みなさんおはようございます!
アクセス数が減ってるといっちょまえに凹んだりしてる自分が愛しいです!
自分が書きたくて書いてるのに、やっぱりたくさんの人に『承認』されたい!『読んで面白いと言ってもらいたい!』と渇望してるのが明るみになりますねぇ…
そんな自分も好きです。凹んでますがね。笑
それもまた“味わい”。
めげずに書くんだもん!
読んでくださっている貴方。
ほんとにありがとうございます!!
では。
つづきいくよー!
Nさんが『愛美さん』という可愛らしいホステスさんを連れて、Kさんと共に『りお』の店にやってきた。
『今日は話しがあって来たんや。』Nさんに言われ、何故か胸がざわつく小娘ゆっきぃ。
「なんですかね?話しって?」
私が聞くとNさんとKさんはもったいぶって話し始めた。
「あんな…ずっと兄弟と計画たててたんやけどなぁ。ぐふふ。」
「ぐふふ。ゆきえが喜んでくれるといいんやけどぉ。」
大の男2人が『ぐふふ』と口に手をあて子供のように笑ってる。
ウケる。
「ちょっとちょっと!もったいぶらないで教えてくださいよ!」
「ほんまにこの人たちはぁ~。ゆきえさん早く聞きたがってるやないですかぁ!」
愛美さんはもうその話しを知っているようだ。
「ぐふふ。あんな、兄弟は出身が高知県やろ?知ってるやんな?ゆきえ。」
「はい。しってますよー。」
そう。
Kさんは高知県出身。
たまに土佐弁がでるところが好き。
「でな、ゆきえが前に高知県行ってみたいって言うてたやろ?な?」
「はい!高知県!行ってみたいんです!」
私は以前、Kさんが高知県出身だと聞いて『行ってみたい場所の1つなんです!』と言っていた。
高知県は『お~い!竜馬』という漫画を読んでからずっと行きたかった場所。
「ゆきえ。連れていきたいんやけど…どや?」
Kさんが遠慮がちに私に言う。
「え?連れて行ってもらえるんですか?え?え?」
私は純粋に嬉しかった。
高知県に行ける!かもしれないのがほんとに嬉しかった。
「そやでー!兄弟はな、ずーっと『ゆきえを高知に連れていってやりたい』って言うてたんやでー。計画をずっと練ってたんやでー。」
「そやねん。ゆきえを連れて行きたいんや、ってNちゃんに言うたらじゃ一緒に行こう!って言うてくれたんや。」
Kさんはニコニコしながらすごく嬉しそうに私を見る。
「だからな、俺と愛美と兄弟とゆきえの4人で行くってことになったんや!ええやろ?
な?ゆきえ!ええやんな?」
わー…
なんか面白そう…
この人たちとだったら面白い旅になりそうだなー…
「はい!楽しそう~♪愛美さん!よろしくお願いします!」
「こちらこそです!よろしくお願いします!」
愛美さんは可愛い笑顔で応えてくれた。
その愛美さんを愛しそうな目でみるNさん。
こんなNさん初めてみた。
へー…
結構本気なんだろうなぁ…
Nさん、この子が一番のお気に入りなんだぁ。
「ゆきえ。来てくれるんか?よかったぁー!でな、日にちがぁ~…」
Kさんは嬉しそうに旅の計画を教えてくれる。
もう日にちも旅館も決まっているみたいだった。
2泊3日の高知旅行。
KさんもNさんも結婚して子供もいる。
そしてお仕事もきっと多忙だ。
そんな二人が2泊3日の旅行を計画するのは結構大変なことなんだと思う。
出発は2週間後の金曜日。
なので、私も愛美さんも金曜日と土曜日の二日間お店を休むことになる。
ママになんて言おうか。
2日もお店を休むのは『りお』に入ってから初めてだ。
えーと…
早めに言わなきゃなぁ…
なんて考えている時…重大なことを思いだした。
あ!!Tさん!!
Tさんのコトをすっかり忘れていた!
うわわわ…
なんて言おう…
今のTさんはほとんど私と一緒にいる。
たまに奥さんと子供のところに帰る日もあるけど、たいがい2日くらいだし
それにどんどん頻度が減っている。
高知旅行の日にたまたま奥さんと子供のところに帰る…
なんて、そんな偶然はありえないだろう。
どうしよう…
今までTさんをおいて泊がけで出かけたことなんてない。
絶対に何を言っても疑うに決まってる。
なんて言おう…
どうしよう…
もう行くと言ってしまった。
それに行きたい。
あーーー!!
めんどくさい!!
なぜ私はTさんの顔色を窺って生活しなきゃいけないんだろう?
こんなはずじゃなかったのに!
こんなことと思わなかった!
もういいや。
バレてもいいや。
一応嘘はつくけど。
もしバレてしまったらその時だ。
私はTさんにつく“嘘”をまた考えはじめた。
さて。
無事に旅行に行けるかな?
つーづーくー