藤山家においでよ

藤山家ってこんなとこです。

私のコト69

みなさんこんにちはーー!

 

前回のブログを読んで、私のこと心配してくださってる方がメッセージを送って下さったり、実際に会いに来て下さったりして…

 

えーと…

なんだか…

うーんと…

 

 

すんごく嬉しかったです!!

 

ありがとうございます!!

 

未だ朝起きると『ほぉ…今日も朝がきたのだね…』と少し、ほんのすこーし

胸が切なくなったりもしますが、これはまだ大きな“気づき”があった後の足場みたいのが定まってないせいだと思われます。

 

概ね元気です。

 

藤山亮一さんにも甘えまくりです!!(*´з`)

 

あ、藤山亮一さんのアジア旅のことも書きたいのでそれもまた近々。

 

あ、それと!出張整体&出張リーディング&会いたい!と言ってくださった方に会いに行くツアーなるものを思案中なので、その詳細も近々書きます!

地方にどんどん行っちゃいます!家族で!笑

 

さて。

続き行きましょうかね。

赤裸々に

書きますよー!

 

前回はこちら♡

私のコト68 - 藤山家においでよ

 

最初から読みたい方はこちら♡

私のコト① - 藤山家においでよ

 

 

木田さんの出現で今まで味わったことのないような胸のドキドキを感じ、それに戸惑う小娘ゆっきぃ。

戸惑いやどきどきを悟られたくないがゆえ、早々に帰ろうとするが何故かママと木田さんとアフターに行くことになってしまう。

 

 

はぁ…

どんな時間になることやら…

長い夜になりそうだ…

 

そんなことを思いながらお店に入る。

 

ビルの地下一階にあるこじんまりとしたお店。

店内には大音量で誰かが歌うカラオケが流れている。

ボックス席が3つにカウンター席が5つほど。

暗めの店内に小さなミラーボールがくるくるキラキラと回っている。

 

「いや~ん!!木田ちゃんやないのぉ~!!!」

 

噂のゲイのママ(見た目は普通のおじさん)が腰をくねらせて木田さんに駆け寄る。

すぐ横には木田さんの腕をガッツリつかんでどや顔のりおママ。

 

「ひさしぶりやないのぉ~!元気にしとったぁ~?」

りおママが早速攻撃を仕掛ける。

 

「あらぁ~!!りおちゃんやないのぉ~!あ!ママになったんやんねぇ~。

おめでとう!!ちょっと…なんで木田ちゃんと腕組んで一緒に来てるん?

あっ!!あんた達!もしかしてーーー!!」

 

ゲイのママ(見た目はおじさん←しつこい)はわざと大げさに言ってその場を盛り上げる。

さすがだ。

 

「シゲママをびっくりさそう思て木田さんに連れてきてもらったんよぉ~!あはははは!」

 

ゲイのママは『シゲちゃん』と呼ばれているらしく、木田さんとりおママは

『シゲ~!』や『シゲママ』と呼んでいた。

 

「そやでぇ~。ほんまは来たくなかってんで!こんな店~。」

「ちょっと!!久しぶりに来てそれはないやろっ!!木田ちゃん、もーう今夜は帰さへんで~!はよ座り!あら?この子は?」

 

3人でふざけながら話しているのを楽しく見ていた私にシゲママが気づく。

 

「この子な、うちの店の子ぉやねん。ゆきえちゃん。よろしくなぁ。」

 

りおママが紹介してくれた。

 

「ゆきえです。よろしくお願いします!ほんとは来るつもりなかったんですけど連れて来られました!勉強させてもらいますっ!!」

 

シゲママにはこれくらい言っても大丈夫かと思い、言ってみた。

 

「えっ?!勉強?!あんたみたいな小娘にこの店の何が勉強になるっていうのよ!

このブス!!ふんっ!!」

 

うわわわわ…

しまったぁ~…

挨拶間違えたぁ~

 

「相変わらずやなぁ~シゲは。若い子連れてくるといつもこうやねん。」

「ふんっ!なによ!木田ちゃんはいつも若い子やら綺麗な子やら連れてくるんやから!

なに?ゆきえ?なによブス!!」

 

あれ?

挨拶間違えたわけじゃなかったんだ。笑

 

ははぁ~…

昔、ホステスさんとシゲママが木田さんを取り合ってたって…

こんな感じだったんだなぁ。

 

 

りおママが木田さんの隣に座ると

「ゆきえちゃんはこっちの木田さんの隣に座っとき!」

と言った。

 

シゲママが木田さんの隣の席に座らないようにするためだ。

 

木田さんを真ん中にしてりおママと私で両隣を固める。

 

お酒とおつまみの用意をしに行っていたシゲママが戻ってきた。

 

「ちょっと!!二人して木田ちゃんの隣固めて!久しぶりなんやから私を隣に座らせなさいよ!ちょっと!そこのブス!ゆきえ?だっけ?どきなさいよ!」

 

りおママも木田さんも大笑いしている。

 

「ゆきえちゃん!絶対どいたらあかんでぇ!あはははは!」

「シゲ!お前は相変わらずうるさいわ!あははは!」

 

 

木田さんが楽しそうに笑ってる…

この内輪テッパンウケは全く面白くないけど…

木田さんが楽しそうに笑ってるから…いいか。

ブスブス言われてるけど…

木田さんの笑顔が素敵だから…いいか。

それに、いつの間にか隣に座ってるし。

 

ドキドキしながらもたまにちらちらと木田さんの顔を盗み見る。

 

はぁ…

…カッコいい…

 

シゲママとりおママと木田さんは昔話で盛り上がる。

私は時折その話しにちょっとした質問をして、ますます盛り上がるように

促す。

 

そして時折木田さんが私の方をみてこう言う。

 

 

「ゆきえ、飲んでるか?」

 

 

やめて!

そういう優しいのやめて!

嬉しすぎるからやめて!

 

「はい。飲んでますよ。」

 

冷静にニッコリとしながら返す。

 

そんな時、シゲママと木田さんとりおママがなにやらコソコソと話し始める。

 

あー…

なんか私が聞いちゃいけないような話しなんだろうなぁ…と思いながら、なるべく聞かないように店内を見回す。

 

「ちょっと待っててよぉ~。」

 

シゲママが立ち上がりカウンターから何かを持ってきた。

 

手に何かもっているらしく、ギュッと握りしめている。

そのギュッと握りしめた手をテーブルの真ん中に置き、

 

「ちょっと、みんなコレ見て。もっと寄って!すごいんだから!もっと近寄って!

ほら!そこのブスももっと顔近づけて!」

 

なんだろう?

手の中に何が入ってるんだろう?

 

「え?なんですか?え?怖い怖い!え?木田さん中身知ってるんですか?」

「知らん。なんやろな?」

「なんやろ?もっと近づけなあかんのん?」

「そうや!もっと顔近づけて!」

 

シゲママの言う通り、三人でどんどんと手に顔を近づける。

木田さんの顔がすぐ近くにある。

もうほっぺがくっつきそうだ。

その状態にドキドキしながらも中身がすごく気になる。

 

えー…

なんだろ…

何が入ってるんだろう?

 

 

その時。

シゲママが急に大きな声でこう言った。

 

「はいっ!木田ちゃんゆきえの方そのまま向くっ!!」

 

えっ?!

と思った瞬間、木田さんは私の方を向いた。

 

は?

は?は?は?

 

気づいたら私は木田さんとキスをしていた。

 

目を丸くしてびっくりしている私を見てシゲママは大笑いをしていた。

りおママは「ありゃぁ~びっくり!」とふざけていた。

 

「あはははは!ゆきえの目!あんた!ブスがますますブスになってるわよ!

よかったじゃなぁ~い?木田ちゃんとキスできてぇ~♪」

 

シゲママは上機嫌だ。

 

「ありゃりゃ~、こりゃびっくりぃ~!」

りおママは酔っぱらってずっとふざけている。

 

「おーい!ゆきえ~!だいじょうぶかぁ?」

 

木田さんが“悪かったかなぁ…”の顔で私に聞く。

 

「えー!なんですか?今の?もーう!!本気で『何が入ってるんだろう?』ってドキドキしてたのにぃ~!も~う!あ!さっきコソコソ話してたのってコレですね?!ひどーい!」

 

必死でドキドキを隠しながらおどける。

木田さんが困らないように。

 

「やったー!ひっかかったー!ブスがひっかかったー!あれ?ゆきえ?

顔が赤いわよ。あらぁ?木田ちゃんのこと…まんざらでもないのかしらぁ?」

「お?ゆきえ?そうなんか?」

 

はぁ?!

いやいやいやいや…

違う違う違う違う…

 

…違くないけど…

 

「何言ってるんですかぁ!急にキスされたらだれだって戸惑いますよぉー!

恥ずかしいし!」

 

これ、精一杯。

 

もうそれからは落ち着かせるのが大変だった。

 

 

キスしちゃったキスしちゃったキスしちゃったキスしちゃった…

 

あぁ…

 

…もっとしたい…

 

木田さんともっとキスしたい…

 

 

 

…え?

今の何?!

 

や!やばい!

私はなんつーコトを考えてるんだ!

今日会ったばかり!

しかもお客さん!

しかもりおママが憧れてた人!

 

うそうそうそ。

今のうーそ!

 

もう頭の中も胸のドキドキも忙しすぎて大変。

 

早く帰りたい…

もう早くここから逃れたいよぉ~

 

 

「そろそろ帰るかぁ。」

 

木田さんが眠そうな顔で言った。

 

うんうんうん。

帰ろう帰ろう!

すぐ帰ろう。今帰ろう。

 

「えーー!帰りたくない!まだいいやろぉ~?」

「そうや!今夜は帰らせへんって言うたやろ!」

 

りおママがごねる。シゲママが引き止める。

 

もーマジでやめて!

もう私は身が持ちません…

 

「明日早いんやぁ。ほんまにもう帰るで。」

 

木田さんが二人の静止をはねのけ席から立ちあがった。

 

よし!

帰ろう!

 

「えぇ~…そうなん…?じゃ帰るかぁ~」

 

りおママはフラフラとしながら立ち上がった。

 

「また来てやぁ~木田ちゃん。あ、もうブスは来なくていいから。あははは!」

 

最後まで私はブスだったか。

 

三人で店の外にでる。

もう3時だ。

 

「木田さんはどうやって帰るん?」

りおママが聞く。

「車やから送ってくわ。」

 

当時はまだ車でミナミに来てるお客さんが結構いた。

バリバリ酔っ払い運転だけど、深夜や早朝だとたいがい捕まることはないらしい。

 

りおママは送ってもらうんだな。

じゃ、私はタクシーを拾って帰ろう。

 

「あ、私はその辺でタクシーを拾って帰ります。木田さん、今日はごちそうさまでした!またいらしてくださいね!」

 

よし!

上出来!

にこやかに、普通に、さりげなく…

挨拶できた!はず…

 

その時。

 

「なんでや。ゆきえも送ったるわ。乗ってけばええやんか。」

「そうやんか!ゆきえちゃんも送ってもらい!」

 

えぇ…?

はぁ~…

まだこの時間が続くのか…

早く一人になりたいよぉ~

木田さんといられるのは嬉しいけどしんどいよぉ~…

 

「いやいや。木田さん大変やからいいですよ。ママだけお願いします。」

「大変ちゃうわ。ついでやんか。着き合わせたんやから送ってくわ。」

「そうやで。木田さんは危ない人ちゃうんやから。送ってもらい!」

「危ない人ってなんやねん!」

 

もう断れない流れだ。

はぁ…

 

「じゃぁ…はい。お願いします。」

 

結局木田さんの車に乗り込み、送ってもらうことになった。

 

「ママの家の方が寄りやすいからママから送るで。ええか?」

「そやな。家のがゆきえちゃんのお家より近いな。それでお願いしまーす!」

 

て、こと、は?

 

ひえ~!!!

後で木田さんと車の中で二人きりになるってこと?!!

 

うわわわわわ。

やっぱりタクシーにすればよかった!!

無理!ほんと無理!

どうしよどうしよどうしよ~!!

 

ママの家はミナミからすぐだ。

あっという間に着いてしまった。

 

「じゃあね!木田さん!また絶対店来てや!ありがとうな!ゆきえちゃんのコトよろしくね!」

「おー、またなー。」

 

 

…ふ、二人きりだ…

ヤバい…

何か話さなきゃ…

 

「えと…なんかすいません。送ってもらっちゃって。ありがとうございます。」

「ええよ。今日は着き合わせて悪かったなあ。少しは楽しめたか?」

「あー…はい。面白かったです。」

「そうか。ならよかった。」

 

 

…シーン…

ダメだ。

緊張しすぎて話しができない。

どうしよう…

 

「眠い…」

「え?」

「あかん…眠い…」

「え?え?え?大丈夫ですか?」

「大丈夫やない…眠くてあかんわ。」

「え?じゃあ私ここで降ろしてもらえればあとはタクシー拾うんでいいですよ!

木田さんは車で少し眠ったらいいんやないですか?」

「いやだ。ゆきえと一緒がいい。」

「え?は?それは…どういう…」

「もう眠くてあかんからあそこで一緒に寝よう。」

 

木田さんが指さしたのは

 

ラブホテルだった。

 

 

え?

 

 

えーーーーっ?!

 

 

さて。

小娘ゆっきぃ。

どうしますかね?

 

つーづーくー