感じつつ前半の調理終了。
後半の料理の説明&デモンストレーションがあり、後半の調理またもや開始。
「あら!今回私はこれをやるわ!だってね、私昔こーであーでそーでこうだったのよー!ご存知?それからこれはあーでこーでそーで…(延々続く)」
うわ…もう始まった…
またもやその可愛らしいおばさんが餌食だった。
でもその可愛らしいおばさんは嫌な顔ひとつせず、ずーっと聞いている。
なんか…あの人すげーな…
私は違う方と楽しく話しながら作業を進めていました。
目の端、耳の端に、そのウザさを感じながら。
その日のメニューはこれだったんだけど
これ実際に作った完成品ね。
フライパンで作る中華まんとサツマイモまんがメインだったんだ。
これがフライパンにくっついちゃってさー
コンロの前にいるのが私だったから、私が担当してたのね。
フライ返しで剥がそうとすると皮の部分だけベロンと取れてしまいそうだったから、菜箸をうまくつかってガリガリと少しずつ剥がしていってたわけ。
地道にさ。
そしたら!
なんとそのウザおばさんが急に手を出してきたわけ!
「フライ返しでやれば早いじゃない!ほら!」
うおっ!!
「いやいや、そうやると崩れるんでこうやっているんですよー」
の説明が終わる前にそのウザおばは、私が持っていたフライパンにむりやり手を突っ込みフライ返しでガリッとやったわけです。
下の皮だけフライパンについたままベローン…
「あら!」
あら!じゃねーよ!!!
私はとっさにこんな言葉を発してました。
「だから言ったのにぃ!!もう最悪だよ!」
うお!
初対面の年上の女性になんてことを…
でもむかつくし!!
いや、でも今のは言い過ぎだ…
そんなことを一瞬のうちに考えていた私のことなんて露知らずのウザおばは、こんな言葉を発したのです!
「このベロンとなった下の方がカリカリで美味そうだわぁ~私がもらっちゃおうっと!」
…(-_-)
貴女が一瞬気まずそうな顔をしたの、私は見逃さなかったぞ…
ウザおばはあやまりもせず、「私ラッキーなのー」と言わんばかりの言い訳をしたのだ。
なんじゃこいつっ!!
嫌いっ!
こーゆーおばさん嫌いっ!!
絶対話さないんだから!!
私はこのウザおばがもう大っ嫌いになっていた。
そんなこんなで一応一通りの調理を無事に終え、みんなで試食の時間。
あろうことか、試食は班ごとにするのです。
そして、あろうことかウザおばは私の隣に座ったのです。
『いただきまーす!』
みんなで元気に挨拶をし、楽しい試食の時間がはじまった。
「これさ、結構カロリーあったわよね?さっき見てびっくりしちゃったわよ。
カロリーは高いし、ボリュームも結構あるわよねぇ。全部食べられるかしらぁ~。
ねぇ?まぁでも私は今日朝ごはん抜いてきたからよかったけどぉ~」
はぁ?
聞いてねーし!
楽しく食べようとしてるのになんだか文句みたいに聞こえること言わないでくれます?
(↑私の心の声)
同じ班の方たちはちょいひきつり顔で『そーですねぇ』『あ、カロリー○○カロリーって書いてありましたよ』なんて答えてる。
みんな優しいなぁ。
「ねぇ!結構なカロリーでしょ?こんなにボリュームがあるお昼ご飯なんていいのかしら?ねぇ?!」
…じゃあ残せばいいじゃん…(-_-)
とは言わず、『うわ!これ美味しいですねー!』なんて前の席の方と話す私。
そうこうしているうちに、可愛らしいおばさんが有名な『マスタークック』という鍋を作っている会社の方だと判明。
どうやら海の精さんからご招待を受けていた方だったらしい。
もうそのことが判明してからのウザおばのしゃべりが止まらない。
「えー!もう少し詳しく教えて頂いていいかしら?それはどうやって使うものなの?
名前は存じ上げてるんですけどね。」
そんな質問をしたかと思えば、その後すぐに自分の話しになる。
「そうなのね!そういえば私昔ね、こういうことがあってそれでこうなってそれからああなって…」
ちょっとちょっと…
まだ質問の答えの途中だよ…
ていうかさ、あんたのその話し、鍋に全然関係ないじゃんねー(-_-)
あー嫌い。
こういうおばさんマジ嫌い。
ウザすぎる。
わたしの心の中はその思いでいっぱいよ。
さっさと試食を終わらせ、そろそろ終了のお時間。
(ウザおばは人の中華まんまでもらって全部食べていた。あんなにカロリーやらボリュームやら言っていたのに(-_-))
「みなさま今日はご参加くださってありがとうございました。」
その言葉を聞くやいなや、私は真っ先に片づけ
「お疲れさまでした!ありがとうございました!」と班の方全員に、全員に!!
笑顔であいさつをしてさっさと会場を出たのです。
ほんとはマスタークックの可愛らしいおばさんともっと話したかった…
でも可愛らしおばさんはウザおばにずーっとひっつかれていました…
トイレに行き、ショールームを出ようとした時です。
なんと調理中に楽しくお話をしていた女性と可愛らしおばさんが二人で歩いてくるではありませんか!!
やった!!
ウザおばがいない!!
少し話せるかも!!
「あー、お疲れさまでしたー」
さりげなく近づき、さりげなく一緒に帰るような感じになる。
新宿駅まで無料のバスに一緒に乗り込む。
可愛らしおばさんと前後ろの席になる。
イエス!!
「ずっとマスタークックさんでお仕事されてるんですか?」
なんとなく聞いてみた。
「そうなんですよー。一度身体を悪くしてね、マスタークックの鍋で調理した玄米を食べて良くなっていったもんで、私のなかでは恩返しなんですよー。もう25年になるかなぁ。」
ものすごい笑顔。
こんな観音様みたいな顔できませんよ。
そして25年も恩返ししてるの?
うそでしょ?
「はぁ~…そうなんですねぇ…。私はマスタークックの鍋は使ったことがないんですけど、玄米炊くと相当美味しいんでしょうねぇ。」
これまた何気なく聞いてみた。
するとそのマスタークック観音はとても優しい語り口調で玄米の美味しい炊き方を伝授してくれたのです。
「貴女の使ってる土鍋はどこのかしら?会社名はわからない?色は黒?そこは茶色い?中蓋はある?あぁ~多分○○さんのだわ。だったらこうやるといいわよ。」
土鍋の特徴だけでどこの会社のものかを特定できるマスタークック観音。
この後懇切丁寧な説明をバスに乗っている間中してくれたのだ。
私はなんだかものすごくありがたくて、ものすごく感謝が湧いた。
バスを降りて心からの感謝の意を伝えました。
「ほんとに丁寧にありがとうございました!!早速やってみます。いやぁ~ほんとによかったです!うれしいなぁ…すいませんお仕事でもなんでもないのに。」
この後、マスタークック観音はびっくりするような言葉を口にした。
「ありがたいことに、こうやって生かさせて頂いてるんですもん。
私にできることで少しづつ恩返しをしてるんです。私はいつもそう思って生きてるんですよ。こちらこそありがとうございます。もしうまくできなかったらいつでもお電話くださいね。ニッコリ。」
どかーーーん…
この最後の『ニッコリ』は『ニッコリ』なんてもんじゃなかった。
…ま、負けた…
私はマスタークック観音の生き方にものすごい感動を覚えつつも、かなりな敗北感を感じていた。
マスタークック観音様がいる会社↓
あのウザおばに対する私の感情。
嫌いだ!信じられん!なんじゃあのばばぁ!
きっとマスタークック観音様はそんなこと感じないんだろうなぁ…
とぼとぼと新宿の街を歩き、フツフツと色々思う。
あれ?
いつの間にかあのウザおばのことを「嫌いだ」と思っていないことに気付く。
あれ?
いつの間にかそんな感情(あいつ嫌いだ!最悪だ!)を感じていた自分がなんだか可愛らしく思えてる。
あれ?
マスタークック観音様にたいする敗北感もいつの間にやらなくなって、ただただ「あんな素敵な方にお会いできてよかったな」だけが残っている。
やっぱりそうか。
どんな感情でも、ちゃんと感じてあげると終わるんだ。
嫌だ!も、むかつく!も、ウザい!も、嫌いだ!も、ちゃんとそういう感情が湧いてきていることを否定せず、感じてあげると終わるんだ。
うん。
よかった。
ウザおばさん。
私のストーリーの中に登場してくれてありがとう。
貴女のお陰で感じられた感情がありましたよ。
感謝です。
どんな場所でも人と関わると自分が見えるな。
ありがたい。
お料理教室のお土産はこれ。
テンションあがるわー!
お料理は楽しい!!
人間も楽しい!!
お料理もリーディングも施術もいっぺんに味わえるお得なセッション。
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