藤山家においでよ

横浜のパワースポットと化した藤山家。施術、お料理、お話し会などを通じて『幸せに生きる』を実験、研究しています。

私のコト67

みなさんこんにちわー!

 

未だ帰ってこない私のダンナさんである藤山亮一さん。

只今ラオスにいるらしいです!

昨日入ったラオスのホテルはすごーく綺麗で、スタッフさんたちもすごーく親切らしいです。

スカイプで少しお部屋の様子を見せてもらったのですがめっちゃ綺麗!

エアコン付き!

で、1200円くらいだってー!

いーないーな♪

 

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何故かスクショした笑

 

こちらはマレーシアのマラッカにて『よばれた!!』というメッセージとともに送られてきた写真です。

うんうん。

よばれてますな。

 

亮一さんは異国の地で開放の旅、私は自叙伝を綴りながら“過去”と“観念”と“感情”の開放の旅をしております。

 

貴方も貴女も、これを読んで一緒に“開放”できたら嬉しいです!

 

では続きいきまーす!

 

最初から読んでみたい!な方はこちらからどうぞ。

私のコト① - 藤山家においでよ

前回はこちら。

私のコト66 - 藤山家においでよ

 

 

麻美さんとの二人飲みで言いようのない虚無感をたっぷりと味わった小娘ゆっきぃ。

夜の世界の虚しさと、その中にあるある種ゆがんだ美しさをもっと知りたいと思っている自分に気付く。

 

麻美さんとのバトル?になりそうな日が、全くバトルにならずに終わると

いつもの日常が戻ってきていた。

 

Tさんは着々と引っ越しの準備をすすめ、ある日私にこう言った。

 

「ゆっきえさーん♪今日引っ越し終わらせるねー♪ゆきえさんがお仕事行ってる間に荷物運んじゃうから!帰り迎えに行くからさ、今日から新しいお部屋で寝ようね♡」

 

え?

全然荷造りもしてないし…

ダンボールだってひとつもないよ。

どうすんだろ?

 

「そうなの?え?誰がやんの?Tさん一人で?」

「そんなわけないやろぉ~。荷造りは俺がやるかもだけど、ほら!会社の若い奴らに頼むからさ!」

 

Tさんは一応会社の役員だ。

自分で作った会社の役員だから、現場にいなくても若いヤツらを使うことはできるみたいだ。

 

自分でなんの荷造りもしない、ましてや部屋を探してもいない。

それにお金も全然払っていない。

 

そんな引っ越しは初めてだ。

しかも私の名義で借りてくれるらしい。

 

バーテンダーをやっていたころ、いろんなホステスさんが教えてくれたことがある。

 

『マンション用意してもらうなら自分の名義にしてもらいなさいよ!』

 

いわゆる『パトロンさん』の名義にされちゃうと仲が悪くなった時に(別れた時に)大変だよ~という意味だ。

すぐに出て行かなければならなくなるよ!という意味。

 

Tさんはそんなコトは承知の上で『名義はゆきえさんにしておくからねー』と言っていた。

私は相変わらず

『へぇ~…』

と言っていた。

 

そしてTさんはほんとにその日のうちに引っ越しを完了させ、新しいお部屋での生活が始まった。

 

場所はミナミにほど近い『大国町』。

心斎橋にもなんばにも近い。

出勤がグッと楽になる。

 

部屋の間取りは2DK。

6畳の和室に8畳ほどの洋室。6畳ほどのダイニングキッチン。

お風呂もまぁまぁ広く、日当たりもいい。

11階建てマンションの11階。

 

今までいた部屋よりもずっと広くて日当たりも良くて、私はすごく気に入った。

そしてもう一つTさんからのプレゼントがあった。

 

Tさんが一緒にいられない時に私が退屈しないようにと、

車を買っておいてくれたのだ。

 

私がずっと運転してないことを知っているTさんは、私でも小回りよく運転できるようにと可愛い軽自動車を用意してくれた。

 

「ゆきえさーん♪この車可愛いやろぉ?名前なんにしよっかぁ?『イクラ号』にしよっか?わははは♪」

 

てことで私が飼っている猫の名前の『イクラ』を車の名前にした。

 

広い部屋と綺麗な可愛い車『イクラ号』。

私はただ『へぇ~…』と言ってるだけだったのに、

こんなすごいものが目の前に現れたのだ。

 

でも…

『すごいなぁ~…』とは思っていたけど、

『嬉しいぃ~♪』や『幸せ~♪』とはまるで思えなかった。

私の名義にしておいてはくれているが、ひとっつも『私のもの』だとは思えなかった。

 

新しい部屋にも少しづつ慣れ、周りの環境にもなじんできたある日。

 

私はりおの店で初めての感情を味わうことになる。

ホステスになって初めて味わう感情。

 

さて。

どんな感情でしょう?

 

へへへ♪

 

つーづーくー

私のコト66

みなさんこんにちわー!

 

前回のブログではご迷惑?ご心配?おかけしましたー!

 

コメントも頂き、フェイスブックのコメントにもメッセージを頂き、直接メールやLINEにも励ましのお言葉を頂き…

 

ワタクシ泣きました(T_T)

 

ありがたい…

 

世の中には優しい人がたくさんいるんだなぁ…

改めて実感しましたよ( ノД`)

 

ダンナさんからも異国の地からのスカイプ

 

『ゆっきぃ!ブログ、ぼちぼちねぇ~(*´з`)』

 

なんて優しい言葉を(;_;)

 

なんかいろいろ嬉しすぎてパンになってみたりしました。

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あのですね、私はとことん容姿に自信がないのであまりブログやフェイスブックに顔を出すのは極力やめようっと、なんて思っていたのですがね、

『お!これも私のワクだぞ!おいおい!』という声が自分から聞こえてきたので

出していく事にしましたー!(坂爪さんとの写真も載せたかったしねー)

“ワク”や“観念”がなんぼのもんじゃーい!!

 

てことで、書きたくなったのでもう書きます。笑

元気です。私。

 

さてとー

 

続きいっちゃいましょう!

 

最初からご覧になりたい方はこちら♥

私のコト① - 藤山家においでよ

 

前回はこちらよ♥

私のコト65 - 藤山家においでよ

 

あ!

今日は結構“下”の感じなので、お好きじゃない方はスルーしたほうが良いです。(;'∀')

 

 

 

麻美さんに『お店が終わったら一緒に二人で飲もう』と誘われ、ワクワクそわそわとお店の勤務を終えた小娘ゆっきぃ。

麻美さんとどんな会話が繰り広げられるか楽しみにしながら指定されたお店に向かう。

 

麻美さんから指定されたお店はバーとスナックが混ざったようなお店だった。

 

カウンターだけのこじんまりした、そして雑多なお店。

でも嫌な雑多じゃない。

居心地がよさそうだ。

 

麻美さんは先に席に着いて待っていた。

 

「ゆきえちゃーん。お疲れさま!ビール?何飲む?」

 

あぁ…

優しい。

これから豹変するのかしら。

 

「お疲れ様です!はい。ビールでお願いします。」

 

私は若干緊張しながら麻美さんの隣に座りビールをごくごくと飲んだ。

 

「ゆきえちゃん。びっくりしたやろ?急に誘われて。」

 

麻美さんがすごく自然な声のトーンで話しかける。

麻美さんの方に目をやると、お店にいる時とは全然違う雰囲気ですごく

リラックスしている。

ふにゃふにゃしていてとても可愛い。

 

あれ?

この人…

私と戦闘する気…もしかして…ない…?

 

いやいや!

りおママが『麻美はタヌキや!』って言ってた。

こうやって私を油断させる気だ。

まだ気を許しちゃいけない。

 

「はぁ…はい。びっくりしましたよー。麻美さんから誘われるなんて思ってもみませんでしたから。」

「うふふふふ。ゆきえちゃん。りおママから私のこと、何か聞いてるやろ?」

 

いたずらっ子のような上目づかいで私を見る。

 

なんだよー!

可愛いじゃねーか!

 

「はぁ。まぁ。りおママに可愛がってもらってたんですよねぇ?」

 

無難な答え。

 

「そうやねん。りおママにはすんごいお世話になってなぁ。足向けて寝られへんわぁ。うふふふふ。なぁ~んて♡」

 

小悪魔麻美。降臨。

 

「今日はHさんは帰られたんですねぇ。泊まりたがらなかったんですか?」

 

直球。投げてみた。

 

「もうねー、ほんまウザいんやわー!泊まりたがるで!でも私がほんまに嫌やねん。

ほんま気持ち悪いんやでぇ。聞きたい?ゆきえちゃん?」

 

おぉ。

割とセキララに言ってくれそうな雰囲気だ。

聞いてみよう。

 

「え?聞きたいです!いいんですか?」

「ええよええよ!ていうか聞いて!こんなんゆきえちゃんにしか言われへんもん!」

 

あれ?

どっかで聞いたセリフ…

まぁいっか。

聞かせてくれるならどんどん話してもらおう。

ものすごく面白そう。

 

「わー!聞きたいです!お願いします!」

「もうなんでも話すわ!あんな…」

 

この後、麻美さんはものすごく赤裸々にHさんのSEX事情を話し始めた。

ここに書けないようなコトまで赤裸々に。

 

Hさんはめっちゃくちゃ甘えん坊で、もんのすごくしつこい。らしい。

その甘えん坊はかなりのもので『赤ちゃんプレイ』にまで発展する。らしい。

 

衝撃的すぎる。

Hさんが…赤ちゃんプレイ…

70代半ばくらいのおじいちゃんが…赤ちゃんプレイ…(←しつこい)

 

「えぇっ!マジですか?!は?!うわぁ~…」

「マジやでぇ~。ほんまに気持ち悪いやろぉ?でな、そうかと思うと今度は

身体中ずーっと舐めまわすんやで!それが長いんや~」

 

おぉ…

Hさんに身体中を舐めまわされるところを想像する…

 

おぉ…

それはマジで無理だ…

 

「麻美さん…すごいですね…」

 

「すごないわぁ!ゆきえちゃん、Hさんを引っ張りたいと思ってるんやろ?」

 

あ。

そりゃバレてるよね。

もうここまで麻美さんが話してくれたんだから正直にいこう。

 

「はい。なんとかこっちに引っ張れないかといろいろ考えてました。

すいません。」

「え?!なんであやまるん?ホステスなら当たり前やろ!謝る必要ないわあ。

違うねん。ゆきえちゃんに言っておかなアカンと思てな。」

「は?はい?なんでしょう?」

 

「Hさんはな、“寝なきゃ”引っ張れへんよ。もうそれが当たり前になってしまったからなぁ。」

 

はー

やっぱりそうか。

Hさんを“寝ない”で引っ張るのはもう無理かぁ…

 

「最初はええと思うで。何回かは同伴もしてくれるやろうし、お店にも頻繁に来てくれると思うで。でも寝んかったらしばらくしたら離れるで。これは絶対や。

ゆきえちゃんがどんなに頑張ったってあかんわ。Hさん、ケチやしな。」

 

そうなんだぁ…

 

でも…

え?

じゃなんで麻美さんはそんなに嫌な思いして、ケチなHさんと寝てまで…

うーん…

 

私はそこも正直に聞いてみた。

 

「麻美さんはどうしてHさんを寝てまでして引っ張ってるんですか?

少しでも好きな気持ちがあるんですか?」

 

もっといいお客さんもいるだろう。

麻美さんならもっと嫌な思いしなくていいお客さんがたくさんいるんじゃないか。

でもHさんと“寝る”ってことは少しは“好き”というか“情”みたいなものがあるんじゃないか。

そんな考えしか思いつかず、私はそのまま質問した。

 

「あははははは!好きなはずないやろ!ほんまにぃ~ゆきえちゃんはまだまだ若いし染まってへんなぁ~。あはははは!」

 

大笑いされてしまった。

それに『若い=甘い=青い』とバカにまでされてしまった。

 

「ゆきえちゃん。ゆきえちゃんはなるべくそのままでいなよぉ。あんまりゆきえちゃんみたいな子、ホステスにはおらんからなぁ。だからなんだかいっぱい喋っちゃうわぁ。」

 

私は麻美さんが言った言葉にすごくびっくりした。

 

「え?そうですか?私みたいな子…ってどういうことですか?

私、さっき麻美さんのお店でめちゃくちゃ性格悪い感じでしたよね?

THE!ホステス!!って感じじゃありませんでしたか?」

 

そうそう。

さっき私はTHE!ホステス!!って感じだったはず。

性格めっちゃ悪かったはず!

 

「ぶははははは!ぜんっぜん!ゆきえちゃん、すんごく分かりやすかったでぇ。あははははは!しかも全然性格悪い感じじゃないし!ウケる!」

 

えー…

そうなん…?

 

「えー…私『結構ホステスっぽいことやってるやん!』みたいに思ってたんですけどねぇ…麻美さんとケンカになっちゃったりしてぇ~♪なんてコトも考えてたんですよぉ。」

 

「あはははは!なるわけないやんかぁ。ゆきえちゃんは珍しいくらい素直な子やで。」

 

あれぇ~…

全然思ってたのと違う展開だ。

もう完全に完敗…というか、ハナから勝負にもなっていなかったんだ。

 

「ゆきえちゃん。私はな、“寝て”まで引っ張らなあかん理由があんねん。」

「え?そうなんですか?えっと…それは…?」

 

「子供がおんねん。3人な。」

 

え?

え?え?え?え?

 

えーーーっ?!!

 

それは全然想像してなかった!

しかも3人?!

 

は?は?

はーーーっ?!

 

「さささ3人?!え?!それで?!あの…ダンナさんは?」

 

麻美さんは少し下を向いてちょっとバツの悪そうな顔でこう答えた。

 

「おらんよ。別れてん。しかもな、3人とも違う父親やねん。」

 

え?え?

えーーーーっ?!

 

わー…

そうだったんだ…

 

だからか…

 

自分一人で育てなきゃいけないから。

だから『腹括ってる』んだ。

だからHさんとも寝るんだ。

赤ちゃんプレイもするんだ。

 

なんだか…

もう何も立ち入れないや。

 

私には全くわからない世界だ。

想像もつかない。

 

「麻美さん、毎日子供たちはどこにいるんですか?お仕事中、ていうか、今もですけど…どこにいるんですか?」

 

「24時間やってる託児所があんねん。このミナミのまわりにはたくさんあるんやで。

そこに毎日預けて仕事に出るねん。で、帰りに眠ってる子供たちを迎えにいくねんで。」

 

そうなんだ…

 

そんなコト全然しらなかった。

24時間やってる託児所があることすら知らなかった。

 

『3人預けるとすごく高いねん。でも預けな働けへんしなぁ。もうこっちも必死やでぇ~。まぁ自業自得やけどな。あはははは!」

 

麻美さんは笑った。

自虐的に笑った。

 

私は笑えなかった。

 

「麻美さん…どうしてそういう状況になったんですか?」

 

失礼な質問だと知りながら聞いた。

聞かずにいられなかったから。

 

「あはは…そやなぁ。私、自分で嫌になっちゃうくらい男運悪いねん…

しょーもない男にばっかり惚れてしまうねん…。なんでやろなぁ…何回もなぁ。

で、結局どっか行ってしまうねんなぁ。アホやろぉ?」

 

麻美さんはハスキーな声で、笑いながらそう言った。

 

私はその麻美さんの姿を見て切なさが込み上げた。

そして何も言えなかった。

 

「だからな、そういう面でもりおママにはすごくお世話になったんよ。

りおママもシングルマザーやろ?だからすごく助けてくれたんやで。

でも、私は“寝て”しかお客さんを引っ張る術をしらんかったから、りおママはそのうち私を嫌がり始めたんや。ま、でも、今でも普通にはしゃべるし、たまに飲みにも連れて行ってもらうけどなぁ。あははは。」

 

りおママは19歳になる娘さんがいる。

娘さんがまだ小さいころに離婚をして、一人で育てなければいけなくなり夜の世界へ入った女性だ。

だから麻美さんの大変さがわかったんだろう。

 

「りおママだって“寝る”ことあるのになぁ~!ひどいやろぉ~!あははは。

あ、そうだ!ゆきえちゃん!こないだりおママと飲んだんやけどな。

りおママ、ゆきえちゃんのこと疑い始めてるで。」

 

りおママが?

私を?

疑う?

 

「え?疑うってなんですか?私を?」

「そやで。疑うっていうのはな、ゆきえちゃんを恐れてるってことや。」

「疑う?が?恐れてる?私を?」

 

私は何が何だかわからなかった。

 

「ゆきえちゃん、今Tちゃんに可愛がってもらってるやろ?それに他のりおママの主力のお客さんたちにも可愛がってもらってるやろ?」

「はぁ。はい。でも、それはママありきで可愛がってもらってるんで…」

 

私は本気でそう思っていた。

だからママが私を恐れるなんて考えてもみなかった。

りおママよりすごくなってやる!と思ってはいたけども、

それはまだまだ先の話しだ。

 

「いやいや。Tちゃんを味方につけたのはデカいで。しかもりおママの主力陣を味方につけてる。ママはそうとうゆきえちゃんのこと恐れてるで。

お客さんごっそり持って他のお店に移るんじゃないか?って本気で心配してるで。」

 

えー?!

そうだったんだ…

りおママがそんなことを考えていたなんて…

 

麻美さんもりおママも…

なんだか切ない。

私の中で虚無感が増していくのがわかった。

 

どうにもならない毎日。

抜け出せない夜の世界。

先が見えないミナミの街。

 

虚無だ。

とことん虚無だ。

 

そして私はその虚無の匂いが嫌いではなかった。

 

雑多なバーのカウンターにそのまま埋もれてしまいたくなる夜だった。

 

さてーと!

今日は長くなっちゃった!

 

読んでくださった貴方!貴女!

ありがとうございます!

 

まだつづくからねー

 

つーづーくー!

 

あ!

業務連絡です!

 

先日、鳥取からお問合せフォームでご連絡くださったⅯさん?Kさん?

お返事を送りたいのですが、送ると返ってきてしまいます!

メールアドレスが間違っていないか確認をお願いします!

ご縁がつながりますように。

ご連絡くださってありがとうございます!

今一度こちらの問い合わせフォームからご連絡下さい!

center-of-life.com

か…書けない…

どうした?!

私っ!!

 

パソコンの前に座る→勝手に手が動いて文章を綴る→自分で読んでびっくり?!

 

な、一連の行動を繰り返していたのに…

 

今、パソコンを開いて前に座ってみたら…

 

シーン…

 

全く手が動かなかった。

 

だからそのままを書いている。

 

なんつー状況。

 

藤山亮一さんの旅の様子も書きたい。

自叙伝の続きも書きたい。

 

そう思っているのに…

 

そう思っているのにいざ書こうとすると手が動かない。

 

だれかー!

 

この文章を読んでくださってる貴方!貴女!

 

こんな私によかったら励ましのコメントください!

お願いします!

 

お願いします!!

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こんな私に“愛”の手を~

私のコト65

みなさんおはようございます!

 

前回の新月から満月にかけてのデトックス効果なのか?

自分の日々の変化に今戸惑っている最中のゆっきぃです!

 

いったい私は何をやりたいのか?何をやりたくなのか?

またまた自分の“価値観”や“思い込み”がガラガラと崩れていっている感じです。

 

“思い込み”や“観念”ってすんごいあるんだねぇ…

こびりついてるんだねぇ…

 

でもこの自叙伝は何が何でも書き上げたい!の思いだけは強い!

たとえ読んでくれる人がいなくなっても!

 

…って…

それはやだな(-_-)

 

今日もこのブログを開いてくださってありがとうございます!

このページから入った方、はじめまして!

よかったら最初からどうぞ♡

私のコト① - 藤山家においでよ

 

そして前回はこちらです♡

私のコト64 - 藤山家においでよ

 

さて。

今日もつづきいきましょう!

 

Hさんにお願いをして麻美さんのお店に送らせてもらうことになった小娘ゆっきぃ。

麻美さんがどんな反応をするのか?

はたしてこの勝負どうなるのか?

かなりの性格の悪さ全開でワクワクしはじめていた。

 

麻美さんがいる店に着く。

 

とあるビルの3階。

『会員制』と書かれている重厚な木のドア。

 

どんなお店だろう~?

私はドキドキしながらお店のドアを開けた。

 

「いらっしゃいませ~!」

 

ボーイさん達の声。

 

「Hさん。お待ちしておりました。」

 

店長らしき人が挨拶をして席に案内する。

 

薄暗い照明。

落ち着いた店内。

シックな感じのラウンジ。

 

へー…

麻美さんはここで戦ってるんだなー…

 

何故か麻美さんには“戦っている”という言葉が当てはまった。

 

「あれ?Hさん。こちらの女性は?どこの女性ですか?」

店長らしき人が私のことを聞く。

 

「ほら。前に麻美が話していたゆきえちゃんやで。りおママのとこの。」

「ああ!この子がゆきえちゃんですか?はじめまして。よろしくお願いします。」

 

このお店で麻美さんが私のことを話していたんだ。

どんな話をしていたんだろう?

 

「よろしくお願いします。ゆきえです。」

「ゆきえちゃん。麻美ちゃんが怒っちゃうよぉ~こわいよぉ~大丈夫ぅ~?

Hさんも大丈夫ですかぁ~?」

 

店長らしき人がふざけながらそう言った。

 

「そやねん…どうしてもゆきえちゃんが送るっていうからなぁ。大丈夫かいなぁ~」

 

Hさんはソワソワしている。

 

その時麻美さんが席にやってきた。

 

「Hさーん!あー!ゆきえちゃんも一緒やないのぉ~。いらっしゃい!」

 

麻美さん、余裕の笑顔。

 

「なに?同伴したん?ゆきえちゃんどこ連れて行ってもらったん?うなぎ屋さん?」

 

麻美さんは普通に明るく聞いてきた。

 

「はい!初めてお食事連れて行ってくださったんですよー!同伴も初めてですし!

ほんとに嬉しかったです~。麻美さん、すいませ~ん。」

 

Hさんを真ん中に、麻美さんと私は会話をする。

 

Hさんは嬉しそうでもあり、戸惑ってもいる。

 

「なによぉ~Hさん!ゆきえちゃんが私より若くて可愛いからってぇ~。

でもよかったなぁゆきえちゃん。うなぎ美味しかったやろ?」

 

麻美さんはHさんへのヤキモチを少し表現しながらも私に気を使って話している。

ニコニコしながら。

さすが。

 

「はい!美味しかったですぅ。あんなに美味しいうなぎ、初めて食べましたぁ」

「そやろー?あそこ美味しいもんなぁ。なぁHさん♡」

 

でたっ!

Hさんの腕をがっしり抱きこみ、たわわなおっぱいに押し付ける。

 

「私はもう飽きたけどな。あははは!」

 

ぬおっ!

きたな!

笑顔で嫌味攻撃!

 

「わぁ~!麻美さんはもう飽きるほど連れて行ってもらってるんですかぁ?

いいないいなぁ~。ねえHさん。私も飽きるほど連れて行って欲しいですよぉ。」

 

私も負けずに…とはいかないが、Hさんに身をよせる。

 

私は一体どうしちゃったんだろう?

こんなこと今まで一回も言ったことない。

女の嫌なところ全開だ。

 

「ゆきえちゃん。Hさんは大変やでぇ。付き合うの大変なんやでぇ。なぁ~♡」

 

ほほぅ…

“寝て”るんだもんそりゃ大変やろなぁ。

 

「えー?そうですかぁ?Hさん大変なんだぁ。どんなところがですかぁ?」

 

あぁ…

今、私は私が世の中で一番嫌いなタイプの女が言いそうなことを言っている。

 

「それはぁ~…それは言えんわなぁ。ゆきえちゃんに嫌われちゃったら嫌やもんなぁ?そやろ?なぁ?」

 

麻美さん…

すげー…

めっちゃ甘え上手だ。

これをやられて嫌な男はあんまりいないだろう。

ましてやおじいちゃんの年代のHさんは麻美さんが可愛くて仕方ないだろうなぁ…

 

ちょっと“負け”のにおいがしてきた。

 

くやしい。

 

でも麻美さんみたいには出来ない。

 

どうしよう。

負けたくない。

 

そんな時、Hさんがトイレにたった。

麻美さんがトイレまで付き添い、すぐに帰ってきた。

 

うーんと…

なに話そう…

 

そう考えていると麻美さんのほうからこう言ってきた。

 

「ゆきえちゃん。今日お店終わったら時間ある?」

 

へ?

結構真剣な顔してますけど?

明らかにさっきと声のトーン違いますけど?

 

うわわわわ。

ちょっと怖いぞ。

 

でも…

 

なんかワクワクする!

 

「は、はい。大丈夫だと思います。」

「そう。じゃあちょっと飲みに行かへん?二人で。」

 

おーーーー!

二人で!!

すげー!

 

「はい。行きます!じゃ、お店終わったら連絡ください。」

 

私は麻美さんに携帯の番号を教えた。

 

「うん。今日はHさん早く帰ると思うから、遅くはならへんと思うわ。連絡するからね。ちょっと話そう。」

「はい。わかりました。じゃ、後で。」

 

Hさんがトイレから戻ってくるとさっきまでの麻美さんに戻っていた。

 

「だいじょぶだった?転ばへんかった?♡」

 

あぁ…

なんかもうこの人には敵わないのかもしれない…

 

そんな思いがよぎる。

 

今夜聞いてみよう。

ここまで徹底できるのはなんでなのか。

きっと何かあるはず。

 

私は敗北感と少しの虚無感を味わいながら、Hさんと麻美さんにお礼をして

りおの店に戻った。

 

敗北感。

私は“何”に敗北したと思ってるんだろう?

 

麻美さんに“女”として敗北したと思っている?

枕営業”に敗北したと思っている?

“ホステスとしての質”に敗北したと思っている?

 

どれも当てはまる。

でも何かが少し違う。

 

なんだろう?

 

あぁ…

 

“ホステスとしての覚悟”だ。

“腹の括り具合”だ。

 

完全に敗北。

 

私にはあそこまでの徹底はできない。

負けた。

 

少しの虚無感。

これはなんだろう?

なぜ虚無感。

 

この空虚な感じはなんだろう?

 

虚しい。

 

あぁ…

“ホステス”という職業、そして“夜の世界”には常にこの虚無感が付きまとうんだ。

きっとみんなそうなんだ。

ホステスさんもママたちもそしてお客さんも。

そしてその虚無感や虚しさがあるからこその良さなんだ。

 

この敗北感と少しの虚無感。

 

嫌いじゃない。

むしろ良いとさえ思える。

 

私はそんなことを考えながらお店が終わるのを待った。

麻美さんとの時間がどう展開するのかワクワクしながら。

 

 

さーて。

 

麻美さんはなにを語るかな?

 

つーづーくー

 

私のコト64

みなさんおはようございます!

 

昨日、私の大切な友が家に遊びにきてくれましてね。

 

こんなコトを言っていました。

 

『自叙伝、割と細かく赤裸々に会話まで書いてるじゃないですか?

あれって、どんな気持ちで書いてるんですか?過去の辛かった体験を細かく思いだして辛くならないんですか?』

 

とね。

 

彼女は“自分を見つめる”の作業を真面目にやっている素晴らしい女性。

でもまだ過去の辛かったことを思いだすと顔が引きつってしまったり、胸が苦しくなってしまったりするらしい。

 

そういえば数年前の私もそうだったなぁ…彼女の質問で思い出す。

 

でも今は全然違う。

 

自叙伝書いてるのめっちゃ楽しいんだよー!

これ誰の過去ですか?っていうくらい別人の物語みたいで、思い出してて楽しくて仕方ない。

“過去を思い出す”って、ただの私の“記憶”なのでほんとは妄想みたいなもんなんだけどね。

でも、一応記憶では実体験をしているコトなので(わーなんか書いてて矛盾だなー)

できるだけ細かく心情を書いていきたい!と思っているわけです。

 

そして、少しでも読んでくれている貴方、貴女、が『人間って面白いよなー』と思ってくれたらすんごく嬉しいってわけです。

 

数年前の私だったら過去を思いだすのがまだ辛くて書けなかった。と思う。

 

ベストタイミングで物事は進んでいるんだと改めて実感する。

 

もしよかったら最初からどうぞ♡

私のコト① - 藤山家においでよ

 

昨日来てくれた友よ。

ありがとう♡

そして貴女も思いだしても辛くなくなる時がすぐくるよ♡

 

 

さーて。

続きいくよー!

 

 

Hさんから初めてお食事に誘われて『いざ!勝負!』の時を迎えた小娘ゆっきぃ。

待ち合わせのHさん行きつけの鰻屋さんに高揚しながら入る。

 

Hさんはすでに鰻屋さんの個室で待っていた。

お店の女性が案内してくれる。

 

「お連れ様がまいりました。Hさんたら~お綺麗な方ですねぇ」

 

おぉ…

さすが常連。

やっぱりこういう言葉って大切よね。

お世辞がわかっていても嬉しいもんは嬉しい。

 

「お待たせしました。今日はありがとうございます!ほんとに嬉しいわぁ!」

「ゆきえちゃん。よう来たなぁ。まぁ座りぃや。」

 

Hさんはもうすでにビールを飲んでいる。

上機嫌だ。

 

もう勝負は始まっている。

さ。

気合入れよう。

 

「ゆきえちゃん、今日は麻美ちゃんには内緒やで。あいつはすぐにヤキモチをやくからなぁ。」

「はい!わかりました!…と言いたいですけどぉ…。それ、私は嫌だなぁ…」

 

ちょっと牽制してみる。

 

「えぇ?なんでや?嫌なんか?内緒にするのが?」

「はいぃ。だって…麻美さんにヤキモチやいてもらいたいですよ。」

「わっはっはっは!そうか!ゆきえちゃんは麻美にヤキモチやかせたいんか!」

「そうですよぉ~。Hさんはなんで今日私を食事に誘ってくれたんですか?」

「そやなぁ…。ゆきえちゃんはええ子やし、わしのことをいつも気にかけてくれてるしやなぁ…。一度食事に誘おうとはずっと考えてはいたんやで。」

 

うん。

ここまでは上出来だと思う。

Hさんはますます上機嫌になっている。

 

「でも麻美さんに悪いと思って誘えなかったんですか?」

 

こりゃこのままグイグイいってみるか。

 

「そや。麻美ちゃんはこんなわしに優しくしてくれたんや。あの子だけは裏切れんのや。」

 

やっぱり“寝る”のはHさんにはすごく効果的だったみたいだ。

 

Hさんは自分の容姿にすごくコンプレックスを抱いている。

正直お顔も良くないし、背も低いし、頭もツルツルだ。

そしてそのコンプレックスからか、話がもんのすごく面白くない。

それを(多分)自覚しているHさんにとって、麻美さんは『天使』みたいに見えるんだろう。

 

でも。

私はあえてそれを崩してみたいと思っていた。

『麻美さんより私の方がすごい!』『“寝なくても”こちらに引っ張ることができた私はすごい!』という証明が欲しかったのだ。

 

「麻美さんを裏切れないって…。Hさん今私を内緒で食事に連れてきてるのは裏切ってることにならないんですかぁ?」

 

私はわざと意地悪そうに言う。

 

「うーん…そやな…ゆきえちゃんのいうとおりやなぁ…。」

 

本気で困るHさん。

なんだかちょっと可愛い。

 

「あはははは!Hさん可愛い!本気で困ってる!可愛いー!」

「ゆきえちゃん!可愛いって…どういうことや?わしが?可愛い?そんなコト言われたのは初めてやでぇ…」

 

お?

照れてらっしゃる。

いい感じ。

 

こんな会話をくりひろげ、すごく私有利な空気が流れる。

鰻のコース料理も最高に美味しい。

 

こりゃいけるな。

 

私は心の中でガッツポーズをとっていた。

 

食事が終わり『りお』の店に同伴してもらう。

Hさんと初同伴。

りおママはすごくびっくりして、そして少し心配していた。

 

「ゆきえちゃん!Hさんと同伴なんてすごいやんか!でもなぁ…麻美は知ってるんか?

「いえ。Hさんが内緒にしてるみたいです。」

「それのがええわ。麻美が知ったらどうなるかわからんよ~。」

 

え?

麻美さんが知ったらどうなるかわからない?

そんなにすごいの?

麻美さんのヤキモチって。

 

うわ~…

恐い…

 

けど…

 

どうなるか知りたいっ!!

 

私の好奇心に火がついてしまった。

今すぐにでも麻美さんに知らせたい!

ヤキモチ焼いてるところを見たい!

 

私は上機嫌のHさんにおねだりを始めた。

 

「Hさーん!あのね、お願いがあるんやけどぉ…」

 

ちょっと甘えてみる。

 

「おぉ?なんや?ゆきえちゃんのお願いは聞かなあかんやろ~」

 

いい返事。合格。

 

「あのね。Hさんはどうせこれから麻美さんのお店に行くんでしょ?

行っちゃうんでしょ?」

 

ちょっとスネながら甘えてみる。

 

「お?おぉ…まぁ…そうやなぁ…。嫌か?」

 

よし。これも合格。

 

「ううん。嫌ちゃうで。Hさん行かなきゃやもんな。でもな…

私に送らせてほしいねん。あかん?」

 

私が麻美さんのいるお店にHさんを送り届ける。

これはもう宣戦布告だ。

そして今日同伴したことも一気にバレる。

 

「えぇ?…うーん…送りたいんか?麻美の店に?」

 

Hさんがまたもんのすごく困っている。

でも私は引かない。

 

「そう!送りたいの!Hさんとまだ一緒にいたいし、麻美さんにも会いたいし。

今日Hさんがお食事に連れて行ってくれたこと報告しなきゃやし!麻美さんはお姉さんみたいなもんやろ?麻美さんともっとお話ししたいんやもん!な?ええやろ?お願いぃ~」

 

どうだ!

渾身の甘えっぷりだぞ!

 

「うーん…そやな…じゃ…ゆきえちゃんに送ってもらうか…」

 

やったーーー!

 

「わー!嬉しい!麻美さんのお店、行ってみたかったんやー!ありがとうHさん!行こう行こう!」

 

りおママが心配している。

でも『大丈夫ですよ!』と言いながら送っていくことの許可をもらう。

 

まだ困っているHさんをなだめながら麻美さんのお店に向かう。

 

麻美さんはどんな顔をして、どんな態度をとるんだろう?

りおママが心配するようなヤキモチの焼きかたってどんなだろう?

もしかして私にひどい言葉を投げかけてきたりするんだろうか?

 

わあ!

ワクワクする!

 

私はなんて性格の悪い女なのだろう。

わざとこんなことをけしかけるなんて。

けしかけてワクワクしてるなんて。

でも止められない。

 

さあ!

この勝負どうなる?

勝てるのか?

 

つーづーくー

 

 

藤山亮一さんのコトと藤山空先生のコトと今の私のコトと人を好きになるというコト。

 

今、私のダンナさんである藤山亮一さんがアジア一人旅に行っている。

日程も決めず、どこに行くかも具体的には決めず、そして“目的”もなく。

 

今はマレーシアのペナン島にいるようだ。

 

 

 

昨日18時頃、バスとフェリー乗り継いでペナン島に着きました。 

そろそろ東南アジアの雰囲気に飽きるのかなぁ〜、

と思い始めた。が、

最高

飽きるどころか
ドンドンハマります!歩きまくりです!
ワクワクまくりです!!

町が活きてる!!ご飯が活きてる!!
その日その日を活きてる!!

 
 
↑これ、藤山亮一さんが先程フェイスブックであげていた言葉。
 
素晴らしい。
 
ものすごく“生きてる”“活きてる”んだ。
すごく伝わってくる。
 
数日前のLineではこんなことを言っていた。
 
 
なんか旅をしていると色んな思考が湧いてきて、1日のうちでも落ちたり楽しくなったり…
帰りたいけど簡単に帰れないような…
 
今マラッカで丘の上から夕陽を眺めてるよ。
 
マラッカは夕陽が有名で。たぶん。
確か沢木耕太郎がマラッカの夕陽で泣いたような気が。
 
引き続き沈み待ちしてみる

 

 

なんだか切ないね。

1人旅ってそういうところあるもんね。

でもその切なさがなんともいいよね。

 

何度もこのブログで書いてるから“うるせーよ!”と思うかもしれませんが笑

私は藤山亮一さんのコトが大好きだ。

 

きっと永遠の片思いなんじゃないかと思うくらい好きだ。

 

『結婚』というカタチをとって私の『ダンナさん』になったけど、『私の夫』という目で見たことは多分一度も、ない。

 

『ダンナさん』になっても『子供(そらさん)のお父さん』になっても

藤山亮一さんは藤山亮一さんだ。

 

当たり前のように聞こえるかもしれないけど、これって結構重要なことだと思う。

 

『もう結婚して家庭も持ったんだから~』

『もう子供のお父さんお母さんになったんだから~』

『もういい歳なんだから~』

 

結婚して、しかも子供を持つと、途端にいろいろ制限がかかる。いや、かかる“気が”する。

 

私たちはその見えない制限、いつの間にか作っていた“ワク”にまず気付き、そして外していくという作業を結婚してからずっと夫婦でやり続けている。

まだまだその作業の途中だ。

 

特に私は“ねばならない”や“こうあるべきだ”がとても多い女だった。

 

自叙伝を読んで頂けるとわかると思いますが、とてもめちゃくちゃな過去で、常識なんかしらねーし!みたいな日々を送っていたにもかかわらず、“結婚”や“夫婦”や“母親”なんつー言葉にすっかりやられてしまっていたのだ。

 

『結婚して嫁になったんだから、家事をちゃんと“やらねば”』

『子供を産んで母親になったんだから真面目に育児を“やるべきだ”』

 

なんつって。

 

できるわけねーっつの。

 

しかも“ちゃんと”てなによ。

“真面目”ってなんだよなー。

 

まー辛かったわ。

 

そんな時、藤山亮一さんはいつも冷静に見ててくれて、冷静に話を聞いてくれた。

“嫁”としてではなく“ママ”としてではなく『ゆっきぃ』として。

 

そして亮一さんはいつもこう言っていた。

 

『俺は俺だよ。変わらないもん。』

 

そりゃそーだ。

 

そしてこんなことも言っていた。今も言っている。

 

『そらのコトも大事だし、ゆっきぃのコトも大事だけど、俺は俺が一番大切だよ。』

 

これ。

この言葉。

すごくいいと思うんだよね。

 

『ゆっきぃも一番自分を大切にした方がいいよ。それが俺の幸せだし、そらも幸せだと思うよ。』

 

私は“自分を大切にする”がとことん苦手な女だったので、この言葉を言われてもなかなか腑に落ちなかった。

たぶんいまでも落ちきっていない。たぶん。

何度も何度も夫婦でそんな話しをして、そして今。

私は“自分が一番大切だ”と少し思えるようになっている。

 

藤山亮一さんは一人旅に出て、私は文章を綴っている。

 

なんだかこの時間、いいなぁとか思うわけです。

 

 

そらさん(5歳の娘)のコトを私はよく『そら先生』とよびます。

 

私にいろんなことを教えてくれるからです。

 

赤ちゃんのときからよくそうよんでました。

名づけ親は亮一さんです。

 

そら先生のお陰で私はいろんなことを『あきらめる』ことができた。

この『あきらめる』はネガティブに聞こえるかもしれなけどそうじゃなくて。

 

子供って、“こうあるべきだ”や“こうでなければならない”の思いが通用しないんですね。

全くもって思い通りにならない。

 

もう『あきらめる』しかない。

手放すしかない。

開き直るしかない。

 

『もー!できないもんはできん!どーせ私はだらしない女だよ!すいませんねー!すいませんねーだ!』

 

って…

 

ん?

 

あれ?

 

気付いたら、誰もそんなコト言ってなかった…

 

そらさんもニコニコしてる。

亮一さんなんて気付いてもいない。笑

 

そんなコトが何度もあった。

 

『そらはゆっきぃにとことん“あきらめる”を教えに来てくれたんだねぇ( ̄ー ̄)ニヤリ』

 

亮一さんの言葉。

 

そのとおり。

 

そんなそら先生。

5歳の今はとーーってもおしゃべり。

そしてとーーーっても良い子。(←親ばか)

 

そら先生が先日こんなコトを言った。

 

「ねぇママ。親は子供が一番大切ってほんと?そうなの?」

 

うーん…

私は少し考える。

 

「なんで?誰がそんなコト言ってたの?」

「しまじろうのテレビで言ってたよ。親は子供以外に大切なものなんかないって。」

 

ほほー…

これは洗脳だぞ。しまじろう洗脳だ。

こりゃまずい。

 

「うーんとさ…子供も大切だけど、一番大切なのは“自分”なんじゃないかなぁ。

そら先生は何が一番大切なの?」

「うーんと…ママもパパもお友達も大切だよ。」

「え?じゃあ自分は?」

「うーんと…大切!自分のこと大切!」

「わーよかった。パパもママも自分のこと大切ー!そらちゃんのコトも大切ー!」

「わーいわーい!」

 

って…笑

どこまで伝わったかわかりませんが、そんなやりとりをしている日常です。

 

私はそらさんのコトを“育てている”という意識がありません。

“育てられて”います。

でも、たまに“母親”の立場を利用して、そらさんをコントロールしようとしてしまう時があります。

それを私は『大人の理不尽な特権』とよんでいます。

 

「ママはこれから『大人の理不尽な特権』を使います!」

 

と宣言したりすることもあります。笑

 

無意識のうちに『理不尽な特権』を適用してしまうときがあるのですが、それに気づいた時点でなるべくすみやかに謝るようにしています。

 

「ごめん。そら先生。ママは自分の都合を優先してしまいました。すいません。」

 

てな感じ。

 

そら先生は朝の支度がすんごく遅い。

『早くしろー!』と言わなきゃたぶんすぐ夕方になってしまうくらいのんびり屋さんだ。

 

だから『早く!早くー!』と何度も言う。

言いたくないけど。

 

でもこれも“私の都合”だ。

 

なのでなるべくこう言うようにしている。なるべく。

 

「ママが早くしてほしいのでご協力お願いしまーす!」

 

こう言うのは、それの方が私にとって心地いいから。

 

そら先生はとっても甘えん坊のところもあるけど、とっても独立している。

 

もうすっかり一人の立派な人間だ。

 

藤山亮一さんを『私の夫』としてみたことがないように、私はそら先生を『“私!の!”娘』だと

思ったことは『あんまり』ない。

 

対等。

 

子供だからまだ出来ないこともある。

だからそこのお手伝いをさせて頂いてるだけで、もうすっかり、というか、産まれたときから対等。

 

それをすごく感じる。

そしてそうありたい。

 

 

私は大好きな人がたくさんいる。

 

藤山亮一さん大好き。

そら先生大好き。

 

大好きなお友達もいるし、坂爪さんも大好きだし。

 

 

で、『大好き』って一体どういうことなんだろう?ってさっき考えてたんだ。

 

大好きだから、その相手にも私のことを『一番大好き』って思ってもらいたいって思っちゃう。

その感情はある。

 

でもその大好きな相手に『私のコトを一番大好きって思って!』とは絶対に言えない。

大好きな人の感情をコントロールしようとする、強要する、なんて…

 

想像するだけで泣けてくる。

 

あー…

そうかぁ…

 

『大好き』って、ほんとにその人が“存在”してくれてるだけでいいやって思えることなんだ。

できれば“幸せそうに存在”してくれてるともっといい。

 

そこにたとえ“私”が介入してなくても。

 

へー…

そっか…

 

なんかやっとわかった気がする。

 

藤山亮一さんがマレーシアで楽しそうにしている。

そら先生が幼稚園で楽しそうにしている。

 

よかった。

 

あーよかった。

 

私は私を大切にしよう。

もっともっと『よかった!』と言えるように。

 

 

 

なんだか思ったことをツラツラと書いてしまいました。

 

読んでくださってありがとうございます!

 

読んでくださってー

 

よかった♡

 

また自叙伝も書きます!

すぐに!

 

よかったら読んでくださいね。

私のコト63

みなさんおはようございます!

 

未だメンタル浮き沈み中のゆっきぃでございます!

 

先日坂爪さんがいらしてくださった前日には急浮上を果たしたはずだったのに。

スッキリさわやかだったはずなのに。

 

やっぱり春は乱れます。

 

そして『星』や『月』の動きを読む方たちが口を揃えておしゃってます。

『今回の新月から満月にかけて、急激なデトックスが行われる』と。

『今回の感情のデトックスはかなりきつい』と。

 

昨日は満月。

 

私は今回の新月あたりからざわざわとし始めのです。

 

いや~

 

しんどいっす。

 

正直しんどいっすよ。

 

まだ終わらんねーのかよっ!ときついツッコミを入れてしまうほどきついっす。

 

でも書くもんね。

 

自叙伝書いちゃうもんね。

 

ふんっ!

 

 

あ!

このページからお読みくださってる貴方!貴女!

ご訪問ありがとうございます!

自叙伝書いてたりします。

もしよかったら第一回目からどうぞ♡

少しでも『なんじゃこいつ!おもろいなぁ』と思っていただけたら本望です。

私のコト① - 藤山家においでよ

 

さー

つづきだー

 

高知旅行の件がバレてしまい平手でなぐられ、もう終わりかと思っていたが

Tさんとなんとなく仲直りをした小娘ゆっきぃ。

 

またもとどおりの生活がはじまっていた。

 

Tさんは私を許した。

でも見事に後遺症を残していた。

 

Kさんが私に買ってくれた高知土産が宅急便で部屋に届くと

あからさまに嫌~な顔をした。

 

それはわかる。

そうだろう。

 

でも特に何も言わずにいた。

 

その夜、『お休みぃ~』と言いながら二人でお布団に入る。

 

しばらくするとゴソゴソとTさんが動く音。

 

『ふぅーー!!』

 

かなり大きなため息。

 

またゴソゴソ。

 

『はぁーーーー!!』

 

また大きなため息。

 

どした?Tさんどした?

と思いながらも私はしらんぷりをした。

 

すると

 

ガバッ!!

 

急に起き出し、ドンドンッ!と足音をたててキッチンの方へむかう。

 

どした?急にどした?

 

お布団の中で様子を伺うと、高知土産の入っている段ボールを開ける音が聞こえてきた。

 

ガサガサッ!と何かを取り出し、玄関のドアを開く。

 

バタンッ!

 

ドアを閉めてまたドンドンッ!と足音を立ててお布団に戻った。

 

『ふぅ…』

 

私に何も声をかけず、もう一つため息をついて眠りについた。

 

なななななんだ?!

今のは一体なんだったんだ?!

 

私はTさんの謎の行動に恐れを抱いた。

でも確認するのも怖かったのでそのまま私も眠りについた。

 

次の日。

 

起きるとTさんはもう出かけていた。

 

昨日の謎の行動を確認するべく、高知土産の入った段ボールを開けた。

 

あ…

そうだったんだ…

 

高知でKさんが買ってくれた『土佐犬』のぬいぐるみが、ない。

私は『いらない』といったのにKさんはふざけて買ってくれたのだ。

 

きっとTさんは寝ようと思ったのモヤモヤして眠れなかったんだろう。

そのモヤモヤのぶつけ先がそのぬいぐるみだったんだと思う。

 

夜中に玄関をあけて、土佐犬のぬいぐるみを外にぶん投げる。

50代のいいおっさんがだ。

 

こわっ!!

 

そしてやっぱり

 

ウケる。

 

私はあえてそのエピソードを本人に確認するのをやめた。

 

そんなTさんは数日後すぐに行動をおこした。

 

引っ越し先を決めてきたのだ。

 

そして引っ越しの日程も決めてきていた。

 

「ゆきえさーん!ゆきえさんは何にもしなくていいからねー!引っ越しの荷物詰めるのも、運ぶのも俺が手配してやっておくからね。ゆきえさんがお仕事行ってる間に全部おわるからー。〇日に引っ越しするからね♡」

 

へー…

そうですか…

 

私はTさんの言われるままに引っ越すことになりそうだ。

 

「引っ越しが終わったらクラブRのママを紹介するからね♡」

 

そうだ。

クラブに勤められるかもしれないんだ。

 

 

そんなある日。

 

HさんからTELがあった。

 

Hさんって覚えてますか?

この方です。↓

私のコト51 - 藤山家においでよ

 

「ゆきえちゃん、今夜食事でもどうや?」

 

Hさんから初めての食事のお誘い。

やった!!

 

Hさんには定期的にTELを入れていた。

麻美さんに対しての敵対心。

そして枕営業ナシでどれだけこちらに引っ張れるかの実験を試みていた。

 

私の作戦。

1、Hさんを気にかけていることを伝える。

2、こちらから『お食事連れて行ってくださいよー』の言葉は言わないように心がける。(ただの同伴目的だと思われないようにするため)

3、麻美さんへのヤキモチを“少しだけ”言う。

4、お店の相談ごと(全然たいしたことないこと)を持ちかけて、

『Hさんにしか言えない』と言う。

 

まあホステスとしては至極当然のことしかしてませんが。

これをちょっとずつ続けてたんです。

 

お店には来てくれていた。

もちろん麻美さんと同伴してお店に行ったあと。

 

これには毎回『ちっくしょー!』と思っていたのが事実。

 

それが!

やっと!やっと!

同伴のお誘いがあったのだ。

 

「え?お食事に誘ってくれるんですか?ほんとに?嬉しいです!」

 

ほんとに嬉しかった。

でもそれはHさんと食事ができるからでは、ない。

ただちょっとだけ“勝利”が見えてきたからだ。

 

「おう。麻美ちゃんには内緒やけどなぁ。ええか?」

 

内緒か…

まぁいいか。

 

「いいですよー!ほんとに嬉しい!!」

 

 

Hさんの行きつけのうなぎ屋さんで待ち合わせることになった。

いつも麻美さんと行ってるところらしい。

よし。

とりあえず同じステージに立てるな。

 

さてと。

どうやったらこちらに引っ張れるか。

もちろん“寝る”のはナシで。

 

Hさんがこちらに少し気があるのは事実だ。

うまくいけばクラブに勤めた時にも来てくれるかもしれない。

 

さて、どうしよう。

どんな会話が繰り広げられ、どんな時間がながれるのか。

そしてHさんがどうでるか?

 

私はいつのまにかワクワクしていた。

 

いざ!

勝負!!

 

そう小さく呟きながら部屋を出た。

 

さてさて。

 

Hさんをこちらに引っ張ることができるか?!

 

つーづーくー