朝起きると、先に起きていた亮一さんの後ろ姿がキッチンから見える。
食洗器に入っている食器を片づけてくれている。
「りょーちゃんおはよう~」
キッチンに行って朝の挨拶をする。
「あ!ゆっきぃおはよう。」
亮一さんがこちらを振り返る。
私はすかさずチューをする。
(毎朝必ずする!嫌がられてもする!笑)
「ゆっきぃ、お誕生日おめでとう!愛してる!」
うむ。
昨日「ちゃんと愛してるって言わないとダメなんだよ!」と言っておいた甲斐があった。
ちゃんと私に言われたとうりに言ってくれた。
「ありがとう♡すんごく嬉しい!」
シャワーを浴びてお部屋に戻る。
床にペタンと座る。
と、二匹のかわいこちゃんたちがワラワラと私の周りに近づいてくる。
この子たち。
7月の頭くらいから家族が増えた。
ゴロゴロと喉を鳴らしながら膝の上に乗っかってくる。
手にスリスリとすり寄ってくる。
私の周りから離れない。
なんと可愛いんだ!と悶絶していると、
今度は大きなかわいこちゃんが私の横にペタッとくっつきにくる。
このあまりにもキキのコスプレが似合いすぎるこやつだ。
「なんでこんなにママにくっつくのぉ~?」
笑いながら聞くと、こやつはこう答えた。
「だってー、ママのことが好きすぎるからくっつきたくなるんだもーん!」
…うむ。降参だ。
朝起きると最愛の人から『愛してる』と言われ(ほんとは言わせた笑)、
床にペタンと座るとかわいこちゃんたちがワラワラ寄ってきてくれて、
最愛の娘に『大好きでくっつきたくなる』と言われる。
すごい誕生日だ。
まだまだすごいことは続く。
お昼?朝ごはん?に亮一さんがナポリタンを作ってくれて
その後一時間以上整体の施術をしてくれた。
亮一さんがそらさんをスイミングに連れて行ってくれて、
私はブログを書いている。(←今ここ)
先ほど私はケーキのスポンジ生地を焼いていた。
明日菊名にある『ごちゃまぜの家』に持っていくためだ。
自分のお誕生日に明日もっていくためのケーキのスポンジ生地をせっせと作る。
なんだかよくわからないけどすごくいい感じだ。
これから亮一さんとそら先生が帰ってきたらスーパー銭湯にみんなで行く。
夜ごはんのことは何も決めていない。
最高な日だ。
こんなに幸せな誕生日は初めてだ。
亮一さんとそら先生が帰ってきたらもう一度ちゃんと言おう。
「ありがとう」って。
みなさんにも。
読んでくれてありがとう。