藤山家においでよ

藤山家ってこんなとこです。

私のコト㉑

みなさんこんにちわー!

 

今日は朝書けなかったので今書いてまーす!

 

TELでのリーディングセッションをいい感じに終え、

ちょっと気持ち良くなってるゆっきぃです~

(しほサンありがとう!)

 

さて。

さっそく続きにいきましょう!

 

Ⅿさんに私を誘った諸事情を聞き、ますますラウンジのママさんに会うのが

楽しみになった小娘ゆっきぃ。

いよいよご対面です。

 

初めて歩く宗右衛門町。

北新地とはまた全然違う雰囲気。

北新地が東京でいう銀座なら、宗右衛門町は渋谷と新宿と六本木を足したような場所。

たくさんのホステスさんや黒服さんで街はにぎやか。

きらびやかなネオン。

やっぱりワクワクする!

 

宗右衛門町の中ほどのとあるビルの2階にそのお店はありました。

お店の名前は『りお』(←もちろん仮名ですよー)。

お店のママの名前です。

 

ドキドキしながらお店に入る。

綺麗だけど華美すぎない店内。

カウンター6席、ボックス席が7つ。

入口からすべて店内が見渡せる、こじんまりしながらも居心地のよさそうなお店。

 

お客様は二人。

ホステスの女性たちが賑やかに接客しています。

 

「おー。りお!来たでー。」

「Ⅿちゃん!よう来たなー。ありがとう!」

素敵な着物を来た女性がⅯさんと気さくに挨拶をかわす。

歳の頃は40歳半ば。

背の小さい和風美人。

(この人がママだ!)

 

「は、初めまして!ゆきえです!」

「いらっしゃい!この子かいなぁ、Ⅿちゃんが言ってた子ぉは?」

「そや。ゆきえや。可愛らしい子やろ?まーちょっとぽっちゃりしてるけどなぁ。笑」

「全然ぽっちゃりちゃうやんかぁ。ゆきえちゃん。今日はゆっくりしていってなぁ。」

 

にこやかに優しく私に接してくれたコトにひとまずホッとする。

 

カウンターに座ると、Ⅿさんの入れているボトルが出される。

ブランデーのヘネシー

そのヘネシーをママが水割りにして出してくれる。

「ありがとうございます!頂きます!」

緊張しながらも私はこんなコトを思う。

(こういうお店でボトルを入れる時、どうしてみんなブランデーなんだろう?

そして、どうしてブランデーを水割りにしちゃうんだろうなぁ…まぁ美味いんだけどねぇ…)

そんなコトを思いながらグラスを口に運んでいると、

ママがⅯさんにいろいろお店の相談をしはじめました。

「○○さんもなかなか来てくれへんようになってなぁ。○○ちゃんがウチを辞めて○○に移ってしまったやろ?連れていってしまったんよぉ。ほんっまくやしいわぁ!

もともとは私のお客さんやったやろ?挨拶ぐらいしに来なアカンやろ?

なぁ!Ⅿちゃん!」

 

おぉっ!

お客さん取った取られたの話しを今、間近に聞いている!

なんかドラマみたい!!

 

ん?

でも…

私来たばっかりだよね…

手伝うかもしれない女の子が来てるのにいきなりこんな話し聞かせていいのかなー?

そんな違和感を感じているとⅯさんは

「おいおい!りお!お前なぁ。ゆきえはまだ来たばっかりやで。それにこの世界のコトなんも知らん子やで。いきなり聞かす話しちゃうやろー」

至極全うなコトを言いました。

「そやな!そやったな!ほんまごめんやでぇー。

ゆきえちゃん、Ⅿちゃんとはもう長い付き合いでなぁ。唯一気ぃが許せる相談できる人やねん。それでついなぁ。だからな、いっそのこと私の男になってやーってずっといいよってるんやけどなー!ぜんぜん靡かへんねん!あっははははー!」

「誰がお前の男になるか!あほか!あっははははー!」

「うわぁー!ひどいやろ?ゆきえちゃん!私を誰だと思ってんねん!ミナミのりおっていったら知らんヤツおらんのやでー!あっははははー!」

 

さっきまでの深刻そうな、悔しそうなママさんはどこにもいません。

明るく気さくで無邪気なママがそこにいました。

 

多分こうやってお客さんを楽しませて、そして味方につけてここまでやってきたんだろうなぁ…

でも今はあんまりうまくいってないんだろうなぁ…

 

そんなコトがなんとなく見てとれました。

そして私は、このママさんのコト、割と好きなタイプの人だなぁと思ってみていました。

 

しばらくの間、Ⅿさんとママと3人でいろんな話しをしていると

ママは私にこんなコトを言いました。

 

「ゆきえちゃん。Ⅿちゃんに聞いてるかもしれんけどな、もうすぐ周年やねん。

お店の1周年はほんまに大切な日なんや。私が今までやってきたコトがどうだったか

結果がでてしまう日やねん。ま、私がやってきたんやからお客さんはいっぱい来ると思うねんなー!でも女の子が足りひん。もしゆきえちゃんさえよければ手伝ってくれへんかなぁ。」

 

びっくり!

ママの方からこんなコトを言ってくれるんなんて!

しかも正直な言葉で。

 

「え?!私でいいんですか?ホステスさんの仕事なんてしたこともないし、それに大切な周年なんですよね?この世界のコト何にも知らないんですよ!」

「それは私が教えたるわ。ゆきえちゃんええ子やし、可愛らしいし、スレてないところがええねん。なぁⅯちゃん。そやろ?」

「そやねん。ゆきえがもしよかったら手伝ってやってくれへんか?俺も応援するから。」

 

なんと今日はべた褒めの日か!

私は“ええ子”やら“可愛らしい”やら“お前だからえええねん”やらの言葉に

もうノックアウトをくらってました。

そしてなにより、私にできる事があるならこのママのコトを助けたいと思い始めていました。

 

「私で良ければお手伝いしたいと思っています。でも…何をしたらいいのかわかりません。私はなにをすればいいんでしょう?」

 

気づいたらこんな言葉が口から出ていました。

 

「ほんまに?!ありがとう!最初は必ず私が一緒にお客さんの席に着くから

徐々に私のやってるコトを見て覚えていったらええから!だいじょうぶやで!」

 

ママは嬉しそうに、そして頼もしくそう言ってくれました。

 

それからは時給面のコト、勤務時間のコト、いつから働くか、その前に今のバーテンダーをやっているお店をどうするか、働く時の服装のコト、交通費のコト…

 

どんどんと具体的な話しが進みます。

 

時給も勤務時間も何も問題ない。

この店で、このママのお手伝いをしながらこの世界のコトを知りたい。

そんな思いがどんどんと強くなっていました。

 

あぁ…

私はあのバーとバーテンダーを辞めるなぁ…

 

今日はただの見学とママとの対面のつもりで来たのに。

バーを辞めるなんてまだ思っていなかったのに。

 

こんな思いを抱きながら家に帰るコトになるなんて。

 

家?

 

あっ!

コバ君!

 

きっとコバ君は私がホステスをやるって言ったら反対する!

真面目な彼は私がバーテンダーではないカタチで夜の世界にいる入るコトを絶対に嫌がる!

 

あぁ…

どうしよう…

 

正直…

 

めんどくさい…

 

 

もうコバ君とも潮時かなぁ…

 

 

また新たな世界へ足を突っ込みたくなった小娘ゆっきぃ。

 

次はどんな世界が繰り広げられるでしょうか?!

 

気になる?笑

 

つーづーくー