藤山家においでよ

藤山家ってこんなとこです。

私のコト54

みなさんおはよーございますー!

 

梅の花も咲き始めて(もう満開のとこあるよねー)だんだん春に近づいてますねー♪

春はいいなぁ~梅の花大好き!

 

ウドもフキも菜の花もフキノトウもセリもこごみもコシアブラもだーい好き!

 

春は苦みのある“芽”を頂こう♪

ちょーデトックスですよ。

春に“芽”や“野草”を頂くと、この一年の動きがまるで変わりますよ!

なにより美味い!

 

ダンナちゃんもすっかりそういうものが好きになり、春になると野草の天ぷらや

ウドの皮のきんぴらや菜の花の辛し和えや胡麻和えが食卓にならびます。

まだそらちゃんは『苦い~』と言って食べなかったりするけど。

でも少しでも口にして、味を知っていくっていくの大事だと思って食べさせます笑

嫌がるけど笑

 

さてと。

春の野草と芽で身体のデトックス

セキララ自叙伝で過去の自分をさらけだしてデトックスー笑

ちょっとでも『こいつおもしれーな♪』と思って頂けたら嬉しいわぁ~

今日もいってみましょー

 

 

 

母親からの手紙を読み、大号泣した小娘ゆっきぃ。

自分の中で“何か”が少し、ほんの少し動いたことを感じる。

でも、まだまだミナミの街に出勤する日々はつづく。

 

ある日。

中堅どころの建設会社専務のNさんがお店にやってきた。

もう何度も席に着かせてもらってる方。

 

中堅どころといってもなかなかの建設会社。

バブルのころの名残なのか、りおママの店は建設会社のお客さんが多かった。

その中でも結構羽振りのいいお客様のNさん。

ガラはあまり良くないが、遊び慣れたやり手の男性。

年の頃は40代前半。

いつもピシッと(派手な)スーツを着て、オールバックに髪をセットして、だいたい3人連れほどでお店にやってくる。

 

私が最初にNさんの席に着いたのはお店に入って1ヶ月程経ったころだった。

 

Nさんの印象は“ガラも品も悪いけどなかなか優しくて面白い遊び慣れた人”。

Nさんは何故か最初から私を可愛がってくれた。

 

他のお店から電話をかけてきてくれて『おーい!ゆきえー!迎えにこーい!』と言ってくれたり、『○○の店に行くから送ってくれー!ゆきえー!』といつも言ってくれた。

 

他のお店のホステスさんもたくさん紹介してくれたり、他のお店の黒服さんや店長さんに私をこう言って紹介してくれたりもした。

 

『こいつゆきえっていうんやけどな、酒も強くておもろいヤツなんやー。タイプちゃうけどな!口説く気ぃ全くおきひんけどおもろいヤツやねん。』

 

そのとおりでNさんは私を口説いたことは一度も、ない。

不本意な気持ちもありながら、そんなNさんに私は感謝していた。

Nさんの席に着くのは純粋に楽しかった。

Nさんのガラの悪さや口の悪さ、そしてワガママなところをりおママはわりと嫌っていたし、先輩ホステスさんたちも『Nさんの席はあんまり着きたくないわぁ~』

と言っていたのが私にはあまりわからなかった。

 

そんなNさんが初めてお会いするお客様を連れて『りお』の店に来店した。

もうお店の閉店時間がせまっている時間帯だった。

 

 

「おおー!ゆきえ!きたったでー。お前に紹介したい人がおんねん!」

 

そう言いながら初めてのお客さんを紹介してくれた。

 

「兄弟分やねん。なぁ!兄弟!」

 

きょ、兄弟分?!

あっれー?

やっぱりそっち系だったんですかねぇ…

 

紹介されたかたは建設会社を個人で経営されている社長さん。

名前はKさん。

年の頃は40代後半で、Nさん同様ピシッとしたスーツ(Nさんほど派手ではない)

を来た、背は低いけど(Nさんも低いのよ)顔はなかなかの男前な清潔感ある男性。

 

「こんばんわー。はじめましてー。ぼくKっていいますぅ~♪」

 

Kさんはこんな自己紹介をしてくれた。

もう何軒もはしごしてきたのか、NさんもKさんもご機嫌。

パッと見、Nさん同様ソッチ系の雰囲気のあるKさんが

「ぼく」っていうだけでだいたいウケる。

私はKさんに好印象をもった。

 

「はじめまして!ゆきえです。よろしくお願いします。」

「Nちゃんから聞いてるでー。ゆきえちゃんかぁ。よろしくなぁ。」

 

優しそうな笑顔。

そして接客してても終始気をつかってくれる。

 

「ゆきえー!兄弟はな、どこの店に言っても女の子になびかへんのやー!

誰を紹介しても口説こうとせんのやでー。」

「へー!そうなんですか?Kさん、誰も口説かないんですか?あ!好みのタイプがハードル高いんやろー?そうでしょ?」

「いやいや~…」

 

Kさんは恥ずかしそうにニヤニヤと笑ってごまかそうとしていた。

 

「でな、俺はピンときたんや!絶対ゆきえはタイプやと思ってな!だから連れてきたんや!」

 

へー…

そーなんやー。

Nさんナイス!

 

「え?そーなんですか?ほんと?ほんとに?そう?ねーKさん!違うなら違うってはっきり言った方がいいですよー!」

 

Kさんにつめよる私。

Kさんはニコニコしながら私をみる。

 

「ほらな!いつもの兄弟と違う!こんな顔したことないで!ほら!ドンピシャや!」

 

ほー

ほほー

 

「ほんとにそうなんですか?」

もう一度聞く。

「恥ずかしいなぁ。ゆきえちゃん。俺の娘と同じ名前なんやー。複雑な気持ちやー。」

 

Kさんはずーっと恥ずかしそうにニコニコしながら私を見る。

 

「おい!兄弟!この後ゆきえを連れて飲みに行くで!ええやろ?ゆきえ!」

「ええの?ゆきえちゃん。大丈夫?来てくれるなら嬉しいけどな。ええのん?」

 

Kさんが優しく私に聞く。

 

「いいですよ!行きましょう!Kさんは?大丈夫ですか?」

「ぼく?ぼくはだいじょうぶですぅ!」

ウケる。

 

お店が終わってNさんとKさんにアフターに連れていってもらう。

 

Nさん行きつけのラウンジ。

明るい女の子がたくさんいるお店。

Nさんはたくさんの女の子を周りに座らせワーワーと楽しくお酒を飲んでいる。

 

私とKさんはその輪に加わりながらも、2人で少しずつ話しをする。

 

「ゆきえちゃん。俺な、今そんなに儲かってるわけじゃないからなぁ、情けない話しやけどな。でもな、ゆきえちゃんのことできるだけ応援したい思とる。でな、正直にいうで。」

 

「はい?なんですか?」

 

「惚れてもうたわ。」

 

Kさんは照れながら、下をむきながらそう言った。

 

 

わ。

わわわわわー…

 

ヤバい。

 

ちょっとキュンときてもうた。

 

ホステスになって半年以上がたっている。

もう割と口説かれ慣れてきていたのに。

のに。

あしらい方も少しうまくなってきていたのに。

のに。

 

何故だ。

 

そーだ。

 

酔ってるからだ。

 

「わー…Kさん…えーと…。なんだかやたら嬉しいですよ。

ありがとうございます!」

 

私はその時の本心を伝えた。

 

「ほんまにな、Nちゃんみたいにたくさんはお店に行くことはできひんかもしれんけどな…」

「はい。」

 

「…ぼく!がんばるから!!」

 

ぶはははは!

 

「ぼくやめてぇ~!Kさんがぼくって!もうやめてぇやぁ~」

 

Kさんはニコニコしながらお酒を飲んでいた。

 

私は酔っているせいにしながらKさんの口説きに気分が良くなっていた。

口説かれるコトには慣れてきていたけど、口説かれて気分良くなったのは

久しぶりだ。

 

「ゆきえ~!なんや!兄弟とええ感じやないけー?お祝いするか?

シャンパンでもあけるか?」

 

Nさんが大きな声でそう言った。

 

「あけてあけてぇーー!飲む飲む~!色のついてる方あけてー!」

 

私が言うと、お店の女の子が一斉に同じことを言った。

 

ここで解説。

シャンパンで『色のついてる方』とはロゼのシャンパンのことで、しかもこういうお店に置いてあるシャンパンはドンペリです。

 

『色付き』と『色なし』では料金がかーなーり違います。

いくらぐらいだったか忘れてしまいましたが…

色付きで4~5万くらいだったかなぁ…

もっとしたかなぁ…

さだかではありませんが、確実なのは“高い”ってことです。

Nさんに私は『色付き』あけろーと言ったわけです。

自分のお店でもないところで。

5万くらいのシャンパン飲ませろー!と言ったわけですねー。

 

 

「おい!色付き?色付きだとぉ~?」

とNさん。

「そうそう!いーろーつーきー!きれーいな色付きー!」

私も応戦!

「ゆきえ~、お前ってヤツわぁ~!おお!!あけろあけろー!

よし!色付き3本もってこーい!」

 

店内におおっ!や、きゃー!の声があがる。

 

「きゃー!Nさん!ありがとーー!」

 

私はNさんに抱き着きに行った。

その時、Nさんが小声で私の耳元でささやいた。

 

 

 

さーて。

なんてささやいたのかなー?

 

気になるー?( ̄▽ ̄)

 

つーづーくー

 

 

↓こっちも気になったら見て見てね。

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いい写真だよー♡

文章も秀逸だよー♡

内容もいいんだよー♡